見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

タグ:フィギュアスケート


冬にはまたコロナウィルスが振り返してくるだろうとは思ったけれど、やっぱりこの1ヶ月で事情がどんどん変わっている。季節的に普段でもインフルエンザが流行り出す時期だし、もう半年以上にもなる自粛続きの生活に人々が疲れてきたのと同時に意識が甘くなるのも手伝って、感染・入院者が日に日に急増している。

やっと始まると思ったフィギュアのGPSもカナダとフランスは中止が決定した。無観客でも制限付きでも良いから、、と願ってはいたけれど、やっぱり現実を見ると難しいね。むしろアメリカとロシアが平然と開催されるのが不気味だ。 実際の感染状況を見て、とりあえずなんとかなりそうなのは日本くらいだ。よかったね、少しでも試合勘を維持できる状況があるのは有り難い。私が個人的に楽しみにしていたカナダとフランスのGPが なくなったのはほんとに残念。

スケートアメリカの観客パネルがなんか良くて、他もああすれば雰囲気出るかも。さすがのネイサン!正確さと美しいエッジ捌きに磨きがかかってる。ヴィンセントもなんか大人っぽくなって、スタイルが良いので綺麗になった。そして私の好きなキーガン、彼のスケートにはなんていうのかな、人柄が出るっていえばいいのか、、、もちろんどんな競技でも戦い方には人柄が出るものだけれど、彼のスケートはあったかいな、といつも思う。そしてフリーでのあのハイドロブレード!カナダ大会が中止になってしまった中、カナダ人でスケートアメリカに出場したキーガンは、同胞たちへのメッセージも彼の人柄がでていて人として好きだなあ〜。樋渡くんが4位になったのも素晴らしいね。

ロシアもフランスももちろん予想できた事だから覚悟はあったと思うけれど、次へモチベーションを切り替えるのは大変だ。選手もだけれど、ステファンがまた泣いてるんじゃないだろうか。開催される大会と中止の大会があるのはなんだか可哀想な気がする。これでどうやってグランプリファイナルの出場者を決められるのか、、、(できるかどうかも判らないけれど)

シャンペリー組+梨花ちゃんは来週のローザンヌでのTorophee Romand という大会に出るようだ。ローカル大会でもいい、とにかく演技を披露してジャッジしてもらう場が必要だ。ああ、それでOjigamingの来週の金曜配信は来られないって言ってたのね。みんな頑張れ!!

ロシア大会での選手たちといい、本当に今年の皆んなの演技がみたいよ。どこかのサイトで全選手の通し演技(衣装もつけて)をヴィデオ撮影して一斉公開とかないかしらね。少なくともみんなのプログラムをちゃんと見たいと思う。オンラインライヴストリームとかでできないものか、、、?

そんなフィギュアをよそに遅れがあった分、毎週のように行われているF1。先週のレースでミハイル•シューマッハの持っていた最多優勝にならんだルイス•ハミルトンが、今日とうとう歴代最多優勝を果たした。塗り替えられた記録は92勝。20歳の時からずっと注目されてきた彼ももう34歳だ。まだ引退は考えていないだろうし、次は100勝を目指すかな。もしかしたら来年には達成するかもしれない。本当に凄いことだ。先週、最多記録のタイになった時に、シューマッハ氏の息子(彼もレースドライバーだ)からミハイルのヘルメットを手渡された。記録は作られ、塗り替えられていく、、、

今日のポルトガルのレースは、コースが短くて「にわか開催」の感じもしたけれど、テレビ中継で見るとすごく見易くて面白いコースだった。短いからあちこちで競り合いが起こるし、上下、カーヴが多いので、カメラに収まる絵が良い。坂の向こうに消えたと思ったらカーヴに出て、逆に正面の坂から降りてくるマシンの絵がカッコ良いのだ。残りは来週のイタリアと、残りの4戦はトルコと中東に移る。まあ優勝はルイスとメルセデスで決まった感じだけれど、無事に行われればよいかな、中東エリアのコロナ事情はあまり聞かないけれど実際はどうなんだろう?

今日から夏時間が終わって一時間戻った。朝起きた時に真っ暗なのが少しましになるけれど、その分夕方が早く暗くなってしまう。そういえば、EU諸国は来年から夏時間・冬時間の切り替えを無くす事になったんだっけ。イギリスはもう抜けてるからこのまま続行するのかな、、EU加盟国は来年の夏以降、冬時間にもどすか、そのまま夏時間を定時とするか各国が決めることになるのだそう。でもなんだか変だ。例えばフランスが夏時間を選択してイタリアが冬時間を選択したら、時期によってはイギリスから見てイタリアは同じ時刻なのに隣のフランスが一時間早い、ということになる。これって混乱しないか?
昌磨君たちのいるスイスなんて、周りをフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、おまけにリヒテンシュタインにも囲まれている。周りが違う時間帯を選んだらすごく混乱しそう。

今年はハロウィンやガイ•フォークスも規制されるだろうし、楽しみが無くなってほんとに暗〜〜い冬になりそうだ。それでもクリスマスには家族が集まれるようにしたいとボリス首相は言っているのだが、どうなることやら、、、これでクリスマスに家族が会えないなんて事になったら人々の意識も変わってしまうかも。ブラジルなんて暴動になってるものね、、、でもあれもちょっと知識レベルが低すぎるとも言えるけれど、、、

そろそろ劇場に行きたい!!そういえば3月から髪も切ってなくてもうヒドイ有様だ。そろそろ予約入れようかな。またロックダウンにならないうちに。


 


やっとフィギュアのJapan Openを観た。いつもなら各国からのトップ選手が集まってそれでいてちょっとお祭りのような雰囲気でシーズン開幕を楽しむのだが、今年は日本選手のみで行われた。それでもベテランからジュニアの選手まで取り混ぜたメンバーで、こんな機会はもうないだろう。

そして何といっても特筆すべきはテレビ東京放送での町田樹氏の解説だ。これは面白かった!
私はネットで日本で放送されたフィギュア番組を見ることができるようになってからも、あえて日本版は見ないようにしていた。くだらないポエムのような要らない語りが多く、演技の内容を解説するというのが殆ど無いからだ、。去年までは、こちらのユーロスポーツがほぼすべての主要大会をノーカットで放映していたので、日本で放送された物はあえて見なかった。

町田さんの解説は本当にどの選手にも応援目線で、「先輩が後輩の肩を押してやる」ような暖かさに溢れていた。自身が現役スケーターだったのも最近なので、やっぱり先輩として見てしまうのだろう。
転んでも、「一回くらいは大丈夫」コンビネーションにならなくても「いいですよ」手をついても「これだけ耐えればまだまだ挽回できます」と、それはそれはポジティブで、聴いていて楽しくなってくる。今回は作シーズンの技術的なデータも照らし合わせて、「このジャンプは昨年は40%の成功率でした」とか「70%でレベル4でした」と各選手のデータを解説してから技を見るので、その選手の成長ぶり、不安定ぶりが見ていて判り易い。一人一人の選手の持ち味を分析した上で紹介してくれるので、演技の一つ一つを楽しみながら観ることができた。

もうこれからのフィギュア解説は全部彼にお願いしたいくらいだわ。解らずに見ている人にとっては「降りたか転んだか」しか見えないジャンプも、それがどんなに難しいものか、あるいは得意な技でも一瞬で失敗してしまうのだというフィギュアスケートというスポーツをまさに「解説」してくれている。なんといっても大袈裟でなく、心からポジティヴに応援する解説は本当に気持ちが良い。楽しく見られた。

JOはフリープログラムだけでの競演なので、カーニバルオンアイスのほうでは皆ショートプログラムを披露してくれた。そんな中で楽しかったのが樋口新葉さんのガラ用のプログラムだ。「これをどうしても滑りたい」とギリギリになって作ったプログラムだそうだけれど、昨シーズンからの彼女はまた新しい波に乗ってる気がするので、今シーズンも「来る」かも。ポエタは素晴らしいプログラムだし、トリプルアクセルが入るようになったら大きな飛躍だ。

昨シーズンはちょっと沈んだ山下真湖ちゃんも、今年は4サルコウに挑戦している。彼女もダイナミックなジャンプを飛ぶから、安定してきたら大きく前進できる。前にも書いたけれど私は樋口コーチの振り付けが好きなので、真湖ちゃんに是非頑張ってもらいたい。

JOとは別に始まっている地区大会もネットでいろんな演技を見つけることができた。嬉しかった三原舞選手。それにしても、、、細い!!痛々しいくらいに痩せてしまって、、、それでもスケートは結構しっかり戻ってきているし、ジャンプも不安定な感じはしなかった。相変わらずの優しい演技で、もう少し体力が戻ってくればまた素敵なスケートが見られる。本郷理華さんも見事な復帰で、またこの二人も全日本に戻ってくるのが楽しみだ。女子はますます混戦になるね〜〜

それにしても、日本の帰国後の自粛期間は今だに解けていない。どうしても海外から帰国する選手は全日本に合わせるのが難しいね。カナダの宮原さんやりく•龍ペアはGPの後時間があるけれど、フランス大会に出る3人は直行で日本に向かっても2週間隔離されたら調整に3週間しかないよ、、、、
まあ、やっぱり政府としてはどうしても来年の東京オリンピックはやりたいだろうから、なんだかんだで少しずつ自粛規制は解かれていくとは思うけれど、いつ誰を対象に、が気になる。

GPSに出る人たちも、せめてその前に一度くらいは無観客試合を経験しておきたいだろう。だっていつもと全然空気が違うだろうし、それでいて試合の緊張感で良い演技をする練習も必要だ。こうなると、むしろシード選手で海外にいる昌磨君や梨花ちゃんは、GPがぶっつけ本番になってしまうのかな、、、ステファンのことだからそれも見越して、毎日「真剣ランスルー」をやらせているのだろうか。うん、きっと対策はとってくれているはずだ、大丈夫。コーチ陣を信頼して思い切り自分のスケートを仕上げて欲しい。

日本人女子選手でトリプルアクセルや4回転を入れてくる人が出てくると、本当に熾烈な戦いになるね〜〜。ロシアの小娘達のジャンプとは違うダイナミックで重量感のある3アクセルや4回転を期待してます。男子も鍵山くんなんて本当にシニアデビューできっとトップの仲間入りをするよ。それこそ5年前の宇野昌磨だね。佐藤君も負けてないだろうし、山本草太、田中刑事、友野一樹選手あたりも4回転が安定してくると、トップ争いはますます混戦してくる。追われると弱い昌磨君も大変だし、気になっているのが羽生選手だ。

ずっとGPSにも出ないまま、ぶっつけで全日本に来るのだろうか、、?それまでにコロナの状況が悪化していたら、彼はどうするのだろう、、、?モチベーションは続くのか、、そんな中でどんどんトップ争いに食い込んでくる後輩達を目の当たりにして、それでも彼は来年までやるのだろうか、、、???羽生結弦の大きな決断が近いような気がしてちょっと気になる。もう一度、目を見張るような完璧なまでに神々しい演技は見られるのだろうか、、??

これからはコロナだけじゃなくて普通に風邪やインフルエンザが流行る時期だ。そういえばこの国は今年いっぱいでBrexitに決着をつけなくちゃいけないのに、そっちのほうの動きはどうなってるんだ??私は次はいつ日本に行かれるんだ、、?少なくとも自粛期間が解けるまでは行かれないよ〜〜
これからの季節同様、先は暗いなあ〜〜〜
 


なかなか出なかったGPSのアサインメントがようやく発表になった。まあ、おおよそは判っていたけれど、あまりにも発表が遅れたので「まさかここへきて中止の声出てるのか、、、?」と懸念していたので、ほっとした。もちろん今でもCovic 19はまた広がりつつある状況なので、油断できないけれど。

ほぼ国内大会のロシア、中国、日本大会に対して結構面白いエントリーのアメリカ、カナダ、フランス大会。 アメリカ大会にはメッシング、ブレジナ、ビチェンコのベテラン選手が揃い、そこに世界チャンピオンのネイサン、そしてビンセントや樋渡くん、大注目のゴゴレフ選手も。これは面白い顔ぶれと言える。
女子ではグレーシー・ゴールド選手が出てるのが嬉しい。去年まではまだ完全復帰の感じがしなくてちょっと痛々しかったけれど、元気になっているのだろうか。

カナダ大会にはオーサーコーチの所からジェイソンとジュンファン、ゆかりのあるナム君、日本の宮原選手も出る。彼女は3月以降のコロナ自粛期間中もずっと日本に戻らずにいたから、全日本の地区予選も免除されていたので納得。そしてカナダ拠点のりく・龍ペアも一緒だ。

フランス杯が一番ヨーロッパらしい。イタリアのダニエル•グラスル、マッテオ•リッツオ、フランスのケヴィン•エイモズ、もちろんメイテ選手にアイスダンスのパパ・シゼ組、ステファンチームからスイスチャンピオンのアレクシア・パガニーニ、そしてデニス、高志郎君、昌磨君、スウェーデンのマヨロフ選手、、ときて、あれ?ドイツのポール・フェンツ君は、、?女子のほうにはドイツのニコール・ショット選手が入ってるのに、、、そしてちょっと意外だったのが紀平梨花選手だ。夏からスイスでステファン組と一緒に練習してるようだったけれど、滞在期間を考えると10月には日本に戻ってNHKに出るのかな、と思っていたので。カナダのオーサーコーチと組む事が発表されたものの、ずっと渡航規制がかかっていたし、あの話はこのまま立ち消えなのかな、、、スイスでの長期滞在許可は無いと思うので、ちょこちょこと近隣国に出たり入ったりしてギリギリ11月までスイスで調整するのだろう。だから出場していないネーベルホルン杯(ドイツ)について行ったのかな。

NHK杯にはいよいよアイスダンスで村元・高橋組がデビューする。本来ならば今季のいろんなチャレンジ大会にも出てミニマムスコアとポイントを稼ぎたかったはずだ。ちょっと予定が狂ってるかもしれないけれど、オリンピックを考えると、NHKに出る3組のうち、2人とも日本国籍なのはかな・大組だけ、、?コレトさんは国籍取得したんだろうか?結婚とはまた違うからね。早く二人の演技が見たい。これも楽しみだ!!男子も女子も、ここ数年のトップがいない中で、来年のオリンピックに向けてアピールする絶好の機会だよね。もちろん混戦なのは承知の上。三原舞選手の復帰も本当に嬉しい。

中国杯は男子が5人で女子が一人だけって、、?!全てのカテゴリーで出場人数が少ないね。ファイナルは延期か中止になるようだけれど、どうなるんだろうか。来年の東京もだけれど、北京のオリンピックだって判らないよね。

ロシアは国内大会の予選をかねた試合も続く中で、さらにGPもっていう感じだ。でも試合に出る機会があるのは今の状況では有利なのかな。それにしてもテストスケートの時の様子を見ても、コロナ対策がきちんとされているか甚だ不安だ。マスクもしていなかったり顎までずらしている状態で大声で叫んで声援を送っていたし座席だってディスタンスなんか無くて埋まってたし、、、、あな恐ロシア、、、! 

みんな、みんな頑張れ!!やっと競技会が観られるのは本当に嬉しいよ。この週末は日本でJOだ。いつもは日本でテレビで見ることが多かった(この時期に何年か続けて日本に行っていた)けれど、JOで「さあ、いよいよスケートシーズン開幕!」という気がしているので、本当に開催されてよかった。

スケートシーズンも嬉しいけれど、そろそろ劇場で芝居を観たい!!ちらほらチケットが出始めている公演もあるけれど、「観たい」ものでないと食指が動かないしね。明日はイマーシヴシアターのPunchdrunkが制作した「The Third Day-Autumn」がなんと12時間に渡ってSkyArts チャンネルで放映される。私は仕事なので録画をセットしたけれど、12時間連続録画は大丈夫だろうか、、、万が一に備えて後でどこかで観られる方法があるといいんだけどな。 このThe Third Dayは9月からSky Atlanticというチャンネルで放映されていて、こちらは連続ドラマ仕立てのようだけれど、残念ながら我が家はSky Atlanticは入らない。明日Artsのほうで放映されるーAutumnーというヴァージョンとは違うのだろうか、、、どちらも主演は同じジュード・ロウだけど。

この週末はJapan OpenとCarnival On Ice 、それにThe Third Dayと、なんだか時間が足りなそうだ。 


昨日やったステファンのワークアウト、私が普段やっていない動きがあって、それがランジ姿勢からジャンプして足を入れ替える、というやつだった。いつもは主にバックランジをするのだけれど、このランジジャンプはかなり効く。今日になって気がついたのが、お尻の筋肉痛! なるほど、あれを続けるとプリプリのお尻になるのかしら、、、!!?

ステファンのトレーニングでも、今は氷に乗れずにいるスケーター達が皆でモチベーションを保つべく頑張っていたけれど、そんな中、フィギュアスケートも来シーズンに向けてのレール改正があったようだ。
少しずつ変わるのはいつもの事で、その度に選手達は「ルールがどうなろうとそれに合わせてやっていくだけです」みたいなコメントをするのが常なのだが、今回は点数の付け方に大きな影響が出る改正で驚いた。

4回転ジャンプのうち、ループ、フリップ、ルッツの基礎点がなんと!同じになった。「へ〜!!これは思い切ったことを、、、」というのが正直な感想だ。ここを同じにしてしまうのか、、、!

ルールが変わると必ず「◯◯にとって都合がいい」とか「◯◯を勝たせないようにする為だ」とかいい加減なことを言う輩が出てくるのだが、確かにこう点数がはっきりと変わると言うのは多少の損得はあるかもしれない。でもフィギュアスケートを公平に戦うと言う意味では悪くないかもしれない。

選手にとって全部で6種類あるジャンプの全ての技術を完璧にするのは容易ではない。実際、昔からよく言われているのが、ルッツとフリップは得意、不得意が分かれるそうだ。今まではルッツが一番点が高かったので、少しでも点を取るには最終的に皆ルッツを練習するのだろうけれど、やっぱり得手、不得手があると完成度に差が出るし、無理な練習は大怪我の元にもなる。4回転ジャンプは危険な技だ。

ならば、それぞれの選手の個性で一番良いジャンプを入れた、ミスのないプログラムで勝負してください、という事だ。ループの点数が上がったのも面白い。ループは跳ぶ時に抜け易く、片足のブレードで踏み切るので脚力が要る。4回転のループを美しく跳べているのは、、羽生選手以外にいたかな?昌磨君もオリンピックまではやっていたけれど、成功例は少なかったような、、、あまりやる選手がいないループも同じ点数にして、「どんどんやってください」という事か。

離氷時の正確さも新たにGOEの対象として明記された。エッジジャンプのブレードでの踏み切りや離氷前の過剰なローテーションは減点となる。これも美しいジャンプを求めるには適切だ。

スピンでの入りと出の工夫も新たにGOE対象に加わった。スピンも各選手の得意なポーズがあって、これも実はあまり変えないままで何シーズンも振り付けている人が多い。この辺でちょっと工夫したものを見せてくださいというのだろう。

一番点の高かったルッツを習得した選手達はちょっと「損した」と感じざるを得ないかもしれない。でもここ数年、ISUはフィギュアに「完成度の高いプログラム」を求めて幾つかの変更を行なってきた。選手達は「損した」と思うより、得意なもので完璧を目指して勝負して欲しい。その方がより個性的なプログラムが出てくるんじゃないだろうか。将来、フィギュアを技術競技と芸術競技に分けようなんて意見も出ていると聞いた。私はそれには賛成しないので、そうならないためにも、今回の変更で技の完成度と個性的なプログラムの融合がうまく生きてくれるように祈りたい。

とはいえ、今は世界中がコロナで自粛中だ。国によってはリンクに戻れる状況になってきたみたいだけれど、早く氷に乗れるようにならないと選手達のスタート地点が違うものになってしまう。リンクだけでなく、海外拠点の選手達はまだ自由に渡航できる状態ではないからコーチの元に戻れないでいる。

カナダのキーガン•メッシングさんは、リンクが閉鎖した後も池か湖かで滑っている動画をアップしていたし、今回もいち早く練習リンクが再開したようだ。皆カナダにいればよかったね〜〜(?)日本の状況はどうなんだろう?コーチと拠点を移したばかりの昌磨君はいつスイスに戻れるのだろう?少しづつでも日本のリンクが開けば、強化選手達は少なくとも練習リンクは確保してもらえるだろうけれど、一番の問題は世界中の渡航問題だ。国によってもばらつきがあるしね。

私だって、いつ仕事に戻れるんだ??本来は3ヶ月の予定だった政府の「給料80%」の保証は昨日付で10月まで延長になった。、、、ということはまだまだ仕事に戻るメドは立たないという事なのかな。ギリギリのお金がもらえて毎日フリーというのも今のところは悪くないけど、なんだか毎日が何も変わらずに終わっていくので退屈とは言わないけれど張り合いが無い。

オリンピックもF1もテニスもユーロ杯も無いこの夏はあまり活気を感じられないものになってしまいそうだ。今年だけじゃなくて、これからも確実に有効なワクチンが出てくるまではコロナとの戦いは続く。
日本にはいつ行かれるだろう、、、?やっぱり今年は無理だなあ〜。





 


ヨーロッパ選手権や米国初め各国の国内戦も終わって、明後日からは4大陸選手権。
七年間ヨーロッパ選手権のチャンピオンだったハビエルが引退して、久しぶりの新王者の座に着いたのはアリエフ選手だった! そして2位には何と16歳のダルエニアンくん!彼はロステレコムでも良い演技してたからなあ〜〜。ショートでブレジナ選手が先行したのにはワクワクしたけれど、やっぱりフリーは構成でガラッと順位が変わってしまうから仕方ないね。

それでもチェコのブレジナ選手、ラトビアのヴァシリエス選手、イタリアのリッツォ選手・グラスル選手、 ジョージアのクヴィテラシヴィリ選手等、各国ばらけた選手達の顔ぶれでヨーロピアンらしいなあ〜。女子はまああの3人の並びがどうなるか、だろうとは思っていた。どうなんだろう、、、来年にはあの3人娘に差がついてくると私は思うのだけれどね。

新型肺炎のコロナウィルスが猛威を奮っていて、「これは4大陸大丈夫か!?」と思ったけれど、会場は厳戒態勢の様子。それでも自覚症状が無い内に感染が広がるというのは本当にどうにも防ぎようが無いよね。最初の検査で陰性だった人が数日後に陽性反応が出たというケースがいくつもあるし、、、、選手、関係者、メディア、そして会場にくる人達、、、本当に怖いなあ〜〜

さてさて、4大陸も凄い戦いになりそうじゃ無いですか!

羽生選手は今回からまたプログラムを以前のものに変えてきたんだね。それにしてもこの決断は凄い、、、SEIMEIは彼にとって伝説となるプログラムだ。初の300点超えに始まり、GPF、世界選手権、オリンピックと勝ち取ってきた代表作。本来ならこのプログラムには汚点をつけたく無いはずだ。それにもかかわらず、しかもシーズンの後半に 新たに滑るという。勝つ気満々としか思えない。

日本の夜中の時間に羽生選手の全日本後のインタビューを小出しにして放送されているので見てみた。まだ負けたショックから抜けていないような印象ではあるけれど、とても素直で力みのないインタビューで、「ああ、この人はまだ25になったばかりなんだなあ〜」と思うと、その肩に背負う重圧の重さが気の毒に思えてしまった。ガラでSeimeiを滑った事を「自分らしい」という言い方をしていたので、やっぱりこのプログラムで勝負したいと思ったのかな。

2日目の放送の中で、 「負けた立場」について聞かれたときに、昌磨くんとの関係についてとても穏やかな表情で「変わらないのが嬉しい」と言っていた。まだ子供の頃からいつも自分を追いかけてきていた彼に初めて試合で負けて、それでも「また勝ちたい、追い続けたいと思ってもらえるように」「昌磨にとっての「ゆづくん」でいていいのかな」と言っていた。孤独に戦うスポーツで、ライバルや後輩はいてくれてこそ力になる。不調でGPFを逃した昌磨君が苦しんでいるのを見ていたんだね。3期目の「バラード」と「SEIMEI」で初の4大陸優勝か!楽しみだ。

女子だってすごい情報が、、、、坂本香織選手の4T、樋口若葉選手の3A、そして紀平梨香選手の4Sが見られるかもしれない!!構成はその日までどうなるかは確定じゃ無いとはいえ、ロシアの3娘達に立ち向かうための新たな勝負技が出てきそうだ。練習で跳べても試合で決めなければ意味がない、、とはいうけれど、いつまでも恐れていても100%完璧な技なんてないのだから、どんどん挑戦して3月の世界選手権ではすごいバトルが見たいものだ。

そして男子の構成表に4Aの文字も、、、、「印刷ミスじゃないか」なんて言っている人達、目を覚まして欲しい! 日本のメディアの煽りでは、4Aを世界で最初に跳ぶのは羽生結弦、という事になっているのかもしれないが、そうは問屋がおろさないかも。
いつの間にか4Lzをバンバン飛ぶ選手が何人も出てきている。世界中のみんなが必死で次なる技に挑戦しているのだ。ボーヤンでもサマリン君でも羽生君でもいい、この辺りで「世界初」の大技が出てきたらそれこそ来月の世界選手権は新しい歴史の1ページになる重要な大会になるかもしれない。こんな転換期は本当に10年に一度かもしれないね。

すごいワクワクする、、、みんなウィルスに負けずに頑張れ!!

 

いつもなら日本行きを楽しみに頑張っている時期なのだが、今年は6月に行ってしまったので来年まで我慢かあ〜〜、、、、、本当は年に2回行かれたら嬉しいんだよね。でもまあ仕方ないかな、バランスあるしね。

そしてあっという間にF1は終盤、スケートシーズンの幕開けになってしまっている。F1レースが日本に行く頃にはどっちもありだ。というわけでそうか、スケートのジャパンオープンはもう先週末だった。JOはここ数年は日本滞在中にテレビで見ることができていたのだが、今回は仕方ないからネットで探す。

お試しでするすると楽しんでいた日本のテレビだけれど、どうするかなあ〜〜、私が仕事もしないで生活できる身分だったら観る時間も沢山あるだろうけど、年間で4万5千円(これは BS、CS も入って全部で70以上のチャンネル)払っていったいどのくらい観るかっていうと、やっぱり考える。今までも結構探せば観たいものはほとんどが見つかったしね。もっともアイスショーなんかは通しで番組ごと観られることは無くて、一つ一つの演技をバラバラに探して観る、という事がほとんどなのだけれど、、、、まあ手間はかかるんだよね。ドラマなんかも一話だけどうしても見つからないとかね。とりあえず本契約は今は保留中。

スケートの新シーズン、チャレンジシリーズはもう始まっていて、羽生選手は持ち越しプロの完成をめざすそうな。怪我以来どうしても出場する試合数が減ってしまったから残念だけど、今年はGPシリーズにしっかり復帰して全日本ではまたその演技が観たい。もう3年も全日本に出てなかったんだね。チャレンジャー大会はみんなお披露目をかねての新プロの調整期だから出来はあまり重要視しなくてもいいとは思うけれど、それでもポイントが欲しい選手たちには真剣勝負だ。

振り付け時期が通常より数ヵ月も遅れた宇野昌磨君は先日のJOがフリーの初お目見え。ジャンプがまだプログラムになじんでないようだけれど、これからの滑り込みで素敵なプロになりそうだ。実はこのJOの前にあった「フレンズオンアイス」で新しい宇野昌磨を観た!これは以外な嬉しい発見だった。彼のなかに「演技力」が見えた事だった。私が彼のスケートに「もっとあればいいな」と思っていたのが、芝居っ気=演技力だ。お芝居するような表情や表現がもっとできるといいのにな、とずっと思っていた。(自分が役者だったものだから、どうしても表現に演技をみてしまう)

アイスダンスチャンピョンのチャーリーと、氷艶で芝居に目覚めた大ちゃんにはさまれて、今までにない芝居心のある演技が出てきたよ、、、このコラボはすごく素敵な作品になっていて、昌磨君の若さと現役の輝きが光っていた。

デヴィッドさんの新プロといい、今年は本当に新しい宇野昌磨が観られるような気がして楽しみだ。それにしてもJOでのジャンプの仕上がりはちょっとグダグダだったから、GPSまでには是非ともなんとかしていただきたい、、、、曲もスピンやステップもすごく良さを出しているので、シーズンかけて完成度を上げてくれると期待してます。

ちなみにウェブで見たカーニバルオンアイスでの織田信成さんのプログラムが凄く凄く良かった!!どなたの振り付けなんだろう?その細部にわたるディテールが細かい。頭、首、肩、肘、手首から指先まで、細かい振りが美しくて、振り付けなのか織田さんの表現なのか、、、、プロとして体型も美しくキープしているし、ジャンプも健在。深いスケーティングは現役時代から変わらず、今も努力しているのが良くわかる。なんだか関大で揉めてるようだけれど、この人も真摯にスケートを愛して来た人なんだなと私は思う。

女子のプログラムが軒並みよくて、観る楽しみが多いシーズンになりそうだわ。トゥルソワちゃんはさすがの4回転で女子にありえない得点だけれど、まだまだスケートのプログラムとして魅力的なものにはなってない。今年のザギトワ選手はますます磨きがかかって、彼女はこれからもずーっと長い間トップ選手として魅了してくれるスケーターになるんじゃないだろうか、カロリーナ(コストナー)みたいに。使い捨てにならないで欲しいな。

日本女子だってみんなグッと素敵なプログラムですよ。特に宮原選手のプロが好き。本当に大人の女性になってきたし、物静かな存在なのに、いつも努力して向上してきてる。若手たちに惑わされずに自分のベストのレベルを上げる事に精進しているのがわかる。坂本選手の今年のプロもショート、フリーと面白いし、その先輩たちと切磋琢磨して先期以上に上がってくるだろう紀平選手、新旧のロシア女子たちがどう戦ってくるか、まだみんなのプロを見られていないけれど、リーザやソフィアのプロも楽しみだ。

今週末がフィンランディア?日本からは山本草太と宇野昌磨。山本選手もやっと本舞台に戻ってきた感じだね。本当に長い時間辛抱しながら頑張ってきたんだね。もう20歳なんだ、北京を目標に復活の年になるといいね。

大ちゃん(と、どうしても呼んでしまう)のアイスダンス転向は「ほんとに〜?」という感じだった。アイスダンスやりたいかも、とは思っていたけれど、まさか現役選手として真剣にやるとまでは思わなかったわ、、、アイスショーとかで、アイスダンスっぽいプログラムを滑っていくんだろうな、とは思っていたけれど。しかも村元のかなちゃんと。二人ともシングルからの転向カップルだ。カナちゃんは華のあるスケーターでもっといけると思ったけれど、それは経験豊かなパートナーとだからだと思っていたので、このお二人でどこまでやれるのか、、、、??

批判やアンチな意見はいつだってついて回る。でもね、世界のトップで活躍してきた人たちは、ちゃんとそんなことは百も承知で決めているのだ。高橋大輔がダンスでオリンピックなんてふざけるなとか、宇野昌磨がコーチ無しで今年はもう台乗りからは遠退くとか、そんな事はいいたい人が勝手に言っていればいいこと。

シーズンインしたスケートシーズン、私はみんなの頑張る演技が沢山観たい。感動させてもらえたらもっと嬉しい。それで勝ってくれたら万々歳だ。くれぐれも、皆が怪我をしませんように、、、、、


神々しいという表現しか浮かばない。
ロステレコム杯での羽生結弦選手。SPでのまさに天を舞うようなスケートはこの超人的なスケートの天才がとうとう頂点に近い所まで来た、という目を見張るような神々しさがあったよ、、、おそらく彼の中で、今までのスケートが「勝つ」ためのものであったのが、今では「極める」に近づいているのだろう。

フィギュアスケートは変わったスポーツだ。技術・表現芸術を併せ持つ競技スポーツで、しかも選手達の競技人生は短い。他のスポーツなら20代の半ばで力が安定して来て30代前半まではピークを維持できるだろう所、ほとんどのフィギュア選手のピークは10台後半から20台前半で、25を過ぎるともう引退を考え始める、、、、いや、お金のかかるアマチュアスポーツのため、世界トップレベルにでもならないと経済的に続けられないという現実もある。同じ時期にピークを迎えられるトップ選手というのはその時々で数人しかいない。

おそらく羽生結弦を超えるフィギュアスケーターを観るにはまた数年かかるかもしれないね。かつて、「プルシェンコ氏を超える選手が現れるんだろうか」と思ったように、、、羽生選手はプルシェンコを超えたのだ。プルシェンコ選手と同時期にライバルとして勝ち負けを競った選手達がいた。でも彼らはいくつかの試合で勝つ事はできても、プルシェンコを超えることはできなかった。そして10年近く経って今は羽生結弦こそが世界最高のスケーターになっている。

彼のスケートにはフィギュアスケートの魅力の全てがある。
美しさ、力強さ、豪快な技、スピード、しなやかさ、伸びやかさ、エッジの正確さとそれを自在に操る巧みな技術、それに加えて彼は容姿にも恵まれた選手だ。日本人スケーターとしては長身で、小顔で足が長い。その身体の美しさも十分に生かされた振り付け。「この人を超えるスケーターが現れるものなら現れてみよ!」と言いたくなる。

そして過酷なスポーツとしての現実が、高度な技術に伴う身体への負担だ。
どんな選手でも多少の故障は抱えているだろう。あれだけのジャンプ技をマスターする為にかかる足への負担は想像を絶する。でもシーズンを棒に降るような大きな怪我はキャリアに大きく影響してしまう。羽生選手はその意味では残酷なほど運が悪い。最初のSEIMEIのシーズンで、やっと世界を引き離して「絶対王者」と誰もが認めるようになり、ここからが絶頂期の始まりだ、、、と思った次のシーズンに、衝突事故とお腹の手術があった。そして2年前はインフルエンザで全日本を棄権、去年は右足の大ケガだ。

おそらく彼の右足はもう元に戻る状態ではないはず。抱えながら、騙しながらやっていく術を見つけていくしかない。高橋大輔選手が怪我をしたのも丁度彼の絶頂期がきたな、と思う時だった。これから選手としてのピークを迎えてバンクーバーオリンピック、、、という予想図だったのに、なんとかかろうじて間に合ったギリギリで取った銅メダルだった。彼の本来の4回転が戻ってくるまで、怪我をしてから3年かかったと記憶してる。

それにしても怪我を押して演じきった「Origin」のこれまたなんと神々しかった事か!!技術的にはレベルを落としたのだけれど、むしろそれで良かったというか、だからこそ余計一つ一つを丁寧に心を込めて滑っているのが伝わってきて、胸を打つものがあった。そして何よりも滑っている時の表情が、なんだろう、、「戦う」ということを完全に超えていて、慈愛に満ちたような表情、、?

この人はこのシーズンで競技を終える意向なのかな、と思った瞬間だ。完全には治らない足の状態は自身が一番わかっているはず。勝ち負けを超えて、彼にとってのスケートのルーツになっているというこの2つのプログラムを完成させて、その中でもう一つの高み、4回転半を成功させることができたら、それで競技生活は終わり、のつもりなのではないか、、、??

だからこそ、せめてゆっくり時間を使って、3月の世界選手権までには美しく完成されたこの二つのプログラムが観たい!選手達も人間、病気もすれば怪我もする。その時によって勝ち負けが変化するのは競技会にはつきものだ。けれど今この時点では、誰も羽生選手を超えられない。一つの試合に勝つ事はあっても彼を超えるのはもう少し先になるだろう。

お相撲さんもそうだけど(、、なんでいきなりお相撲さん??)やっぱり身体に怪我を抱えながら身を削って戦うというのは技だけじゃない精神力が必要だよね。そんな風に鍛えられた精神を見るのもスポーツ鑑賞の楽しみなんです。

新しいルールでの今年の戦い、楽しみだったけれど、羽生選手がこの2つのプログラムを完成させてくれるなら、GPFも全日本も休んでいいよ、、、なんだか想像するだけでゾクゾクする、、SPもFPも完璧に滑ってくれたら、もう不死鳥が天を舞っているようなスケートが観られる気がして。

女子ではザギトワ選手の安定感にホッとした。身長が伸びたぶん、長い手足を十分に使ってエッジのキレも昨シーズンより数段上だ。ジュニアからの追い上げが良い刺激になってるのかな。風格が出てきたしね。って、まだ16なのに〜〜〜!私の今季の推しはソフィア。ファイナルに出られるかな。真湖ちゃんは病み上がりだったそうで残念だったけど、全日本での日本女子の戦いも楽しみだわ、、、




 


この週末はスケートの成り行きに釘付けになってしまった。
GPSでは3戦目のフィンランド大会がヘルシンキで、日本では西日本選手権、こちらの様子も見逃せない(いや、観られないんだけど) ので情報をチェック。

女子ではアリーナ•ザギトワ選手に対抗できる選手として日本の「かおちゃん」こと坂本花織選手が注目されていた。実際テレビで観ていても、「ザギトワに立ち向かえるのは彼女だけかもしれない」みたいな事を言っていたのだが、なんと!ショートプログラムでまさかの7位!演技を終えた瞬間から涙ボロボロの 様子は本当にスポーツって残酷だなあ〜と思わずにはいられなかったよ、、、

そしてヘルシンキでは羽生選手が今季初のGPS戦。オータムクラシックではまだ出来上がっていない感じだったけれど、素敵なプログラムになってきてる、、、やっぱり羽生結弦というスケーターは別格な物を持ってるな〜。滑り始めたらもう誰にも超えられないような何かがあるんだよね。美しいスケート、勝とうという闘志、どんどん高みへと登っていくスケート。

彼方の地平線を目指してテクテク歩き続ける感じの宇野昌磨選手とは対照的に、羽生君が目指しているのははっきりと自分で目標に定めた目の前の高い頂だ。「これに到達する、これを超える!」という狙い定めて立ち向かっていくタイプ。前人未到の偉業を次々と達成していく姿は後の歴史にまで残る開拓者のものだ。間違いなく彼は歴史に残るスケーターだ。しかもまだ彼のスケート選手は終わっていない。本当にどこまでいくんだろう、、、どこまで登るのか、、まだシーズン序盤だよ。今年のプログラムもどちらも素敵だ。跳ぶように、ではなく滑るように跳ぶジャンプ。彼はダンサータイプじゃないけれど、とても美しいスケートを見せてくれる。(私は個人的にダンサーが好きなのだが、)どうか怪我だけはしないでまた痛快な演技を沢山見せて欲しい! 

ヘルシンキの男子でもカナダでのキーガンのように、ミハイル•ブレジナ選手がベテランの魅力でしっかりと表彰台に立ってくれた。やっぱりね、しっかりした大人が入ってくれてるとなんていうか、締まるんだよね。ジュンファンは本当に1−2年後が楽しみだ。この子はくるよ、、、風邪ひいてたのかな、記者会見では咳が出るのが止まらないみたいで、恥ずかしそうに咳したり我慢したりしてたけど、、性格良さそうな子だなあ〜〜とおばさん気分でニコニコしながら観てしまった。

女子のフリーで怒涛の巻き返しを演じてくれたかおちゃんは本当に綺麗だったよ、素敵だったよ!実を言えば、このシーズン中にアリーナの「絶対1位」は揺らぐかもしれないと思っている。ロシアの選手では私は復活してきたタクテミシェワ選手やシニアに上がってきたソフィア•サモドゥロワ 選手の方が好きだなあ〜。そう言えばどちらもミーシンコーチだね。エテリさんのサンボ70の選手達はどうしてもみんな「メダル取り生産工場」の製品みたいな感じがして、技術はすごく高いし、プログラムも繋ぎや細かい所に高度な要素がぎっしり詰まっているのだけれど、なんだろう、、?個性がないっていうのかな。

だからセルフプロデュース力のあるメドヴェデワ選手がアメリカに行ったのは大正解だと思っている。アリーナも次のレベルで戦う事を自分で考えないと、今年は3回転半を飛ぶ選手もいるのだし、来年になって自身のクラブの後輩達がシニアに上がって4回転を跳んできたら「お払い箱」にされてしまうんじゃないか、、、アリーナがジャンプで小さなミスをした時、エテリさんが顔を歪めて舌打ちしたのは「え、、?!」って思ったよ。まあ解るけどね、ロシアだから、、、、

ユーロスポーツの解説2人はずっと坂本選手の事を褒めていて、二人とも個人的にはかおちゃんのプログラムの方が好きだと公言していた。 彼女の飛躍もすごいよね。去年はシニア1年目だったんだよ、、GPFには行かれなかったのに全日本で2位、4CCで優勝しちゃってオリンピックでも6位。あっという間に海外からも注目されているけれど実は彼女はまだGPFも世界選手権も出ていない。GPSは2位と3位かあ、、どうなるかなあ、GPFに行かせてあげたいけれど、こればかりは他の選手次第だからね。

そしてそして、、高橋大輔選手、全日本を決めました!!まあ、全日本には出てくると思っていたけれど、できれば西日本優勝で決められたらいいな、と思っていたので、「やった〜〜!」と叫びましたよ。
近畿の時よりずっと上がってきている。全日本まであと7週間、もちろん全体のレベルはもっと上げてくるだろうし、素敵なプログラムだからあれを完璧に滑る高橋大輔はきっと本当にカッコ良いだろう。どうかどうか怪我だけはしないで欲しい!
まさかとは思うが、、、もし、もしも全日本で大ちゃんが表彰台に乗れたら、、、もうおばさん幸せすぎて最高のクリスマスになりそうなんだけど、、、、

スケートシーズンが始まったという事はF1シーズンが終盤だ。先週のメキシコ戦でめでたくルイス•ハミルトンが世界チャンピオンを決めてくれたので、残りの2戦は落ち着いて観られるわ。全く毎年の事ながらこの時期は毎週末が観戦で忙しい、、、、
 


綺麗な涙だった、、、

録画しておいたフィギュアの世界選手権を週末に観て、波乱万丈の結果に唸ったり笑ったり頭を抱えたりした今大会。「まさか!」の連続で、でも日本のフィギュアファンにとっては願っても無い結果になったのが嬉しいね。中でも一番目を奪われたのが、フリーの演技後に宇野選手が流していた涙だった。

五輪以降に新調した靴がなじまずに痛みが増してしまったそうだけれど、無理をしないで、、と周りが思いがちな中、「とにかく頑張る、攻めたい」と話していたフリーには、オリンピックと同じ3種類4つの四回転で挑んだのが彼らしい。

跳んでは転び、また跳んでは転んだ。転倒3回、手付き一回、両足着氷1回。それでも諦めずに跳んで、回り続けた。一見ボロボロなのに、なぜか悲壮感はなくて、「この人はまだ諦めていない」ということだけが伝わって来た。それが終盤になって立て続けに3つのコンビネーションを着氷して、壮大なプログラムを滑りきった。3回転んでも、ジャンプでパンクは一度もなかった。だから少しずつでも点数になり、最後の3つのコンビネーションで踏ん張って見せたからこその銀メダルだ。

最後のポーズの直後によろめき、放心したような表情で氷の上を回る。観客席に向き直ってお辞儀をする頃には頬に涙が流れていた。泣いているのではなく、涙が流れていた、と言うのが合っているのだろう。隠そうともせず、拭うこともせず、流れるにまかせてリンクを降りるとコーチの肩に飛び込んでしっかりと抱き合っていた。

リンクを降りる前に頬を伝う涙がテレビに映ったのはアップになった一瞬だったけれど、「うわあ〜、綺麗な涙だ、、、」と思って、演技と一緒に何度も見返してしまった。オリンピックの時の演技よりも繰り返して観たくなってしまう、、、、

試合後のインタビューでも、途中から涙を流していた。それを拭いもせずにそのままインタビュアーをしっかり見ながら答えていた姿に、宇野選手の純粋な強さを感じた。オリンピック後には「天然キャラ」と散々言われるようになっていたけれど、どうして、この人は実は揺るぎないものを芯に持っていると思う。ただ、人の目を気にして言い方を変えたり、自分を誇示しようとはしないだけなのだ。しっかりと言葉を選んで話しているのに、それを違う言い方で広められてしまっているような気がする。

今回のEurosportsでのコメンタリーはサイモン•リードとクリスティーン•ウィタカーの二人が担当。この二人はスポーツジャーナリストで、私が好きなNick&Chris(二人とも元スケーター、ニックはアイスダンス、クリスはシングル)のコンビより、冷静でレポーターという感じ。サイモンは以前にシカゴで宇野選手と接する機会があったような事を以前言っていて、以来、「彼は本当に素晴らしい奴なんだ=(Super kid, Amazing character)」と事あるごとに言っている。フリーの演技後には「彼がこの3年の間に遂げてきた成長は、素晴らしいスケーターであると同時に、素晴らしいキャラクターの持ち主でなければ成し得なかった事です」とコメントしていた。

ちなみに彼は今シーズンのはじめの頃から「宇野選手は足首に故障を抱えている」と何度かコメントしていた。日本サイドでは全く言われていなかったけれど、グランプリシリーズのフランス大会の時も、「足の怪我に加えて病み上がり(インフルエンザ直後)です」って言ってたし、、、、だから「ああ、公には言ってなくても、多少の故障は抱えてるのかな」と思っていた。まあ、トップアスリートなら誰しも多少の事は抱えていて当たり前か、、、、、?今回は「新しい靴が、、、」ということだったけれど、本当にそれだけかどうかは判らないよね。

今回は本当に波乱万丈で、オリンピックに出た選手達は皆んな気持ちとコンディションの調整に苦しんだ様子。ザギトワ選手は可哀想なくらい、後半にジャンプを集中させた最悪のシナリオになってしまった。一度転ぶと音楽に追いつくのがやっとでまだスピードも出きっていないのにまた次のジャンプ、また立ち上がって次に間にあわせる為に焦って曲に追いつき、、、の繰り返しでやっぱりあの詰め込み方じゃ立て直し不可能だわ、、、、来季からまたルールの変更があるようだけれど、今季に皆んないろんな大会を経験したことで、また来年の熾烈な戦いが楽しみだ。

とにかく男女揃って来年の出場3枠を確保できたのは、本当に良かったよね。来年からの日本勢の躍進が本当に楽しみ。女子は激戦になるだろうし、今大会で友野選手は一躍世界から注目される存在になった。アイスダンスの村元・リード組も来年は上位10位を目指すかな。

私がいつも注目するのは「私が好きかどうか」の判断による。羽生選手をはじめ、たくさんの素晴らしい選手達がいる中で、これからを観続けたいのが宇野昌磨だ。外国勢ではデニス•ヴァシリエフス選手が四回転を入れたら点数がジャンプアップするだろうし、コリアダ選手も伸び盛り。カロリーナ•コストナー選手は今季でやっぱり現役引退するんだろうか、、、あんなスケートを見せてくれる人は他にいないからちょっと寂しいね。若い人たちが皆んなお手本にしてくれるといいね。

来シーズンが今から楽しみです!!






 


先週行われたフィギュアスケートの世界選手権、録画していたのをやっと観た

一度に全部観るのは結構骨折りなので、ここは飛ばして男子と女子のシングルだけをまず鑑賞。結果は既に知っていたのでドキドキしないで観られる。グランプリシリーズや4大陸では今年の日本勢は男女とも「強いぞ!」と思ったし、世界選手権はレベル高いと期待していた。男子は、「4回転を綺麗に決めてメダルの可能性、優勝には4回転2つ」と思っていたので、激戦になるとは思っていたけれど、なかなか興味深い結果でした。

2位になったカザクスタンの選手、まだ19歳という事だけれど、正確で美しいスケートは、これから絶対来るね、、スピンもステップも軸がしっかりしてるし、スケーティングの滑らかさとジャンプの力強さは、これから20代にもっともっとキャラクターの幅を広げていける、、、長身で細身の羽生選手とは違ったタイプのすごい選手になりそうだわ、、、
羽生選手の悲愴なまでのフリーの演技で来年度の出場枠3を死守した日本チーム、これからの1年でももっと激戦になりそうだね

羽生選手の演技をリンクサイドで見守るブライアン・オーサーコーチの美しいアラベスク
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往年のハンサムな現役時代を思い出すと可笑しいやらちょっと悲しいやら・・・

ところでこのEurosportsの解説、いつも元スケート選手のお二人、Chris Howarth、Nicky Slater両氏がコメンタリーをしているのだけれど、この解説の上手さは日本の番組を担当する人達にも見習って欲しい。見ている人が今何が起こったのかちゃんと理解できるようにコメントしてくれる。「期待を一身に背負っての登場です」みたいな余計な事は言わない。何が良いのか、何が減点になるのか見ながら把握できる。

浅田選手のフリーの3回転半で、着地が前向きになってしまっておぼつかない着氷だった。「ン?失敗、、?」と思うとすかさず「これはオーバーローテーションで前向きに着氷してしまったようなので、3回転半の基礎点はつくはず、でも両足着氷っぽいな、、、」と解説が入る。基礎点がもらえるかどうかが採点に大きく影響するという事を即座に解らせてくれる。(実際の採点は彼が言った通りだった)。高橋選手のフリーでも、技術的にはジャンプの失敗が目立ってしまった中で、「でもジャンプや技術のエレメントを全部取り除いてスケーティングだけを見てみると、これは素晴らしいスケートだったから、2つ目の点数は技術点よりずっと高いはずだ」とのコメントで、これもその通りの採点だった

聞き慣れた声なのにいつも二人での解説なので、どちらの声がどちらなのが解らないのだけれど、多分少し声高でいつもすかさず技術解説を入れてくれる声の人がニッキーさんだと思う。彼の解説には本当に素敵な形容詞が沢山並ぶ。スケート解説でよく使われる英単語で、beautiful, wonderful, brilliant, fantastic 等はありふれているけれど、ちょっと耳に残った解説者の褒め言葉を並べてみよう。

very well-controlled
acurately executed
precise
powerful,
これらは技術に対して使われている。どんなに凄いか、素敵かを表現するとなるともうあれもこれもと言葉を尽くす

graceful,   amazing, 
astonishing,   dazzling, 
breathtaking,   mesmerising, 
stunning,  mind-blowing, 
Superb,  exceptional,
exquisite,


高橋大輔選手が出て来るとニッキーさんはmesmerising とかexquisiteとかをよく使う。見た目の素晴らしさと同時に自分の気持ちにどう影響するかを表す単語だ。ジャンプ等の失敗にも関わらず演技終了後には
He is a delight to watch!」「 I couln't take my eyes off」なんて言ってくれる。グランプリファイナルの時には「The most exciting skater in the world」とも言ってたなあ〜〜。高橋選手が出て来るとニッキーさんの声はさらに1ー2音高くなるので彼がどんなに高橋選手のファンか、聞いてて解ってしまう。

ちなみに羽生選手の渾身のフリーをこう言っていた
「This is one heck of a performance from Hanyu.」

もう来年がまた冬期オリンピックだとは本当にびっくりの光陰矢の如しまだまだ楽しみだなあ〜〜





 
 

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