4大陸の間に国体(国スポになったようだけれど、語呂が悪いなあ、、、)やチャレンジシリーズなんかもあって、本当にスケートには追い付いていけていない、、、でもやっぱりメインは4大陸ということで、ISUのyoutube でちょこちょことかいつまんで観た。もう今更書ききれないので日本選手たちで思ったこと、、、
アイスダンスはスケ連が「4大陸での最上位組を世界選手権に、、」と発表したときから、「CoCoチームになるな」とは思っていた。国際試合ではやっぱりキャリア度や知名度がある程度採点に関わってくるというのは昔からの暗黙の事実。ジュニアで表彰台によく乘っていた、とか実績ある選手がカテゴリー転向したとか、世界的にある程度知られている技術力の目安がないと、新人選手はいきなりはなかなか高い点はもらえない。 でも、うたまさ組も、あずしん組も良いインパクトを残したと思うので、これからに繋がっていくと思う。
そして今回のCoCoチームの大きな任務は「来年の為に2枠を」だ。実はキャリア度だけでなく、全日本から4大陸までの間のチームCoCoの上達ぶりはちょっと目を見張った。レベルを上げてきてるし、フリーはキャリアと年齢の魅力をフルに使って、素晴らしいプログラムだった。(バーバラ・ストライサンドの声にかなり後押しされていた部分もあるとは思うが、、、)私は英国に住んでいるので、英語の歌詞がするっと耳に入ってくる。この曲は歌だけ聞いても震えがくるほど素晴らしいので、それと合わせてミュージックビデオを観て感動するレベルになっていた。決して小賢しいという事ではなく、プログラム全体の完成度を上げるという意味で、この曲の選択は彼らにとって大きな武器になったと思う。
日本の若手選手達の大活躍が目立った大会になった。鍵山優真くんのあまりの完成度にびっくり!!これは4回転3種でも(フリップ頑張れ!)イリア・マリニンと互角にいけるかも!とにかく全てのエレメントの美しさ、、、世界選手権が楽しみだわ〜。ただ、、、彼の演技からはまだ「彼独特」の空気が出ていない、、練習してきた通り、教えられた通り、という印象だ。実は北京オリンピックの頃の彼のスケートはとても宇野昌磨さんに似ていた。本人も昌磨さんの演技を1日観てる、と話していた。そして今回の演技ではカロリーナコーチの現役時代の身体の動かし方にそっくりになってきている。そしてジャンプはお父さんに、、、おそらく優真くんは、観て、真似て、覚えて馴染ませて、、、という取り組み方で技術や演技力を向上させていくタイプの選手なのだろう。後は、ここからそれらの技術をどう「自分の色」にしていくか、、、だ。まだそこまで行っていない。これからの数年でどう成長できるのか、、、
逆に、今シーズンになってグッと雰囲気を出してきた佐藤駿選手。前にも書いたけれどスケートの見せ方が上手くなっていて目を引く。こちらも現在発展途上という感じなので、本当に次のオリンピックが楽しみだよね。彼はルッツが跳べるので注目されているけれど、ルッツ意外ではまだ4回転の本数は3本だ。来年はジャンプの数を減らそうかなんて意見もでているそうだから、得点源のルッツやフリップは大事になってくるよね。(まだルールがどうなるかは判らないけれど、オリンピックの年に変わることはないのであるとすれば来季だ)まだちょっと遠慮がちというか、もっとスケールが一回り大きくなると見栄えがすると思うな。でも素敵なプログラムなので、もう一度みたかったけど、もう出る試合は無いのかな、、??
女子では千葉百音さんが素晴らしい安定感を出してきた。前から「いつか来る」選手だと思っていたけれど、ここに来て世界に食い込んできたね。とても美しいスケートで、すべてがまとまっている選手だ。仙台から京都に移った成果があったということか。倫果さんも少しずつ安定してきたから、このままコンスタントに上位に入れるようになると日本の次世代はすごいよ。本当に次のオリンピックまでにどうなるんだろうか。怪我で今は一歩引いてる紀平梨花さんも来シーズンには戻って来て欲しいし、 層が厚くてなかなか厳しいけれど、松生選手や山下真湖ちゃんのスケートもすごく好きだから、もっと見られる機会があるといいな。
今年の日本行きを6月にしようかと検討中。父が亡くなったタイミングでここ数年はいつも10月初めに行っていたけれど、たまには違う時にも行きたい。桜の季節が一番だけれど、今年はちょっと都合つけるのが間に合わない。でも6月に劇団の先輩、戸田恵子さんの舞台と「氷艶 」があるのでこの二つをみるなら6月頭だなあ〜〜、、、7〜9月は、フライトが高すぎるし日本は殺人的に暑いしで、避けたい所なので、6月かそれとも11月、、?どうしたものか、、、、