見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 映画の話


昨日の富士でのF1に負けないくらいの雨だあ〜〜!

何でこんなにビチャビチャな雨が降る様になったんだろ・・・? 「雨ばかり」と世界に名高いイギリスだけど、元々イギリスの雨の特徴といえば、霧雨が一日に何度も降ったりやんだりする事だった。 実際私はイギリスに来てから3年以上も傘を持っていなかった。ささなくても歩けたし、少し待てば止んだし・・・ ビチャビチャと日本の梅雨時の様な雨が降るようになったのはここ4-5年だ。 Global Warmingも、既に警告の時期はとうに過ぎて、現実にあちこちで影響出始めてるよね・・・・う〜ん、地球はいったいどうなっていくんだろう? でも私がここでそんな事を考えても成るようにしか成らないんだから、やっぱり普通にしてるしかないよね。

昨日のF1は大雨の中大変な事になってた・・・だから面白いんだけど。うちの彼の仕事が早くて、日曜日なのに珍しく早く目が覚めた後、そのまま眠れなくって面倒だから起きてしまった。「そうだ、F1のJapanese Grand Prixじゃん」と思い出し、時計を見ると6時半過ぎ。 という事は日本は2時半だからまだやってるかも・・・と思ってTVをつけると、、、、白くケムッた画面に噴射スプレーを飛ばしながら走る車の映像が・・・丁度終盤の50周目くらいで、時間的に67周走りきるか2時間レースで時間切れが先に来るか?というあたりだった。後でゆっくり再放送を見て、波瀾万丈のレース展開にびっくり。

それにしても、Lewis Hamiltonという若者は、本当に「Born to Drive」だ。 あっちこっちでいろんな事が起こる中、一番ドライバーのスキルと判断力と、精神力と忍耐力を試されるようなコンディションのレースで、一人だけクールに全くミスをしないというのは驚異だ。途中でKubicaと接触したのはルイスのミスでは絶対無い。 忘れちゃいけないのが彼は22才で今年がデビューの新人だ。このレースも、あのコースも彼には初めてのもの。F1の神様に愛されてるとしか思えない・・・もちろんまだまだいろんな事を学びながらやってるんだろうけど、他の人が数年かけて学ぶ事を1レースで習得しちゃうんじゃないだろうか。

大活躍が続く前半期に現チャンピオンのアロンソがルイスに対して「イラついてる」様子だったのも、半分は嫉妬があると思う。でもさすがに昨日のレース後には認めざるを得ない発言になってた。「次の上海で、ルイスの車が故障するか誰かとクラッシュでもしない限り、普通のレース展開だったらルイスが世界チャンピオンになるね」って・・・

レース後の会見でもいつだっていたって控えめで、これはMichael Schumacherの若い頃の「生意気な態度」とは正反対。 Michaelの事は彼が30過ぎになるまで「すごいドライバーだけど、鼻につくなあ〜」と思ってた。なんかいつも偉そうで鼻息荒くて・・・ もちろん歴史に残るドライバーだと思ってるけど。チャンピオンとしての素質の一つである自信の表れだったのはもちろん解るけど、穏やかでクールなHamiltonとは対照的だった。

良い目をしてる」ってよく言うけど、ルイスも本当に綺麗な目をしてる。それってどういう事なんだろうね?何が違うんだろう、他の人と・・・?  上海は今週末かあ〜・・・・ルイスがフェルナンドより上位で終れば自動的にChampionになる、、、、なるのかな、、、?なっちゃうの?、、、本当に?!


と、実は昨日このブログを書きかけて、後で夜アップしようと思ってたんですが、夜テレビのチャンネルを回してたら、映画の「House of Flying Daggers=(日本題)Lovers」をやってた。いきなりテレビに金城武さんがアップで出てるから、一瞬DVDだかテレビだか錯覚した程。 だって先週から彼の映画を何本もDVDで観ているもので・・・この映画は公開時に映画館で観て以来で、またDVDで観返そうと思っていたので、あまりのタイミングにびっくり・・! 

始まって20分位経ってたけど、なんという画面の色彩の美しさ!衣装がワダ・エミさんだったのも初めて知った。最初にこの映画を観た時、最期の最期で、「ん・・?いったい誰が誰をより愛して愛されたんだ・・?」とちょっと考えてやめてしまったっけ。う〜ん、3日間でねえ〜、、自分の命を捨てる程に愛せるのかなあ〜〜? まあ、気持ち動いて好きになって寝る・・・ 位は解るけど、あんな死闘を繰り広げた挙げ句に、相手を死なせない為に自分が死ぬって言ってるんだからちょっと凄いよね。 あれ・・・?誰が何を失って何を救うのかな?

Mei    自分の命を失う=Leoを殺してJinの命を救う。のはずが、実際の行動は、自分の命を失って、2人の男をまた死闘にもつれ込むかもしれない状況に残す (実際はそうはならなかったけど)
Leo  Jinを殺して、自分もMeiに殺される、Meiも其のために死ぬ=全滅。のはずが、実際の行動は、自分とMeiの2人で相打ち=Jinを一人ぼっちにとり残す。
Jin  既に刀は捨ててしまっているので、自分は死ぬしかない。せめてMei を死なせない為にLeoに殺されようとする=自分は死んで、MeiとLeoを残していく。

一番相手から奪うのがLeoだ。そして一番犠牲が大きいのがJin。Meiのとった行動は迷いだ。助けたい、でも殺せない。結局決着を見ないで終ってしまう。成る程ね〜、、、
愛とは奪うもの、愛とは与えるもの、愛とは迷うもの・・・か。

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金城武さんの映画を観よう!と思ったはいいけど、、、まず出演作の数にちょっとびっくり。何からどの順に観ようか・・・・? まずは、こっちで普通にAmazonやDVDレンタルで買う/借りることができるものを探す。 いつも利用してるオンラインレンタルでリストアップできたのは5本。ダントツTopは「House of Flying Daggers」だ。あとは、「Chungking Express」「Sleepless town」「Hero」「Returner」Returnerは前に自分で買ったDVDが既にある。そしてこれ以外の物をどうやって観るか検討する。

まず、これ以外で観たいなと思う作品を探すのだけど、この段階で既に3ケ国語の壁が・・・・
原題(中国語)英題、邦題とあるのだ!
十面埋伏 = House of Flying Daggers = Lovers っていったい・・・? まあこの映画に関してはDVDの絵を見れば一目瞭然なので、問題はなかったけど、重慶森林=Chungking Express=恋する惑星 なんて、解明するのに結構時間がかかったわよ! どれが何かを把握するのに、あっちこっちのページへ行っては、監督名、共演者、解ればあらすじを見て照らし合わせる。何とも手間のかかること!数も多いし、この作業に結構時間を費やしてしまった・・・・

「観てみたいな」と思う映画をリストアップして、まずは動画サイトで観られるものを探す。さすがはアジアのスター、いろんな動画サイトにかなりの数がアップされてます。一番多いのは中国語のサイトだけど、ここにアップされてるものは、英語字幕の無いものも多い。英語どころか、発売元によって北京語だったり広東語だったりするらしく、中国語に中国語の字幕が付いてたり・・・・おまけに中文には簡体字と繁体字があって、わっけわかんない・・・! 英語字幕のものをなんとか選び出す。

でもどうなんだろ、、、?前に竹野内豊主演の「輪舞曲」のDVDを買った時、全話が3枚に凝縮されてて画質が良く無い上に、字幕の英語がなんだかすごくヘンで、「なんだこれ〜〜?」と思ったっけ・・・・ 結局、画面が綺麗じゃないのが気になって、後で中国版の6枚DVDに買い替えたら、こっちは画質も綺麗で、なんと英語の字幕もずっと自然な翻訳で付いていた。 だから、字幕の台詞がどれだけ原語のニュアンスに近いかまではさすがに判らない、、、、、中国語と英語の字幕が同時に入ってるのまであって、画面の半分近くが見えなくなってるよ〜〜!

タダで観られるのもここまでで、後は裏技サイトでDVDを頼もうかなという事になる。 ところがこれも凄い、、、何せ中国版、香港版、台湾版、日本版、マレーシア版の他、US版なんかもあって大変な事になってる! 日本版は抜群にお値段が高いので、どうしても他じゃダメというものに限定。できれば英字幕が欲しいし。それにしても、うちのテレビがNTSCPALに対応してるのと、DVDプレーヤーもマルチなのでどこのヴァージョンでも観られるのだけど、それがかえってこんなに選択枝を増やす事になるとは・・! 字幕の台詞までは観ないとわからないので、さすがにお手上げだ。商品のクオリティーを考えると香港版か台湾版が無難そうだけど・・・?まいったなあ〜〜!

でも金城さん・・・インタビューや記者会見の類いのビデオもいくつか観たけど、通訳に頼らず広東語でも英語でもちゃんと話してる。 日本人学校に行ったという事は、読み書き算盤(?)をちゃんと習ったのは日本語で、という事なのだろうけど、あれ、、、?中国語で本とか読めるのかなあ〜・・・・? しゃべれるのは当然としても、中国語の読み書きって、普通じゃないような気がする。日本人学校とアメリカンスクールだったから現地の学校には行ってないって言ってたし、簡体字と繁体字は、中国人でも若い子達は判らないっていうし・・・?どれも完璧じゃない」って本人は仰ってたけど、普通に話してる日本語を聞く限りは普通に日本人だよね。(台詞は堅い時も多いけど)

彼って、いったい何語でどんな夢見るんだろう?私だって夢の中で東京の実家の近くをロンドンの赤いバスが走ってたり、日本で外人の泥棒を英語で捕まえる、なんて夢見るからなあ〜〜・・・聞いてみたいもんです


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あんまり期待はしてなかったんだけどね、、、、ちょっと楽しみにしてたんですよね、この1週間。

実は去年の秋に日本に里帰りした際、もう25年振りくらいで原宿に行ったんです。 今さらこの年で原宿に用があった訳じゃないんだけど、友達の2人の娘達が行きたいらしくてね。で、キディランドなんてそれこそ30年振りくらいに行った訳です。 キディランドで買う物なんてあるわけ無いんだけど、目に止まった物があったんです。家庭栽培用のミニチュアガーデンキット。直径5cmで高さ10cm位の缶の中で育てられるらしい。

欲しかったのは大葉=しその葉です!その名もシソチャン
シソチャン

しその葉はこっちではなかなか無くて、たまに日本のスーパーで見かけても、3ー4枚の葉っぱをその日に使うなら良いけど置いてはおけないし、第一バカ高い。ホントは好きなんだけど、無くてもまあ困らないや、、という事でずっと無いまま過ごしてきた訳です。まあキディランドだし、あんまり期待はしてなかったけど、駄目元で試してみようかと一応買ってきました。670円だったかな・・・

すぐに試さなかったのは、種を撒く時期は3月〜7月とあったから。 買った時は10月頭だったので、こっちに持って帰ってきてからずっと本棚の飾りになってて、ほとんど忘れかけてたわけです。で、今回の里帰りから戻ってきてその缶の事を思い出し、先週試してみる事に・・・・

缶の中には乾燥土と大葉の種、あと防腐用の小石(土に混ぜる)が入ってる。がさがさに乾いた繊維質の乾燥土にお湯をかけると、すごい勢いで膨らんだからびっくり! ちゃんと説明通りに種を撒いてちょっと土をかける。注意書きに「水のやり過ぎ、やり忘れにご注意ください」ってあるんだけど、実際どのくらいの頻度で水をやれとは何も書いてない、、、 まあ、土全体が湿るくらいが妥当かなと思って、下から水がこぼれる寸前くらいの量を一日一回やっていました。気温は20-30度が最適という事なので、この所は日中23-4度が続いたから完璧。 陽当たりの良いキッチンの窓に置いて、まあちょっとは楽しみに毎日様子を観てるわけです。

ところが、、、1週間経ったというのに、、、何の徴候も無し! 説明書きには、発芽まで7-10日とある。そろそろ何かが見えても良い頃でしょ?・・・・まったくなあ〜んにもなし、です。 何度も言いますが、あんまり期待してた訳じゃないんですよ・・・でもやっぱりちょっとは楽しみにするじゃない、、、芽が出て来たら嬉しいな〜って。 駄目かなあ〜やっぱり・・・・ちょっと寂しいよ。

休みなのに午後から大雨になっちゃって、彼が友達から借りて来たDVDを観る。Closerっていう映画で、主演はジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、、、、ジュード・ロウをちゃんと観たのは実は始めて。 見始めてすぐに、「この人の演技は誰かと似てる、、」と思ったら竹野内豊さんだ。 役がどうの、、という事じゃなくて、演じ方っていうか、「こういう演技」っていうか・・・・すごく竹野内さんっぽいんですよね。

ジュードといえば、映画の仕事ばかり続いたので、原点の舞台に戻りたいみたいな事を言って一部のファンが「引退か?!」と騒いだという話を聞いたけど、近い将来にロンドンの舞台でお目にかかれるんだろうか・・・?

映画はけっこう面白い脚本で、期待感が高まる。
こういう少人数のキャストでの人間模様ドラマは結構好きなもので。ところが、途中でDVDの様子がおかしいじゃありませんか・・・・ 裏ワザVCDでもたま〜にあるけど、画面がモザイクみたいに止まる部分が出て来て、それがだんだんひどくなる、、、、で、とうとう止まってしまいました! ちょっと飛ばしても駄目で、戻しても同じ所で止まっちゃう。丁度、時間の経過と共に少しずつ変わって来る2組のカップルの関係の変化に追い付こうとしていたあたりなので、このフラストレーションは大きいですよ!
どうしようかな〜、最初の20分は面白くて、それからちょっとずつテンポが落ちて来ていたのも確かだし、レンタルで続きを観るか否か・・・微妙な所。

日本から戻って早1ヶ月。そろそろマッサージとリフレに行かないと、身体がガチガチになってきた・・・ 日本で里帰りの度に何度か行った経路指圧整体マッサージ、すごい気持ち良かったなあ〜〜  痛いんだけど気持ち良くって、2回とも途中で半分眠ってしまいました。あんなに痛いのに寝ちゃうなんてほんと不思議。 何時でも気くばりサービスが行き届いてるし、それでいてこっちよりお値段は安い。 これからも里帰りの定番に・・・と思っていたら、なんと、、、、地元の麻布十番店が来月で閉店してしまうって、、、、、そんなあ〜〜〜!

まあ他にも渋谷と青山や表参道にもオープンするらしいけど、やっぱりマッサージとリフレの後、ふらっと歩いて2分で帰れるっていうのが良かったんですけど〜・・・・ こっちでもいつも都心まで行くので、終った後に電車を乗り換えて1時間っていうのが、せっかくリラックスしたのにまたストレスが戻ってきた気がして、損したような気分になっちゃうんですよね。

あ〜あ、、今日はなんだかついてないなあ〜〜 また雨だし・・・・

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ここ半年の間に観た映画で、本当に苦しい程爆笑したのが「Borat」だ。正式なタイトルは「Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan 」という。ようやく公開が決まった日本での題名は「ボラット: 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」となったようだ。 HPはこちら

この映画を観てすぐにブログに書こうかとも思ったのだけれど、その後「日本での公開は未定」となっていたので、「う〜〜ん、、、この笑いは日本ではムリかなあ〜〜・・・」と思っていたら、5月26日に公開という事で、いよいよか、、!という感じ。 

でもやっぱりかなりカットするシーンがあるだろうなあ〜・・・こっちで出たDVDにも、映画に入れなかったカットシーンが沢山入っていて、やっぱり内容としてかなりヤバかったけど、日本では内容とは関係なく、例えば全裸体をスクリーンには映せないし、もっと具体的に切る場面が増えるはず・・・ あの、たまらないおかしさを、訳された字幕でどこまで再現できるか、映倫の指定はどうなるのか?配給会社は頭をひねった事だろう。

でも、、、笑えます!!笑える人には、、!

何故ここで笑える人と限定されるかというと、実際世界各国で上映された際には、絶賛と同じ位批判も訴訟騒ぎも起きたのだから・・・

ストーリーはいたってシンプル。カザフスタン国営放送のジャーナリスト、Borat=ボラットが、アメリカを訪れるというもの。 普通の人がほとんど知らないカザフスタンを出してきた所がすごい。 実際のカザフスタンでの暮らしがどんなものかは別にして、言語や文化、さらに習慣と常識の信じ難いくらいの違いをモーレツに皮肉って笑いにしてるのだ。

ボラットは、祖国カザフスタンでは考えられないような体験をしながら、ひたすらあこがれのパメラ・アンダーソン(Bay watchというアメリカTVドラマに出ているセクシー・ダイナマイトな美女)を妻にするべくアメリカ大陸横断の旅を続ける・・・

エピソードの取り入れと脚本が絶妙だ。 始めは「カザフスタン人って、こんな馬鹿??」と笑っていると、途中から実はモーレツに皮肉られているのはアメリカの方だと気付く仕掛け。 それでいてBorat自身のキャラクターはあくまでも真面目で一途なのだ。彼の怪し気な英語のアクセントは、映画を観終わってからウツリそうだった。

ただ、受け入れられない人も多いかもしれない。特に日本では・・・ 主演のサーシャ・バロン・コーエンはイギリスのコメディアンで、自身はユダヤ系なのだけれど、この映画の中でユダヤ人はボラットの天敵として馬鹿にされている。 イギリスでのユーモアは、「自分自身の弱点を馬鹿にして笑ってしまう」という傾向があり、この手のコメディーはかなり多い。

例えば、目の見えない人がいたずらっ子のたてる音につられて行って沼に落ちてしまう、、、とうようなジョークでゲラゲラ笑う。何て事を!!」と口を押さえて息を飲んでしまう日本人は多いだろう。 以前、「Mr Bean」が日本でも公開された際、「笑えない」という声も結構上がったと聞いた。だからこの映画を観て大笑いした後、「日本でもやって欲しいけど、公開されるかな??」と危惧していた。

でも思うのは、最近は日本人だって随分変わってきてるんだっていう事。世界各国が笑ったのなら、日本でもきっと笑いの渦が起こる。(・∀・)そして非難と糾弾も・・! とりあえず観に行ってみる事をお薦めします。

あなたは爆笑するか? 青ざめて不愉快になるか?

大人が笑える映画です。とにかくBoratは愛すべきキャラです。彼のひた向きさに免じて無礼は許してやってください。公開は26日からだそう お薦めです! 映画の詳細はこちら

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クリスマスもそうだけど、イースターホリデーのテレビ番組も、「毎年お決まり」といった感じの再放送ものが多い。あと特番として、「あなたが選ぶ永遠のXXXTOP100」といった類い。永遠のコメディー、永遠のミュージカル、永遠のロック/ポップス 永遠のラブシーン etc・・・・映画のリピート常連は、「チキチキ・バンバン」や「メアリー・ポピンズ」 今回やってたのはやっぱりこれも常連のひとつ、「The Great Escape=大脱走

もう何回観た事だろう、、?スティーヴ・マックイーンの大脱走。次にくる場面や台詞が解っていながら観てしまう、というのがやはり永遠の名作と呼ばれる由か、、、 やっているのがわかっていても見ない事もあるので、実際に最後にちゃんと観たのは4ー5年前だったかな。でも久しぶりで観てもやっぱりよく出来てる!

今年のイースターお馴染みのキリスト物はメル・ギブソン監督の「The Passion of Christ」だった。これは私は封切られた時に映画館で観た。おそらくキリストの最後を描いた数ある映画の中でも、もっともBloodyな映画だ。いえ、よく使うけなす意味のbloodyじゃなくて、本当に「血だらけ」の意味です。 鞭打ちのシーンなんて、本当なら絶対死んでるんじゃないか、、と思うくらい。あそこまでキリストを血だらけのボロボロにして、あの映画でメルは何を言いたかったのだろう、、と考える。

役者達はヨーロッパ各地から集まってきていて、台詞は全てアラム語、ラテン語、ヘブライ語で構成され、あの時代に実際に話されていた(に一番近いと思われる)言葉で語られる。 英語の字幕がついていないシーンも結構あり、でもそれがちゃんと解るようになってる。 最もこの映画は、観る側がキリストの生涯の話をあらかじめ知っていると想定した上で創られてる。ストーリーのあらましは、他の往年の名作映画で知っておいてくれ、と言う事なのだろう。 最後の3日間の話なので、聖書に書かれたキリストの生涯の話を把握していないと全くわからない。

これはキリストが主役の映画と少し違う。 かれの台詞は極端に少なく、後半は血だらけの顔で白目をむいているだけだ。これは、彼に関わった回りの人間達を描いている。カヤパ、ピラト、母マリア、マグダラのマリア、ローマ兵、十字架を背負って歩くのを手伝わされた男、イエスに触れた人たちを各々に少ないショットで見せている。 役者達はみんな強力だ。特に母のマリアを演じたルーマニアの女優さん、画面の中でのパワーが凄い。 終わりのクレジットを観ていたら、役者達の名前がどれもユダヤ系かイタリア系な事に気付いた。そういえば顔立ちも皆ローマ組とユダヤ組にはっきり分かれてたなあ。

さてもう一つ、懐かしいドラマを観た〜〜 もう10年以上前にBBCが制作したドラマでKen Russell監督の「Lady Chatterley=チャタレイ夫人の恋人」だ。 これが放映された時は、BBC始まって以来のSteamyなSexシーンという事で、新聞やテレビ雑誌が放送前からあれこれと書き立てていた。 前後編もので、前編が放送された翌日は、シーンの写真入りで新聞に意見が載り、バスの中でおばさん達が「昨日観た?」「観たわ観たわ、あははは、、、」と話しているのも聞いた。

この主演の2人にビシバシ飛び交うケミストリーは、凄い物がある。演じているのは、ジョエリー・リチャードソンショーン・ビーン。このドラマでのショーンは、もう思わずクッション抱えて身悶えしながら観てしまう程SEXYだ。 粗野な森番、でも教養があって紳士的という、メラーズを色気全開で演じてる。またチャタレイ夫人ことコニーを演じるジョエリーの可愛い事といったら、、! 彼女はお母さんがアカデミー賞女優のVanessa Redgrave、父親は映画監督のTony Richardsonという、演劇サラブレッドファミリーの一員だ。お姉さんのナターシャは、真田広之さんも出ていた「上海の伯爵夫人」(やっと邦題が解りました)でレイフ・ファインズと共演している。

とにかくこの2人の演技が、まぶしくて目が離せない。 役者同士の相性という話を前にブログにも書いたけれど、この2人の間に行き来している電流のようなものがあって、説得力のある演技になっている。確かにsteamyなシーンもあるけど、それ以上に雨の森の中を全裸で駆け回る2人の姿が美しくてまぶしい。2人共、身体がすっごく奇麗だし、、、!映画やドラマで「どきどきしながら観る」ってよく言うけど、本当に心臓がどきどき波打つの感じながら観る事ってあんまりないよね。このドラマはまさにそうでした。恋する2人が輝いてます

も〜〜、Seanが本当に、、サイコーに、、男性フェロモン全開です、、、、

でも、この作品が本当に言いたいのはそういう事ではなくて、あの時代の女性の立場とかしがらみ、階級意識の決定的な違い、恋愛対象のタブーといった事から羽ばたこうとするチャタレイ夫人の生き方なんだよね。 D H ローレンスの他の作品でも見られるけれど、あの頃の女性が生き方を選ぶという事が、どれほどの社会的犠牲を伴うかという事。

検索してみたら、どうやら劇場版に縮小したバージョンが日本でもDVDになってるみたいですね。(こちらで)
本来は前後編4時間の作品なので、どの位カットされてるのかは定かでありませんが、お薦めします 監督の撮り方もすごく良いし、他のキャストも粒ぞろいです。さすがBBCが力入れて創った作品です。

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またしても夜にネットできない日が続いてる。
月曜日は家に帰ってメールをチェックしたまではよかったものの、夕食の後に戻ってみたら繋がらなくなってた。 昨日も8時頃から12時過ぎまで駄目で、繋がったのはもう寝ようとしてる時だった。今日も似たケース、、、11時半過ぎに試してみたら繋がってた。

ネットを始めたのは2000年になる直前だった。以来、一人の時はテレビを付けなくなってしまった。音楽もiTuneで聞くし、ニュースもネットで読んでしまうので新聞を読まなくなった。 以前は通勤に本と新聞は必須だったけれど、今はバスで15分なので必要無し。だから最近は意識して、お昼休みの1時間は本を読む。 本を切らした時は新聞を隅から隅まで目を通す。彼といる時はなるべく一緒にテレビの前でしゃべっているけど、彼がいない時間はもっぱらネットです!

で、ネットできない一人の夜には結構いろんな事ができるのだと発見。月曜日はDVDを観た。「The White Countess」久々のMerchant- Ivory映画で、組み合わせが良い。主演がRalph Fiennes, Natasha Richardson. そして、Natasha のお母さんのベテラン女優、Vanessa Redgrave真田広之さんが出てる!脚本はKazuo Ishiguro氏。Ishiguroさんの本は、どれも懐古的な描写が素敵だ。 映画の脚本というのは始めてだけど、過去の話に遠く胸の奥をざわざわと通り過ぎていく風のような思いをさせられる。画面はとても奇麗。Merchant-Ivory映画の真骨頂です。


真田さん、出てるシーンはどれもレイフとの2ショットで、しっかり英語の台詞で掛け合ってるじゃありませんか!! 彼も努力してRSCの舞台に出た人だからね〜〜 実はこの映画、ロシアの亡命貴族という事で、ナターシャはとても上手なロシア訛りの英語を話しているのだけれど、それがかえって聞きづらく、途中から英語の字幕を入れて観ていました。レイフもアメリカ人の役なので、訛ってるし・・・ 一番聞き易かったのが真田さんの台詞だったかも・・!立派です! 「ラストサムライ」の時、トム・クルーズを食わないようにという事で、かなり真田さんのシーンがカットされたような事を聞いたけれど、充分に国際映画でやっていける役者です。とにかく努力を続けてる人は強いよね〜〜

ネットできない2日目は本を読んだ。辻仁成さんの「サヨナライツカ」。う〜〜ん、考えるね・・・・ たった4ヶ月の激情的な関係が「愛」であったかどうかは、、、、解らない。私はやっぱり愛じゃなくて、激情だと思うけど、その思いが一生を支えていくに充分なものであったという事が、胸を痛くする・・・・
きっと別れていなければこんなにも胸に残らなかったかもしれない。実際にこの2人が結婚してそれからの25年を一緒に生きたとしたら、全く別の関係に終ってしまったんじゃないかと思う。続いたかどうかも解らない。あそこで別れなければならなかったからこそ、一生の思いになったんだろう。

でもね、、、忘れられない思いに捕われて年老いていくって、すごくすごく悲しい。やっぱり死ぬ時に思い出すのは、「愛した日々」じゃないかな。それは愛したかもしれないし、愛したかもしれないし、「何かを愛して生きた日々」だと思う。それは絶対間違いない!それを思うと本当に胸が痛くなる・・・・

この「サヨナライツカ」って、映画化が決まってたのに、監督と上手く合わなくて没になってしまったそうで・・・ でも中山美穂さんは、絶対に沓子とは違う様な気がするけど・・・・・本当に映画化するなら、30才から歳をとってからの2人を演じる事も考えて、30半ば位の役者でやったほうがいいんじゃないかな。 5年前の大沢たかおさんと、中山美穂さんじゃ若すぎたと思う。どっちもちょっとイメージちがうし、ボツって正解だったかも・・・

主人公の名前が東垣内豊で、漢字で見ると「なんだあ〜〜?」って思ったけど、作者がどこかで、このキャラクターは竹野内豊さんを想定して書いたというコメントをしていた。 でもそれもちょっと、、、違う気がするけど・・・・ なんだろ、竹野内さんってエロくないからなあ〜〜 こういう激情的な恋愛物にはどうだろう・・? 女っ気がないんだよねえ〜〜〜

サマータイムになって、7時半頃まで明るい!
桜も種類によってはもう5分咲きで、いよいよ明るくなってきた。バス路線には、桜もいろんな種類が植えられていて、これから4月末位まで、いろんな種類の桜が時間差で奇麗に咲いてくれます。嬉しいな!

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これは、、、なんですか・・・?

と思いながら、つい観てしまいました。チャン・ツイイーが好きなもので、、
それにしても何とまあ色彩の美しい画面だろう! まあ鈴木清順監督ですからね〜さすがです。

あれ、、、歌ってる。そうか、オペレッタだもんね。おまけに踊ってるよ〜、ミュージカルか・・?
ツイイーの身体の動きは本当に奇麗だ。 身体中にスキがない。これは「Crouching tiger Hidden dragon」でも、「The house of Flying daggers」でもそうだったけれど、’身体の動きを見せるプロ’だなあ〜。おまけに本当に可愛い! 身のこなしはオダギリさん、完全に負けてます。

それにしても、この色使いの衣装は確かに昔見た事がある。この絵,,,絵本だ。オダギリジョーさんの若侍姿、確かに昔見た本の中にあった絵と同じ。そうだ、桃太郎だ! あれ、、、一寸法師だったかな、、? まあどっちでも良いや。飛び出す絵本なんていうのが丁度私が子供の頃あったけれど、なんだか踊る絵本の実写版という感じです。

なんなんだこれは〜〜!と思いつつ、でもよく映画の創りを見てみると、かなり面白い撮り方をしてる。 がらさ城のシーンは、まるで舞台での演技をカメラに納めているような感じ。後で特典映像の「Making」を見てみると、成る程このシーンを撮ってるスタジオ、かなり広い。 舞台さながらの平さんの大見え芝居に、衣装が、メイクが、照明の色が見事に乗って行く。びるぜん婆の髪も、照明でパープルになってるあたり、センス良いなあ〜

CGが頼りの映画というのは、実際にスタジオで撮影をしている段階では、どんな絵になるのかは誰にもわからない。その絵が出来上がっているのは、おそらく監督の頭の中だけだ。どういう頭をしてるんだ〜!とスタッフの誰もが思ってるにちがいない、、!

薬師丸ひろ子さんの声が良い。歌も台詞も凛としていて、一番芝居らしい演技ができたのは、このおはぎ役だったかも。最近の薬師丸さんは、クドカンさんのドラマでも良い味だしてるし、(「木更津キャッツアイ」や「タイガー&ドラゴン」)「Always 3丁目の夕日」もすごく良かったし、40過ぎて光ってるね〜!タイミングなんだろうな。

特典に、ロンドンのICAでの監督へのインタビューがあった。けっこう長いけど、良いインタビューだ。酸素補給器をつけた監督の姿はちょっと痛痛しいけど、受け答えはしっかりしてるしユーモアたっぷりに面白い話をしてくださる。 戦後の混乱期に映画会社に監督として就職したものの、自分の思う様な映画など創れるはずもなく、会社が用意したものを言われた通りに撮るしかできなかった事。いろんな制約の中で前任者達が試みていないような映画を創るには、色の使い方などをかなり奇抜にしてみる必要があった事。このオペレッタ狸御殿は、監督にとって構想20年だったそうだ。

監督のお年と、身体のコンディションを考えると、もしかしたらこれが最後の作品になるかもしれない、、、なのにあえてこのばかばかしくも、訳のわからない、それでいてなんだか楽しくて、画面の絵がやたらと印象に残る映画を今になって創った鈴木監督の心意気が、なんだかとっても好きになってしまった。

唐の国から来た狸姫は、カタコトの日本語と中国語をしゃべっている。何故か、中国語の台詞に字幕が付いていない。英語のサブタイトルにもしてみたけれど、やっぱりない。映画の中で雨千代が「知らない言葉なのに解る」と言っていたから、なんとなく解った事にしてしまって良いのだろうか、、、? インタビューで、「何故狸姫が中国語を話すのか?」と聞かれた監督の答えは一言、「チャン・ツイイーさんは、中国の人ですからねえ」 なんでそんな事を聞くんだと言わんばかりの監督の飄々とした答えに笑いました。

DVDを返す前にもう一回みてみよう。これは何、、?と思って見始めた映画ですが、なんだか好きになってしまいそう。

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この所、ほとんど毎週末はネットができない・・・!

確かにサーバーが今までの会社からVirginに変るっていう知らせはきたけど、多分その移行途中にありがちな不具合かとは思うけど、でもね〜金曜日の夜から月曜までよ〜・・・・ 書きかけても、Blogをアップできなくて、この週末は何も更新できなかった。

他の事を書きかけていたのに今日になっちゃって、「冷静と情熱のあいだ」も読み終えてしまったので、こっちの話題にしよう・・・・

成る程ね・・・・解った、よーく解りました。・・・・


・・・で終るなよ!って言われますよね、やっぱり。
初めにRossoを読んだ。確かに「その感じ、その気持ち、良く解る」と思えたのだけれど、ストーリーにドラマがないのが歯がゆくて、早くBluが読みたかった。 感覚的なものに共感できたのは、やっぱり私が一応女だからで、あおいの、クールに現実を受け止めて幸せだと思おうとする今の生活はとても現実味を感じた。多分、もしかしたら沢山の女性達があおいの今の暮らしを「これでいい」と思い込んで生きてるんじゃないだろうか。

本としてはやっぱりBluのほうに心惹かれた。いろんなストーリーが書かれているのはこちらのほうだから、映画版がこっちを軸に創られているのは当然なのだろう。 女性としても、私はあおいより芽美のほうが好きだ。「うわ〜、女!」っていう感じがするのは本当はちょっと引くのだけれど、この芽美ちゃんは動物的な女であると同時に、決して女特有の馬鹿じゃない。

あおいという女性はクールなぶん、正直だ。マーヴと幸せに仲良く暮らしていても、どこか心を心底許していないという事を、マーヴに気付かせながら生活している。これはマーヴにはとても残酷な事で、彼の様な温和で寛大な人でなければ数年もの関係は到底続かなかっただろう。幸せな生活を受け入れながらも、心の隅っこに思い出のかけらを閉じ込めている。普段は思い出す事も滅多にない生活。
女は完全に仮面をかぶったままで生きていける。 でもあおいは、仮面をかぶっている事をちょっとだけ正直に教えてしまうのだ。

反対に順正は、あおいの思い出から抜け出せない自分をたっぷり引きずって生きている。 芽美に対する順正はちょっとずるい。男が女を「可愛い」と思うには、決して愛している必要はなく、ちょっと良い女が心も身体もさらけだして自分に飛び込んできてくれるだけで充分なのだから。

順正自身は気付いていないのだろうけれど、芽美を見る目線がちょっと下に向いてる気がする。 見上げていない=見下している。「そんなつもりで付合った事はないよ」とずるい事を誠実に言ってのけるところが男なんだね。

アンジェロがゲイだったのは、映画にはなかったね〜。まあ、映画が4時間くらいだったら、もっといろいろ描けたんだろうけど,あの2冊をまとめたものとしては、良い映画に仕上がったと思う。原作は順正がユーロスターに乗る所で終っているけれど、映画の最後に2人がミラノ駅で笑顔で見つめ合うラストはぴったりだった。「これからの100年」に賭けた順正の勝ちだったのかな・・・

竹野内さんの順正は、穏やかで無口な順正だったけど、原作ではもっと喜怒哀楽の激しいちょっと変わり者らしい。 崇とあおい、順正の3人とも帰国子女の設定というのが、普通とちょっと違う孤独感を出している。映画を観てから本を読んだのは正解だったかな。

Rossoのほうは解らないけど,Bluのほうはまたきっと読み返すだろう。やっぱり「本」を読む時は、あまり感覚的なものよりも、文章できちんと表現された感情を読み取りたい。 私にとって女性作家の本がしっくりこないのは、感覚的な文章が多いからだろうか・・・「その感じ」を見事に文章にして表現するのでびっくりしたのが、山田詠美さんだった。彼女の本は、女の「感覚」を見事に文章で表しているのでとても好きだ。

私が先日のブログタイトルにした事を、辻仁成さんが「あとがき」で全く同じ事を書いていたのでびっくりした。「冷静と情熱のあいだに、何があるのだろう?」


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雪だ〜〜!
SNOW

先週まで暖冬で、「日も延びてきたし、もうすぐ春の気配・・・」なんて思っていたら、今週から急に寒くなって、とうとう昨夜降った雪で、今朝は真っ白〜〜!

こんな雪は10年振りくらいじゃないだろうか?何年か前にも降ったことはあるけど、こんなには積もらなかったなあ、、、昨日から「明日は雪」と言われていたから覚悟はしていた。
都心のほうはどうか解らないけど、郊外の我家近辺は12-3センチといった所。うちの回りは学校が沢山あるのだけれど、どうやら休みになってしまったらしい。 いつもなら家の前の通りをぎゃあぎゃあとわめきながら登校していくガキども、、じゃなくて生徒達の声が全く聞こえない。
家を出ると、ほとんど人が通っていない為、歩道は新雪が積もったまま。

雪がちょっとでも降ると都市生活が麻痺してしまうのは世界共通。車はのろのろで大渋滞、電車のダイヤも乱れてキャンセル続出。 まあ、お昼には雪もやんでしまったので、後はもう真っ黒でグチャグチャになった雪が半分溶けかけてすごい事になってしまった。
これが最悪なのよね〜〜 で、真っ黒でグチャグチャなままで夜になると、今度はそれが夜の間に凍っちゃって、明日の朝が大変な事になる・・・・ 雪の上を歩くのはなんとかなるけど、氷の上を歩くのは勘弁してほしい・・・


さて、引っ越す事になったという人から文庫本を何冊か分けて頂く事になって、「冷静と情熱のあいだ」RossoBlueもあるというので、久しぶりにDVDを引っ張り出した。 私は本は読んでいない。2冊の違う視点からの話をまとめて映画にした、というのは知っていたけれど、ちゃんと観たのは結構前だ。で、はじめて気が付いたのは、、、コメンタリー入りのバージョンが入っていた事!! なんで今まで気付かなかったんだ〜〜?

コメンタリーがついたDVDは、アメリカから買った映画版の「Jesus Christ Superstar」を持っているけれど、「冷静と・・」にも付いてたとは気付いてなかった!! 間抜けだね〜〜 (*^o^*) この映画は最初に観た時は、「うわあ、奇麗だなあ〜、胸痛くなるなあ〜」という感じで、特にものすごく良いと思ったわけでもなく、前にも書いたように、竹野内さんの演技も素通りして観ていた。 ただ、みんなきっとどこかで覚えがあるような、若い時の恋する気持ちのドキドキ感と、どんな形であれ忘れられないでいる、という事の胸の痛みに共感して、イタリアの美しい映像が印象的だった。

監督、ユースケさん、篠原涼子さんの楽しいおしゃべりで舞台裏話を聞きながらの映画鑑賞は楽しい。マルチナショナルなスタッフでの撮影は本当に大変だったようだ。それにしても奇麗な絵に撮ってるなあ〜〜

今回ちゃんと見返してみて、本を読むのが楽しみになった。(・∀・) やっぱり「ああ、本だともっと細かく描かれているんだろうな」と思う部分が結構ある。解説によると、あおいと順正がミラノで会うというのは、原作にはなかったそうで、ラストも違っているようだけど、本をちゃんと読んだ後で、どうして映画がああなったのかを、あれこれと勝手に解釈してみるのが楽しみになってきた。 あおいの今の彼の事も、自殺した先生も、芽美ちゃんと順正の関係も、もっといっぱい書かれてるのかな。

映画での芽美ちゃんは、ちょっと可哀想すぎた気がする。何年も一応付きあっていたのだから、もっと楽しい関係もあったはずなのに、映画では全く順正は彼女に無関心な感じで、あれはちょっとないでしょう〜〜!と突っ込みたくなった。もうちょっと、あおいを忘れられない順正が、それでも芽美ちゃんと楽しい関係を創ろうとしていく様子が出てきてもよかったんじゃないのかなあ〜〜 

そもそも順正って、男としてはむしろつまんないタイプだと思う。真面目で真摯なのは素敵な事だけど、男としては魅力に欠ける・・・
篠原さんが言ってたよね、「芽美ちゃんは、どうしてあんなに順正が好きなのかなあ〜〜??」って。 そうだよね、私もパスかなあ〜〜  絵の修複なんてオタクっぽいし、頭の回転遅そうだし,ユーモアのセンス無さそうだし,あんまり色気もないし(ベッドで違う女の名前言っちゃうくらいボケてるし・・・・)竹野内さんじゃなかったら、思いきりダサイ男になってしまいそうなキャラじゃない? よくまああれだけナチュラルに、等身大に演じられたこと!

レビューとかを読むと、RossoBlue、どちらを先に読むかは意見が分かれてる。私は実は女性作家との相性がすこぶる良くない。 女性作家の作品ですきな本は稀だ。特に日本人作家では・・・・映画とか本とかは、男の人が「良いよ」というものに共感する事がほとんどだ。
 本が手元にきたら、まずRossoから読もうかな。女性の側からの話をまず読んで、すっきりしないところを男目線のBlueで納得、っていうパターンにしてみようか・・・・。女の目線と男の目線って、理解できる部分が違うんだよね。ちょっと楽しみ。

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映画、バベルを観て来た

Babel
というタイトルは、聖書に出て来る話に由来してる事はもう言われているので省きますが、この映画は本当にいろんなミスコミュニケーションが絡み合って出来ている。

「バベル」は大きく分けると、映画は3つのストーリーから出来ていて、それぞれのストーリーの内容そのものは一見関係がない。モロッコでは、旅行中に銃で怪我をした妻と、彼女をなんとか治療しようと必死になる夫、そしてその銃を撃ってしまった少年兄弟とその家族の話。
一方日本では、聾唖の高校生が自分を受け入れてもらえない事に苛立ちと孤独を感じていて、自分を見てもらいたいとばかりに男に誘いかける。
サンディエゴに住むメキシコ人の家政婦は、旅行に行った主人夫妻が帰って来られないため、仕方なく息子の結婚式に留守番で世話をしている子供2人を連れてメキシコに行くが、帰って来る時に国境で疑われてしまう

この3つのストーリーはあくまでもおおきな流れであって、実際には映画はmiscommunicationの連続だ。言葉だけでなく、生活習慣、宗教、肌の色、親子関係、いろんなミスコミュニケーションが絡んでいる。そして話が進むにつれて、少しずつ伝わっていく部分もあれば、伝わらずに大切な物を失ってしまう結果もある。

演技陣は強力だ。菊地凛子さんは、アカデミーにノミネートされているけれど、確かにすごい存在感を出している。聾唖の役なのできちっとしゃべる台詞は無いけれど、表情だけで気持ちが伝わってくる。技巧的な演技力ではないのだけれど、画面に映し出された表情にパワーがある。
他の役者もパワフルだ。主演クラスはもちろん、脇役、子役もしっかりしている。

私はこの映画とても好きだけれど、もしかしたら日本の人の中には面白くない、よく解らないと感じる人もいるかもしれない。

私は、言葉が違うという事は、コミュニケーションの妨げになる理由としては比確的低いと思っている。 日常で何か国語の言語が実際に道で飛び交っているのが普通の生活だから、映画の場面が英語やアラブ語、スペイン語、日本語と飛んでも違和感は感じない。 でも日本にいる日本人にとっては、それだけで観ていて気疲れしてしまう人もいるかもしれない。

登場人物みんなを同じ目線で観ていないと、コミュニケーションできないという事がいやに重く感じてしまう。
国や宗教、文化が違うという事は相手が異星人であるという事ではなくて、自分を理解してもらえる努力をしなくては解り合うのが難かしいという事。 相手を否定してしまったら、自己中心的になってしまったら、だとえ言語が同じでも食い違ってしまう。

世代、人種、宗教、言語、男と女、同じ目線で相手を見る努力をしたいよね。



ここからは完全ネタバレです。日本での公開はまだみたいですので、ネタバレOKの方のみ続きのページへどうぞ


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