この一週間もとってもeventfulだったイギリスです。
大雨によるあちこちでの大洪水、プレア首相の退任と、新首相・内閣の誕生、雨で中断ばかりのウィンブルドン、ロンドンとグラスゴーでのテロ未遂、ルイス・ハミルトン8戦連続の表彰台、今日からの一斉禁煙・・・

でもやっぱり今日はこれです! Concert For Diana

生きていれば今日が46才の誕生日だったダイアナ妃の為に、ウィリアム王子とハリー王子が企画した大コンサートです。5月に出来上がったばかりの新しくなったWembley Stadiumで63000人を集めてのコンサートは、ライヴ・エイドやフレディー・マーキュリーの追悼コンサートのような、大物スター達を一堂に集めての6時間半のコンサート。新しいウェンプリーは綺麗だあ〜〜

2人の王子達の挨拶で始まったコンサートのトップバッターはDuran Duran 皆様覚えてますでしょうか?80年代に一世を風靡したバンドです。実は私も彼等はとっくに解散してしまったものと思っていて、去年になってから今でもDuran Duranとして活動してると知った時は驚いたんですね〜〜 「母が大好きだったバンドの一つです」と紹介されて登場した彼等は、すっかり40代の顔になってたけど、最初から会場を盛り上げるのにぴったりだった。

ラインナップはなかなか凄い。大御所から人気歌手まで勢ぞろい、エルトン・ジョン、Jose Stone,ステイタス・クオー, ブライアン・フェリー、トム・ジョーンズ、ロッド・スチュアート、Take That, リリー・アレン、Nelly Furtado・・・・ それだけでなく、コメディアンの登場もあれば、English National Balletによる白鳥の湖や、アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルメドレーも。
このミュージカルメドレーだけでも、サラ・ブライトマン、アンドレア・ボッチェリ、アナスタシア、全国オーディションでサウンドオブミュージックの主役を勝ち取ったコニー・フィッシャーに、最後は歴代3人のJoseph役が勢ぞろい。(ドニー・オズモンド、ジェイソン・ドノバン、リー・ミード)そして、それらのアーティスト達を紹介するプレゼンターも、シェフのジェイミー・オリバーやデヴィッド・ベッカムら、多彩な顔ぶれが揃う。

アーティスト一人の持ち時間は約15分くらいで、皆3曲くらいを歌っては交代する。 その交代の時間埋めに、ダイアナさんと出合った人たちがいろんなエピソードを語ったフィルムが流される。ライブの進行はものすごくオーガナイズされてて、無駄が全くない。 何よりも、全体の演出がすごく洗練されてる。どの人たちも、衣装やバックコーラスやダンサー、どれをとってもコンサートというより、ちょっとアップマーケットな舞台演出だ。王子様の企画だとこうも洗練されるのかしら?なんて、、、、、 みなさん実力派で、ものすごくグレードの高いコンサートになってる。バレエでは涙出て来たし。


これはハッキリ言って「Rock/Popコンサート」ではなくて、「もうひとつのロイヤルバラエティー・パフォーマンス」だ。
ロイヤルの称号を剥奪されてしまったダイアナさんへの、息子達からのプレゼント。ダイアナさんの為だけのRoyal Variety Performanceしかもこの規模とクオリティーの高さは、例年のロイヤルバラエティーよりも勝ってるよね〜〜  スタジアムだけで63000人、世界140ケ国にテレビ中継で、ビューアーは5億人との事。ロイヤルボックスではウィリアム、ハリー王子も他のロイヤルのメンバーも立ち上がって踊ってるし、パフォーマンスの合間にメキシカン・ウェーブにも参加してる。

考えてみれば、ダイアナさんが亡くなった時2人の王子達はまだ子供で、「自分達で何もできなかった」っていう思いがあったのかもしれないね。11才と15才で、お葬式やらその後のマスメディア対応やら、回りで大人達があれこれと対処していく間、何もできずに学校にかくまわれてたような形だったから・・・・ 亡くなって10年たって、立派な大人になった兄弟がやっとお母さんの為にできる事を企画できたんだね。本当に素敵なバースデープレゼント ダイアナさんはきっと大喜びで息子達を誇りに思ってる事だろう。

大トリはSir Elton John。丁度最後から3組目のTake Thatのパートからやっと薄暗くなってきて、舞台の証明が映えてますね〜〜! 全体と通して本当に見栄えのするステージになってる。だからいつものロックコンサートとちょっと違った感じがするんだろうね。Sophisticatedな舞台。エルトンのサングラスが凄いです、、、ダイヤをちりばめた3ピースの縁なしフレームに、紫のレンズ。レンズにもダイヤでEJって入ってるよ・・・

これはねえ〜〜 6時間半カット無しでDVDにして欲しいなあ〜〜〜 アーティスト達のギャラは無し、コンサートの収益はダイアナさんがパトロンを努めていたチャリティー各団体に送られる。その中には今はウィリアムやハリーがパトロンになっているものもいくつかある。
亡くなって10年経っても相変わらずPeople's Princessとして忘れられる事がないというのは、ステージの合間に流される様々なビデオが証明してる。沢山の人の心に触れたダイアナさん。
予報では雨のはずだったのに、午後からは全く降らずじまいだったのもすごいよ〜〜!

こんな誕生日プレゼントをあげられて、WilliamもHarryも今日は幸せに乾杯できるだろうね。 それとも、やっぱりちょっと感傷的になっちゃうかな、、?最後に「今日のショウを、母の思い出として覚えておきたい」と言ったウィリアム。ちょっと感情を押し殺すように空を見上げた顔が、10年前の事故以来、どんなに悲しい思いでしかお母さんの話を聞けなかったかが伺えた。 いろんな憶測が飛び交って、事ある毎に新聞にあれこれ書かれて、事故の再捜査があったりしたからね、、、

いや〜〜、すごいハイグレードなショウだった・・・・録画しなかったのが悔やまれる〜〜〜

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