お化けじゃありません、、、 あ、でもちょっと似た様な物かも・・・・死んでる事に変わりないから。
やっと出たね〜〜、ハトシェプスト。
エジプトの女性ファラオのミイラが100年以上経ってやっと認定されたようです。2ー3日前から「そうらしい」というニュースは出ていたけれど、やっぱり正式に発表されるとわくわくする。
私は実は大の古代史・考古学好きです。 一応半年通った大学は史学科。芝居を選んで大学を中退しなかったら、専攻は考古学にしたかったのでした。
ハトシェプスト祭殿は、何年か前に無差別テロで日本人も含む大勢の観光客が射殺されてしまった悲しい場所でもあるけれど、私達が訪れた早朝は静かで、乾いて「ずう〜っとここにある」という威厳を放っていたっけ。
結婚10周年にエジプトを選んだのは私で、カイロに3日、ルクソールに11日滞在した。ほとんどの人はクルーズやツアーで、ルクソールはナイル東側の神殿で1日、西側の王家の谷で1日くらいしかいない中、11日もずっとルクソールにいた私達は、ホテルやレストランの人、道で待ち構えている馬車の客引き達に覚えられてしまい、結構良くしてもらったのでした。
ホテルのすぐ側にインターネットカフェもあって、日本語を打つ事はできないけれど、読む事はできたので、丁度日本で上演中だった藤原竜也君のハムレットの劇評なんかを読んでいたっけ。
クリスマス近いというのに気温は25度くらいで、毎日毎日ひたすら晴れ! 雨なんか降らないのに、ナイルは滔々と水をたたえてる。太陽と水=命の源! ちょっと奮発して良いホテルに泊まったからだろうけど、11日間飽きなかった。ナイル側の部屋のバルコニーで西側の王家の谷の色が時間によって変わって行くのを、ずっと眺めていられた。今の生活も仕事も全部やめて、ずっとそこに居られるような気がした。
けっこういろんな所にホリデーに行ったけれど、何処へ行っても私は順応できる性質のようで、そもそもイギリスに住み着いたのだって、その延長線だったのだと思う。 まあ、もちろん住むっていうのはまた違うんだけどね。エジプトは一生の内に必ず行きたい所だったので、「やっと来た」という安心感もあったのかも。ツアーじゃなくて、自分達でテイラーメイドした2週間だったし。
次はやっぱりアジアに行きたい。アンコールワットには死ぬ前に一度行きたい!古いもの大好き!
私の大好きな「考古学探偵」と呼ばれているライターがいます。Graham Phillips(グレアム・フィリップス)という人で、歴史の謎解きのような本をいくつも書いてる。残念ながら日本語訳になっているものは極端に少ないみたいだけど、聖書の逸話を歴史的根拠で裏付けたり、アーサー王や、ロビン・フッド、アレキサンダー大王の事等、彼なりに足繁く調べあげて、それなりに根拠のある新説を書き上げてます。
特に面白かったのが、古代エジプトの文献と聖書の話を裏付けるという本で、これはどうやら日本語訳が出ているみたいだ。 もし興味のある方は是非お薦めです。(消されたファラオ)これが事実かどうかは別問題。でもかなり説得力あります。ツタンカーメンの墓から始まって、十戒のモーゼ、ツタンカーメンの父イクナートンの宗教変更と遷都、さらにサントリーニの大噴火と出エジプト記、聖書の逸話と実際の古代史を結ぶ一大研究本です。
ルクソールのホテルのバルコニーから、反対側の山の中服に、かすかに、かすかに肉眼でハトシェプスト祭殿を臨む事ができた。(写真のボートのすこし右上の山の中服にかすかに見える)
幼い息子に代わって自らが女性でありながらファラオとなり、後にその息子によって存在の記録を抹消された男装の女王ハトシェプスト。 遺体は一旦女王の墓から移されてしまい、今回認定されたミイラが発掘されたのは、王家の谷の中でもマイナーな墓で、100年以上も身元が確認されなかった・・・・・やっと見つけてもらえて本当に良かったね!
またあの照りつけるエジプトの太陽を浴びて、王家の谷やルクソール&カルナーク神殿を歩いてきたいなあ〜〜
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やっと出たね〜〜、ハトシェプスト。
エジプトの女性ファラオのミイラが100年以上経ってやっと認定されたようです。2ー3日前から「そうらしい」というニュースは出ていたけれど、やっぱり正式に発表されるとわくわくする。
私は実は大の古代史・考古学好きです。 一応半年通った大学は史学科。芝居を選んで大学を中退しなかったら、専攻は考古学にしたかったのでした。
ハトシェプスト祭殿は、何年か前に無差別テロで日本人も含む大勢の観光客が射殺されてしまった悲しい場所でもあるけれど、私達が訪れた早朝は静かで、乾いて「ずう〜っとここにある」という威厳を放っていたっけ。
結婚10周年にエジプトを選んだのは私で、カイロに3日、ルクソールに11日滞在した。ほとんどの人はクルーズやツアーで、ルクソールはナイル東側の神殿で1日、西側の王家の谷で1日くらいしかいない中、11日もずっとルクソールにいた私達は、ホテルやレストランの人、道で待ち構えている馬車の客引き達に覚えられてしまい、結構良くしてもらったのでした。
ホテルのすぐ側にインターネットカフェもあって、日本語を打つ事はできないけれど、読む事はできたので、丁度日本で上演中だった藤原竜也君のハムレットの劇評なんかを読んでいたっけ。
クリスマス近いというのに気温は25度くらいで、毎日毎日ひたすら晴れ! 雨なんか降らないのに、ナイルは滔々と水をたたえてる。太陽と水=命の源! ちょっと奮発して良いホテルに泊まったからだろうけど、11日間飽きなかった。ナイル側の部屋のバルコニーで西側の王家の谷の色が時間によって変わって行くのを、ずっと眺めていられた。今の生活も仕事も全部やめて、ずっとそこに居られるような気がした。
けっこういろんな所にホリデーに行ったけれど、何処へ行っても私は順応できる性質のようで、そもそもイギリスに住み着いたのだって、その延長線だったのだと思う。 まあ、もちろん住むっていうのはまた違うんだけどね。エジプトは一生の内に必ず行きたい所だったので、「やっと来た」という安心感もあったのかも。ツアーじゃなくて、自分達でテイラーメイドした2週間だったし。
次はやっぱりアジアに行きたい。アンコールワットには死ぬ前に一度行きたい!古いもの大好き!
私の大好きな「考古学探偵」と呼ばれているライターがいます。Graham Phillips(グレアム・フィリップス)という人で、歴史の謎解きのような本をいくつも書いてる。残念ながら日本語訳になっているものは極端に少ないみたいだけど、聖書の逸話を歴史的根拠で裏付けたり、アーサー王や、ロビン・フッド、アレキサンダー大王の事等、彼なりに足繁く調べあげて、それなりに根拠のある新説を書き上げてます。
特に面白かったのが、古代エジプトの文献と聖書の話を裏付けるという本で、これはどうやら日本語訳が出ているみたいだ。 もし興味のある方は是非お薦めです。(消されたファラオ)これが事実かどうかは別問題。でもかなり説得力あります。ツタンカーメンの墓から始まって、十戒のモーゼ、ツタンカーメンの父イクナートンの宗教変更と遷都、さらにサントリーニの大噴火と出エジプト記、聖書の逸話と実際の古代史を結ぶ一大研究本です。
ルクソールのホテルのバルコニーから、反対側の山の中服に、かすかに、かすかに肉眼でハトシェプスト祭殿を臨む事ができた。(写真のボートのすこし右上の山の中服にかすかに見える)
幼い息子に代わって自らが女性でありながらファラオとなり、後にその息子によって存在の記録を抹消された男装の女王ハトシェプスト。 遺体は一旦女王の墓から移されてしまい、今回認定されたミイラが発掘されたのは、王家の谷の中でもマイナーな墓で、100年以上も身元が確認されなかった・・・・・やっと見つけてもらえて本当に良かったね!
またあの照りつけるエジプトの太陽を浴びて、王家の谷やルクソール&カルナーク神殿を歩いてきたいなあ〜〜
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