見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 発見/つぶやき/遠吠え



あまり世の雑学には長けていないうちの彼が、「ロンドンのタクシー(Cab)はいつでも干し草の俵を乗せておかなくちゃいけないんだ」と言う・・・・
はあ〜?、、なんのこっちゃ?! と聞き返すと、ちょっと得意げに「知らなかったの?」ときたもんだ、、、

ロンドン名物のタクシーの前身は馬車だ。17世紀に公共の乗り物としてHackney Carriageが登場する。 料金を払って行き先まで行ってもらう馬車はあっという間にポピュラーになり、今でいうタクシー乗り場のようなものもできた。タクシーの事をキャブ(cab)と呼ぶのは、19世紀初めに出てきたCabrioletというタイプの名称からきている。taxi大きな2輪の2人掛けの車両は軽く、乗り心地も良くなりスピードも出るようになったタイプだ。

実は、今でも法的なタクシーの正式名称は「Hackney Carriage」になっている。そして1831年に制定されたHackney Carriageに関する法律に、馬に与えるための干し草を常時積んでいなければならないという項目があったのだ。 その後、馬がモーターエンジンに発展した後も、この法律はそのままタクシーに適用されてきたという訳だ。調べてみると、さすがにこの項目は1976年に撤廃されている。(それでも1976年まであったんだね)でも、キャブの運ちゃんの中には、今でもジョークでブーツ(トランク)の中に藁を入れている人もいるそうだ。→イギリス式ユーモアです。

法律の中には、200年以上も前にできてから改正も正式に撤廃もされていない項目が沢山あって、現存する法律の中にかなりおかしなものがあるようだ。

少し前にあるテレビ局がアンケートを取った「イギリスおかしな法律」の第一位に選ばれたのは、「国会議事堂=The House of Parliaments内で死ぬのは違法」というもの。 Big Benで有名な国会議事堂は実はWestminster Palaceという王宮の一部なのだ。今は王族は居住していないけれど、建物は王宮として扱われている。そしてロイヤルパレス内部で死んだ者は、国葬によって葬られる権利があるのだそうだ。そんな権利をふりかざされては大変なので、議事堂内で死んだら罪人という事にしてしまおう、という法律だ。

他にもまだまだある・・・

* 死んだクジラがイングランドの海岸に流れ着いたら、頭は王(King)の物となり、尻尾は女王(Queen)の所有物となる。

* 女王(国王)の顔が入った郵便切手を上下逆さに貼るのは反逆罪。
 →これと似たのが、ポンド紙幣の女王の顔の部分に落書きしたら犯罪というのも聞いた。

* 甲冑を着て国会議事堂に入ってはならない。

* 税金取り立て人に、知られたくない事を言わずに黙っているのは違法。でも知られても良い事を黙っているのはかまわない。

びっくりしたのは、
*クリスマス当日にミンスパイを食べてはいけない。→だって、mince pieはクリスマスシーズンの代表的なお菓子で、(私は好きじゃないけど)お店でもずら〜〜っと並んでるし、みんな自分で焼いたりしてるのに!!クリスマス当日にはダメだとは・・・

全国法ではなく、各地方の自治体で設定された条例にもなかなかの物がある。
ビートルズの出身地で知られるリバプールでは、熱帯魚販売員以外の女性が、公の場でトップレスになるのは禁止。 もっと怖いのもある・・・古い城壁後が今も残る大聖堂で有名な北の街ヨーク(York)では、城壁内部、つまりは市内に於いて弓矢を持ったスコットランド人を殺しても罪にはならない。

まあ、今だから馬鹿げているとはいえ、設定された時代の社会背景を考えるとそれなりの理由があっての事だったんだよね。これらが長〜〜い間改正されずにいたのは、まあ害にはならない法律だからって事なんでしょうかね。 仮装パーティーに誘うふりをして、弓と矢を持って集まろうなんて呼び出して殺害・・・なんて事件が起きたらどうするのかとも思ったけど、今じゃスコットランド人っていう定義が事実上無いわけだし。

他にも探せばどんどん出てきそうなイギリスです。

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明けましておめでとうございます!


fuji

今年の5月、金時山に登った時の富士山です。いつか登りたいなあ、、富士山。

さて、いつも気になっているのですが、日本とは冬のこの時期9時間の時差があり、ブログの投稿日がいつもズレているんですよね・・・ 先週からは休みなので、午前中に投稿すると日本と同じ日付けになりますが、こちらで夜に投稿すると、翌日付けになってしまう・・・ですから、今はまだ1月1日なんです!

でもね、発見したんですよ・・・ 投稿時間を調節できるという事に。もちろん予約投稿ができるのは知ってました。今書いておいて後で更新したいという時に便利ですよね。でも私はそれは予約オンリーだと思ってたのです。 つまり、時間を戻して投稿というのはできないと勝手に思い込んでいたのでした。それができると判ったのはつい先週。(おいおい、、ブログ始めて1年以上経ってるんだよ・・・)夜寝る前に更新して、翌日お昼前に次のを投稿しようとして、同じ日付けで2回上げてしまう事に気が付いた。別にそれでも良いんだけど、せっかくだからばらけた日付けにしたいなあ〜と思った所、予約投稿は過去投稿にもできるという事を発見!

そうか・・・つまり、ブログの投稿時刻はアリバイには使えないっていう事なのね。「その時間私は一人で家にいて、ブログの更新をしてました。サーバーのログと投稿時刻を調べてください」というのはアリバイにはならないのだ。ふ〜〜む・・・あ、いや、、使おうと思ってたわけじゃないんですけどね。

さて今年は、いつかは来ないを肝に銘じて過ごしたいと思っております。「またね」「そのうちね」はやって来ない・・・ 今やっておかなくちゃ、いつ何を後悔する事になるか解らない。気になっている人がいるなら、今日連絡する。やりたいと思った事はすぐ調べてみる。欲しいものはすぐ買う・・・あれ??!

そして私にとって永遠の座右の銘・・・座右の銘っていうと格言や名言の事だけど、私の中での戒めっていうか、常に心しておきたい事。2つあります。

棚からぼた餅そのぼた餅をどう料理するか?いかに無駄なく食べるか?
袖すり合うも他生の縁縁があった事に感謝して、その出会いを大切にする

やっぱり新年は、日本のお正月が懐かしい、、、お正月のあのピュアで厳粛な空気が、いかにも特別な一年の始まりを感じさせるよね。日本の冬はピリッと寒くて、でもカラっとお天気が良いから清々しさがある。イギリスはねえ〜・・・一日中どよ〜〜んとしてて、小雨が降ってるんじゃ引き締まるものなんてありゃあしません。 せめて風邪ひかないようにしなくては・・・確か、去年は1月1日に風邪ひいたから、、、


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先週から怠惰な休暇を過ごしておりますが、久しぶりに都心へ出てまいりました。 クリスマスが明けた途端、ロンドンの街はもう冬のセール色に染まっておりマス。

以前はロンドンの冬のセールというのは1月初旬に始まったのが、最近では商戦合戦がどんどん激しくなって、昔は12月の25、26日は完全に休みだったのが、今では26日のボクシングデーからセールを開始する店も多くなった。 みんなクリスマスショッピングの時に目をつけておいた物を目当てに朝8時開店なんてセールにその前から並んでいる。

私が今日都心へ出たのは、買い物じゃあなく、、一年の疲れを取りにいつものマッサージとリフレクソロジーです。 ついでにちょっと日本のスーパーに寄ってちょこちょこと買い物。年末という事でお餅やお蕎麦、おせちの材料なんかがいっぱい並んでる。ついいろんな物を手に取ってしまうのだけど、よく考えると「やっぱり要らない」のでまた戻す・・・年越し蕎麦やお餅は私しか食べないんだから沢山買う必要はないしね。

ルマンドふと目についたもの・・・・なんと、、懐かしの・・・ブルボン・ルマンド!もうほとんど忘却の彼方にあったそのお菓子は、、、私が子供の頃の「高級品」の一つだった。もう一つはヨックモックのシガール
今から考えると普通にスーパーで売っていたルマンドは、別に高級菓子でも何でもなく、値段だってビスケット以上のものじゃない。 何故子供にとって高級品だったかというと、我家にとっては珍しかったからだ。


我家にはほとんどお菓子という物がなかった。 母があまり子供達に添加物の多いスナック菓子を食べさせたくなかったようで、おやつは母が作ってくれたホットケーキやマドレーヌ、後はもっぱらお煎餅類だった。うちの冷蔵庫にはジュースもなかった 今みたいに果汁100%なんて物ではなく、当時のジュースはやたらと甘く、合成着色料が使われていて母は嫌っていた。うちの冷蔵庫に常にあった飲み物は牛乳と麦茶だった。私が今でも甘いものが好きじゃないのは、それが影響してるのかもしれない。 お菓子もジュースも私は自分から買う事はまず無い。

それでも我家で大歓迎されたのが、ブルボンのルマンドと、ヨックモックのシガールだ。 ルマンドは、紫と白のちょっと上品な包みがベルサイユの薔薇っぽくて、子供心に何となく高級品のイメージを持ったのだと思う。そして折り重なった中身のサクサク感と、決して甘過ぎない回りのコーティングも上品な口当たりだった。たまにお母さんがルマンドを買って来ると嬉しかった。

シガールヨックモックのシガールは、ルマンドよりもっと高級品だった。何故かというと、これは「頂き物」としてしか我家に来る事はなかったから。夏か冬にお歳暮のひとつとして頂く物の中に度々あったのがシガールだ。シガールに似たお菓子は他にもある。スーパーでも売られている。でもあのフワフワ・サクサク感はヨックモックでなければダメだのだ。 これを食べるのは勇気がいる。皆が好きなので当然規制される。親の目を盗んで1本食べては、隙間が目立たない様に残ったお菓子の間隔をばらけさせてごまかした。 でも2本、3本となると当然「減っている」のが目につく。「誰が食べたの!?」という親の声を無視して知らん顔をするのだった・・・・

思わず懐かしくなって、ルマンドを買ってしまった。この白と紫の筒型の包み、、、アレ?と思ったのは、もっと大きかったように思うのだ 形としては長方形の箱形で、1本がもっと太かったはず、、、?それとも、あの頃の私の手が小さかったという事なのだろうか?? 製品サイズが昔と変わったかどうがご存じの方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。

でも、、本当に25年振りくらいで食べたルマンドは、、、やっぱり私の口には甘い・・・ コーヒーと一緒に2本が限界だあ〜〜・・・!


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毎年お馴染みのエリザベス女王からのクリスマスメッセージ。
丁度みんながクリスマスディナーでテーブルを囲む時間をねらっての午後3時から放映される。何と、、今年は、、、Youtube にまでThe Royal Channnelなるものができていてびっくり!!→こちらです

中でもダントツでヒット数を記録しているのが、1957年に初めてテレビ中継された若き日の女王のクリスマスメッセージだ。 それまではラジオ放送だったのが、初めてテレビで自分の姿と言葉が放送されるという事で、本人が一番ワクワクしていた事だろう。好奇心いっぱいの若き女王の興奮が見て取れる。とても初いういしい。

私の存在が皆さんからかけ離れたものであると感じてしまうのは仕方の無い事です。国王や女王というのは新聞で顔を知ってはいても、実際に触れあう事はないのだと。でも今日この数分間は、皆さんを私の家にこうやってお迎えできます。

そしてこの後に続く言葉が、50年経った今でもまったく同じ事がいえるというのが驚ろきだ。

(要約)私達の回りの急激な変化にとまどってしまう人も多いはずです。何を受け入れて、何を切り捨てていくか迷ってしまいます。どうすれば新しいライフスタイルを精いっぱい使いこなし、かつ古い物の良さを失くさずにいられるか。問題なのは新しい発明ではなく、考えもなしにうかつに価値ある物を古臭いといって捨てて行ってしまう人たちなのです。

この古いフィルムをYoutubeに上げた事で、きっと新しいタイプのクリスマスメッセージを、と考えたのだろう、、、今年の女王のスピーチはいつもの、椅子に座ってカメラに向かって話しかけて来るというスタイルとは違っている。 この50年前の放送のクリップを使い、今年祝われた結婚60周年(ダイヤモンド婚)に家族(王族一族)が集まった時のフィルムを挿入して、大切なもの=家族、そしてクリスマスに忘れてはならない恵まれない人々、力弱い人々、戦場にいる人々に思いをよせている。 女王自身は部屋の中に立ってしゃべっていて、()なんだか進行役のような演出だ。そして、こういう新しい趣向にきっと女王自身がワクワクしているに違いない。 57年の放送の最期の所でいかにも楽しいといった笑顔を見せている。こんな表情のエリザベス女王は少女のようでとてもチャーミングだ。これは80を過ぎた今でも変わらない。

今月、エリザベス女王は歴代で最高齢の君主となった。幼くして即位したビクトリア女王の在位期間に並ぶのが2015年だという。なんと夫君のフィリップ殿下はもう90になっていたなんて・・・!背中も腰も曲がらず、姿勢の良いハンサムな方なのでとてもそうは見えない・・・!

このThe Royal Channel、他にも宮廷でのガーデンパーティーの様子や、エリザベス女王の今までのいろんなクリップが見られます。(戴冠式やご誕生の時など、、)スピーチはくっきりはっきりのこれが本当のQueen's Englishです。発音は上流階級独特なものがあります。ちなみに1957年の彼女のスピーチはテキストになってますので、もし聞き取りながら読みたい方はこちらへ。


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友達からのビデオ定期便で、最近亡くなった作詞家の阿久悠さんの追悼番組を観た。
70年代はまさに「歌謡曲」の時代。ポップスでもロックでもなく歌謡曲、歌っているのはシンガーでもアーティストでもなく、歌手だ。 そして実際に歌った歌手本人よりも、歌を創った作詞・作曲家の力が大きかった。歌手達は「先生の曲を歌わせていただいていた」時代だった。

それにしても5000とも6000ともいわれる数の曲を作詞したというのはスゴイ・・・今になってちゃんと聞いてみると、阿久悠さんの詩は歌の中にちゃんとストーリーがある。キャラクターにはちゃんと性格と意志があり、「こう歌いたい」という歌い手の意想が伝わって来るように創られている。 1曲が小さなドラマになっていて、歌手はその主人公を演じているわけだ。スタジオで歌ったゲストの方達の歌は、人生を経た分、30年前よりもそのドラマを歌いこなしていて、昔聞いた歌が「ああ、こんな歌だったのか」と新鮮だった。他にも、ちょっとぶっ飛んだような歌詞もあるのが阿久さんのユニークなところ。山本リンダさんの「ウララ〜、ウララ〜」で始まる曲とかね。

それにしても、あの頃のスーパースターといえば、、、ジュリー(沢田研二さん)ですよね!!

いや〜・・・今の時代でも通用する位の格好良さ!そして、今の時代のどんな歌手にもないだろう色気! ジュリーの事はもちろん覚えているけれど、私にとってはやっぱり違う世代の大人の男性で、いわゆるアイドルではなかったから、「カッコ良いスター」としての記憶なのだ。で、昨日は一日ネットでジュリー探しをしてました。 阿久悠さんの追悼があったからか、動画サイトにはかなりの数が上がっていて、丸一日観ちゃったよ・・・ ちなみにうちのお母さんもあの頃ジュリーのファンで、きゃ〜!っというタイプのファンでは無かったけど、「お母さん、ジュリーが出てるよ〜」と言うとお父さんのお茶を放っておいてテレビの前に飛んで来た。 樹木希林さんの真似して「ジュリーィィ!!」なんてやっていた・・・?!

ジュリーの色気は、何ていうのかな、、、「濡れてる」感じって言えばいい、、?
まず、声の質が濡れてる独特のちょっと寂しげな悲しげな声質で、アンニュイな色気があるよね。そして3分の1位鼻にかけながら喉でビブラートを微妙に付けて歌う・・・だから鼻濁音がすごく合う。これがまた濡れたような歌い方になるんだね。ジュリーの色気は「中性的な色気」って言われたけど、男にも女にも見せられる線の細い身体。決してゲイっぽいのとは違う。 実は彼の主演映画、長谷川和彦監督の「太陽を盗んだ男」が私は大好きで、数年前に日本でDVDを買ってしまった。この中で女装しているシーンがあるのだけれど、判らないくらい自然だ。(ちなみにこの長谷川監督は、2本しか撮っていないのだけれど、もう1本の水谷豊さんの「青春の殺人者」もお薦めです!

歌の中で、年上の人あるいは愛してはいけない女性を「あなた」と呼ぶ時の切なげな色気。カッコ付けた男が突き放すように「お前」と言う時のちょっと甘えたような色気。 グループサウンズ時代のアイドルから独立して、彼の全盛期は20代後半から30代後半の10年間だ。丁度30を過ぎる時期に80年代に入って、男が派手なメイクをしてビジュアルに訴える傾向がごく自然に受け入れられたのも良いタイミングだったんだろうね。年代を追ってビデオを観ていくと、やっぱり75年頃からが急に輝きだしてる。時の過ぎゆくままに」のあたりから。そして大爆発になった「勝手にしやがれ」が77年・・・今見ても、本当にキラキラしてる。私がここ1-2年の金城武さんに見てとったのと同種類のキラキラだ。そしてその後10年程そのキラキラは続く・・・・

今の奥様との事が取り沙汰された頃からが転換期だったのだろうけど、最近は舞台に出てたりするみたいだし、コメディーっぽい沢田研二さんも好きだ。ちなみに三池崇史監督の「カタクリ家の幸福」もすごく好きなんですよね! 最初に観た時は「なんだあ〜〜!?」って思ったけど、面白い!昨日見つけた志村けんさんとの鏡のコントは大爆笑した→こちら。 歌うスター・ジュリーとは違う沢田研二さんは、素では関西弁の(京都)面白い人だったり、藤原竜也君と共演した「SABU」では重みのある役で存在感を出してたりする。でもやっぱり75年から82-3年の頃のジュリーのキラキラは、他の誰にも真似のできないスターの輝きだ。 あんなに色気のある歌手なんて多分これからも出て来ないんじゃないだろうか・・・?あの頃、お母さんがテレビの前に飛んで来た気持ち、解るわあ〜〜!!

阿久悠さんのおかげで、なんだか久しぶりに良き懐かしき日本の歌謡曲を沢山思い出した。あの番組で出てきた昭和歌手の皆さん、全員が鼻濁音をきちんと発音している。(私は鼻濁音と無声音に厳しいんです)そしてブレスの使い方やビブラートの効かせ方も、ちゃんとレッスンした通りに歌ってる。 大先生の作詞家や作曲家あっての歌だから、「きちんと歌わせていただきます」という姿勢が見て取れる。まあ一昔前と言ってしまえばそれまでだけど、歌謡曲って、歌がドラマだった時代の日本の文化だよね。日本の歌謡曲/アイドル時代を築いた人がまた一人いなくなってしまった・・・・

そういえば、深作欣ニ監督の「魔界転生」をもう一度観たいなあ。DVD探してみようか。確か沢田さんと、真田広之さんだったよね・・・?しばらく観てなかったけど、久しぶりに「太陽を盗んだ男」を観てみようかな。長いけど・・・


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急に寒くなったよ〜〜!まあ、ジトジトずう〜っと雨ばっかりなのよりは、カラっと寒い方が良いけど。冬晴れの朝は濡れた舗道の表面が凍ってるもんだから、すべるすべる・・・・・ おっかなびっくりでしか歩けないので時間がかかる=あやうく遅刻するところだった。

ところで、今まであんまりちゃんとは考えてなかったのだけど、気が付いた事。

私って、ポニーテールの男に弱いかも・・・・

男の人が髪を結んでると目がいってしまう。
もちろん長い髪を結んでれば何でも良いってわけじゃありません。オジー・オズボーンがポニーテールにしてたらドキドキするかって言われても無理なのだけど、同じ男性でも髪を束ねてると私の中で1ランクupするかも・・・

髪を結ぶ時、頭の中程まで上げて束ねるいわゆるポニーテール、首のところで束にして括る、邪魔な前髪だけを後ろに流して結ぶ、といったパターンがあるけれど、男の人が髪を束ねてるのって、シャツの腕まくりが「ちょっと良いな」と思ったりするのと似ている。

カールっ気のある髪が伸びてくると結構収集がつかなくて、それを首の処でまとめると頭にも少しボリュームが出るし、結んだ尻尾もフワッとウェーヴしていて可愛いーーこれはヨーロッパ人のパターンだ。癖気の人が多いから前髪なんかもちょっとカールして顔にかかる感じが良かったりして。中世ヨーロッパのスタイルは、かつらも使ったみたいだけど、基本的には自毛も長くて、リボンで束ねてたりするのも貴族的。

昔々、うちの彼も1時期だけ伸びて来てしまった髪をちょっと括っていた事があった。長くは無かったのだけど、あの頃の彼は私の髪より黒いカーリーで、ちょっと手に追えなくなって結んだーという感じだった。(彼には1/8イタリア人の血が入ってるらしい)実はそれが結構私は好きだったのだけど、実際は次に髪を切るまでの数週間だけだった。 昨日ひょんな事でその話を持ち出して、「覚えてる?結構可愛いと思ってたんだよ」と言うと、「何であの時に言わないんだよ!」と怒られた。It's too late now!!・・・・そうですよね、今や彼の髪はほとんどシルバーに近いゴマ塩で、猫毛の髪は乾き易いからバサバサになりがちで、ちょっと伸びるとアインシュタインベートーベンみたいになってしまう。確かにToo Late だわね〜〜〜

ボリュームカーリーのヨーロピアンももちろん可愛いけど、やっぱりSexyなのは黒髪のポニーテールでしょうか・・・?ちょっと高めに縛ったやつ。
ミュージカルのThe Lord of the Ringsで、エルフのレゴラス役の役者さんに目がいって、舞台での立ち居振る舞いが美しいのでずっと見てたのだけど、実はあの役も見事な黒髪をポニーテールに結んでいた。(ん・・・?目がいったのは実はそのせいだったのか・・・?)Lovers=House of Flying Daggersが公開された時、あちこちの雑誌にレビューと一緒に出ていた金城さんの乱れポニーテールのstillはとても美しかったし、(あの映画の記事には金城さんの写真が一番使われてた)新選組!で物議をかもした藤原竜也君の月代も、若武者ポニーテールとセットだったので良しとした。

西洋でも日本でも、古来から男達は皆髪を結んできたのに、いつから短くするようになったんだろう?良いのになあ〜男の人のポニーテール・・・

さて、そろそろ来年のプランを立て始めないと・・・舞台のチケットや映画のチェック。日本行きは何時にしようか。やっぱり3-4月かなあ〜?身毒丸に竹野内さんの映画と金城さんの映画もあるし。でも藤原君の舞台を1つを選ぶなら、トレープレフをどこまで演れるか観てみたい・・・こちら公開の映画で楽しみなのは、1月がアン・リー監督Lust・Caution(色戒)と映画版Sweeney Todd、2月にウォン・カウアイ監督のMy blueberry Nights

おお〜っと!!ここで何と最新の情報が、、、!

金城武の怪人・二十面相だそうな!

昨日お風呂に入りながらふと考えてた事・・・・金城武さんと松たか子さんコンビの映画かドラマ。当たっちゃったよ〜〜! 私って結構こういうのってあるんだよね、今までにも。びっくり。!! それにしても諸葛孔明の後に二十面相だなんて、やっぱり金城さんって・・・・

投名状のプロモーションにアジア中を回ったようだけど、やっぱりすごくキラキラしてる。 楽しみですね〜!決して人を殺さない変装の名人にして大怪盗。明智小五郎シリーズは小学生の時に文字通りハマった。ちょっとおどろおどろしいドラマシリーズも見てた。中村トオルさんが明智かな。でも原作は江戸川乱歩氏のシリーズではなくて、北村想氏による二十面相の伝記のような形らしい。北村さんってTPOの人だよね・・・?

映画って本当に、企画のニュースがあってから、実際に出来上がって観られるまでが長すぎる・・・・ 再来年にかかる話じゃないの? それにしてもHa-JinのWaitingだの鬼武者の実写化だのいろんな噂のとびかう中で、二十面相と来たか!まだまだキラキラは続くんでしょうね!


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バリバリに凝り固まった肩から背中を、家のゴタゴタの最中に捻挫した足でひきずりながら、いつものマッサージクリニックに向かった。で、階段を昇りながら何気なく壁に貼られた表をみると、

手洗 £10-00

って書いてある・・・! な、、何? トイレ£10(約2300円)?!どこだあ〜〜? と思って良く見ると、ヘアサロンの料金表だ。このクリニックの下の階は、チャイニーズのヘアサロンになっている。場所がチャイナタウンの端っこなので、回りにもチャイニーズレストランやよく判らないお土産屋、旅行社、ヘアサロン、マッサージや漢方のクリニックが沢山ある。 そうか、ヘアサロンで手洗、、これはシャンプーの事らしい。でもここがチャイニーズのヘアサロンだと知らなかったら一瞬ぎょっとする。

だいたいこの辺りのビルはどこも古くて、チャイナタウンの店はスーパーにしてもレストランにしても、決してモダンで綺麗とは到底言えない。表通りに面していても多少小汚いカンジがするのだから建物の裏は結構スゴイぞ・・・そこへもってきてトイレに£10っていうのはスゴイもんがある。思わず笑ってしまって、クリニックの先生にその話をする。

いつもの先生は中国人だ。香港ではなくて本土からの人なので北京語を話す。日本でも長く勉強していたそうで日本語はぺらぺらだ。いつもこの先生とは日本語でしゃべっている。「手洗でシャンプーなのは判ったけど、でも日本式に考えるとトイレだよね〜」と話すと先生も「ああ、そうだねー」とコロコロと笑う。マッサージしてもらいながら、しばし中国語の話になった。最近になって金城武さんがらみで香港&中国の映画をいくつも観るうち、中国語という、西洋のアルファベット言語とは全く違う奥の深さを持つ言葉にちょっと興味があった。

日本だって、小学校に入ってすぐの時からずっと大学に行ってさえも、常に漢字を覚えるという作業に無限の努力を強いられる。漢字の書き取りテストから逃れる事は誰にもできない。それでも漢字はあくまでも日本語の一部に過ぎないのだ。これが中国語だとすべてが漢字表記なのだから、いったいどうやって覚えろっていうのだろうか・・・? 先生曰く、やっぱり漢字を覚える作業からは一生逃れられないそうだ。小学生はまず発音を表記するピンイン(pinyin)を習って発音を徹底的に覚え、その音を持つ漢字をさらに学んでいくのだそうだ。よく知られているのが、中国語では同じ音でも高低の付け方4種類で違う意味になってしまうという事。これが発音の上で一番微妙で難かしいらしい。 でも漢字は、一つの字の発音は基本的に一つしかないので、日本語の様に幾通りもの読み方をする事はないそうだ。でもその組み合わせときたら気が遠くなりそうなくらいの長い道のり・・・・だよね。

日本でも漢字を沢山使える人はとっても知的な印象を与えるし、漢字が読めない&書けないというのは学の低さをバラすようで恥かしい。中国語でまともな本を1冊読めるとなると、そりゃあもうそれだけで日本人からしたら目がハートになりそうなくらいに知的な感じ、、、? パソコンの入力は、ピンインを入れるとダダ〜〜!とその音の漢字が次々と出て来るので、その中から選んで変換するそうだ。それ自体は日本語の変換も同じだけれど、ちゃんと知っていないと正しい字を選べなくなってしまうのは、日本語の比じゃないらしい。 おまけに中国語の漢字は最近は簡体字が普及してきて、これはまた別のソフトを使うのだとか。

まあどこの言語でも、読み書きがきちんとできるかでが解るというのは共通だけどね。英語だってイギリス人でも結構怪しいスペルをしたりする。 よくイギリス人に聞かれるのが、necessaryとかreceiptといったスペル。こういうのって逆に英語学校で勉強した外国人のほうが正しく知っている。日本語でも、いざ変換しようとして「あれ、どっちだっけ?」っていう事結構あるよね。パソコンが普及したからこそ、今もこうやって日本語を書いているけれど、Macを自宅に買う前ときたら、本当に漢字なんて忘却の彼方、、、といった世界でした。で、使い始めるとまた思い出すというのが人間の記憶の怖いところ。不思議だなあ〜〜〜

チャイナタウンを歩いていると皆同じに思いがちだけど、それだって違いはあるはず。大抵の中国人は香港系の人が多いから、レストランのメニューとかも広東系で言語も広東語が一番比重としては多いみたいだけど、最近は本土系の人、台湾系の人も結構増えてる。こっちで中国語といえば当然のように北京語の事を指す。 香港もイギリスから中国に返還されて以来、教育システムも変わって来て、今は北京語が必須になっているらしい。あと10年も経って、返還後の子供達が大人になる時代にはまた変わっているんだろう。今までは香港の人は皆英語も話したけれど、10年後には英語を話す香港人も少なくなるのかな・・・?

そもそも中国から日本に伝わったはずの漢字だけど、実はかなり読み方も違ってるよね。面白いのは、金城武という名前の中国読みはjin-cheng-wuだ。でも日本語ではこの漢字3文字ともそうは読まない。 という字はkin,kon,訓読みでkane とは読むけど、jinとは読まない。 他の2文字も同様だ。中国っぽく読むとしても、kin-jou-buといったところだろうか。 じゃあ、この日本語の音読みはどこから来たのだろう・・・?は韓国語っぽく読むとkimだけど、日本に伝わった時点で、中国音や朝鮮音が混ざったのだろうか・・・?そう考えると日本語だって奥が深い・・・・

う〜〜ん、、、一日や2日考えても解る事じゃなさそうだ・・・・奥深し中国語!
もう寝よう・・・・

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何だか今年は全然クリスマスって気がしない・・・・ もう今頃はカードを書いてなきゃいけないのに。家の事で精いっぱいだったからなあ〜
やっとBedを元の部屋に戻して3週間振りにいつものベッドルームで眠る事ができた。最期の最期までダメ押しのように難関があったんだけどね、、、

組み立てたワードローブをコーナーに入れようとしたら、なんとセントラルヒーティングのラジエーターが邪魔で入らない!! 結局ラジエーターはずしましたヨ。中の汚い水を全部出してダブルのラジエーターを持ち上げて・・・重いのなんのって! 15cm程突き出したパイプは動かしようがないので、その分ワードローブを持ち上げてコーナーに押し込んだ・・・一瞬、持ち上げたワードローブを落っことしてバラバラになる悪夢が頭をよぎったけど、彼の頑張りでなんとか成功。その後またまた重いラジエーターを戻し、これで後はベッドを戻して寝るだけ・・・で最期の難関!ベッドのヘッドボードが外れない!!

4つあるスクリューの最期の一つがどうやっても回らない、、、キレた彼はヘッドボードをつけたままでの移動を強行。でもどう見たってドアの所を通れるはずがない!! 考えての事か頭にきてか、(多分後者)彼がやにわにドアのヒンジをはずし始めた。ドアを取っ払ってベッドをまっすぐにして押してみると・・・なんと、ギリギリで通過! 全て終ってベッドで寝られる状態になったのがもう夜の10:45。でもやっとこれで終った〜〜 なんだかんだで結局丸3週間だった。

明日は結婚記念日。さすがに今回は彼も余裕が無かったらしく、昨日になって聞いて来た。
記念日のカードとか、、他にも何かもう買っちゃった?」私が正直に「目星はつけてあるけど、まだ買ってない」と言うと、「もう今年はカードもプレゼントもお互いにやめて、その分美味しいもんでも食べようよ」ーー成る程、同感ですわ〜 だいたいカード探しってホント大変なのよね。自分が好きな物じゃなく、相手が嬉しいと思う物を選ぶのって、実は私はあまり得意じゃないのよ。どうしても自分の好みに目がいっちゃって・・・
まあ、この後クリスマスもある事だし、記念日の為の労力をパスできるなら有り難いわ〜。内心「やった・・!」と思いつつ、うわべは「あなたに合わせてあげる」といった感じで同調する。

ラッキーな事に私は明日はオフ。彼と待ち合わせの前にホリスティックマッサージを予約してある。 後はお天気さえ良ければねえ〜〜(巨大な疑問符)なんの予定もしてないけど、平日だしなんとかなるでしょう。彼は純日本式の居酒屋に行きたいみたいだ。随分行ってないから明日は居酒屋かなあ〜〜 

明日が終ったら本気でクリスマスカードを探さなくちゃ・・・10日には送り始めないと日本に出す分は届かないかもしれないし。(とはいっても、毎年ギリギリに送ってもちゃんと着いてるみたいだけど)

フィギュアスケートのNHK杯が速攻で動画サイトに上がってた。今年の高橋選手のプログラム良いなあ〜 今回はSPもFPもジャンプの失敗があったけど、失敗したジャンプ以外の出来が良かったね。あのプログラムをノーミスで最期までスピード落とさずに滑りきったら、すばらしい演技になるはず。 3月のワールドまでにもっと磨かれてくるだろうか? あの表現力と深いエッジのスケーティングは、今までの日本男子選手には無かった物だから、是非とも世界の頂点目指して欲しいものです。

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いや〜〜、この2日間はひたすら掃除しっぱなしでございます。

昨日、丸一日かかってやっとリビングの棚を元に戻したのだけど、その間も同じ棚を何度も拭きながらでないとすぐに埃っぽくなっちゃう・・・・ 本もCDも一つずつ拭きながら戻す。CDは、戻すついでに並べ方もジャンルに分けようとか思ってた、、、でもそんなゆとりは無くて、手でつかんだまま並べてしまった。  で、気が付いた。カセットテープが山のようにあって棚のかなりのスペースが占領されていたのだけど、考えてみるとカセットなんてもう随分かけてないよ。 第一カセットプレーヤーがおかしくなってからは全然聞けないし、前は車でかけてたけど、愛車のエンジンが逝っちゃって廃車にしてからはテープを聞く術がない。

という事で、テープはまとめて箱に入れてしまった。むかーしからのかなり貴重な録音番組とかもあるので捨てるわけにはいかないけど、とりあえず箱詰めにして隅っこに。これで棚にかなりのスペースを確保。 どうせこれからもDVDやCDは増えるんだしね。たまりに溜まってたビデオも貴重な物だけ残してあとは思いきり処分。これがすごい数だあ〜! どうやって出そうか?一度に出すのはちょっと気がとがめるから、数週間に分けて出してしまおう。 こっちは日本みたいにいちいちゴミを分ける必要はなくて、もうぜ〜んぶ一緒に出しちゃう。ボトルとか雑誌とかはリサイクル用の収集場所があるから、持って行く元気のある時は持って行く。

家の工事はこれで全て完了。 
今朝、最期の仕事で壊したワードローブの処理に来てくれたお兄ちゃん達とちょっとおしゃべりした。2日前にはまだ埃だらけで、ソファの上に全ての物が積み上げられていた状態だった1階が、綺麗に片付いて棚もきちんと整頓されてるのを見たお兄ちゃん達、ちょっとびっくりしてた。「良いよ、すごく!この家好きだよ」と言ってくれた、現場リーダーのお兄さんはアルバニアからの人で28歳。ホントは34-5だと思ったので30前と聞いてちょっとびっくり。曰く、「9歳くらいから手伝いで働いてたからね。本当に仕事し始めたのは17だけど」成る程ね、、、しっかりもするさ。 イギリスに来たのは10年前でビルディングエンジニアの資格を取ったそうだ。

彼と相棒格なのが42歳のお兄さん。彼は若い、、、!とても40過ぎとは思えない。 聞くと、ロックミュージシャンをやってたそうだ。ドラマーで、Led ZeppelinやDeep Purple、Iron Maidenなんかをやってたそうな・・・と、ここまでは良くある話だけど、ちょっと勝手が違うのは彼は60年代生まれのルーマニア人だという事だ。ZepもPurpleも自分に国ではまともに聞く事はできなくて、密かに海賊版のレコードを手に入れて聞いていたという。 長髪でロックなんてやっている連中は反体制派と見なされた時代の話。学校での外国語の選択は絶対ロシア語なんかやりたくなくて、英語とフランス語を勉強したそうだ。そういえば、ルーマニアの独裁権力者だったチャウシェスクがあっという間に射殺されたニュースは私も覚えている。体操選手のコマネチが雪の中を6時間歩いてオーストリアのアメリカ大使館に亡命して間もなくだった。今はもうバンドはやってないそうだけど、成る程、彼が若くみえるのはロック魂のためか・・・

彼等は本当によく働いた。 朝は時間通りにきっちり来たし、おしゃべりやお茶に時間を使う事もせずに、一日でかなりの仕事量をこなしていった。礼儀正しくて、私達の邪魔になる事はいっさいせず、トイレさえ、使ったのかどうか判らない程だった。 日本じゃ当たり前かもしれないけど、こんなビルダーの人達は私も彼も初めてだ。東欧系の人達のチームで、最初は「大丈夫かな?」と思ったけど、大当たりでした。 こんな人達が真面目にどんどん仕事してれば、今にイギリス人の仕事全部取られちゃうよ・・・・細かい作業も丁寧に仕上げてくれたし、彼等のようなビルダーのチームが来てくれて本当にラッキーだった!

後は2階のベッドルームだ。テレビを下に降ろしたら、早くベッドを元のベッドルームに戻してスペースが欲しい。洗濯物も溜まってる・・・・干す所無かったから。やれやれ、、、やっと元の生活に戻りつつあります。


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私の日本名の宛名で手紙が来ていた。
日本の戸籍上の名前は今も旧姓のままだけど、こちらで使う事はまず無い。見ると「Consulate General Of Japan」と書かれてる。日本領事館からだ。領事館といえばむか〜し昔に在留届を出した時と、結婚した時、あとはパスポートの更新の時しか縁がない。

テロや大きな災害等の緊急時に安否確認を行う上で、皆様の連絡先情報を最新のものにしておく必要があります」だそうだ。 成る程、、、おまけにびっくりしたのは、切手が貼られた返信用封筒まで同封されてる この辺の気配りがすごく日本を思い出す。っていうか逆に言えば「ここまでやってるんだからちゃんと返信してね」という事なのかもしれない。ちょっと不思議な気分。

そうだよね。日本国籍の人間であるという事は、国際的な事件に巻き込まれた時に私を助けてくれるのは日本大使館なのだ。 何十年住んでいようと、夫がいようと家があろうと、この国はEUの人間でさえない私を一国民として扱ってはくれない。
万が一どこかに旅行中に拉致事件にでも巻き込まれて、そこに国際的政治的なしがらみがあった場合、極端な話、日本人の私は解放されて、英国人の彼は射殺されちゃったりするかもしれないのだ。 こんな事を想像したりするのは決して笑い事ではなくて、実際イラク戦争の頃は結構そういう危機感があった。
子供がいないのは、不幸中の幸いなのかもしれない・・・・なんて。

あれ、、そういえばパスポートの更新いつだっけ? もうすぐ10年経つかも・・・・ 高いんだよね〜更新手数料! イギリスのパスポート更新なんて日本の半分の手数料だよ。あ!もしかして日本で更新すればもっと安いのかな?・・・・って、調べてみたら日本で16000円かあ〜。そういえば2ー3年前に確か手数料を下げたんだったね、£74だから変わんないか。それにしてもなんか変な感じ。「誰かが私がここに居る事を知っている」って、ちょっとだけ暖かいような気分だ。アイデンティティーって何だろうね。久しぶりに見た日本の名字での宛名書きもちょっと照れくさいような気分になるのは何故だろう・・・ 返信する用紙の最期に自分の名前を漢字で書いた。すっごい久しぶり!
これが私の名前で私は日本国民なんだね。当たり前なんだけど、普段は考えもせずにいる事。

休みなのに雨、、、 これで丸3日目のジトジト雨だ〜 工事の人が来てるから家にもいられないので今日はWest Endに出て来よう。どっかでお昼食べてショッピングするかな。あ、ユニクロが新しくオープンしたFlagship shopを見てこようかな。チャイナタウンのスーパーでも欲しいものあるし。その後はマッサージとリフレクソロジー1時間半予約してるのだ。 変な態勢でベッドに腰かけてるから背中も腰もバリバリ、、、おまけにどうやら風邪ひいたっぽいし。せめて外が晴れてたらなあ〜〜


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