見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

タグ:フィギュアスケート


ヨーロッパ選手権や米国初め各国の国内戦も終わって、明後日からは4大陸選手権。
七年間ヨーロッパ選手権のチャンピオンだったハビエルが引退して、久しぶりの新王者の座に着いたのはアリエフ選手だった! そして2位には何と16歳のダルエニアンくん!彼はロステレコムでも良い演技してたからなあ〜〜。ショートでブレジナ選手が先行したのにはワクワクしたけれど、やっぱりフリーは構成でガラッと順位が変わってしまうから仕方ないね。

それでもチェコのブレジナ選手、ラトビアのヴァシリエス選手、イタリアのリッツォ選手・グラスル選手、 ジョージアのクヴィテラシヴィリ選手等、各国ばらけた選手達の顔ぶれでヨーロピアンらしいなあ〜。女子はまああの3人の並びがどうなるか、だろうとは思っていた。どうなんだろう、、、来年にはあの3人娘に差がついてくると私は思うのだけれどね。

新型肺炎のコロナウィルスが猛威を奮っていて、「これは4大陸大丈夫か!?」と思ったけれど、会場は厳戒態勢の様子。それでも自覚症状が無い内に感染が広がるというのは本当にどうにも防ぎようが無いよね。最初の検査で陰性だった人が数日後に陽性反応が出たというケースがいくつもあるし、、、、選手、関係者、メディア、そして会場にくる人達、、、本当に怖いなあ〜〜

さてさて、4大陸も凄い戦いになりそうじゃ無いですか!

羽生選手は今回からまたプログラムを以前のものに変えてきたんだね。それにしてもこの決断は凄い、、、SEIMEIは彼にとって伝説となるプログラムだ。初の300点超えに始まり、GPF、世界選手権、オリンピックと勝ち取ってきた代表作。本来ならこのプログラムには汚点をつけたく無いはずだ。それにもかかわらず、しかもシーズンの後半に 新たに滑るという。勝つ気満々としか思えない。

日本の夜中の時間に羽生選手の全日本後のインタビューを小出しにして放送されているので見てみた。まだ負けたショックから抜けていないような印象ではあるけれど、とても素直で力みのないインタビューで、「ああ、この人はまだ25になったばかりなんだなあ〜」と思うと、その肩に背負う重圧の重さが気の毒に思えてしまった。ガラでSeimeiを滑った事を「自分らしい」という言い方をしていたので、やっぱりこのプログラムで勝負したいと思ったのかな。

2日目の放送の中で、 「負けた立場」について聞かれたときに、昌磨くんとの関係についてとても穏やかな表情で「変わらないのが嬉しい」と言っていた。まだ子供の頃からいつも自分を追いかけてきていた彼に初めて試合で負けて、それでも「また勝ちたい、追い続けたいと思ってもらえるように」「昌磨にとっての「ゆづくん」でいていいのかな」と言っていた。孤独に戦うスポーツで、ライバルや後輩はいてくれてこそ力になる。不調でGPFを逃した昌磨君が苦しんでいるのを見ていたんだね。3期目の「バラード」と「SEIMEI」で初の4大陸優勝か!楽しみだ。

女子だってすごい情報が、、、、坂本香織選手の4T、樋口若葉選手の3A、そして紀平梨香選手の4Sが見られるかもしれない!!構成はその日までどうなるかは確定じゃ無いとはいえ、ロシアの3娘達に立ち向かうための新たな勝負技が出てきそうだ。練習で跳べても試合で決めなければ意味がない、、とはいうけれど、いつまでも恐れていても100%完璧な技なんてないのだから、どんどん挑戦して3月の世界選手権ではすごいバトルが見たいものだ。

そして男子の構成表に4Aの文字も、、、、「印刷ミスじゃないか」なんて言っている人達、目を覚まして欲しい! 日本のメディアの煽りでは、4Aを世界で最初に跳ぶのは羽生結弦、という事になっているのかもしれないが、そうは問屋がおろさないかも。
いつの間にか4Lzをバンバン飛ぶ選手が何人も出てきている。世界中のみんなが必死で次なる技に挑戦しているのだ。ボーヤンでもサマリン君でも羽生君でもいい、この辺りで「世界初」の大技が出てきたらそれこそ来月の世界選手権は新しい歴史の1ページになる重要な大会になるかもしれない。こんな転換期は本当に10年に一度かもしれないね。

すごいワクワクする、、、みんなウィルスに負けずに頑張れ!!

 

いつもなら日本行きを楽しみに頑張っている時期なのだが、今年は6月に行ってしまったので来年まで我慢かあ〜〜、、、、、本当は年に2回行かれたら嬉しいんだよね。でもまあ仕方ないかな、バランスあるしね。

そしてあっという間にF1は終盤、スケートシーズンの幕開けになってしまっている。F1レースが日本に行く頃にはどっちもありだ。というわけでそうか、スケートのジャパンオープンはもう先週末だった。JOはここ数年は日本滞在中にテレビで見ることができていたのだが、今回は仕方ないからネットで探す。

お試しでするすると楽しんでいた日本のテレビだけれど、どうするかなあ〜〜、私が仕事もしないで生活できる身分だったら観る時間も沢山あるだろうけど、年間で4万5千円(これは BS、CS も入って全部で70以上のチャンネル)払っていったいどのくらい観るかっていうと、やっぱり考える。今までも結構探せば観たいものはほとんどが見つかったしね。もっともアイスショーなんかは通しで番組ごと観られることは無くて、一つ一つの演技をバラバラに探して観る、という事がほとんどなのだけれど、、、、まあ手間はかかるんだよね。ドラマなんかも一話だけどうしても見つからないとかね。とりあえず本契約は今は保留中。

スケートの新シーズン、チャレンジシリーズはもう始まっていて、羽生選手は持ち越しプロの完成をめざすそうな。怪我以来どうしても出場する試合数が減ってしまったから残念だけど、今年はGPシリーズにしっかり復帰して全日本ではまたその演技が観たい。もう3年も全日本に出てなかったんだね。チャレンジャー大会はみんなお披露目をかねての新プロの調整期だから出来はあまり重要視しなくてもいいとは思うけれど、それでもポイントが欲しい選手たちには真剣勝負だ。

振り付け時期が通常より数ヵ月も遅れた宇野昌磨君は先日のJOがフリーの初お目見え。ジャンプがまだプログラムになじんでないようだけれど、これからの滑り込みで素敵なプロになりそうだ。実はこのJOの前にあった「フレンズオンアイス」で新しい宇野昌磨を観た!これは以外な嬉しい発見だった。彼のなかに「演技力」が見えた事だった。私が彼のスケートに「もっとあればいいな」と思っていたのが、芝居っ気=演技力だ。お芝居するような表情や表現がもっとできるといいのにな、とずっと思っていた。(自分が役者だったものだから、どうしても表現に演技をみてしまう)

アイスダンスチャンピョンのチャーリーと、氷艶で芝居に目覚めた大ちゃんにはさまれて、今までにない芝居心のある演技が出てきたよ、、、このコラボはすごく素敵な作品になっていて、昌磨君の若さと現役の輝きが光っていた。

デヴィッドさんの新プロといい、今年は本当に新しい宇野昌磨が観られるような気がして楽しみだ。それにしてもJOでのジャンプの仕上がりはちょっとグダグダだったから、GPSまでには是非ともなんとかしていただきたい、、、、曲もスピンやステップもすごく良さを出しているので、シーズンかけて完成度を上げてくれると期待してます。

ちなみにウェブで見たカーニバルオンアイスでの織田信成さんのプログラムが凄く凄く良かった!!どなたの振り付けなんだろう?その細部にわたるディテールが細かい。頭、首、肩、肘、手首から指先まで、細かい振りが美しくて、振り付けなのか織田さんの表現なのか、、、、プロとして体型も美しくキープしているし、ジャンプも健在。深いスケーティングは現役時代から変わらず、今も努力しているのが良くわかる。なんだか関大で揉めてるようだけれど、この人も真摯にスケートを愛して来た人なんだなと私は思う。

女子のプログラムが軒並みよくて、観る楽しみが多いシーズンになりそうだわ。トゥルソワちゃんはさすがの4回転で女子にありえない得点だけれど、まだまだスケートのプログラムとして魅力的なものにはなってない。今年のザギトワ選手はますます磨きがかかって、彼女はこれからもずーっと長い間トップ選手として魅了してくれるスケーターになるんじゃないだろうか、カロリーナ(コストナー)みたいに。使い捨てにならないで欲しいな。

日本女子だってみんなグッと素敵なプログラムですよ。特に宮原選手のプロが好き。本当に大人の女性になってきたし、物静かな存在なのに、いつも努力して向上してきてる。若手たちに惑わされずに自分のベストのレベルを上げる事に精進しているのがわかる。坂本選手の今年のプロもショート、フリーと面白いし、その先輩たちと切磋琢磨して先期以上に上がってくるだろう紀平選手、新旧のロシア女子たちがどう戦ってくるか、まだみんなのプロを見られていないけれど、リーザやソフィアのプロも楽しみだ。

今週末がフィンランディア?日本からは山本草太と宇野昌磨。山本選手もやっと本舞台に戻ってきた感じだね。本当に長い時間辛抱しながら頑張ってきたんだね。もう20歳なんだ、北京を目標に復活の年になるといいね。

大ちゃん(と、どうしても呼んでしまう)のアイスダンス転向は「ほんとに〜?」という感じだった。アイスダンスやりたいかも、とは思っていたけれど、まさか現役選手として真剣にやるとまでは思わなかったわ、、、アイスショーとかで、アイスダンスっぽいプログラムを滑っていくんだろうな、とは思っていたけれど。しかも村元のかなちゃんと。二人ともシングルからの転向カップルだ。カナちゃんは華のあるスケーターでもっといけると思ったけれど、それは経験豊かなパートナーとだからだと思っていたので、このお二人でどこまでやれるのか、、、、??

批判やアンチな意見はいつだってついて回る。でもね、世界のトップで活躍してきた人たちは、ちゃんとそんなことは百も承知で決めているのだ。高橋大輔がダンスでオリンピックなんてふざけるなとか、宇野昌磨がコーチ無しで今年はもう台乗りからは遠退くとか、そんな事はいいたい人が勝手に言っていればいいこと。

シーズンインしたスケートシーズン、私はみんなの頑張る演技が沢山観たい。感動させてもらえたらもっと嬉しい。それで勝ってくれたら万々歳だ。くれぐれも、皆が怪我をしませんように、、、、、


神々しいという表現しか浮かばない。
ロステレコム杯での羽生結弦選手。SPでのまさに天を舞うようなスケートはこの超人的なスケートの天才がとうとう頂点に近い所まで来た、という目を見張るような神々しさがあったよ、、、おそらく彼の中で、今までのスケートが「勝つ」ためのものであったのが、今では「極める」に近づいているのだろう。

フィギュアスケートは変わったスポーツだ。技術・表現芸術を併せ持つ競技スポーツで、しかも選手達の競技人生は短い。他のスポーツなら20代の半ばで力が安定して来て30代前半まではピークを維持できるだろう所、ほとんどのフィギュア選手のピークは10台後半から20台前半で、25を過ぎるともう引退を考え始める、、、、いや、お金のかかるアマチュアスポーツのため、世界トップレベルにでもならないと経済的に続けられないという現実もある。同じ時期にピークを迎えられるトップ選手というのはその時々で数人しかいない。

おそらく羽生結弦を超えるフィギュアスケーターを観るにはまた数年かかるかもしれないね。かつて、「プルシェンコ氏を超える選手が現れるんだろうか」と思ったように、、、羽生選手はプルシェンコを超えたのだ。プルシェンコ選手と同時期にライバルとして勝ち負けを競った選手達がいた。でも彼らはいくつかの試合で勝つ事はできても、プルシェンコを超えることはできなかった。そして10年近く経って今は羽生結弦こそが世界最高のスケーターになっている。

彼のスケートにはフィギュアスケートの魅力の全てがある。
美しさ、力強さ、豪快な技、スピード、しなやかさ、伸びやかさ、エッジの正確さとそれを自在に操る巧みな技術、それに加えて彼は容姿にも恵まれた選手だ。日本人スケーターとしては長身で、小顔で足が長い。その身体の美しさも十分に生かされた振り付け。「この人を超えるスケーターが現れるものなら現れてみよ!」と言いたくなる。

そして過酷なスポーツとしての現実が、高度な技術に伴う身体への負担だ。
どんな選手でも多少の故障は抱えているだろう。あれだけのジャンプ技をマスターする為にかかる足への負担は想像を絶する。でもシーズンを棒に降るような大きな怪我はキャリアに大きく影響してしまう。羽生選手はその意味では残酷なほど運が悪い。最初のSEIMEIのシーズンで、やっと世界を引き離して「絶対王者」と誰もが認めるようになり、ここからが絶頂期の始まりだ、、、と思った次のシーズンに、衝突事故とお腹の手術があった。そして2年前はインフルエンザで全日本を棄権、去年は右足の大ケガだ。

おそらく彼の右足はもう元に戻る状態ではないはず。抱えながら、騙しながらやっていく術を見つけていくしかない。高橋大輔選手が怪我をしたのも丁度彼の絶頂期がきたな、と思う時だった。これから選手としてのピークを迎えてバンクーバーオリンピック、、、という予想図だったのに、なんとかかろうじて間に合ったギリギリで取った銅メダルだった。彼の本来の4回転が戻ってくるまで、怪我をしてから3年かかったと記憶してる。

それにしても怪我を押して演じきった「Origin」のこれまたなんと神々しかった事か!!技術的にはレベルを落としたのだけれど、むしろそれで良かったというか、だからこそ余計一つ一つを丁寧に心を込めて滑っているのが伝わってきて、胸を打つものがあった。そして何よりも滑っている時の表情が、なんだろう、、「戦う」ということを完全に超えていて、慈愛に満ちたような表情、、?

この人はこのシーズンで競技を終える意向なのかな、と思った瞬間だ。完全には治らない足の状態は自身が一番わかっているはず。勝ち負けを超えて、彼にとってのスケートのルーツになっているというこの2つのプログラムを完成させて、その中でもう一つの高み、4回転半を成功させることができたら、それで競技生活は終わり、のつもりなのではないか、、、??

だからこそ、せめてゆっくり時間を使って、3月の世界選手権までには美しく完成されたこの二つのプログラムが観たい!選手達も人間、病気もすれば怪我もする。その時によって勝ち負けが変化するのは競技会にはつきものだ。けれど今この時点では、誰も羽生選手を超えられない。一つの試合に勝つ事はあっても彼を超えるのはもう少し先になるだろう。

お相撲さんもそうだけど(、、なんでいきなりお相撲さん??)やっぱり身体に怪我を抱えながら身を削って戦うというのは技だけじゃない精神力が必要だよね。そんな風に鍛えられた精神を見るのもスポーツ鑑賞の楽しみなんです。

新しいルールでの今年の戦い、楽しみだったけれど、羽生選手がこの2つのプログラムを完成させてくれるなら、GPFも全日本も休んでいいよ、、、なんだか想像するだけでゾクゾクする、、SPもFPも完璧に滑ってくれたら、もう不死鳥が天を舞っているようなスケートが観られる気がして。

女子ではザギトワ選手の安定感にホッとした。身長が伸びたぶん、長い手足を十分に使ってエッジのキレも昨シーズンより数段上だ。ジュニアからの追い上げが良い刺激になってるのかな。風格が出てきたしね。って、まだ16なのに〜〜〜!私の今季の推しはソフィア。ファイナルに出られるかな。真湖ちゃんは病み上がりだったそうで残念だったけど、全日本での日本女子の戦いも楽しみだわ、、、




 


この週末はスケートの成り行きに釘付けになってしまった。
GPSでは3戦目のフィンランド大会がヘルシンキで、日本では西日本選手権、こちらの様子も見逃せない(いや、観られないんだけど) ので情報をチェック。

女子ではアリーナ•ザギトワ選手に対抗できる選手として日本の「かおちゃん」こと坂本花織選手が注目されていた。実際テレビで観ていても、「ザギトワに立ち向かえるのは彼女だけかもしれない」みたいな事を言っていたのだが、なんと!ショートプログラムでまさかの7位!演技を終えた瞬間から涙ボロボロの 様子は本当にスポーツって残酷だなあ〜と思わずにはいられなかったよ、、、

そしてヘルシンキでは羽生選手が今季初のGPS戦。オータムクラシックではまだ出来上がっていない感じだったけれど、素敵なプログラムになってきてる、、、やっぱり羽生結弦というスケーターは別格な物を持ってるな〜。滑り始めたらもう誰にも超えられないような何かがあるんだよね。美しいスケート、勝とうという闘志、どんどん高みへと登っていくスケート。

彼方の地平線を目指してテクテク歩き続ける感じの宇野昌磨選手とは対照的に、羽生君が目指しているのははっきりと自分で目標に定めた目の前の高い頂だ。「これに到達する、これを超える!」という狙い定めて立ち向かっていくタイプ。前人未到の偉業を次々と達成していく姿は後の歴史にまで残る開拓者のものだ。間違いなく彼は歴史に残るスケーターだ。しかもまだ彼のスケート選手は終わっていない。本当にどこまでいくんだろう、、、どこまで登るのか、、まだシーズン序盤だよ。今年のプログラムもどちらも素敵だ。跳ぶように、ではなく滑るように跳ぶジャンプ。彼はダンサータイプじゃないけれど、とても美しいスケートを見せてくれる。(私は個人的にダンサーが好きなのだが、)どうか怪我だけはしないでまた痛快な演技を沢山見せて欲しい! 

ヘルシンキの男子でもカナダでのキーガンのように、ミハイル•ブレジナ選手がベテランの魅力でしっかりと表彰台に立ってくれた。やっぱりね、しっかりした大人が入ってくれてるとなんていうか、締まるんだよね。ジュンファンは本当に1−2年後が楽しみだ。この子はくるよ、、、風邪ひいてたのかな、記者会見では咳が出るのが止まらないみたいで、恥ずかしそうに咳したり我慢したりしてたけど、、性格良さそうな子だなあ〜〜とおばさん気分でニコニコしながら観てしまった。

女子のフリーで怒涛の巻き返しを演じてくれたかおちゃんは本当に綺麗だったよ、素敵だったよ!実を言えば、このシーズン中にアリーナの「絶対1位」は揺らぐかもしれないと思っている。ロシアの選手では私は復活してきたタクテミシェワ選手やシニアに上がってきたソフィア•サモドゥロワ 選手の方が好きだなあ〜。そう言えばどちらもミーシンコーチだね。エテリさんのサンボ70の選手達はどうしてもみんな「メダル取り生産工場」の製品みたいな感じがして、技術はすごく高いし、プログラムも繋ぎや細かい所に高度な要素がぎっしり詰まっているのだけれど、なんだろう、、?個性がないっていうのかな。

だからセルフプロデュース力のあるメドヴェデワ選手がアメリカに行ったのは大正解だと思っている。アリーナも次のレベルで戦う事を自分で考えないと、今年は3回転半を飛ぶ選手もいるのだし、来年になって自身のクラブの後輩達がシニアに上がって4回転を跳んできたら「お払い箱」にされてしまうんじゃないか、、、アリーナがジャンプで小さなミスをした時、エテリさんが顔を歪めて舌打ちしたのは「え、、?!」って思ったよ。まあ解るけどね、ロシアだから、、、、

ユーロスポーツの解説2人はずっと坂本選手の事を褒めていて、二人とも個人的にはかおちゃんのプログラムの方が好きだと公言していた。 彼女の飛躍もすごいよね。去年はシニア1年目だったんだよ、、GPFには行かれなかったのに全日本で2位、4CCで優勝しちゃってオリンピックでも6位。あっという間に海外からも注目されているけれど実は彼女はまだGPFも世界選手権も出ていない。GPSは2位と3位かあ、、どうなるかなあ、GPFに行かせてあげたいけれど、こればかりは他の選手次第だからね。

そしてそして、、高橋大輔選手、全日本を決めました!!まあ、全日本には出てくると思っていたけれど、できれば西日本優勝で決められたらいいな、と思っていたので、「やった〜〜!」と叫びましたよ。
近畿の時よりずっと上がってきている。全日本まであと7週間、もちろん全体のレベルはもっと上げてくるだろうし、素敵なプログラムだからあれを完璧に滑る高橋大輔はきっと本当にカッコ良いだろう。どうかどうか怪我だけはしないで欲しい!
まさかとは思うが、、、もし、もしも全日本で大ちゃんが表彰台に乗れたら、、、もうおばさん幸せすぎて最高のクリスマスになりそうなんだけど、、、、

スケートシーズンが始まったという事はF1シーズンが終盤だ。先週のメキシコ戦でめでたくルイス•ハミルトンが世界チャンピオンを決めてくれたので、残りの2戦は落ち着いて観られるわ。全く毎年の事ながらこの時期は毎週末が観戦で忙しい、、、、
 


綺麗な涙だった、、、

録画しておいたフィギュアの世界選手権を週末に観て、波乱万丈の結果に唸ったり笑ったり頭を抱えたりした今大会。「まさか!」の連続で、でも日本のフィギュアファンにとっては願っても無い結果になったのが嬉しいね。中でも一番目を奪われたのが、フリーの演技後に宇野選手が流していた涙だった。

五輪以降に新調した靴がなじまずに痛みが増してしまったそうだけれど、無理をしないで、、と周りが思いがちな中、「とにかく頑張る、攻めたい」と話していたフリーには、オリンピックと同じ3種類4つの四回転で挑んだのが彼らしい。

跳んでは転び、また跳んでは転んだ。転倒3回、手付き一回、両足着氷1回。それでも諦めずに跳んで、回り続けた。一見ボロボロなのに、なぜか悲壮感はなくて、「この人はまだ諦めていない」ということだけが伝わって来た。それが終盤になって立て続けに3つのコンビネーションを着氷して、壮大なプログラムを滑りきった。3回転んでも、ジャンプでパンクは一度もなかった。だから少しずつでも点数になり、最後の3つのコンビネーションで踏ん張って見せたからこその銀メダルだ。

最後のポーズの直後によろめき、放心したような表情で氷の上を回る。観客席に向き直ってお辞儀をする頃には頬に涙が流れていた。泣いているのではなく、涙が流れていた、と言うのが合っているのだろう。隠そうともせず、拭うこともせず、流れるにまかせてリンクを降りるとコーチの肩に飛び込んでしっかりと抱き合っていた。

リンクを降りる前に頬を伝う涙がテレビに映ったのはアップになった一瞬だったけれど、「うわあ〜、綺麗な涙だ、、、」と思って、演技と一緒に何度も見返してしまった。オリンピックの時の演技よりも繰り返して観たくなってしまう、、、、

試合後のインタビューでも、途中から涙を流していた。それを拭いもせずにそのままインタビュアーをしっかり見ながら答えていた姿に、宇野選手の純粋な強さを感じた。オリンピック後には「天然キャラ」と散々言われるようになっていたけれど、どうして、この人は実は揺るぎないものを芯に持っていると思う。ただ、人の目を気にして言い方を変えたり、自分を誇示しようとはしないだけなのだ。しっかりと言葉を選んで話しているのに、それを違う言い方で広められてしまっているような気がする。

今回のEurosportsでのコメンタリーはサイモン•リードとクリスティーン•ウィタカーの二人が担当。この二人はスポーツジャーナリストで、私が好きなNick&Chris(二人とも元スケーター、ニックはアイスダンス、クリスはシングル)のコンビより、冷静でレポーターという感じ。サイモンは以前にシカゴで宇野選手と接する機会があったような事を以前言っていて、以来、「彼は本当に素晴らしい奴なんだ=(Super kid, Amazing character)」と事あるごとに言っている。フリーの演技後には「彼がこの3年の間に遂げてきた成長は、素晴らしいスケーターであると同時に、素晴らしいキャラクターの持ち主でなければ成し得なかった事です」とコメントしていた。

ちなみに彼は今シーズンのはじめの頃から「宇野選手は足首に故障を抱えている」と何度かコメントしていた。日本サイドでは全く言われていなかったけれど、グランプリシリーズのフランス大会の時も、「足の怪我に加えて病み上がり(インフルエンザ直後)です」って言ってたし、、、、だから「ああ、公には言ってなくても、多少の故障は抱えてるのかな」と思っていた。まあ、トップアスリートなら誰しも多少の事は抱えていて当たり前か、、、、、?今回は「新しい靴が、、、」ということだったけれど、本当にそれだけかどうかは判らないよね。

今回は本当に波乱万丈で、オリンピックに出た選手達は皆んな気持ちとコンディションの調整に苦しんだ様子。ザギトワ選手は可哀想なくらい、後半にジャンプを集中させた最悪のシナリオになってしまった。一度転ぶと音楽に追いつくのがやっとでまだスピードも出きっていないのにまた次のジャンプ、また立ち上がって次に間にあわせる為に焦って曲に追いつき、、、の繰り返しでやっぱりあの詰め込み方じゃ立て直し不可能だわ、、、、来季からまたルールの変更があるようだけれど、今季に皆んないろんな大会を経験したことで、また来年の熾烈な戦いが楽しみだ。

とにかく男女揃って来年の出場3枠を確保できたのは、本当に良かったよね。来年からの日本勢の躍進が本当に楽しみ。女子は激戦になるだろうし、今大会で友野選手は一躍世界から注目される存在になった。アイスダンスの村元・リード組も来年は上位10位を目指すかな。

私がいつも注目するのは「私が好きかどうか」の判断による。羽生選手をはじめ、たくさんの素晴らしい選手達がいる中で、これからを観続けたいのが宇野昌磨だ。外国勢ではデニス•ヴァシリエフス選手が四回転を入れたら点数がジャンプアップするだろうし、コリアダ選手も伸び盛り。カロリーナ•コストナー選手は今季でやっぱり現役引退するんだろうか、、、あんなスケートを見せてくれる人は他にいないからちょっと寂しいね。若い人たちが皆んなお手本にしてくれるといいね。

来シーズンが今から楽しみです!!






 


先週行われたフィギュアスケートの世界選手権、録画していたのをやっと観た

一度に全部観るのは結構骨折りなので、ここは飛ばして男子と女子のシングルだけをまず鑑賞。結果は既に知っていたのでドキドキしないで観られる。グランプリシリーズや4大陸では今年の日本勢は男女とも「強いぞ!」と思ったし、世界選手権はレベル高いと期待していた。男子は、「4回転を綺麗に決めてメダルの可能性、優勝には4回転2つ」と思っていたので、激戦になるとは思っていたけれど、なかなか興味深い結果でした。

2位になったカザクスタンの選手、まだ19歳という事だけれど、正確で美しいスケートは、これから絶対来るね、、スピンもステップも軸がしっかりしてるし、スケーティングの滑らかさとジャンプの力強さは、これから20代にもっともっとキャラクターの幅を広げていける、、、長身で細身の羽生選手とは違ったタイプのすごい選手になりそうだわ、、、
羽生選手の悲愴なまでのフリーの演技で来年度の出場枠3を死守した日本チーム、これからの1年でももっと激戦になりそうだね

羽生選手の演技をリンクサイドで見守るブライアン・オーサーコーチの美しいアラベスク
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往年のハンサムな現役時代を思い出すと可笑しいやらちょっと悲しいやら・・・

ところでこのEurosportsの解説、いつも元スケート選手のお二人、Chris Howarth、Nicky Slater両氏がコメンタリーをしているのだけれど、この解説の上手さは日本の番組を担当する人達にも見習って欲しい。見ている人が今何が起こったのかちゃんと理解できるようにコメントしてくれる。「期待を一身に背負っての登場です」みたいな余計な事は言わない。何が良いのか、何が減点になるのか見ながら把握できる。

浅田選手のフリーの3回転半で、着地が前向きになってしまっておぼつかない着氷だった。「ン?失敗、、?」と思うとすかさず「これはオーバーローテーションで前向きに着氷してしまったようなので、3回転半の基礎点はつくはず、でも両足着氷っぽいな、、、」と解説が入る。基礎点がもらえるかどうかが採点に大きく影響するという事を即座に解らせてくれる。(実際の採点は彼が言った通りだった)。高橋選手のフリーでも、技術的にはジャンプの失敗が目立ってしまった中で、「でもジャンプや技術のエレメントを全部取り除いてスケーティングだけを見てみると、これは素晴らしいスケートだったから、2つ目の点数は技術点よりずっと高いはずだ」とのコメントで、これもその通りの採点だった

聞き慣れた声なのにいつも二人での解説なので、どちらの声がどちらなのが解らないのだけれど、多分少し声高でいつもすかさず技術解説を入れてくれる声の人がニッキーさんだと思う。彼の解説には本当に素敵な形容詞が沢山並ぶ。スケート解説でよく使われる英単語で、beautiful, wonderful, brilliant, fantastic 等はありふれているけれど、ちょっと耳に残った解説者の褒め言葉を並べてみよう。

very well-controlled
acurately executed
precise
powerful,
これらは技術に対して使われている。どんなに凄いか、素敵かを表現するとなるともうあれもこれもと言葉を尽くす

graceful,   amazing, 
astonishing,   dazzling, 
breathtaking,   mesmerising, 
stunning,  mind-blowing, 
Superb,  exceptional,
exquisite,


高橋大輔選手が出て来るとニッキーさんはmesmerising とかexquisiteとかをよく使う。見た目の素晴らしさと同時に自分の気持ちにどう影響するかを表す単語だ。ジャンプ等の失敗にも関わらず演技終了後には
He is a delight to watch!」「 I couln't take my eyes off」なんて言ってくれる。グランプリファイナルの時には「The most exciting skater in the world」とも言ってたなあ〜〜。高橋選手が出て来るとニッキーさんの声はさらに1ー2音高くなるので彼がどんなに高橋選手のファンか、聞いてて解ってしまう。

ちなみに羽生選手の渾身のフリーをこう言っていた
「This is one heck of a performance from Hanyu.」

もう来年がまた冬期オリンピックだとは本当にびっくりの光陰矢の如しまだまだ楽しみだなあ〜〜





 
 

やっぱり書いちゃうよ、、!
だって嬉しいよね、やっぱり。

高橋大輔選手がとうとう世界チャンピオンになった。

実は今回は彼のチャンスかなとは思ってたよ。オリンピックでは銅メダルに落ち着いたけど、そこから今月の世界選手権までもう一山登れるんじゃないかっていう予感はあった。昨日のSPでトップに立ったしね(差は微妙だったけど)

Eurosportsのライヴ中継は夜8時から。やっぱりヨーロッパだと時差がほとんど無いから嬉しい。とはいえ、ライブってやっぱり心臓によくないんだけどねえ〜。後半2グループをまるまる放映してくれるから次世代を担いそうな選手もチェックできるのが楽しい。

アメリカのAdam Ripponや銀メダルを取ったPatrick chanだってまだ若いし、チェコのMichal Brezina選手もきっとこの先に伸びて来るだろう。上位3人は激戦になると思ったけど、ミスの殆ど無かった高橋君が堂々の優勝になった

なんだかみんな凄く疲れてるみたいだったけど、なんでだろうね。オリンピック後の気持ちの切り替えが難しいというのは言われているけど、それにしてもどの選手も演技終盤にはエネルギーが切れてるみたいで、足元がおぼつかない人も。ジュベール選手なんて表彰台でも疲れ切った顔してたし・・・・ ショートプログラムでは「ジュベールが来るかな、、!」と思ったけど、フリーでは出だしの2つの4回転を降りたものの後が崩れちゃったのが残念だね

人間の集中力っていうのは本当に計り知れないものがある。集中力が驚異的なパワーになる瞬間もあれば、一瞬の乱れで収集がつかなくなってしまう。昨日の織田選手の2分半は、当人には人生最大の悪夢だったはずだ。演技する時間は本当に短い。一度きれた集中力はあれ!?と思っている間に戻る事無く2分半なんて終わってしまうのだ、残酷だよね

高橋選手の4回転フリップは本当は勝つには必要なかったかもしれない。他が皆どこかしら崩れてたから、トリプルアクセル及び3回転が綺麗にまとまれば充分勝てる予感はあった。「跳ぶか、跳ばないか」と噂されていたけれど、跳ばなくても、たとえ跳んで転んでも、回転不足でも勝てるという自信があったからこそ跳んだのだと思う。回転不足で2フットランディングだったけど、転倒しなかった分減点にならなかったから充分だったよね

まだ公式戦で誰も跳んでいないという4回転のフリップ、来年には完成させてくるんだろうか。一つ手に入れたらまた次の目標を見つける、アスリートには挑戦が常に必要だ。はたから見ればきついよなあ〜と思うけど、それが無いとやっていかれないのだろう

表彰台での高橋君、すごくすごく良い顔をしていた。去年の今頃はリハビリも思うままにならなくてどんな思いをしていたかを考えると、本当に素晴らしい復帰だ。4回転を二つ決めて最高点で優勝した4大陸選手権の頃のようなピーク。演技中盤からテレビのコメンテイターは2人とも「もう決まりだね」と言っていた。得点が出るまえから「日本人初の世界チャンピオンです」と・・・私も始まる前はドキドキしていたのに、途中からはもう余裕で観ていた、、、

高橋選手が今季で使ったニーノ・ロータの曲は、リルハンメルオリンピックの時にフィンランドのアイスダンスペアが使ったっけ。振り付けの出だしもやっぱり眠っていて目が覚める、、、というものだった。あの頃はロシア勢がトップを占めていて他のペアがその中に食い込むのはなかなか大変だったけど、スザナ・ラカモとペトリ・コッコのペアはとても好きだったのであの「道」の演技も良く覚えている。どっかに動画で上がってるかな、久しぶりで探してみようか・・・

さあて、後はダンスとそして女子だね。女性軍はどんな戦いを見せてくれるのか・・・ドキドキするなあ〜〜


やっとクリスマスーカードを出した・・・それにしてもねえ、切手を買うだけの為に20分も並ぶのってやっぱりどうにかして欲しいわ〜〜! こちらの郵便局や銀行の窓口は用途によって分かれていない。あくまで公平に先に来た人から順に空いたカウンターに行って用事を済ませる。だから国際配達の大荷物を10個持っていようが、今週分の年金を受け取りに来た人だろうが、切手を買いたいだけだろうが、キュー(Queue)と呼ばれる一列を作って順番を待つ 。普通の切手なら郵便局以外でも10枚綴りものを買える所があるけれど、やっぱりクリスマスカードはクリスマスデザインの切手で送りたい。これを楽しみにしてくれてる日本の友人達もいる事だし・・・そうなるとやっぱり郵便局に並ぶしかないのだ。

それにしても、我が家は全くクリスマスの気配が無い。飾り付けもしてないし、私はあと1週間で休みだけど彼はクリスマスもボクシングデーも仕事だし・・・

なかなか観られないフィギュアスケートだけど、グランプリファイナルのダイジェストをやっていた。浅田真央ちゃんのトリプルアクセルが2つとも公式に認定されたフリープログラム。タチアナ・タラソワさんというコーチはいつもその選手の持つ可能なギリギリの力をひっぱり出してくる人だ。今回の浅田選手のプログラムもパリ大会の時点では、「大きすぎるんじゃないか」という懸念を抱かせた。ところがNHK杯、そしてファイナルとどんどん滑り込んできた結果、そのスケールの大きなプログラムを見事に消化していた。もちろんプログラムをノーミスで完璧に滑り切るというのは大変だ。勝つためには多少の賭けを承知で組んでいるプログラムなのだし・・・

久しぶりに伊藤みどりさんの昔の演技が観たくなって探してみる。あるある、、、ホントに何でもみつかるよね〜。88年のカルガリー・オリンピック。ピョンピョンとゴム毬のように跳ねている伊藤みどり。高い! 本当にこの人のジャンプは高さと滞空時間と距離とスケールがあった。7つのトリプルをすべて決め、最後には滑りながらガッツポーズまでしちゃって、天井まで観客を総立ちにさせた。うん、覚えてるよ、この時の大歓声

世界チャンピオンになったのはその翌年。この時に初めて世界公式戦でトリプルアクセルを成功させたわけだけど、この時の点数が確かギネスプックに載ったんじゃなかったっけ?女子の技術点で6.0を出した選手は他に覚えが無い。

でも私が好きだったのは、この次の年の世界選手権の伊藤みどり選手だ。まずトリプルアクセルの完成度が完璧。表現力も前年よりずっと磨かれて腕の流れもとても奇麗。規定で10位と出遅れたこの年は、オリジナル、フリーとトップだったにもかかわらず優勝はかなわなかったけれど・・・ この、規定で出遅れて後でガンガン上位に上がってくるっていうあたりも伊藤選手のユニークな魅力だった。



今とは採点法が違っていた時代だけれど、伊藤みどりの魅力はジャンプだけでなくスピンもそうだった。レイバックスピンは奇麗だったし、スピードがあった。フライングシットスピンも高い所から入ってる。ジャンプだって最後の1分をきってから3+3のコンビネーションとか入れてるしね。 そういえば、アルベールビルオリンピックの時は、最初のトリプルアクセルが決まらなかったけど、プログラムの終盤でもう一回跳んで成功させたんだよね。今の採点法でもかなりのボーナス点が付くはず。

こちらのEurosportsのフィギュアの解説者2人は、今でも浅田選手がトリプルアクセルを飛ぶ度に伊藤みどりさんの名前を出す。NHK杯で浅田選手の2回のトリプルアクセルが認定されるか、、という判定待ちの時も、「伊藤みどりが最初に飛んだのもこのNHKだったっけ?」「いや、あれはパリだったよ。」とまるで昨日の事のように話していた。フィギュアスケートに於いて、伊藤みどりさんの残したものは大きいんだなあ〜と痛感した。子供のように小柄で無邪気な笑顔、リンクの外に吹っ飛んでも駆け戻ってきてまた次のトリプルを跳んでしまうリカバリーの早さ、他の選手とは一味違う伊藤みどりの元気なジャンプを、暖かい拍手と笑顔で見守って来た人達が沢山いたのだ。

表現力や持って生まれた身体の線、足首の柔らかさ、そういったものを総合的に観ると今の時代の若い選手達はまず身体が違う。やっぱり浅田真央ちゃんは持って生まれた素質に恵まれてる。ジャンプの成功率も昔よりずっと高く、女子の戦いのレベルはどんどん上がる。 そんな中で、もう一度伊藤みどりのジャンプを観てみると、回転不足なんて言葉は必要ないくらいにエッジがしっかり三回転半回り切っている。トリプル二つのコンビネーションでは2つとも高さと飛距離が凄い。
豪快だ。そう、あんな豪快なジャンプをもう一度観てみたいね。

今季は、男子の高橋大輔君が欠場しているのがホントに残念だ。っていうか、このまま今季をすべて棒にふるというのは、再来年のオリンピック選考に影響する・・・怪我は本当にしょうがないけど、、、、 トリノの前年、世界選手権で本田武史が棄権して、オリンピック出場枠のプレッシャーを背負わされた経験があるだけに、今回の事ではどんな思いでいるのだろう、、そして、どんな選手になってまた復活してくれるだろうか?ボクらの時代」で藤原竜也、中村勘太郎両氏に「バンクーバーで金を取って引退するのが夢」ときっぱり語っていたっけ。あの後に、4大陸大会で史上最高点で優勝した、、、このまま終わらないで欲しい。
頑張れ〜〜!帰ってこい高橋大輔!!

寒い寒いと言ってる間に、今日からサマータイムになった。

サマータイムになる時は、一時間短かくなる。 寝坊して起きたら11時と思ってたら実は12時、というのはちょっと悲しい・・・・10月にグリニッチ時間に戻った時、「これからが暗〜〜い冬」と書いたけど、今年はなんだか冬がいつもより早く終ったような気がする。ブログを始めたせいだろうか。確かに「あ、これ書こうかな」と思いながらいろんな事を考えるのは楽しい。無理矢理に話題をみつけようとは思わないけど、新聞とか読んででも、自分なりの意見をまとめてみるようになってきた。それにしても毎日のニュースは悲惨な事ばかり・・・忘れちゃいけない、「明日は自分」

それにしても、フィギュアスケートの女子はすっごい戦いだった、、! 安藤美姫さんは本当にこの一年で別人のように大人になったのでびっくり! 高橋大輔さんもそうだけど、去年悔しい思いをしたところから、どれだけの思いで這い上がってきたんだろうか・・・・周囲のサポートもさる事ながら、どれだけの不安と葛藤とプレッシャーの中で,歯を食いしばってきたんだろう・・・素晴しかった! 必要無しと判断して飛ばなかった4回転だけど、それで正解だったと思う。本当にクリーンな演技だった。英語でいうMaturity、成長して安定感のある演技、表情は19才とは思えなかったよ。

浅田真央ちゃんの底力もすごい・・・・
奇麗なトリプルアクセルだった。 彼女はまだ子供っぽさが演技に残っているけれど、それでもすごく大人っぽくなってきた。このあたりでひと皮剥けて、来年あたりに化けて欲しいなあ〜
 昔、ミッシェル・クワンが13才でジュニア大会に出て来た時、こっちの番組で、「将来はきっと世界チャンピオン」と紹介された事があった。その時はまだいかにも痩せっぽちの子供で、ポニーテールの東洋系アメリカ人の女の子はちょっと冴えない感じもあったけど、スケートは素晴しいものがあった。 2年後、15才で世界選手権に出て来た彼女を観た時、同じ人とはとても思えなかったっけ。顔つきまで全く違う・・・15才とは思えないマチュアーな演技と自信。言われなかったら同じ選手とは見分けがつかない程成長してた。

それにしても、高橋君も、美姫ちゃんも、泣きすぎ! 演技がおわって思わず涙ぐむのはわかるけど、得点が出た後までコーチにしがみついて号泣してるのは、ちょっと泣き過ぎじゃない、、? 解説の人も、最初は「どれだけのプレッシャーがあった事でしょう!」とか言ってフォローしてたけど、得点が出た後は、「これ以上見ていられません」とか言って、「さあ、次はバットルです!」と話題を変えていた。

やっぱりさ、クワンみたいに、「あれだけ苦しんで努力してきたんだから、勝って当たり前」といわんばかりにクールにしてるのもカッコ良いよ。アマチュアの競技会を続けるってそういう事じゃない?スケートを楽しみたいならプロになればいいんだもの。競技会に出続けるっていうのは、戦い続けるっていう事で、泣くのは勝てなかった時で良いんじゃないかな。勝った時は貫禄見せて下さいな。

それにしてもやっぱり日本勢の活躍を世界レベルで観られるって嬉しいね!

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