1月5日の夜は十二夜The twelfth night)。

シェイクスピアの喜劇「十二夜」は、初演されたのがこの夜(1月5日)だったからだそうで、ストーリーが十二夜にからんでいるわけではありません。 クリスマスの喧騒が終わり、まだまだ暗くて寒い冬の夜に、思いきり笑えるコメディーを、、という事だったのでしょうか、、?

この十二夜をもって、クリスマスシーズンは終わりを告げます。
この夜を過ぎてもクリスマスの飾りを残しておくのは、その1年に不幸が起きるといわれ、4日と5日はどこでもクリスマスデコレーションの片付けです。
6日の朝には、街のそこここに、枯れかけたもみの木が無造作に捨てられていて、街のイルミネーションも配線の片付けが始まります。

で、1月のイギリスは何と行ってもSALE!

夏と冬の年2回の大きなセール。冬のセールでは、クリスマスの買い物の時に既に目をつけておいた商品をゲットしようと、みんな目の色を変えてまたしてもショッピングに走り回ります。
でもね、本当に先週まで定価で売っていた商品が50%オフとか最後には70%オフとかになるので、見逃せません。(セール用に安物のワゴン商品を別に仕入れるというのは違法で、このあたりはかなりちゃんとしてます)

日本人としても小柄な私は、イギリスでお洋服を買うのは、結構大変です。サイズが中途半端で、最近はPetiteを多く揃えているお店もあるけれど、ウエストや袖丈は微妙に合わない・・・・・
いつも日本に行くと、下着や服を買ってくるのだけれど、毎日の通勤用の服とかは、それだけじゃ足りません。(日本は高いし!!)

いつも利用する、家から30メートルの所にあるドライクリーニング屋さん。いかにもローカルな個人経営の店で、インド系の家族がやっているのですが、秋に持って行った時、「寸法直しを始めたから、何でも持ってきてね」というので、「おお、これは便利かも!」と思っていました。

我家のある街は、一昨年の初めからショッピングセンターの増設工事が行われ、街の中心部が大工事現場になっていたのですが、このクリスマス直前から、ついに新しいショッピングセンターがオープンしたばかり。 お店も増えて、1時間かけてWest Endまで行かなくてもほとんど用が足りるようになったのです。

当然出かけて行きました。 仕事用に着られる組み合わせでトップやスカートを数品と、探していたアンクルブーツ。トップはPetiteのサイズなら、大抵はOKですが、やっぱりスカートはちょっと大きい。ただ大きいだけじゃなくて、ウェストとヒップのラインが合わなかったり。

そこで、持っていきました。クリーニング屋さんに。
その場で着て寸法を計ったわけじゃなく、口で「ウェストを3インチ詰めて、後は自然に流して、、、」と言っただけだったので、上手く伝わったかどうかちょっと心配だったのだけど、今日受け取ってきたら、、、なんと完璧!!

もう、ぴったり! 嘘みたい、、、 まさに、Dreams come true です!

う〜ん、もっといっぱい買いたくなってきちゃった・・・・危ないなあ・・・ お気に入りのメーカーのサイズは把握してるから、(けっこうメーカーによってサイズ表示が同じでも寸法が違う)あとはちょっと直してもらえば便利この上なしです!

なんだか希望が見えてきた。 新年早々嬉しいな! 今までは、Saleだからって躍起になって買い物をする事なんてあまりしなかったけど、新しくなったショッピングセンターとローカルお直しの組み合わせは、とても危険な未来を予感させる・・・? 
うん、ちゃんと気持ちとお財布はひき締めていこうっと!


追記・・・・・
そういえば、「瑠璃の島」のSPはどんなだったんだろう・・・?


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