日本がフィギュアスケートで初の団体メダル!!「もしかして可能性ある?」状態だったけれど、本当に皆んなが頑張って取ってくれるなんて!
フィギュアスケートは個人競技だ。その個人を集めての団体戦というのは歴史が浅い。団体戦の発端はやはり日本で始まったJapan Open。現役選手とプロスケーターも混ざってチームを作り、日本チーム、ヨーロッパチーム、北米チームで競うという新しい形式の団体試合は人気と注目を集め、やがてソチオリンピックからは正式に国別の団体戦が始まった。Japan Openは独自のやり方で人気だけれど、オリンピックでは12か国が全てのカテゴリーを滑って競い合う。大切なのは演技の得点よりも順位。どの国から誰が出るのか、ショートは?フリーは?順位で上をとるには誰を起用すれば有利なのか?そういった作戦も要素の一つ。ショートとフリーで選手を分ける国が多いが、出場選手が少なかったり、あるいは作戦で一人の選手をショートとフリーに使ったり、、、個人戦とはまた一味違う。
なんといっても団体戦は味方の応援と各選手たちのバトンの繋ぎが素晴らしい。最終的には立派なチームプレーになっている。そして今回日本は初のメダル!!先発の男子ショートでの宇野昌磨さんからアンカーの坂本花織さんまで、皆んながほぼノーミスの演技でたすきを繋いだ。大きく貢献したのはペアの三浦・木原組。これでこれからアイスダンスもレベルが上がって行けば団体でもっと上を目指すのも夢ではない。今回皆んなの演技がほぼベスト状態だったのは本当にチームワークを強めたことだろう。これをバネに其々の個人戦に弾みをつけて欲しい!
その一方で、相変わらずCoved-19に振り回されている。現地入り直前になって派遣選手団から外されたコリヤダ君、本当に悲しかったよ、、、どうしてこうなるんだ、、?と思うと同時に同じように直前で陽性反応が出たカナダのキーガン・メッシング選手はギリギリで陰性に転じてどうやら個人戦直前に北京入りすることができた様子。昌磨 さんのコーチのステファンも陽性反応でスイスで足止めを食ってしまった。団体戦でのメダルには間に合ったので、明日からの個人戦にはしっかりと側についていてくれるはず。
そして、そして、、、なんと言えばいいのだろう、、、?ヴィンセント、、、団体でのUSAの銀メダルに貢献してオリンピックメダリストになった途端にCovid陽性、、、ここにきて個人戦を棄権するというのは本当に胸が裂かれそうな思いに違いない。棄権を発表するインスタのビデオメッセージは見ていて泣きそうになってしまった。どうして今、、?それにしても本当にオミクロンは所構わずだ。昨日の団体戦でヴィンセント以外にも感染した人はいないだろうか?
コリヤダ君は症状があったという事で有無を言わさず即代表から外されてしまった。キーガンとステファンは無症状だったそうで、その後すぐに陰性に転じているから偽陽性だった可能性もある。ヴィンセントはどうかわからないけれど、昨日の団体戦のフリーはちょっと精彩を欠いていたように見えた。実際にテクニカルの点数もかなりレビュー後に引かれていた。 本当に毎日毎日がcovidとの戦い、まさにサバイバル。
スキージャンプはなんだかいつも日本は強いという思いがあったので、個人金メダルが長野の舟木選手以来と聞いてちょっと驚いた。ノーマルヒルではなんと札幌以来だったそうだ。今でも記憶に残る札幌オリンピックでの日の丸飛行隊。3本の日の丸、、、、ジャンプでも新しい混合=団体戦のようなものが取り入れられたそうで、日本は惜しくも4位。つーつの規定違反で高梨選手の1本目が失格という波乱がらみの新種目だったようだ。
明日(というよりあと数時間)でフィギュアは男子の個人SPが始まる。明日は休みだから頑張って起きていようかとも思ったけれど、流石にメイン選手の登場がこちら時間の朝の4時過ぎからなので流石にちょっと、、、、起きたらもう結果が出ているというのは前回の平昌と同じだね。まあ、ライヴで観てたら心臓に悪すぎるから、結果を見てから録画を観るほうがいいのかも、、、
本当にCovidにかからないというのが一番の勝運かもしれない。羽生選手をはじめ、日本選手の中には選手村ではなく日本チームが借り切ったホテルに滞在している選手もいるそうだ。誰なのかは分からないけれど、本当にくれぐれもみんな感染には気を付けてほしい。
さあ、これから寝て、明日の朝にみる結果がどうなっているのか、、、?みんな、みんな頑張れ!!