ここ半年の間に観た映画で、本当に苦しい程爆笑したのが「Borat」だ。正式なタイトルは「Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan 」という。ようやく公開が決まった日本での題名は「ボラット: 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」となったようだ。 HPはこちら

この映画を観てすぐにブログに書こうかとも思ったのだけれど、その後「日本での公開は未定」となっていたので、「う〜〜ん、、、この笑いは日本ではムリかなあ〜〜・・・」と思っていたら、5月26日に公開という事で、いよいよか、、!という感じ。 

でもやっぱりかなりカットするシーンがあるだろうなあ〜・・・こっちで出たDVDにも、映画に入れなかったカットシーンが沢山入っていて、やっぱり内容としてかなりヤバかったけど、日本では内容とは関係なく、例えば全裸体をスクリーンには映せないし、もっと具体的に切る場面が増えるはず・・・ あの、たまらないおかしさを、訳された字幕でどこまで再現できるか、映倫の指定はどうなるのか?配給会社は頭をひねった事だろう。

でも、、、笑えます!!笑える人には、、!

何故ここで笑える人と限定されるかというと、実際世界各国で上映された際には、絶賛と同じ位批判も訴訟騒ぎも起きたのだから・・・

ストーリーはいたってシンプル。カザフスタン国営放送のジャーナリスト、Borat=ボラットが、アメリカを訪れるというもの。 普通の人がほとんど知らないカザフスタンを出してきた所がすごい。 実際のカザフスタンでの暮らしがどんなものかは別にして、言語や文化、さらに習慣と常識の信じ難いくらいの違いをモーレツに皮肉って笑いにしてるのだ。

ボラットは、祖国カザフスタンでは考えられないような体験をしながら、ひたすらあこがれのパメラ・アンダーソン(Bay watchというアメリカTVドラマに出ているセクシー・ダイナマイトな美女)を妻にするべくアメリカ大陸横断の旅を続ける・・・

エピソードの取り入れと脚本が絶妙だ。 始めは「カザフスタン人って、こんな馬鹿??」と笑っていると、途中から実はモーレツに皮肉られているのはアメリカの方だと気付く仕掛け。 それでいてBorat自身のキャラクターはあくまでも真面目で一途なのだ。彼の怪し気な英語のアクセントは、映画を観終わってからウツリそうだった。

ただ、受け入れられない人も多いかもしれない。特に日本では・・・ 主演のサーシャ・バロン・コーエンはイギリスのコメディアンで、自身はユダヤ系なのだけれど、この映画の中でユダヤ人はボラットの天敵として馬鹿にされている。 イギリスでのユーモアは、「自分自身の弱点を馬鹿にして笑ってしまう」という傾向があり、この手のコメディーはかなり多い。

例えば、目の見えない人がいたずらっ子のたてる音につられて行って沼に落ちてしまう、、、とうようなジョークでゲラゲラ笑う。何て事を!!」と口を押さえて息を飲んでしまう日本人は多いだろう。 以前、「Mr Bean」が日本でも公開された際、「笑えない」という声も結構上がったと聞いた。だからこの映画を観て大笑いした後、「日本でもやって欲しいけど、公開されるかな??」と危惧していた。

でも思うのは、最近は日本人だって随分変わってきてるんだっていう事。世界各国が笑ったのなら、日本でもきっと笑いの渦が起こる。(・∀・)そして非難と糾弾も・・! とりあえず観に行ってみる事をお薦めします。

あなたは爆笑するか? 青ざめて不愉快になるか?

大人が笑える映画です。とにかくBoratは愛すべきキャラです。彼のひた向きさに免じて無礼は許してやってください。公開は26日からだそう お薦めです! 映画の詳細はこちら

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