見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: フィギュアスケート


もう2月も終盤だなんて、本当に恐ろしいほど早い!

ハーフターム(学校の中間学期休み)は仕事に追われる中、週末のオランダでのチャレンジカップを楽しみにしていた。世界選手権前の調整試合としてはこれが最期、世界選手権に出る人、出ないからこそ良い結果で印象付けたい人、そしてオランダ国内チャンピオンを目指す現地のスケーター達、 グランプリシリーズや選手権大会とはまた違った空気のB級試合って、私は好きだな。まとめに行く人、挑戦する人、トップ選手達とそれなりの位置で頑張っている人達が一緒になる。

紀平梨花さんと宇野昌磨くんは優勝するのはもう間違いないと思っていたけれど、(これで勝てなかったらやばいでしょう、、、!)何を、どこまで仕上げてきているかの勝負だ。来月の世界選手権に向けての仕上げ具合をみんなが注目している。

紀平梨花ちゃんは本当にマチュアなスケーターだ。冷静で頭がいい。自分のコントロールの仕方を知っている、といつも思う。ロシアの3娘達とほとんど違わないのに、とても大人なスケーターだと思う。インタビューを聞いていても、もちろん高校生らしい可愛らしさはあるけれど、「大人のアスリート」という印象がとても強い。今回はショートではミスをリカバーしての好演技、そして4サルコウは回避しての素晴らしいフリーだった。すでに勝者の貫禄が、、、、それでも世界選手権ではどうなるのだろうね。

先日日本のテレビでアリーナ•ザギトワ選手の特集をみた。「まだ日本のテレビがおかしな番組にするんじゃないだろうな、、、」と身構えてみたのだけれど、とても良い番組になっていた。彼女は日本好きということもあって、正直に話してくれていて、質問もうまく5項目にまとめて見応えあった。まだまだこれからも彼女のスケートが見たいよね。第二のスタートを目指して今はショーでスケートを楽しんで欲しいな。昌磨くんのように、また「スケートを楽しむ」気持ちで復活して欲しい。

そしてステファンの処ですっかり元気を取り戻した感じの宇野昌磨!!もう顔つきからして全然違う。お目目はキラキラ、お肌はツルツル、演技はピカピカ、、、、!魔法のケミストリーが爆発しそうな感じだ。

彼がコーチにステファンを選んだのは、私は全く驚かなかったし、素敵な組み合わせになることは間違いないと確信していた。けれど、こんなにも早く、目に見えてそのケミストリーが働きだすとは、、、! 
年明けから練り直して世界選手権に向けて練習してきたプログラムは、全日本の時より数段洗練されていて、テクニカルな失敗はその時の運だとして全体のプログラムが本当に素敵になっている。

特にフリーのDancing On My Ownは、最初にJapan Openで観た時に、「昌磨くんのスケートの良さが沢山出せるプログラムかな」と思った。まだ滑り込めていない感じはあったけれど、時間をかけて滑り込んでいくのが楽しみだった。その後のGPシリーズでちょっとつまづいてしまったのは周知の通りだけれど、ステファンと組んで、その「らしさ」にさらにマジックのようなケミストリーが働いて、「これは今までで最高に素敵なプログラムになるかも、、、」とさえ思う。

今回はジャンプミスがほとんどなく、4Tのステップアウトも演技の途切れにはならなかった。スルスルスルスルと全く切れ目なく、風が吹くように、水が流れるように、砂がこぼれるように続いていく 。ジャンプもだけれど、スピンが凄く良くなってる!元々宇野選手はスピンが綺麗で巧いのだけれど、最近は観ていてちょっと荒いかなあ、、、と思う部分もあったし、「軸流れるな〜〜!」と思いながら見ていた試合もあった。でも全日本より、スピンの安定した美しさがグッと増している。

そういえば、「ロコ」のプログラムで、いつの試合だったか、ジャッジ全員から満点(当時はGOE3)をもらった事があったっけ、、、 元々得意なスピンに、何と言ってもスピンの王者、ステファンのアドヴァイスが加わったら完璧になること間違いなし、、、?!

ステファンのちょっと長めのインタビューを読んだら、もうすでに来季、そしてオリンピックシーズンも視野に入れてプランを考えているようで、本当にこれからの二年間が楽しみだ。アーティストだよなあ〜二人とも。後はこの信頼関係がますます良い方向にいきますように。コミュニケーションは必須だから、「島田くん頼り」なんて言わずに英語頑張ってくださいよ。でも多分昌磨くんは自分で言ってるより英語解ってると思うな。特にスケートに関しては。後は聞き取りじゃない?サラッと言われた時にそのスピードで聞き取れるか、、、ステファンの英語は綺麗だけど、やっぱり彼にとって外国語だからゆっくりめだし、ヨーロッパの人の英語はイギリス発音の人が多いから、本来は日本人には聞きやすいはずなんだよね。 

今回特筆すべきは横井ゆは菜さん!今期のプログラムはとてもよくて、フィンランディア杯からさらに磨きがかかってる!もっと伸びてくるのかな。華があるから、女優っぽい振り付け似合うよなあ〜〜。 
大きな大会では見られない選手達が見られるのもB級試合の嬉しいところ。ライストは巻き戻しができなくて、時間があった部分しか見られなかったけれど、世界選手権には出られなくても素敵なスケーター達が沢山いるんだなあ。

そういえば、昌磨くんのフリーの時、前に滑ったドイツのジョナサン•ヘス選手がキス&クライのベンチに残ったままずっと見ていた。照明キラキラでベンチに座ってる姿が大きな絵のようで、特等席で見ていたのね、最後までずっと見入っていたのが印象的だった。彼らにしてみれば世界のトップ選手の身近で滑る機会というのは貴重なのだろう。 

男女とも1−2表彰台で、ジュニア勢も大活躍だったチャレンジカップ、来月はいよいよい今季の集大成、世界選手権だ!みんな怪我なくコロナウィルスにやられず頑張って欲しい。それにしても、ボーヤンとか、渡航は大丈夫なのかな、、、、、?? 


ヨーロッパ選手権や米国初め各国の国内戦も終わって、明後日からは4大陸選手権。
七年間ヨーロッパ選手権のチャンピオンだったハビエルが引退して、久しぶりの新王者の座に着いたのはアリエフ選手だった! そして2位には何と16歳のダルエニアンくん!彼はロステレコムでも良い演技してたからなあ〜〜。ショートでブレジナ選手が先行したのにはワクワクしたけれど、やっぱりフリーは構成でガラッと順位が変わってしまうから仕方ないね。

それでもチェコのブレジナ選手、ラトビアのヴァシリエス選手、イタリアのリッツォ選手・グラスル選手、 ジョージアのクヴィテラシヴィリ選手等、各国ばらけた選手達の顔ぶれでヨーロピアンらしいなあ〜。女子はまああの3人の並びがどうなるか、だろうとは思っていた。どうなんだろう、、、来年にはあの3人娘に差がついてくると私は思うのだけれどね。

新型肺炎のコロナウィルスが猛威を奮っていて、「これは4大陸大丈夫か!?」と思ったけれど、会場は厳戒態勢の様子。それでも自覚症状が無い内に感染が広がるというのは本当にどうにも防ぎようが無いよね。最初の検査で陰性だった人が数日後に陽性反応が出たというケースがいくつもあるし、、、、選手、関係者、メディア、そして会場にくる人達、、、本当に怖いなあ〜〜

さてさて、4大陸も凄い戦いになりそうじゃ無いですか!

羽生選手は今回からまたプログラムを以前のものに変えてきたんだね。それにしてもこの決断は凄い、、、SEIMEIは彼にとって伝説となるプログラムだ。初の300点超えに始まり、GPF、世界選手権、オリンピックと勝ち取ってきた代表作。本来ならこのプログラムには汚点をつけたく無いはずだ。それにもかかわらず、しかもシーズンの後半に 新たに滑るという。勝つ気満々としか思えない。

日本の夜中の時間に羽生選手の全日本後のインタビューを小出しにして放送されているので見てみた。まだ負けたショックから抜けていないような印象ではあるけれど、とても素直で力みのないインタビューで、「ああ、この人はまだ25になったばかりなんだなあ〜」と思うと、その肩に背負う重圧の重さが気の毒に思えてしまった。ガラでSeimeiを滑った事を「自分らしい」という言い方をしていたので、やっぱりこのプログラムで勝負したいと思ったのかな。

2日目の放送の中で、 「負けた立場」について聞かれたときに、昌磨くんとの関係についてとても穏やかな表情で「変わらないのが嬉しい」と言っていた。まだ子供の頃からいつも自分を追いかけてきていた彼に初めて試合で負けて、それでも「また勝ちたい、追い続けたいと思ってもらえるように」「昌磨にとっての「ゆづくん」でいていいのかな」と言っていた。孤独に戦うスポーツで、ライバルや後輩はいてくれてこそ力になる。不調でGPFを逃した昌磨君が苦しんでいるのを見ていたんだね。3期目の「バラード」と「SEIMEI」で初の4大陸優勝か!楽しみだ。

女子だってすごい情報が、、、、坂本香織選手の4T、樋口若葉選手の3A、そして紀平梨香選手の4Sが見られるかもしれない!!構成はその日までどうなるかは確定じゃ無いとはいえ、ロシアの3娘達に立ち向かうための新たな勝負技が出てきそうだ。練習で跳べても試合で決めなければ意味がない、、とはいうけれど、いつまでも恐れていても100%完璧な技なんてないのだから、どんどん挑戦して3月の世界選手権ではすごいバトルが見たいものだ。

そして男子の構成表に4Aの文字も、、、、「印刷ミスじゃないか」なんて言っている人達、目を覚まして欲しい! 日本のメディアの煽りでは、4Aを世界で最初に跳ぶのは羽生結弦、という事になっているのかもしれないが、そうは問屋がおろさないかも。
いつの間にか4Lzをバンバン飛ぶ選手が何人も出てきている。世界中のみんなが必死で次なる技に挑戦しているのだ。ボーヤンでもサマリン君でも羽生君でもいい、この辺りで「世界初」の大技が出てきたらそれこそ来月の世界選手権は新しい歴史の1ページになる重要な大会になるかもしれない。こんな転換期は本当に10年に一度かもしれないね。

すごいワクワクする、、、みんなウィルスに負けずに頑張れ!!

 

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Merry Christmas

イギリスはもうクリスマス一色。一時はちょっと寒くておまけに先週は雨ばかりで太陽を見ていなかった。朝起きても真っ暗だし(ようやく22日の冬至が過ぎたので、これからは日が伸びていくよ〜)太陽が何日も出ないと、本当に曜日の感覚も時間の感覚も無くなってくる。やっとイヴの今日になって今度は春のようにマイルドな天気。

週末は裏技で見られるようになった日本のテレビのおかげでフィギュアの全日本を通しで見ることができた。こんなの初めてだよ〜〜!!自分で録画はできない代わりに、2週間前に遡って番組を全て観ることができるので、帰宅してからライヴ中継を通しで見た。日本のフィギュアスケートがこんなに面白くなるなんて、以前には考えられなかったよね〜〜。世界のトップで戦える選手がこんなにいるんだ、と改めて嬉しい。

女子は混戦だとは思っていたけれど、今年は樋口新葉さんが素晴らしい成長ぶりを見せてくれている。平昌五輪に出られなかった悔しさ、怪我で去年はあまり目立った活躍のなかったシーズンだった事を考えると、本当に嬉しい。すごく綺麗になって、というか、身体つきがガラッと変わっている。体重を落とすだけでなく、綺麗な体つき。大人っぽくなって、今年のポエタは良いプログラムだなあ〜。元々力強いジャンプが魅力だったけれど、ダイナミックな中に軽さもあって、伊藤みどりさんのジャンプを思い出させる。3アクセルも跳んでるようなので4大陸と世界選手権が楽しみです。

今回思うようにいかなかった坂本香織選手のプログラムもSP, FP共にすごく好きなので、4大陸でまた磨きのかかったプログラムが観たいな。宮原さんは世界選手権に出るんだね。紀平梨花選手はもう4回転を入れることを明言してるし、シーズン後半はさらにレベルアップした戦いになる、、、本当に楽しみだ!これからもずっとロシア3娘がポディウムを独占するとは私は思っていない。どんな選手も必ず浮き沈みはあるのだから。

男子は本当に嬉しいよ〜!昌磨くん、おめでとう!おめでとうございます!!よかった、、よかった、、、本当に良く耐えたよね。でも耐えて滑り切ったからこその優勝だった。ジャンプが全体に詰まり気味だったのはやっぱり全日本の緊張からか、、、本人は「リラックスはしていた」と言っていたけれど。それにしてもショートでの爆発ぶりは本当に素晴らしい立ち直りだった。ファンの人達も関係者もさらにはライバル達でさえ、どんなにホッとしただろうか。ショートはコンピネーションで4-3にしなかったのはちょっと弱虫だったぞ、とは思うが(あの4Tの後なら3Tつけられたよなあ〜)。

ライヴの番組が終わった後もテレビをそのままにしていたら、なんと、その後番組でもう日本は遅い時間だろうに、生出演で表彰台3人のインタビューと、さらにその後、無良さんと一緒に自分の演技を解説したりしていて、こういうのはあまり観られないので面白かった。フリーのシークエンスジャンプが3Aは結構綺麗に降りたのに、その跡が1Fになってしまって、自分でも「下手な失敗」と笑ってしまったそうだが、まあ、よく1Fをつけたよね。あれがなかったらリピートでほとんど点にならなかったから、1回転でもつけて一応1.1倍の基礎点を貰ったのは正解。

SPもFPもすごく楽しそうに滑っていて、「ああ、やっぱり宇野昌磨というスケーターは、自分で楽しんで滑るのが一番結果を出せる選手なんだな」と再確認した。シニア2年目頃に、羽生選手やハビエル、パトリック達にぐんぐん迫って、世界選手権でも僅差で2位になった頃の、キラキラした瞳が戻ってきた。本当に嬉しくて楽しくて仕方がないようなスケートで、この半年余りの怒涛の時期を経て、やっと辿り着いた喜びが溢れていたね。よかったよかった!!一つだけ困ったのは、このFPの曲は本当に苦しくて悲しい失恋の歌なのに、あんなヘラヘラ笑いながら滑ってていいのか、、、!?PCSの曲の解釈で減点されるぞ、、、?!

ステファンとはきっとすごく相性が良いと思う。昌磨くんはもう大人だから、コーチから命令された事をやるような練習はできないし、それよりも、同志の様に寄り添って助言をくれる存在を求めていたようだし、スケートに対する向き合い方もステファンと合ってるんじゃないかな。芸術肌だし、技術的にも今までの環境と違うやり方で宇野昌磨のスケートはもっと伸びると思う。今回の全日本はスタートだ。

5週間で3戦、しかもカナダ、日本、イタリア、日本と移動続きで体力限界だったろう羽生選手。でも調子の良し悪しというのは必ず誰にでもついてまわる。今回は彼が崩れる番だっただけで、どの選手も世界中を飛び回って戦っているし、崩れてしまう時はある。本人が言い訳にしないのは当然なのに、メディアが「疲労」と騒ぎ立てるのはちょっと変だよね。そもそも宇野昌磨選手のフランス杯の時だって、振り付けが8月末だったのだから、初戦に間に合わなかったと考えれば、あそこまで騒ぎ立てる必要あったんだろうか、、、?コーチ不在は確かに「立て直す」ための練習ができなかったのだろうけれど、それもステファンのところでちゃんと修正してきたよね。時期を考えれば、ロシア杯がジャパンオープンくらいのタイミングだったと考えてもいいんだし。

メディアがうざいのは今に始まった事じゃない。アリーナだって、もう使い捨てだの、引退だの本人がちょっと休みたいと言っただけで変な煽り方をするからかわいそうだった。まあ、色々とスポンサー契約とかロシアスケ連への収入とか、浅田真央ちゃんの時のようなしがらみもあるだろうからねえ、、、、今期後半の世界大会を休んだら、また違う大人のスケートで戻ってきて欲しい。

羽生・宇野に続く世代がとうとうやってきた!鍵山優真くんと佐藤駿くん、この二人はこれからグングンくる!来年の全日本の表彰台はどうなるか解らないよ〜〜。二人とも素晴らしい才能があり、技術もすでにあり、それでいて少し違うタイプだ。またしても因縁のライバルか、、、、このまな怪我なく成長すれば、この二人の時代は後10年近く続くことになるのかも、、、??リルハンメルでの鍵山正和さんを覚えている世代としては、本当に感慨深いわ。個人的には佐藤くんの見事なジャンプ技術と鍵山くんの芝居っけたっぷりな演技力が好きだ。

鍵山くんは4大陸に選ばれたんだね。なんだか5年前の昌磨くんみたいだ。表彰台での3人を観たら、やっぱり昌磨くんも本当に大人になったんだなあ〜〜と年寄り臭いことを思ってしまった。鍵山くんの初々しくて可愛いこと、、本当に5年前の昌磨くんだったよね。「シニアになったら、表彰台のてっぺんから景色を観たい」と宣言した15歳、本当に楽しみだわ。まずはユースオリンピック、そしてジュニアの世界選手権。ジュニア選手権で宇野昌磨&山本草太以来のメダルコンビが誕生するか!!??

昨夜のエキジビションガラも素敵だった。やっぱり新葉ちゃん、いいなあ〜。大ちゃんの最後のフェニックス!かっこよかったよ〜!試合では思うような演技にならなかったけれど、やっぱりこれからもショーでは滑って欲しいなあ〜〜?そして、まさか封印されていた昌磨くんの「La vie en rose」が復活するとは!!ステファンに振り付けてもらったのはまだ18の時で、素敵なプログラムだったけれど「もっと大人になってから滑る」と封印してしまったのだっけ。今でしょ!っという感じでの復活だけれど、これもまたすごくすごく良い!村上佳奈子さんが「氷に吸い付くような」と解説していたけれど、本当に彼のスケーティングの伸びやかさ、美しさ、それに色気が詰まっている。また素敵なショープロができたね。びっくりするような色っぽい演技の後に、終わった瞬間ちょっと恥ずかしそうに笑っているのが嫌味がなくて素敵だね。

そして、、、まさか羽生くんのSeimeiがまた観られるとは思わなかった! やっぱりあれが彼の最高プロなんじゃないかな。初めて300点超えたころの連戦での盛り上がり、本当に忘れられないよね。彼は記憶よりも記録に残るスケートをしたい、と思ってるのかもしれないけれど、私はやっぱり記憶に残るというのが本当の価値だと思う。記憶に残るものは語り継がれる。記録が消失しても人々が忘れない。イエスキリストの出生証明書は無い。裁判記録も残っていない。それなのに、いまだにクリスマスという日が存在する。イースターも。記録はなくても、人々の記憶に永遠に残るということの最大の見本だと思う。

というわけで、Have a Happy Christmas!!



 



いや〜〜!フィギュアのGPFが凄い凄い!!
男子は4Lzを綺麗に飛ぶ選手が何人も出てきたし、女子も4回転争いになって、本当に2年前を考えてみると別の次元に飛び込んできた感じ。この流れの速さが凄い、、、、ソチオリンピックと平昌とでは、メダルを取るのに必要な技術に差がなかったのと比べると、平昌と次の北京のオリンピックでは、優勝争いに必要な技術が格段に違ってくる。 

男子はやっぱり羽生選手とネイサン選手の一騎討ちだった。これは予想通りだったけれど、いや〜〜、凄まじい戦いでしたわ! ネイサンの4回転ジャンプの完成度は本当に完璧に近い。ミスがほとんど無いのが彼の強みでもある。それにしても、ネイサンのPCSはちょっと高すぎたような気もするなあ〜〜。私はネイサンの完成度の高いプログラムは素晴らしいと思うけれど、PCSに関してはあそこまでの評価??と思っている。今年からは、演技の中で転倒やそれに値するような(手をつくとかバランスを崩してステップするとか) エラーがあると、PCSが下げられるという厳しいルールになったから、フリーの羽生選手のPCSが思ったより出なかったのはそういうことなんだろうけれど。でも失敗がなかったにしてもネイサンのパフォーマンスで10点つけたジャッジはどうかなあ〜〜??、、、、、

今年の大収穫はフランスのケヴィン•エイモズ選手だ。去年もいたのは覚えているし、フランス人独特の感受性の高い演技のスケーターだから私は好きだな、くらいに思ったけれど、一年でここまで伸びてくるとは、、、!!フランス大会で(グルノーブルは彼のトレーニングの地元でもあった)素晴らしい演技だったから、「おお〜〜!」と思ったけれど、今回のファイナルでもきっちり決めて、これはまぐれじゃなくて素晴らしい成長ぶりだと確信した。スケーティングも滑らかだし、芝居心もフランス人らしい愛嬌もある。彼も160cmしかないんだね。宇野昌磨選手と良い勝負かな。彼はこれからも伸びてくる!私の予見ははほとんど当たる。

ロシア3娘は文字通りの活躍で、これまた、私が以前に思った通り、この3人の中ならコストルナヤちゃんだと思っていたらやっぱりね。この3人はまだ確定していない、次の2年の間で誰が残るかだ。一番不安なのはシェルバコワ選手。あの体で次の2年がどうなるのか、、、、今だって拒食症かもしれないね。疲労骨折の心配も。体の変化に対応できるかどうか。トウルソワ選手もそうだ。まだ子供の体だけれど、すでに大人並みの筋肉がついている。今後の体型変化でジャンプに大きな影響が出るかもしれない。

体型変化といえば、かわいそうなくらいだったのがザギトワ選手。2年前は敵無しで全ての頂点を手に入れた彼女とは別人のような体になった。もちろん美しい。それは素敵なのだけれど、すでにロシアおばさんの体型に近づいているような気がして、ちょっと目を覆いたくなった。明らかに体が重そうで、かつてはキレが良かったジャンプも尽くダウングレードされてしまった。 何よりも目に光が無いのが一番気になった。どうやって戦えば良いのかすっかり見失っている感じ。精神的には宇野昌磨くんより危ないかもしれない。

紀平梨香ちゃんも4回転を入れてくる準備ができているようだし、これから後半戦に向けてますます面白くなるね。もしかすると、ロシア3人娘は来年春の世界選手権の頃にはもう差が出始めるかもしれないしね。成長期をどう克服するか。22歳のリーザ姉さんが4回転を降りたというのも楽しみだ。日本の選手達もどう対応してくるんだろうか。去年はちょっと影が薄かった樋口新葉選手も次の全日本は地元の東京だから頑張って欲しい。

ペアとダンスは私の一番推し、スイ•ハン組とギャビー&ギョームが勝ってくれた。ハン君のジャンプがダウングレードされて冷や冷やしたけれど、、、そういえば高橋の大ちゃんは来年からのアイスダンスの準備と最後のシングル全日本とで大丈夫だろうか。まあ、今は全日本に集中してるんだろうけれど。もう一度国際大会で完成したプログラムを見せてくれてもよかったのにね。彼は素晴らしいダンサーだけれど、アイスダンスの基本はボールルームダンス(社交ダンス)だ。その点がちょっと気になるなあ〜〜大丈夫なのか??

ロシア杯でなんとか気持ちを取り直した感じの宇野昌磨選手、今はまたスイスのランビエール先生のところみたいだけれど、全日本が近いからもうすぐ戻ってくるのかな。コーチ契約がどうなるのかはわからないけれど、全日本は大事だ。ジュニア勢が物凄い勢いあるからね、佐藤駿君と鍵山優真君。ウカウカしてると全日本の表彰台は羽生選手とジュニア二人なんてことにもなりかねない。(ここはロシアか、、、?)

そういえば今回のISUのストリーミングには解説が入っていて、なんと!クリス(Chris Howarth)氏の声が聞こえてきたのでびっくり!いつもはイギリスのユーロスポーツの解説なのだけれど、今年はユーロスポーツが放映権を無くしたからなのかな。ジュニアの男子を見ていたら、彼ともう一人の解説の人が表彰式の時に昌磨君について話していた。「彼のジャンプは自己流で習得して、それは凄いのだけれど力を使いすぎて跳んでいる。今はもうどれだけエネルギーを使わずに飛ぶテクニックを身に付けるかという時代になっているから、彼もその技術を習得しないと」みたいなこと。厳しいけれど現実的な意見です。クリスはシカゴのグラシアアイスアリーナのマネージャーもしているから、何度も合宿に行った昌磨君の事を個人的にも知っているしね。そういえばコーチ達と離れてからグラシアには行ってないみたいだけれど、ジャンプコーチとは考えてないのかな。ちなみに彼らは昌磨君とステファンコーチの組み合わせを「天国の仲人じゃないか」とも言っていた。素晴らしいケミストリーなんじゃないかと、、、、

来年の世界選手権が楽しみだわ〜〜!!そのためにはまず国内戦。最多でも各国の枠は3つ。まあ、アリーナが鬱っぽくなるのも解る気はする。世界選手権の代表になれない可能性が高いのだから。ロシアのナショナルは男子も接戦だろうし、可哀想なくらい厳しいね。北京の頃にはどんな勢力図になってるんだろう?羽生選手はこのプログラムに4Aを入れられたら最期、と思ってるんだろうか、、、?

男子だって体型変化は大きいよね。ボーヤンが去年からパッとしなくなったのも関係あるかもしれないし、昌磨君も平昌の頃から目に見えて体型が変わってる。肩幅も広くなったし腰回りも大きくなって、やっぱりジャンプに影響するのは必須だ。二人とも21-22歳、羽生選手だってその年齢で大怪我をしてしまった。今のネイサンは絶好調だけれど、(おっさん顔の割には)実はまだ二十歳だ、これからの1−2年で何が来るかわからない。

つらつらと書いてしまったが、やっぱり長くフィギュアを応援していると、今いる選手というのが後どれくらい戦っていくのか、というのを常に考えてしまう。フィギュアの選手生命は短い。浅田真央さんのように10年もトップでいられるというのは例外に近い。だからこそ、ジュニアの台頭が楽しみだ。昔はジュニアの選手なんて見る機会もなかったけれど、今はネットがあるから若い才能が伸びていくのをゆっくり応援できる時代になった。これから北京までの間にどうなっていくのやら、、、



 


すっかり中盤に入っているスケートのGS、やっぱりユーロスポーツは放映権を失ったようで、先週と今週はホリデーなのでyoutubeのライヴストリームが観られている。羽生選手とネイサンがぶっちぎりなのはもう予想できたけれど、他が面白くなっている、、、

フランス杯での宇野昌磨選手の崩れっぷりには驚いた、、、JOの頃は振り付けて間もなかったからこれからかな、、と思ったけれど、フィンランディア杯の時も軸ズレジャンプが目立ったし。コーチコーチっていう声が騒ぎ立てているけれど、やっぱり一度きっちり修正してもらって、精神的にも大丈夫なんだろうか、、?それにしても彼は本当にパンクをしない選手だ。怪我をしそうな勢いでビッターン!と転ぶ姿は本当に見ていて胸が痛くなるけれど、それでも回ろうとする姿は変わらないね。前にユーロスポーツの解説もその点を誉めていたっけ。2年前のワールドでの転倒演技の時だ。「彼は絶対にパンクしないで回りきる。このジャンプに対するコミットメントは他の選手たちも見習って欲しい」と。

それにしても演技後の声援のすごかったこと!泣き笑いで手を振る昌磨君の心にきっと届いた、そんな顔をしていた。でもこれだと今年はファイナルは行かれなそうだ、、、シニアデビュー以来初のGPS台落ちかあ〜、、、もちろんそれは今までの成績が凄いんだけど、やっぱりここで立ち直って欲しい!でもガラでの昌磨くんはとても良い顔をしていたので、きっと修正してくる気がするね。ガラでのThis townは数年前よりずっと良くて、フワフワと小さな天使のようだったね。次は頑張れ!!

今年の坂本香織選手のプロが好き!ショートもフリーも凄く良いね。かっこ良いよ〜!シニアデビューでいきなりオリンピックに放り込まれて、本当にメキメキ成長していく。美人顔ではないな、、なんて思っていたけれど、ぐっと綺麗になってきたし。ザギトワVSコストルナヤはこれからも見ものになっていくね。もちろん4回転を飛ぶシェルバコワ選手、トルソワ選手のほうが技術点は出やすいかもしれないけれど、PCSのほうはまだ「高すぎるなあ〜〜」としか思えない。でもザギトワ、コストルナヤはこれからもっともっと完成度でも上げてくるだろう。

まだ若いのに、コストルナヤ選手はきっちりとスケート全般を長期間に渡って視野に入れているところが凄い。高難度のジャンプに加えてコストナー選手のようなスケートを会得していったら、凄い選手になりそうだね。ザギトワ選手がまさにコストナー路線を行きそうな気がする。

男子はフランス地元のエイモズ選手とサマリン選手がよかった!今年はサマリン君、来るかなあ〜〜!久しぶりにヨーロッパらしい選手だ。元々フィギュアスケートはヨーロッパの選手達のものだったんだよね、アジア系に負けずにまたスタースケーターが出て欲しいものです。

ロシアのシニアデビュー3人組の中でちょっと心配なのがシェルバコワ選手だなあ〜〜、あの身体は摂食障害か疲労骨折が待ち受けてる気がする。今日の中国杯でも当然のように優勝したけど、なんだか観てて痛々しい感じだった。宮原さんのプログラムが本当に素敵、どうしてもジャンプが刺さっちゃうのが惜しいなあ〜、何度も観たいプログラム。4回転を抜きにしたら、ザギトワ、コストルナヤ、宮原、坂本選手あたりでこれからもしばらく戦っていくんだろうな。

どこへも行かずにただ休んだだけの2週間ホリデーも明日で終わり、でも6週間働けばもうクリスマスになる。もう1日有給も残ってるし、ここは年末に向けてもうひと頑張りだ。本当に早いなあ〜〜
F1は早速ルイス•ハミルトンがチャンピオンになったし、ミューマッハの持つ記録を破るかもしれない。本当に大人になったなあ〜〜

すっかり寒くなってもう昼間でも気温一桁。これあらがどんより暗いイギリスの冬、、、、、








そう、今頃はやっとの事でこの国はEUから抜けてハロウィーンと共に新たなスタート!になるはずだったんだよ、、、、3月に離脱が伸びた時は、「これで本当に最後の6ヶ月」と思っていたのに、今また3ヶ月延びて、しかも12月には総選挙。

総選挙でどうなるっていうのよ〜〜?一般人はますます解らなくなってるよね。今の保守党内閣がこの3年半でEU脱退をきちんとリードしてこられずに、ひとまず延長してブレグジット率先者だったボリスを首相にしてなんとか新たな合意案で通そうとしたけれど、結局否決されて。でもだからと言って労働党に確固たる戦略があるとはとても思えず、いまだにブレグジットを阻止しようと叫んでいる自由民主党は内閣として舵取りさせるほどの信頼は取れない。 ここで総選挙は本当に大混乱を招くんじゃないかな。伸ばせば伸ばすほど一般人は混乱する。この総選挙は本当に大事な選択になるのに、みんな本当にどうしたいのか??

今の状況に必要なのは、ちょっと独裁力のあるカリスマリーダーだ。「俺についてこい!必ず良い国にしてやるから!」という勢いにみんなが乗っかっていくしかない、、、、でもイギリスの人たちは「みんなで流れに乗る」のが嫌いなんだよね、、、、だから必ず別行動したがる人達がでてきて、ディベイトを聞いてる分には面白いけれど、まとまらない。日本人はそういうところ、元来が農耕民族だから一致協力して乗り切るのがうまいのだ。災害後の復興作業とか、「決めたらみんなで守りましょう」の空気が強い。

日本に行って以来馬車馬のように働いてたけれど、今週と来週は休みを取った。2週間あるのにどこにも行かないのはこの30年で初めてかも、、、?スイスに友人のところ、とも思ったし、最近バルセロナ近くのリゾート地で働き始めた友人もいるし、果てはフィギュアのフランス杯のグルノーブルへ、、、とも考えはしたけれど、結局何も決めないまま休みに入ってしまった感じ。でも毎日アラームをかけなくて良いってそれだけですごく嬉しいな。家でダラダラして、ちょうどスケートがシーズンだからライヴで観られるしね。

ところでスケートのライヴ放映といえば、今まではEurosportsがほとんどライブも抜粋もガラもやってくれて、いつも録画しておけたのに、今年のGPSはユーロスポーツでやってない!!??

スケートアメリカの時に録画されてなくて(フィギュア番組は自動的にピックアップして録画するように設定してある)「あれ、、?」と思ったのだけれど、次のスケートカナダもないし、今週のフランス杯も、、、、ウッソでしょう!!私がケーブルテレビのパッケージの中で一番高い料金を払ってるのは、Eurosportsが入ってるからなんだよ、、、??スケート見たいから、と言っても良い。なのに放送がないんだったら、もっと安いパッケージに変えようかな。

仕方がないからライヴストリームから録画されたものをYoutubeで見ている。幸いほとんどのプログラムが見られるけれど、やっぱりライブだとKiss&Cryでの様子とか順番を待つ選手たちのつなぎの時間も入っていて「大会だ〜!」という空気感が違う。GBの解説者達も私は好きだしね。本当にもうやってくれないのかな〜。いくらなんでもヨーロッパ選手権や世界選手権はやってくれると期待したい。

今週と来週は休みだし、フランスとは時差も1時間だからライヴストリームで観られる。
とはいえ、やっぱりライブは心臓に悪いよなあ〜〜

フランス杯が始まったけれど、宇野昌磨選手は低迷してるなあ〜〜、、、、先週の羽生選手は本当にもう神の領域のような勢いだったから、余計に昌磨君を見ていて悲壮感を感じた、、コーチ不在はやっぱり大きいと思うな。フィンランディア杯からジャンプがどんどん崩れてるし、スピンやステップもレベルが全然取れていない。あれから3週間あったのに向上してないのが気になるなあ〜〜。フリーばっかりやってきたんだろうか、、?やっぱりジャンプとメンタルにコーチは絶対に信頼できる人が必要な気がするよ、まあ、そんなことは私が言うことじゃないとは思うけれど。

今季は羽生選手とネイサンの2大独壇場かな、それと今日のサマリン選手も素晴らしかった!ショートは彼の方がネイサンより上かと思ったんだけどな、、、ショートでこの二人と20点も空いてしまったから、フリーでどれだけ頑張ったとしても昌磨君は台に乗るのがやっとか、、、今年はファイナル厳しいかも。

それにしても羽生くんの今季の素晴らしいこと!! 本当にこのままもっとあの二つのプログラムを完成させて、最後には4Aも入れて頂点に立つんじゃないかと思える。完全に別次元の宇宙にいる感じだね。本当にこの先、あれ以上のフィギュアスケートを観ることは10年は無いんじゃないか、と思ったよ。

さて、夜には女子のショートか、、、今週と来週はライブでスケートに付き合いますかね。
 

いつもなら日本行きを楽しみに頑張っている時期なのだが、今年は6月に行ってしまったので来年まで我慢かあ〜〜、、、、、本当は年に2回行かれたら嬉しいんだよね。でもまあ仕方ないかな、バランスあるしね。

そしてあっという間にF1は終盤、スケートシーズンの幕開けになってしまっている。F1レースが日本に行く頃にはどっちもありだ。というわけでそうか、スケートのジャパンオープンはもう先週末だった。JOはここ数年は日本滞在中にテレビで見ることができていたのだが、今回は仕方ないからネットで探す。

お試しでするすると楽しんでいた日本のテレビだけれど、どうするかなあ〜〜、私が仕事もしないで生活できる身分だったら観る時間も沢山あるだろうけど、年間で4万5千円(これは BS、CS も入って全部で70以上のチャンネル)払っていったいどのくらい観るかっていうと、やっぱり考える。今までも結構探せば観たいものはほとんどが見つかったしね。もっともアイスショーなんかは通しで番組ごと観られることは無くて、一つ一つの演技をバラバラに探して観る、という事がほとんどなのだけれど、、、、まあ手間はかかるんだよね。ドラマなんかも一話だけどうしても見つからないとかね。とりあえず本契約は今は保留中。

スケートの新シーズン、チャレンジシリーズはもう始まっていて、羽生選手は持ち越しプロの完成をめざすそうな。怪我以来どうしても出場する試合数が減ってしまったから残念だけど、今年はGPシリーズにしっかり復帰して全日本ではまたその演技が観たい。もう3年も全日本に出てなかったんだね。チャレンジャー大会はみんなお披露目をかねての新プロの調整期だから出来はあまり重要視しなくてもいいとは思うけれど、それでもポイントが欲しい選手たちには真剣勝負だ。

振り付け時期が通常より数ヵ月も遅れた宇野昌磨君は先日のJOがフリーの初お目見え。ジャンプがまだプログラムになじんでないようだけれど、これからの滑り込みで素敵なプロになりそうだ。実はこのJOの前にあった「フレンズオンアイス」で新しい宇野昌磨を観た!これは以外な嬉しい発見だった。彼のなかに「演技力」が見えた事だった。私が彼のスケートに「もっとあればいいな」と思っていたのが、芝居っ気=演技力だ。お芝居するような表情や表現がもっとできるといいのにな、とずっと思っていた。(自分が役者だったものだから、どうしても表現に演技をみてしまう)

アイスダンスチャンピョンのチャーリーと、氷艶で芝居に目覚めた大ちゃんにはさまれて、今までにない芝居心のある演技が出てきたよ、、、このコラボはすごく素敵な作品になっていて、昌磨君の若さと現役の輝きが光っていた。

デヴィッドさんの新プロといい、今年は本当に新しい宇野昌磨が観られるような気がして楽しみだ。それにしてもJOでのジャンプの仕上がりはちょっとグダグダだったから、GPSまでには是非ともなんとかしていただきたい、、、、曲もスピンやステップもすごく良さを出しているので、シーズンかけて完成度を上げてくれると期待してます。

ちなみにウェブで見たカーニバルオンアイスでの織田信成さんのプログラムが凄く凄く良かった!!どなたの振り付けなんだろう?その細部にわたるディテールが細かい。頭、首、肩、肘、手首から指先まで、細かい振りが美しくて、振り付けなのか織田さんの表現なのか、、、、プロとして体型も美しくキープしているし、ジャンプも健在。深いスケーティングは現役時代から変わらず、今も努力しているのが良くわかる。なんだか関大で揉めてるようだけれど、この人も真摯にスケートを愛して来た人なんだなと私は思う。

女子のプログラムが軒並みよくて、観る楽しみが多いシーズンになりそうだわ。トゥルソワちゃんはさすがの4回転で女子にありえない得点だけれど、まだまだスケートのプログラムとして魅力的なものにはなってない。今年のザギトワ選手はますます磨きがかかって、彼女はこれからもずーっと長い間トップ選手として魅了してくれるスケーターになるんじゃないだろうか、カロリーナ(コストナー)みたいに。使い捨てにならないで欲しいな。

日本女子だってみんなグッと素敵なプログラムですよ。特に宮原選手のプロが好き。本当に大人の女性になってきたし、物静かな存在なのに、いつも努力して向上してきてる。若手たちに惑わされずに自分のベストのレベルを上げる事に精進しているのがわかる。坂本選手の今年のプロもショート、フリーと面白いし、その先輩たちと切磋琢磨して先期以上に上がってくるだろう紀平選手、新旧のロシア女子たちがどう戦ってくるか、まだみんなのプロを見られていないけれど、リーザやソフィアのプロも楽しみだ。

今週末がフィンランディア?日本からは山本草太と宇野昌磨。山本選手もやっと本舞台に戻ってきた感じだね。本当に長い時間辛抱しながら頑張ってきたんだね。もう20歳なんだ、北京を目標に復活の年になるといいね。

大ちゃん(と、どうしても呼んでしまう)のアイスダンス転向は「ほんとに〜?」という感じだった。アイスダンスやりたいかも、とは思っていたけれど、まさか現役選手として真剣にやるとまでは思わなかったわ、、、アイスショーとかで、アイスダンスっぽいプログラムを滑っていくんだろうな、とは思っていたけれど。しかも村元のかなちゃんと。二人ともシングルからの転向カップルだ。カナちゃんは華のあるスケーターでもっといけると思ったけれど、それは経験豊かなパートナーとだからだと思っていたので、このお二人でどこまでやれるのか、、、、??

批判やアンチな意見はいつだってついて回る。でもね、世界のトップで活躍してきた人たちは、ちゃんとそんなことは百も承知で決めているのだ。高橋大輔がダンスでオリンピックなんてふざけるなとか、宇野昌磨がコーチ無しで今年はもう台乗りからは遠退くとか、そんな事はいいたい人が勝手に言っていればいいこと。

シーズンインしたスケートシーズン、私はみんなの頑張る演技が沢山観たい。感動させてもらえたらもっと嬉しい。それで勝ってくれたら万々歳だ。くれぐれも、皆が怪我をしませんように、、、、、


裏技のお試しで日本のテレビが観られるというのに登録してみた。スルスルと観られる。リアルタイムの番組はもちろん、2週間前まで遡って観る事ができるので、結構な量だ。地上波だけでなく、BSやCSの一部も入っているので、WOWOWのライヴとか衛星中継とかスポーツチャンネルとかも
探しているときりがない。これはもう1日が50時間あっても足りないかもしれない、、、、!!

日テレBSで、「氷艶2019-月光りの如く」をやっていた。前回の歌舞伎から平安絵巻になった「氷艶」高橋大輔さんが光源氏を演じるというのはずっと前から宣伝されていたので知っていた。しかも演出が宮本亜門さん、出演者達を観ても、これはアイスショーではなく、「氷上舞台劇」になるだろうな、と期待していた。ちなみに私は高校時代に選択授業で源氏物語を原文で読みたかったのだが、人数が少なくてクラスが無くなり、円地文子さんの訳で読んだ。でも宇治十帖がどうしても入っていけなくて、ちゃんと通して読んだのは源氏がいなくなる「雲隠れ」までだけど。

実際にこれは「源氏物語」とは全く別物のストーリーだ。いや、人物設定や名前なんかはそのままなのだけれど、「光源氏」の話ではあるけれど源氏物語ではない。だからタイトルにも入っていないのだろう。
なんというか、舞台演劇とスケートと、ミュージカルとエンターテイメントが全て合わさって確かに見応えは十分な公演になっている。で、ストーリーがちょっと宝塚、、、まあ重くないという点ではこの本もありなのかな。

亜門さんは少し前まで入院していたのを知っていたから、大丈夫なのかしら、、と思ったけれど、本当に昔からとてもエネルギー溢れる人だから、ニュースで観た稽古風景を見て安心した。スケーター、役者、スタッフとこれだけ多方面からの仕事をまとめて演出するのは大変だっただろうけれど、よく出来上がったと驚いた。

どうしても芝居を観る目線で観てしまうので、このプロジェクトがいかに大掛かりなものだったかは想像がつく。出演者達が一丸となってお互いの得意分野を分かち合っているのがよくわかる。役者達はスケートを練習し、スケーター達は役者から芝居の台詞を学び、平原綾香さんの歌を聞いて学び、柚希礼音さんの宝塚式の大舞台での堂々たる振る舞いを目の当たりにし、ノイズのように脇を固める人達が支えている。場面場面での民衆達の「ノイズ」が蜷川さんの舞台を思い出させた。蜷川さんは脇を固める役者達でノイズを造るのが本当に巧かった。今回の亜門さんの演出でもそれを感じた。

プロジェクターを使ったセットに代わる背景創りは見事だ。後ろ正面とリンク全部が大きな舞台になって、色も鮮やかに空間を邪魔せずに場面を創っている。 歌詠みのシーンでステファンと大輔さんのスケートに合わせてリンク上に筆書きの歌が描かれていく発想には唸ってしまった。

それにしても、みなさん本当に頑張ったのが見える。大輔さんは稽古の時にはセリフをいうのも一苦労だったようなのに、やっぱり役に入り込むと表現したいものが出てくるんだろうな。台詞や歌の技術はもちろん役者ではないのだから仕方ないとしても、短期間でここまで持ってきただけでも凄い。朱雀帝のステファンや弘徽殿の荒川さん、紫の上のリプニツカヤ嬢も朧月夜の鈴木明子さんも、セリフはなくても表情や体の動きで十分に観客に伝わる表現力を持っているのは流石だ。織田さんの陰陽師がハマりすぎてて怖い、、、!!平原さんはシンガーだからお芝居は、、?と思っていたら、なかなかしっかりとした芝居をしていて高橋さんを引っ張っている。滑舌と声がいいな〜と思ったら、ナレーションの仕事も結構されているんだ、、、納得。みなさんの持つ別々のケミストリーががっちり合わさった感じだ。前回の歌舞伎バージョンよりずっとずっと良いね。

それにしても源氏物語の設定はなくてもよかったんじゃないのかい、、、?と突っ込みたくなるくらい源氏物語ではな〜〜い!!でも別物と納得して楽しめてしまう作品になっていたのは間違いない。 たったの3日間というのはこれだけのプロダクションを創る事を考えたら短すぎるね。でももうこのメンバーでの再演なんて無理だろうし、DVDにもならないだろうしね、残念だわ。まあ、DVDで見返すかどうかは別問題だけど、「観に行きたかったのに行かれなかった」という人たちにもっと観てもらえるといいね。

「氷上音楽劇」という呼び方、ぴったりだわ。それにしてもストーリーの「あるある」な感じがちょっと??だったけど、難しい事言わずにエンタメとして楽しむにはあれくらいでよかったのかも。 もちろんもっと突っ込んだ意見を言うこともできるけれど、私としてはこれで十分楽しめた。会場で観たらもっと大きな舞台として観られたんだろうな。スケートの持つスピード感はいろんな場面で通常のミュージカルなんかでは出せない躍動感がある。創る側は大変だろうけれど、もっと定着して行くと、引退後のスケーター達にも幅ができるんじゃないだろうか、よくあるアイスショーだけじゃなくて。

さーて、そうは行ってももう9月、スケートはぼちぼち競技シーズンが始まるね。まだ現役の高橋選手、今年はどんな 演技を見せてくれるのか、、、羽生君や昌磨君はもちろん、若手も競争率高いよね、島田高志郎君や山本草太君、友野一希君、、、ベテランの刑事くんも。どうなることやら、、、、女子はもっと凄い戦いになるしね、、、う〜ん、女子の方はわからないな、4回転少女達もこの一年で身体が変わって行くだろうしね。みんな怪我無く良い演技を見せて欲しいな。
 


前回来日した時にはじめてお会いしたユッコさんにまたネイルをお願いした。 前回は丁度シーズンに入ったフィギュアスケートの話で盛り上がり、ネイルも「白黒月光」をモチーフにしたデザインに仕上げてもらい、イギリスに戻ってからも何人の人から誉められたことか、、、、!

私にとっては超弩級の暑さで気温32℃になった日。でも覚悟していたほど我慢できないというほどでもなく、寝不足の頭でお宅に向かう。シーズンオフという事でまだ来季の各選手達のプログラムもでていないので、今回は普通に夏ネイルにしてもらった。

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私としてはかなり大人し目。でもたまにはいいかな。そして楽しいフィギュアトーク。丁度Fantasy On Iceで羽生選手も来日しての豪華メンバーのアイスショーがあったばかりで、テレビ放映もあり、ネイルの後に録画を見せてもらった、大画面いいなあ〜〜!。ユッコさんは埼玉の世界選手権にも連日通ったそうで、いろんな話で盛り上がる。

丁度帰ってきた日に飛び込んできたビッグニュースが、宇野昌磨選手の移籍だ。なんと!!5才の時から師事してきた山田満知子・樋口美穂子コーチの元を離れた!! これには本当に驚いたよ、、、でも、世界選手権の後、泣き腫らした目とかすれた声で語っていたインタビューで、「このままではいけない、今までと同じことをしていてもダメだ」というような事を自分で言っていたので、これはなにか大きな決断をするかもしれない、とは思った。

夏の間に長期の海外合宿に参加すると聞いたときは、それだけでも人見知りで外国苦手な昌磨くんにしては思いきったな、、、とは思ったけれど、まさか、グランプリ東海を辞めるとまでは思ってなかったよ。本当にあの世界選手権が悔しかったんだね。クラブを「卒業」というのは、もう戻らないという事だ。泣きの涙で決断したのは良くわかる・・・・

それにしても決断の思いきりと早さには驚いた。それでも発表では、国別が終わった頃はまだ来年も同じプログラムでリベンジするつもりでいた、というから、そこから180度変わっての完全離籍、というのはどんないきさつや葛藤があっての事なのか、、、、?本当にまだ移籍先が決まっていないのかは解らないけれど、(発表を控えているだけかもしれないし)それにしても大きな大きな人生の転換期だ。スケーターとしてだけでなく、人生における大きな転換期。実際、人生に於いて大きな転換期というのはそんなに何回もない。就職や結婚を除いて、自分の方向を大きく変える決断をするというのは滅多にない事なのだ。

本気で強くなる決断をした彼の来季が楽しみだ。面白くなってきた〜〜!新プログラムはシェイ・リンとデヴィッド・ウィルソン両氏という事でこれは本当に楽しみだわ。今滑っているガラ用のプログラムはどちらも凄く宇野選手らしさを違うアプローチで魅せているから、これが競技用のプログラムだとどうなるのか、、、、

それにしても、次にでて来たニュースが昌磨くんの夏合宿第一段はエテリ女史の所とは!!これも面白いよ、、、厳密な管理が厳しいと評判のエテリさんの所でどんな飛躍を遂げるのか??宇野昌磨選手ももう21だ。本当なら決断するなら去年でもよかったかな、とは思うけれど、まあ、去年はオリンピックの後でルール改正があったから、手探りだった部分も大きかったから仕方ないのかな。ルール改正に対応して旨くいった陣営と読み間違えた陣営があったという事だ。

まずは夏合宿、そして新プログラム。どのコーチにつくにせよ、彼の「もっと上へ」という熱意と覚悟が実を結ぶシーズンになるといい。来季は羽生君も怪我を克服してプログラムを揃えてくるだろうし、ネイサンとヴィンセントのアメリカコンビも益々レベルアップしてくるはずだ。女子はジュニアから4回転ガール達がシニアに上がってくる。日本選手も3回転半や4回転にどんどん挑戦していかないと、今までのような表彰台レギュラーとはいかなくなるよね。

まあ、オフシーズンの間は楽しみに待ちますかね。ネイルをしてくれたユッコさんも、「アイスショーのシーズンにきてくださいよ〜」と言ってくれたのだけれど、何せあつ〜〜〜い夏はずうっと避けてきた私。でも話を聞いていたら、やっぱり一度生で観たいよ〜〜。


4月も半ばだっていうのに、いきなりドカ雪が降ってきて大騒ぎになったりするロンドン。去年も確か Beast from East とかってやつが来て、4月になっても寒かったなあ〜。これからこれが定着していくんだろうか?それにしてもねえ、気温が二桁にならないってやっぱりちょっとねえ〜〜

あっという間にフィギュアの国別対抗戦がやって来ていた!今年のメンバーは昌磨くん以外は初めてという事で、なんだかフレッシュな感じだった。今回はEUROSPORTSが中継をいっさいしてくれなくて、仕方がないからネットで動画を探す、、、まあISUのサイトでほぼ全部観られてよかったわ。余計な解説もないしね。やっぱり解説無しが良いなあ〜。出場メンバーがみんな各々で、どの国の演技も楽しめた!

やっぱり競技会でありながらお祭りムードも入っていて、「国別いいなあ〜!」とつくづく思った大会だったわ。日本チームはキャプテンの小松原さんの采配か、いろんな被り物をみんなが交互にかぶって、それも結構ツボに入るものばかり。使い回しの名前プレートや、なぜか元号まで、、、みんな楽しそうで、ワールドであれだけ落ち込んだ昌磨くんが「元に戻っていた」のでほっとした。元に、、というのは今シーズン前までの宇野昌磨という意味だ。やっぱり今シーズンの彼は宇野昌磨らしくなかったね。

責任を受けて期待に応える選手になろうという意思は大事だし、頑張ったとおもうけれど、やっぱり今季はちょっと違ったんだね。特に年が明けてからはずっと苦しそうだった。もちろん怪我もあったのだから、それが大きく影響したとは思うけれど、やっぱり「らしくない」事をやってしまったのだと思う。

ルールが変わって手探りだっただろうから、安全策で通したのだろうけれど、ワールドでも「勝ちたい」とは言っていても、構成が勝てるプログラムじゃなかったし、、、ワールドからアイスショーの間に切り替えて思いきり攻め始めた、とは聞いていたけれど、国別では「違う人ですか?」と思うくらい変わっていた。(いや、元にもどっていた)美しく決めた4Fー3T、単独の4F、果敢に跳んで見事に転倒した3A−4Tは失敗にもかかわらず見ていて気分が良かった。体力的にきつそうだった終盤も、歪んだ顔で笑っている様子はなんだか楽しそうだ。宇野昌磨らしさがあふれていて今季の 「月光」の中で一番インパクトを残した演技だった。すごく良い顔をしていた。この国別の間ずっと。

やっぱり宇野昌磨には「攻める!」が合ってる。その攻めの姿勢で技術を安定させればいい。そうすれば自然に勝負できるでしょう。会場も、他国の選手達もみんな讃えていた。なんでも翌日のGalaのリハーサルは、男子選手達の超高難度ジャンプ練習大会になっていたとか。誰かに誘発されればみんなが頑張る。来季には誰かが3Aー4Tのみならず、ルッツのコンビネーションとか、4−4のコンビも跳び始めるかもしれないね。

あれ、、、そうなると、今年からルールが変わった結果が変わってくるか、、、基礎点の高いジャンプを持たない選手との点数の差がどんどん開く、、、トップの4−5人がいつも高得点でその下に50点差とかが定着しちゃうのはどうかなあ、、、だからこの国別でもキーガン•メッシング選手のフリーみたいなプログラムがすごく良いのに勝てるプロじゃないのが残念だ。

エキシビションガラもみんなすごく楽しそうだったね。ネイサンがあまり具合が良くなかったそうで、ちょっと影が薄かったけど、自分のプログラムは素敵に決めてくれた。大変だろうけど、大学生活も充実した年になるといいね。 今回は「国別ってこんなに良い大会なんだ」という印象が特に強い。海外の選手達、みんな日本に来てくれてありがとう。ちょうど良い季節だったから試合以外にも楽しんでもらえたかな。シーズン最後の大会で自己ベストを出した人も多くて、本当にみんな楽しそうで良い顔をしていた。

ネットでフィギュアの動画を探していたので、F1を見逃してしまった!!結果をチェックしようと思ったら、日本のサイトに「ルイス•ハミルトンが今期初優勝」って書いてあったんだけど、、、、え??前回のバーレーンでルイス勝ったじゃない、、??こんな記事書いていいのか、、!?いくらネットニュースでもこれは書いた人の神経が信じられない。恥を知れ!!

ここ4年は秋に行っていた日本、今回は6月頭に行くことにしてしまった!今年は夏のホリデーの予定が立たず、このまま秋までなんて待てない!!という事で、、、でも実はこの35年、一度も6−8月は日本に行っていない。そう、暑い時期は避けていたのだ。うーん、暑いだろうなあ〜〜、蒸し蒸しだろうなあ〜〜、、、、 覚悟を決めなくては、、、、
 

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