見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 発見/つぶやき/遠吠え


4月も終わってもう5月。去年はなんだかプリンスアイスワールドを連日のように観られたと思ったんだけど、今年は5月末まで放送はないらしい。あれ、、?去年新しいフリーをお披露目したのはSOIだったかな?確か振り付けは前の年からしてたから、、、まあいいや。まだ来季のプログラムは決まってない人も多いようで、そんな中、宇野昌磨さんのショートはなんだかジャジーなエレキギターの大人っぽいプロだそうで、、、チラ見したかんじ、緩急の多い大人の色気が溢れそうなプログラム、かな。

この1年でグッと成長した昌磨 さん、色香から色気に転じる時だね。だってもう24だし遅いくらいだよね。やっとやっとここまで来たか、、、と本当に嬉しくてまた次のシーズンが楽しみだわ!最近はスイスに行くのも家族無しだし、あちらのアパートも引越して、高志郎君のところでシェアになるとか。あそこは確か3人くらいでシェアしていたから、お母さん無しでも完全に一人暮らしじゃないし、良かったんじゃないかな。もうそろそろ独り立ち、と家族もサポートの形を変えているのかもしれないね。

前から思っていたけれど、宇野昌磨さんが急成長したのは男環境になったのも大きいんじゃないだろうか。グランプリ東海ではマチコ先生、美穂子先生、そしていつもお母さんがついていた。でもこの1年ほどはステファン、デミさんそしてマネージャーさんと男環境の中で、ぐぐっと大人の男性になったと思う。 どの出会いもタイミングだよね、ほんと、人生って出会いのタイミングの積み重ねだよ。

さて、1ヶ月ほど前にちょっとしたトラブルで壊された家のポーチをやっと直した。ポーチはもともと数年前からドアの周りがボロボロになってきていて、本当に恥ずかしい状態だったので、まあこのタイミングでドアと窓を全部替えて綺麗にしてもらった。それにしても思わぬ出費だわよ、、、
家のローンがこの8月で終わるから、その後にポーチを直そうと思っていたのに、数ヶ月早くなってしまって有り金の底を掻き取ってギリギリ出せる限界だ、、、なんでこうなるかなあ〜〜〜 

ポーチもだけれど、家のローンが終わって、他にもここ数年抱えていた事が9月には片付くから、この秋には私たちも人生の新しいシーズンだ。まだまだ若者には負けないぞ、、、!!人生続くかぎりは新しい出会いの繰り返しだ。何も起こっていないように感じても、確かに時は動いている。モタモタしているとこれからは人生の終焉に向かって動いてしまうのだから、気を抜いちゃいけない。

また劇場にも以前のように行きたいけれど、どうしても最低限に厳選してしまう。だってもう誰もどこでもマスクもしていないから、やっぱり気になるよ、、、職場では一日マスクしているけれど、むしろお客さんのほうが「検査来店にはマスクをしてください」って言うと「??」って顔したりする。 

いつもなら有給ホリデーを取る時期だけれど、今年は日本行きがどうなるか、、本当は6月頃にと思ったのだけれど、「5−6月のフライトがどんどんキャンセルされて予定変更になってる」という話を聞いて、仕事を休む日程は一度決めたら変えられないからどうしたものか、、、、ヨーロッパの他の都市は乗り継ぎになってるようだけれど、幸いロンドンー東京は直行で飛んでいる、それでも14-5時間かかるしね〜。昔懐かしい「北回り便」だ。今は機体が大きいからアンカレッジで給油に降りなくても直行で行かれるだけマシなのかな。

来季のフィギュアは羽生さんとネイサンはどうするんだろうか、、、、また男女とも若い選手たちがシニアに上がってくるし、ロシアの女子がいなくたってフィギュアスケートは終わらない。ルール改正についてもいろんな提案があると聞いている。提案はあくまで提案だけれど、フィギュアスケートからフィギュアの技術を無くしてしまっては意味がない。いっそコンパルソリーを戻したらどうかしらね、私だったらそっちを提案するわ、、、、新しいルールブックがどうなるのか、、、??





 

あっという間に4月も半ば。なんだかずっと寒くて冬から抜けていなかったイギリスだけれど、ようやく今週は日中15-17度に上がるようになった。でも朝晩の通勤時には結構寒いから、一日仕事していると結局関係ない、、、、

すっかりCovidのことなど忘れてしまったかのようなイギリス。だんだんバスの中やお店でマスクをする人も減ってしまって気がついたらもう誰もしてない??、、状態。そうかと思うと中国では上海周辺でまたロックダウンしているようで、仕事にも支障がでてきている。注文しても中国からのデリバリーがキャンセル続きとかで、入荷予定が6月末とか、、、、

先週久しぶりで行ったFinsbury ParkのPark theatre、ここもキャパ200のスタジオ式の劇場だけれど出演者のクオリティーは高い。 演目は「Clybourn Park」アメリカで2011年にピューリッツァー賞を受賞した作品で、なぜか私はこの題名を見て「以前に見た芝居」だと一瞬思った。以前というのはもう20年くらい前のように思っていて、それは出演者の一人、イモジェン・スタッブスが出ていた別の芝居と混同したようだ。

一幕の舞台は1959年。朝鮮戦争から戻った息子がある朝自殺してしまったベヴとロスの夫婦。彼らと¥黒人のハウスメイドのフランシーヌは近々引っ越すための準備をしている。そこへ近隣の人々がやってきて、ロスの家を今度買うことになったのは黒人の家族だと告げる。黒人などそれまでいなかった地域に、それがどんな影響を及ぼすかを話し合う住民たち。それぞれのキャラクターが独自の見解を面白おかしく繰り広げ、この辺りは会話劇の面白さだ、2幕は同じ家の2009年。この50年の間にこのエリアは黒人が主流になっており、同じ役者たちが違うキャラクターで、今度はこの家を白人夫婦が買うことになったのをまたも喧々諤々と話し合う。一幕のキャラクターの子孫にあたる人がいるが、ほとんどは近年ここに住むようになった人たちだ。その中で、50年前にこの家の中で自殺した息子がいた話も明かされて、地域住民達の話し合いは、やがて普段は言わないようにしていた本音をぶちまけ合う喧騒に発展していく。

セリフの応酬による面白さの脚本なので、主題は何か、ということではないが、役者たちの力量でそれぞれのキャラクターと彼らの「言いたいこと」が生きてくる芝居だ。実はこういう芝居を昔やって、苦労したことがある。会話のテンポや間合いで芝居の面白さを引き出す本なので、ストーリーではなくキャラクターが重要だ。こういうタイプの芝居は長い間観ていなかった気もする。

スタジオシアターに来る人たちはやっぱり「お客さん」がいなくて、いつもの「ざわざわ」が戻ってきている。周りの人に親近感を感じる演劇空間だ。ひとつだけやっぱりちょっと違和感だったのが、役者たちが使っているアメリカ・シカゴ訛りの英語だ。それも最初はみんなアメリカイントネーションで話しているのだけれど、会話が激昂してくると普通に戻ってしまうのが面白かったよ、、、、

ロックダウンの頃に公開されたと聞いていた藤原竜也さんの映画「鳩の撃退法」がWOWOWで放送されていた。ミステリー仕立ての構成でこれは原作本が面白いのかなと思った映画だ。映画やドラマもいいけど、そろそろ藤原竜也の舞台が観たいなあ〜〜。「MUSASHI」の再演はどうだったんだろうか。井上さんも蜷川さんもいなくなってしまってのムサシ、ロンドンで見たときよりも進化したのだろうか、、、

日本行きもなかなか決められない。どうやらロシアのおかげで、フライトのルートが変わっただけでなく続々とキャンセルになっているらしい。1日の変更ならいいけど、キャンセルになって数日のズレが出ちゃったりすると仕事の休みが確保できない。本当なら5月くらいには行きたかったけど、やっぱり秋になっちゃうのかな〜〜

これからはスケートはアイスショーのシーズンだ。今年は宮原知子、田中刑事両選手に、なんとアメリカのスウィートハート、アリッサ・リウ選手も引退を発表した。刑事君は去年あたりから「アイスショー向け」のスケートにシフトしているような印象を受けたから、今年かなあ〜とは思ったけれど、さっとんの引退は残念だ。でもやれるだけやって決めたことなんだろうね。彼女もこれからきっとアイスショーに世界中から声がかかるだろう。プロとしての素晴らしい演技を応援します!!スターズオンアイスで高橋大輔さんがさりげなくさっとんをカップル競技に誘っていたのがよくわかる。ほんと、素敵かもしれないね、宮原知子のアイスダンス。でもパートナーがいないかなあ〜〜、、、、、
アイスショーも結構BSやCSでの放送もありそうなので、夏の間はまた別の楽しみ方ができそうだわ。

 

おめでとう、おめでとう、おめでとう!!!
と連日飛び上がりっぱなしのワールドだった! 
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男女そろっての世界チャンピオン、そしてペアもなんと銀メダル!!ロシアの選手たちがいなくても十分素晴らしい、むしろ男子のショートプログラムは本当にレベルの高い神試合になった。

やってくれました宇野昌磨!!
予感はしていた、いや、ほぼ確信に近い予感だった。オリンピック後の様子が本当に充実しているようで気合の入った練習が詰めていたとのこと。本当はもう少し早くスイスでの最終調整に入る予定だったのがフライトのキャンセルやルートの変更で出発が少し遅れた様子だったけれど、最後の1週間でのブラッシュアップがよかったんだね。私はこれは絶対に必要だと思っていたので、さすがはステファン、きっちりと修正してくれました。

ショートは本当にもう「完成形」に限りなく近かった。私はずっとこのプログラムはノーミスで滑ったら110出せると思っていたので、今回それにほぼ当たる点数だったのがすごく嬉しい。実は北京以来、何度が団体戦を見返して、「赤の衣装良いな〜」と思い始めていたので、今回赤オーボエにしてくれて嬉しかった。終わった瞬間にピョンピョン飛び跳ねてしまって「もうちょっと余韻を、、、」と思っていたら、後で一希君に言われていたらしい。

フリーのボレロも本当によく滑ったよ!!さすがに後半の4Tのコンボはシングルで少し着地で減点、最後の3連続も1Fにしかできなかったのが残念だけれど、その後の最後のステップが鬼のように素晴らしかった!そしてスピンも軸がピッタリ安定していて、プロトコルでも素晴らしいGOEをもらっていた。このボレロのプログラムもノーミスだったら210を出せると思っていたので、少しのミスは惜しかったけれど、ここまでできれば十分にチャンピオンとして誇れると思う。合計312.48は誰が出ていた、出ていないにかかわらず世界チャンピオンの得点だ。

「今年はくるのか、、、?」と去年の夏のアイスショーで今季のプログラムを見た時のじわじわくる予感が、とうとうここに来て現実になりました!!やってくれると思っていたよ、昌磨君!!
ここからが新たな出発点。もっともっと昇っていく姿を応援していきますよ〜。宇野昌磨さんの場合、肉体的な成長が少し遅めにきてると前々から思っていた。低体重で生まれたということで、13-4歳の時でも子供にしか見えなかったし、声変わりしたのも確かもう高校生になってからじゃなかったかな。その後に3Aが跳べるようになったのもやっと大人の身体になってきたからなんだと思うし、選手としてのピークも今からが始まりだと思う。これからの3年くらいが一番強くなれる時だと私は思っている。だた、本人も言っていたけれど、怪我だけは本当に気をつけないと、これからの怪我は選手生命を縮めることになる、、、来季はどんなプログラムになるんだろうか、容赦はしないというステファンの頼もしい指導でもっともっと上を目刺して欲しい。

偶然今日Twitterで目にした本田圭佑さんの言葉「目指すのは成功ではなく成長」まさに昌磨さんの言葉と一致している。

そして女子、本当にこちらもみんながハイレベルな戦いを見せてくれた。なんと言っても坂本香織さんのショートが絶品だった。一人余裕で80点超えとは!さらにフリーの安定感。今季の彼女が大きな大会でミスをしたのを見なかったよね、、、これってすごいことだと思う。
ちなみに私はEurosportsでのクリス•ホワース氏、BBCが録画特集した番組でのロビン•カズンズ氏、そしてVPNでカナダに繋いで観たISUのYoutubeのチャンネル、と3つのコメンタリーで見比べたのだけれど、すべてのコメンテイターが口を揃えて言っていたのが、「テレビでは絶対に判らないのが香織のスケートのスピードだ。」と言うこと。「ジャンプに入る前と出のスピードが変わらない、それをコントロールするのは格別な難しさがある」と、、、、
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女子の表彰台は3人とも本当にキュートで笑顔が溢れていて素敵だった。今回は出ているみんなが本当に成績にかかわらず幸せそうで、個性豊なスケートが花開いた感じがした。 ベルギーのヘンドリックス選手、今季はあちらこちらで存在感を見せていたけれど、ここに来て一気に照準に当たった感じ。怪我をしていたそうだけれど、そんなことは微塵もかんじさせない安定感のある滑りだった。アメリカのスウィートハート=アリッサ•リウ選手も16歳らしいキラキラした演技で喜びいっぱいに滑っているようでみていて思わず頬が緩んだ。まさに「ピチピチ」という言葉がピッタリな感じ。(ピチピチギャル、なんて日本語、今でも通用するのかな、、?)表彰台での3人の表情が全てを物語っている。嬉しい、楽しい、幸せ、、そんな素直でまっすぐな気持ちが表彰式に溢れていた。

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そしてもちろんこのお二人。この1年で本当に世界中にファンが増えたと思う。今回も私が見た3つのチャンネルのコメンテイターすべてが「見ていて幸せになる」とコメントしていた。なんといっても両選手のスマイルだ。演技中もオフリンクでもこの二人はいつも笑顔を振りまいている。そしてそれがスケートにも現れてて見る人が笑顔になる、、、本当に不思議な魅力だ。フリーではジャンプミスが続いたので、表彰台はどうかな、、と思ったら、なんとか踏みとどまり、その後には予期せぬアクシデントで銀メダルになった。どんな理由であれ、大会に出て演技をしないことには結果はもらえない。 誰かが出ていた、いなかったに関係なく、必要なのは滑り切って結果をもらう事だ。銀メダル、本当にすばらしいよ。来年からのペア競技に2組目が育ちますように。

唯一目標に届かなかったのが、かなだい組のアイスダンスか、、、、う〜〜ん、でもこうして世界選手権の中で見ると、やっぱりまだ「達していない」とは感じたなあ〜〜。これまではみんなが揃った大会じゃなかったし、挑戦するつもりでグイグイきたから その成長ぶりには目を見張ったけれど、まだ結果がついてくるレベルには行けていないな、というのが正直な感想だった。だからこそ、来季もどうかどうか続けて欲しい。ここで終えてしまうのは中途半端すぎないか、、、この後にお二人がどんな決断をするのかは本人たち次第だけれど、おそらくはかなちゃんも大ちゃんも「悔しい、もっとできる」 と思っているのではないだろうか、、是非とももう少し頑張って欲しいです!!

今日のGalaも楽しかった。本当にみんな幸せそうで素敵なパフォーマンス。選手たちのガラ用のプログラムももう何度もみているので、お馴染み感があるのだけれどやっぱり楽しい。

この後はまたアイスショーの季節に入る。今年は少しずつ海外の選手もまた参加してくれるようだ。まあロシアと中国は難しいかな、中国の選手が世界選手権に来なかったのはやはりCovidのワクチンが基準をみたしていないということらしい。一部の地域ではまた感染が広がってロックダウンも検討されているようだ。それでもいろんなアイスショーに豪華な顔ぶれが発表されている。今年の夏もまたテレビ放送をチェックだわ。 ヴィンスが会見で「日本のアイスショーで滑るのが好きです、皆んなが日本で滑りたいんです」と言ってくれていて、今年はまた世界の仲間たちが日本で素敵なショーに参加してくれますように。Covidも無くなったわけじゃないので、本当にこれからも油断はならないけれど、、、

心躍る世界選手権だった!参加したすべての選手たちに「素敵な演技をありがとう!」 

前回のロシアの大統領選でプーチン氏が再選された時から「やばいなあ」とは思っていた。実は再選されないんじゃないかと期待していたからだ。つまりはそれだけロシアの人々が「気づいていない」という事で、それが怖かった、、、、、

今回のウクライナ侵略も、一般の人々には真実が伝わっていない。それでもさすがに21世紀、若者達は充分にSNSで情報を得られるから昔ほどではないにせよ、テレビやネットには規制がかけられて、ウクライナで何が起こっているのかをちゃんと知らない人達もいる。

NATOにまだ正式に加入していないウクライナに軍事援助をするのは、プーチンに核ミサイルのボタンを押す絶好の口実を与えてしまう事は明らかなので、欧米も軍隊を出すことはできない、、、それでも経済制裁はかなり厳しい。そして今回諸国がとった制裁手段は多方からの「閉め出し」だ。

国際金融決算からの閉め出しに加えて、大手会社の取引の撤退、さらには様々なスポーツ大会のロシア開催中止やロシアとベラルース選手の出場拒否、ディズニーやソニーは新作映画のロシアでの公開を中止した。空も海もだ。ロシア籍・所有の航空機も船舶もEU及び英国領内から締め出されている。

これは一般のロシア国民に大きな影響を与える。銀行からお金が出せない、クレジットカードが使えない、全てが値上がりして、楽しみにしていたイベントが軒並み中止となれば、いくらロシアの人々でも「おかしい」と気づくはずだ。

長々と17世紀からのロシアの歴史を(ちょっと曲げて)解説して「ウクライナがロシアである」とこじつけたプーチンの演説は正しい歴史の知識がある人なら笑ってしまう内容なのだが、それで説得されてしまうロシアの人も多かったのだろうか、、、?人々の学識に差があればなおさらだ。

ウクライナで捕らえられたロシア兵は「演習だ」と聞かされていて自分達の戦車が何処へ向かっているのかも知らずに進行してきたという。自分達がウクライナにいる事すら把握していなかったとは、どういう組織なんだ、、??

オリンピックの最中からかなり危ない動きになっていたのに, ウクライナの対応がちょっと遅かったのは否めないけれど、芸能界上がりの大統領の度胸にはかなり驚いている。キンキラの安全な部屋に座って狂人のように戯言を述べているプーチンと、スウェット姿でキエフの街頭に立って戦う姿を見せるゼレンスキー大統領との差は、どう見ても世界がウクライナに味方したくなるというもの。

プーチンは少し精神的に病んでるのではないか、と私は思う。正常な判断のできる人間の言動じゃない、、、彼の回りには誰もそれを指摘する人はいないのだろうか?プーチンに忠誠を誓うなら、本当に冷静に彼に提言できる側近はいないのか??だとしたら本当に問題だよね。一番の問題はそこだ。

和平の為の話し合いも始まっているけれど、その話し合いの間も停戦する様子がない。明らかに一般市民の住宅地をミサイル攻撃する様子ははっきり言って戦争犯罪だ。これがエスカレートすればゆくゆくは核ミサイルに手がかかるわけで、そうなったら他の国も参戦しないわけにはいかなくなる。世界戦争というのは一人の狂人から始まるのだ、、、、

私はいつもはBBCよりもITVのニュースを見ることが多い。ニュースキャスターに好きな人がいて、彼はいつも声のトーンや顔の表情を使って彼自身の感情を巧みに見せてくれる。もちろんニュースキャスターは感情抜きに事実を伝えるのだけれど、彼のニュースの読み方に人間性が現れていて面白い。

France24というフランスのニュースチャンネルもよく見る。フランス発信のニュースチャンネルだけれど放送は英語だ。それにキャスターが揃いも揃ってイケメン、それも個性の違うイケメン揃いでそんなところがフランスらしい。皆さん美しいイギリス英語で話す。

チャンネルを変えて国際ニュースを見ると視点も変わるし特集する内容も少しずつ違って面白い。日本のニュースは一辺倒で討論・議論がないのが面白くないね。日本でニュースだけのチャンネルってあるのかな、、、?

他のスポーツ機関にならって、フィギュアスケートの世界選手権もロシアとベラルースの選手を参加拒否する事になった。ROCは猛反対しているそうだけれど、考えてみるといい、反対する権利があるのか、と。選手達の安全だって保証できない。西側ヨーロッパの大会に来て、会場中から罵声が飛ぶかもしれないし、危害を加えようとする人も出てくるかもしれない。まだ未成年の選手達を渡航させるほうが余程危険だ。

フィギュアの世界選手権は羽生選手も棄権する事になったそうだ。これは私はそうなるだろうと思っていたので驚かない。ネイサンはでるのかな、日本からは宇野昌磨、鍵山優真、そして三浦桂生選手の出場になる。

せめて大会が無事に開催される事を祈っている。ロシア・ウクライナ上空はかなり飛行規制もかかっているけれど、日本からヨーロッパへ行くのも飛行ルートが変わっているんじゃないだろうか。懐かしの「北回り=アンカレッジ経由」が復活するのだろうか?!




そして終わった北京オリンピック。開会式は全く観られなかったけれど、今日はスケートのGalaの後に閉会式も見た。

結局ほとんど見られなかったなあ、、ジャンプやスノーボードを少しとカーリングを少し、ちゃんと見たのはフィギュアだけ、というオリンピックだった。時差があるからライヴは全く見られず、ニュースになったものだけチラっと、、、という感じだった。

ドーピング問題で大変はことになってしまった女子、最終的には当人のカミラ・ワリエワ選手にとって一番残酷な結果になってしまった。ワリエワ選手はショートプログラムまではなんとか滑り切ったものの、フリーでは最初の2つのジャンプの後、明らかに競技する気力を失くしていた。「早く終わらせて氷から降りたい」一心で滑っているように見えた。むしろ、自分の演技がボロボロに終われば表彰式が無くなって他の選手や世界中から恨まれることもなくなる、とでも思ったのだろうか、、、?滑り終わった後にリンクから戻った時、エテリコーチから叱責されているようだったけれど、彼女はエッジケースをつけながらコーチから顔を背けていたよね。あれはどんな気持ちだったんだろうか。彼女を出場させたのは絶対に間違っていたと思う。

さらに、フリーで5つの4回転を跳んだもののジャンプ以外の点数やショートからの差で金メダルに届かなかったトウルソワ選手がフリー後に大荒れに荒れてッコーチに当たり散らす大騒ぎがあったそうだ。真夜中まで選手村に戻らず、迎えに来たコーチに引きずられるように帰った、という話も出ている。一番祝福されるべき優勝者のシェルバコワ選手は放心状態で、銅メダル獲得で泣崩れた坂本香織ちゃんをなだめてくれていたらしい。ロシア陣営はどうなってるんだか、、、!!

ふと思ったのは、「ああ野麦峠」の女工哀史の話だ。CASの聴取で家族が「クリスマスに祖父が薬を飲んだグラスを使ったのが薬物混入の原因だと思う」と証言したというのを聞いて、びっくりした。私たちの価値観・メンタリティーだと、15歳の娘に何が起こったのか、家族が同行できないオリンピックでコーチ達を信頼して預けたのにどうしてこんな事態になったのか、と思うのが普通の親ではないのか、、?どう考えても幼稚園並みの嘘を言うのが考えられない。それともそう言うように脅されでもしたのだろうか?

ロシアでは子供の時から将来性のある子は厳選されて国営の期間で徹底したトレーニングを受ける。「サンボ70」はそういう所だ。国に栄誉をもたらすために厳しいトレーニングを課して、ついてこられないものは容赦なく払い落とされる。最後に残るのは国にとって価値のあるアスリート達だけなのだ。そしてオリンピックの金メダルをもたらした選手は一生が保証される。もちろんそれは家族全部を一生保証するに十分な報酬だ。生涯約束された報酬、家も社会的地位も、そして何よりも「国の英雄」扱いで過ごすことができる。これって「ああ野麦峠」の百円工女じゃないのか、、、?

サンボ70には、私たちの価値観で言う「児童虐待」に匹敵する待遇の噂が絶えない。怪我をしていても病気でも引きずられて、ひたすらに課せられた練習や試合をこなし続けなければ使い捨てられる、結果を出せば国中からもてはやされる、、、これって、朝には一時間進んで夜には1時間遅れている時計で毎日毎日病気になるまで働いた女工達と似たり寄ったりじゃないのかな。そしてそれにおぶさっている家族たち、と言うのも、、、

早々と帰国したカミラは空港で「英雄だ」と歓迎する人々に迎えられたというのが、本当にロシアという国のメンタリティーの恐ろしさだと思う。こちらでは毎日オリンピックよりもロシアがいつウクライナを攻撃するか、ということがニュースのトップになっているこの数週間だ。このドーピングはワリエワ選手ではなくて、あきらかに周りの責任だというのは明らかだ。コーチ陣とチームドクター(この人は以前資格停止を受けたことがあるという)を徹底的に調べるべきだと思うけれど、そこはきっと国に守られているのだろう。一番の被害者はこの件で人生を潰された15歳の天才少女だ。あれだけの才能を大人たちで叩き潰したようなもの。それこそが許されることではないと思う。

そんなやりきれない思いの女子競技の後にフィギュアの最後を飾ったのはペア競技。これがあって本当によかった!上位チームの戦いは素晴らしく、そして日本のりく・りゅうペアも7位、フリーは5位という結果で、泣きたくなる位素晴らしかった。優勝したスイちゃん・ハン君も鳥肌立つくらいだったし、最後のフィギュアを清々しい感動で締めくくってくれた、ありがとう!! 

結局フィギュアの選手で団体戦から出た人たちは厳しいバブルの中で丸3週間も北京にいたことになる。これだけでもかなりの精神的な負担があったと思うのだが、それはあまり言われていないね。泣き荒れたトウルソワちゃんが「泣きたかった、もう3週間もお母さんにも愛犬にも会っていない」と会見で言ったのは嘘じゃないと思う。チームメイトを取り巻くドーピングスキャンダルやら、上位に入っても表彰式も無いという事態になったことや、必ず勝てると思って跳んだ4回転ジャンプ5本でも金メダルじゃなかったことや、おそらくすべてのストレスが爆発してしまったのだろう。優勝したシェルバコワ選手は弾ける笑顔もなく「心が空っぽです」と発言している。彼女たちはまだ17歳だ。このオリンピックに出場したロシアの選手の何人が来季も滑っているのだろうか???

そして来月末には世界選手権だ。オリンピック直後の世界選手権は引退する人や棄権する人がいるのはよくある。オリンピックに照準を合わせるあまり、燃え尽き状態になってしまうのだろう。でも本来はやっぱり宇野昌磨選手はじめ日本の選手達が声を揃えるように、「このオリンピックを今季最後の世界選手権につなげる」という 思考で先に進んでいくのがスポーツ精神であるべきなんじゃないのかな。

Galaではなんだかやっぱり皆さん疲れている感じだった。さすがにバブル状態での3週間はきつかったと思う。昌磨 さんのGalaのプログラムもあんまり、、、な感じだったし、早くコーチと合流して今のプログラムをきちんとブラッシュアップしたほうがいいと思うけれど、スイスにはいつ行かれるんだろうか?
同じプログラムを一人で練習していると、知らず知らずのうちに少しずつ違ったものになっていってしまうものだ。

これは芝居でも経験したことで、2−3ヶ月かけて稽古場で作り上げた芝居でも、幕が開いてから演出家が他の場所にいってしまったりすると、日に日に少しずつ違う芝居をしてしまって、それがどんどん初めの芝居からずれていってしまう、同じ台詞で同じように演技していても、だ。「そこはそうじゃなかっただろう!」という修正が必要になるんだよね。「ボレロ」も微修正が必要な時期に来てるような気がする。技術的にはジャンプも綺麗にはまってきているし、体力もついているのだろうけれど、最初にアイスショーで見た時の「これは化けるかもしれない」と思ったプログラムとは違ってきてしまっているように見える。 早くスイスに行って世界選手権での集大成にむけて仕上げてくれますように、、!というのが私の個人的な願いなのですが、、帰国したらまた隔離があるのかな、、?短くなるのは3月から?どうなんだろうね。

カーリングの決勝は日本対イギリスということでちょっと複雑な気持ちだったけれど、まあ、今回はこちらの圧勝だったということで仕方ないかな。4年前の雪辱戦でもあったので、金メダルでよかったよ。
閉会式での選手たちの顔を見るのはやっぱりいいものだね。笑顔も涙も一人一人に価値がある、それがオリンピックだよね。アスリートの皆さん一人一人を見ていると、「また頑張ろう」と思えるから嬉しい。

そうだよ、私も頑張ろう!!
 


オリンピックも後半に入ってきた。前半ではスキージャンプの金メダル、よくわからないスーツ規定違反での涙の高梨選手、そしてフィギュアスケートは団体と男子が終わってメダル3個、スノーボードの平野歩選手が3度目の正直の金メダルとその直前の不可解な点数、、、などなど。 

でもここへきて一番のスキャンダルはカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題!!
国がらみのドーピング疑惑で今回のオリンピックにも「ロシア」として参加できていないROCの選手達。そのトレーニング過程において、Child Abuseと批判すらされている体罰や厳しい体重管理等、問題があるとみられていた「サンボ70」の3人の女子選手は揃って表彰台独占の可能性が囁かれていた。その中での突然のスキャンダルだ。

団体戦が終わったのに表彰式がなぜか延期になり、また翌日さらに延期になり、憶測や噂が飛び交う中で発表されたのは、15歳のカミラのドーピング検査サンプルから禁止薬物が検出されたとのこと。ことがややこしくなったのは、サンプルが今大会中のものではなく、6週間も前にロシア大会の際に採取されたものであることと、彼女が15歳という未成年であるということだ。一時個人戦の出場を止められた後、再び演技することが認められたことに対してIOCとWADAが抗議し、スポー仲裁裁判所による緊急の聴取が行われた後、明日からの個人戦に出ることを許された、、、、

でもそれはあくまでも今が大会中であるということで、緊急にとりあえず出場をさせるかどうかの判断であって、けっしてドーピングそのものが白になったわけではない。残念ながら女子の表彰式は行われないことになってしまった。(ワリエワ選手が3位以上の場合、ということだけれどそれは間違いなくそうなるだろうから)そして団体戦の表彰式もドーピングの調査が終わるまで行われない。日本は銅メダルが銀メダルになる可能性も出てきた。なにより気の毒なのは団体4位のカナダチームと女子で4位になった選手だ。メダルが取れたのかどうかもわからないまま結果を待たなければならないし、オリンピックで表彰台に乗る、メダルをかけるという夢の場面を奪われてしまった。これは本当に選手たちにには不当なことだ。

北京はもう朝になっている、女子の選手たちはSPに向けてもう準備している時間だ。カミラがもう少し大人で周りのコーチ陣が違ったら、ここは自ら棄権するべき状況だと思うけれど、なんとも言えない後味の悪さが残る試合になりそうだね。彼女が自分で禁止薬物を摂取したとは思えない。周りの大人たちが有罪なのは明らかなのに、それが明かされない、、、、他の選手たちから「オリンピックの表彰台」という夢を奪ってしまっという事を、どれだけ真摯に考えているのだろうか、、

男子の優勝は思った通りネイサンが完璧に近い演技で勝ち取った。鍵山くんが銀、そして昌磨 くんが銅メダル!平昌の時のように、優真君と昌磨君が揃って怒涛の取材の嵐をこなしているのをほとんど笑いながら観た。メダル授与が夜10時半頃でその後の11時からの番組にメダルをかけて登場、翌朝はなんと7時から8時過ぎまでにNHK, 日テレ、フジ、TBS、テレ東、テレ朝と 各局を10分刻みで回って、同じことを何度も何度も繰り返すインタビューが続く、、、二人とももうやけくそになって覚えたセリフのように同じ返事を繰り返してこなしていく、とどめが記者会見で、さすがに終わった時には二人揃ってのけぞっていたのが本当に笑えた。おそらく鍵山くんはびっくり!でも多分昌磨君に聞かされていただろう。4年前とは違って、「経験者」らしくさりげなく鍵山くんをリードしてあげている感じが微笑ましい。

羽生さんは直前にまた怪我をしていたそうだ。それでも挑んだ4Aは成功はしなかったものの、エレメンツとしては4Aをやった、と認定された。そしてそれ以外の演技は本当に素晴らしかった!!ショートの出遅れと4Aの転倒で表彰台には届かなかったけれど、本当にまた一つ記録を残したのは素晴らしい。 フリーは昌磨くんだけが私は「残念だね〜」という思いなのだが、それは本人が一番わかっているし、実際にもう次の世界選手権での完成を目指して練習しているようだから、ここは見守っていよう、、、ボレロは本当に素敵なプログラムだから、是非とも完成形が見たい!!(と思ったら、試合の2日後の練習でノーミス演技をして、見ていた人たちから喝采を浴びたそうだ。本当に本人の言う通り、「試合でやれよ!!」だ)

さて、今日ももう寝て、明日起きたら女子のSPの結果が出ている。選手たちはもう準備に入っているだろう。人のことに惑わされずに、精一杯の演技ができますように。それにしても団体戦から1週間空いているので、ピーキングするのも大変なんだろうな〜、、、

 


日本がフィギュアスケートで初の団体メダル!!「もしかして可能性ある?」状態だったけれど、本当に皆んなが頑張って取ってくれるなんて!

フィギュアスケートは個人競技だ。その個人を集めての団体戦というのは歴史が浅い。団体戦の発端はやはり日本で始まったJapan Open。現役選手とプロスケーターも混ざってチームを作り、日本チーム、ヨーロッパチーム、北米チームで競うという新しい形式の団体試合は人気と注目を集め、やがてソチオリンピックからは正式に国別の団体戦が始まった。Japan Openは独自のやり方で人気だけれど、オリンピックでは12か国が全てのカテゴリーを滑って競い合う。大切なのは演技の得点よりも順位。どの国から誰が出るのか、ショートは?フリーは?順位で上をとるには誰を起用すれば有利なのか?そういった作戦も要素の一つ。ショートとフリーで選手を分ける国が多いが、出場選手が少なかったり、あるいは作戦で一人の選手をショートとフリーに使ったり、、、個人戦とはまた一味違う。

なんといっても団体戦は味方の応援と各選手たちのバトンの繋ぎが素晴らしい。最終的には立派なチームプレーになっている。そして今回日本は初のメダル!!先発の男子ショートでの宇野昌磨さんからアンカーの坂本花織さんまで、皆んながほぼノーミスの演技でたすきを繋いだ。大きく貢献したのはペアの三浦・木原組。これでこれからアイスダンスもレベルが上がって行けば団体でもっと上を目指すのも夢ではない。今回皆んなの演技がほぼベスト状態だったのは本当にチームワークを強めたことだろう。これをバネに其々の個人戦に弾みをつけて欲しい!

その一方で、相変わらずCoved-19に振り回されている。現地入り直前になって派遣選手団から外されたコリヤダ君、本当に悲しかったよ、、、どうしてこうなるんだ、、?と思うと同時に同じように直前で陽性反応が出たカナダのキーガン・メッシング選手はギリギリで陰性に転じてどうやら個人戦直前に北京入りすることができた様子。昌磨 さんのコーチのステファンも陽性反応でスイスで足止めを食ってしまった。団体戦でのメダルには間に合ったので、明日からの個人戦にはしっかりと側についていてくれるはず。

そして、そして、、、なんと言えばいいのだろう、、、?ヴィンセント、、、団体でのUSAの銀メダルに貢献してオリンピックメダリストになった途端にCovid陽性、、、ここにきて個人戦を棄権するというのは本当に胸が裂かれそうな思いに違いない。棄権を発表するインスタのビデオメッセージは見ていて泣きそうになってしまった。どうして今、、?それにしても本当にオミクロンは所構わずだ。昨日の団体戦でヴィンセント以外にも感染した人はいないだろうか?

コリヤダ君は症状があったという事で有無を言わさず即代表から外されてしまった。キーガンとステファンは無症状だったそうで、その後すぐに陰性に転じているから偽陽性だった可能性もある。ヴィンセントはどうかわからないけれど、昨日の団体戦のフリーはちょっと精彩を欠いていたように見えた。実際にテクニカルの点数もかなりレビュー後に引かれていた。 本当に毎日毎日がcovidとの戦い、まさにサバイバル。

スキージャンプはなんだかいつも日本は強いという思いがあったので、個人金メダルが長野の舟木選手以来と聞いてちょっと驚いた。ノーマルヒルではなんと札幌以来だったそうだ。今でも記憶に残る札幌オリンピックでの日の丸飛行隊。3本の日の丸、、、、ジャンプでも新しい混合=団体戦のようなものが取り入れられたそうで、日本は惜しくも4位。つーつの規定違反で高梨選手の1本目が失格という波乱がらみの新種目だったようだ。

明日(というよりあと数時間)でフィギュアは男子の個人SPが始まる。明日は休みだから頑張って起きていようかとも思ったけれど、流石にメイン選手の登場がこちら時間の朝の4時過ぎからなので流石にちょっと、、、、起きたらもう結果が出ているというのは前回の平昌と同じだね。まあ、ライヴで観てたら心臓に悪すぎるから、結果を見てから録画を観るほうがいいのかも、、、

本当にCovidにかからないというのが一番の勝運かもしれない。羽生選手をはじめ、日本選手の中には選手村ではなく日本チームが借り切ったホテルに滞在している選手もいるそうだ。誰なのかは分からないけれど、本当にくれぐれもみんな感染には気を付けてほしい。

さあ、これから寝て、明日の朝にみる結果がどうなっているのか、、、?みんな、みんな頑張れ!! 


今年の4大陸選手権がすごく見応えあって面白かったので、あれこれブログに書こうと思っていたのに毎日時間が無くてもうだいぶ経って「もうすぐオリンピックだし、もういいや、、、」になってしまった。
オリンピック後にまた世代交代が始まるのはいつものこと、これからのフィギュア界で活躍する選手たちの顔ぶれが本当に頼もしい、日本勢はもちろんのこと。また誰かが引退して、また誰かを「この人だ」と思って応援していくのだ、、、今までに何回もそうしてきたように。

それにしても去年の東京同様、最終的には観客なしのオリンピックになってしまったのはちょっと残念だね。でも「招待客」とやらがいるらしいけれど、、、???ミハイル・コリヤダ君が直前のCividで代表チームからはずれたのは本当にショックだ。彼のホワイトクロウをオリンピックで観るのが楽しみだったのに、、、上位選手として充分期待されていたのに、、、26歳の彼にとっては、もしかしたらこれが最後のオリンピックでこれを機に先行きのことも考えていたかもしれない。世界選手権はどうなんだろう?代表決まってたっけ?

既に日本チームの先発対は北京入りしたようで、全員が無事に怪我もCovidもなく帰国できれば万歳だわ。フィギュアは団体戦の初日からガラまで2週間以上あるから、自分の試合じゃない時間が多い。コンディション維持も大変だし、うかつにcividになってしまったりする機会も増える。全く部屋から出ずにいろと言うのも無理だしねえ〜〜。まあ昌磨君はまた「ゲームが沢山できる」って喜んでるかもしれないけれど。

元気に北京入りして好調をアピールしているネイサン、ブレジナ兄貴や開催国期待のボーヤンもすでに会場入りしたようだ。日本の報道ではやたらと羽生君の4Aとネイサンの一騎打ちのように言われているけれど、世界にはまだまだ忘れちゃいけない選手たちがたくさんいる。ウルマノフさんが「あの二人だけじゃない」という発言をしたそうだけれど、日本の他の二人に加えて、ボーヤンにも開催国のプライドがかかっているし、ヴィンセントだって構成に4回転を5本入れている。誰に何が起るかわからない本番において思わぬ結果が出るかもしれない。もちろん男子だけではなくて、女子もペアもダンスもそうだ。

私としては団体戦でもしメダルか取れたら、これからの日本のフィギュアに大きな力になると思う。鍵はりく・りゅうペアだ。それに接戦を制して代表に選ばれた小松原ペアも「少しでも上に」と追い込んでいることだろう。実際彼らのこの1年での成長も大きなものがある。かな・だいペアによって火がついたのだろうけれど、それによって彼らが大きく成長したのも事実だ。

ロシア女子がどの程度の安定なのか、も鍵になるよね。平昌で金メダルの時に15歳だったザギトワ選手が、それから僅か1ヶ月後の世界選手権では身体の変化で全くジャンプが決まらなくなってしまったのも記憶に新しい。気になるのがシェルバコワ選手だ。拒食症っぽいあの体型が少しでも変わったら大崩れする予感。

オリンピックはやっぱりいろんな事が楽しみだ。時差があるからほとんどライヴでは追えないけれど、こっちのテレビが何をどれくらい放映してくれるのか、、、?カーリングはイギリスは強いので多分やってくれると思うけれど、それ以外は全く解らない。Eurosportsをチェックして、あとは後追いになるかなあ〜〜。フィギュアなんて全くライヴでは観られませんね。男子は朝起きたら結果が出てる、女子は仕事のランチタイムには判るかなあ〜。団体戦の男女は誰が出るのか?? スキーやスノーボードはどれくらい放映されるんだろうか?日本のメダルが期待できるものをこっちで観られるとは限らない。ここは日本のテレビと両方で追うしかないかな。



 


どうも喪中というのも初めてなので新年の挨拶は抜きにしてしまったものの、やっぱり変な感じ、、、
ということで、今年も始まりました。仕事開始はいつもより遅かったけれど、戻ってみれば通常運転、ダラダラしていた3週間で仕事用のスカートがきついのは絶対にヤバイ!

新年はいつもテレビで特別番組や映画があるのもだが、年々質が下がっているのは否めない。最近はテレビが昔ほど重要でなくなって、AmazonやNetflix、ほかにもいろいろ選んで見られる方法がたくさんあるし、youtubeとか「観るもの」が増えてしまったので、テレビ離れしているのだろう。特に「見たい!」と思うものも無くやっぱり年末年始のテレビは日本の方が面白そうだ、ということでチェックする。

好きだったドラマの特別編がふたつ、「義母と娘のブルース」と「緊急取調室」。キントリはとうとう前シリーズで解散してしまったので、「ああ、とうとうここまでか、、、」と思っていたので特別編は嬉しい!「オリジナルメンバー全員キントリに集合」とはいかなかったものの、皆んなが少しでも顔を出し、新しい若手メンバーも入ってうまく構成してある。「もつ鍋復活」は嬉しいね!最後に「また緊急事態の時は臨時召集」って言っていたから、これからも不定期にスペシャル編があるかもしれない、と期待してしまう。

「義母と娘のブルース」は最初のドラマはみていたのだけれど、一昨年の新年にスペシャル編があったのは見逃していた。ドラマ編の再放送が一気にあったからそちらもあるかな、と思ったけれどそれはなく、とりあえず「一年後」の話をあらすじを調べて把握しておいた。どうやら今回のストーリーはその続きから、ということらしい。ひさしぶりに竹野内さんの細かい演技が見られるドラマだ。何気なく醸し出すのが巧いから、この役も「悪役」ではないというのが伝わってきたよ。まあ、現実的とはいえないマンガのストーリーだから娯楽作品ではあるのだけれど、お正月の気分晴らしには楽しいドラマだった。

とにかく年末は異常に暖かかったのに何週間も太陽が出ないイギリス。ずっと曇でどよ〜〜んとしていたので朝起きても何時かわからないし、数時間後にはもう暗くなってくるし、イギリスの年末年始はとにかく「暗い!」年明けてから気温も下がって、冬らしくなると逆に晴れることが多くなるのだけれど、相変わらず日は短い。あと少し、2月に入ると日が伸びてきたのを感じられるので、あと1ヶ月の我慢だ〜

年始は視聴チケットを買っておいた「名古屋スケートフェスティバル」。去年も本当に楽しいショーだったので楽しみにしていた。今年も豪華な顔ぶれ。さっとんが具合悪いそうで出場辞退になったけれど、地元名古屋にゆかりある選手たちを中心に、オリンピックに出る選手も4名参加。このショーはなんといっても地元空気の暖かさが魅力だ。そして照明が普通のままで、競技会のような状態で各選手を見られる。氷上の端を客席にしてあるのでリンクは結構狭く、柵もないので、うっかり勢いつけて飛び出すとお客さんに突撃しかねないのも見ていて迫力を感じられる。

みんなすごくリラックスしているようで、見ていてもとても楽しいショーだ。昌磨さんはまだ足の怪我の治療中のはずだから、「ジャンプ飛ばなくていいから、いいからね!」と思ってハラハラしながら見ていたのだけれど、オープニングから大きな3Aとクリムキンで登場し、大トリで滑ったSPはまるで試合のような気迫で会場の空気が一変した、、、、ジャンプは4T2回と3A、いづれもきっちりと決めてコンビネーション無しだったけれど、SPとしても素晴らしい演技だった。オリンピックに向けて磨いているのがよくわかる。

三原舞依さんのエキシ用のプログラムも本当に素敵。初めてのオリンピックに選ばれた河辺選手も、そしてもちろん香織ちゃんも、初滑りの演技を楽しく披露してくれた。お決まりのフィナーレ登場ではおそらく舞台裏で男子達の「4S合戦」が繰り広げられていた様子。みんな次々と挑戦していく。一希くんはパンク、優真君がじっくりと構えてからフワっと決めると場内拍手喝采。それに負けじと大トリの昌磨くんはステップからの見事な4Sで貫禄を見せつけていた、、、この辺の火花のチラシ合いが垣間見えるのも楽しいね。

本田真凛ちゃんが、オープニングはニコニコだったのに、演技途中から胸を抑えるような仕草をしていて、フィナーレの時には具合が悪そうだった。後で見返すとフィナーレの途中で抜けていて、最後までいなかったんだね。インカレには出場したようだったけれど、そこでも胸を抑えていて会見も無しだったとか、、、怪我なのか、あるいはよけいなストレスになってるのかな、、、?彼女はシニアに上がってからはトップクラスに喰らい付けなかったけれど、スケートは綺麗で華があるので、もう少し成績を出すことができれば将来ショースケーターとして十分魅力的なスケーターになれるのになあ〜といつも思う。まあ芸能一家だから他にも道はあるのかもしれないけれど、もったいないな、、、実績ないとプロスケーターとして残っていくのは本当に大変だよね、これからその日本のプロフィギュアの現状も変わっていくのかもしれないし、そう期待したいところ。

宮原選手はどうやら四大陸も棄権したらしい。横井ゆはな選手の派遣が決まったそうだ。長引く体調不良って、まさかCovidでなければ良いけれど、、、全米選手権がCovidでかなり大変な事態になっている、にもかかわらず相変わらず観客は大声で叫んでいるし、マスクもしてない人もいるし、選手にCovid陽性が出たという事は濃厚接触に値する人たちがもっといるはずで、大会を続けていること自体がかなり問題のような気がするのだが、、、???相変わらず点数はぶっちぎりのてんこ盛りが楽しい全米だけれど、オリンピックに向けてネイサンやヴィンス、ジェイソン、そして若手のイリヤ•マリニン選手の大活躍!ロシア系の選手だね。ますますオリンピックが楽しみだ、、、すごい戦いになりそうだわ〜〜

さて、今日からいよいよ三谷幸喜第3弾の大河ドラマが始まる。今年一年お付き合いしますかね。

 
 


今年ももう終わり。いや、日本や地球の反対側はとっくに年が明けている、でもこちらはあと1時間。
コロナのせいもあり、行動範囲がほとんどない一年だったのでこれといった出来事はなかったけれど、やはり父と、ほかにも旧知の友人2人の死はとてもショックだった。今まで本当に近しい人はあまり亡くしたことがない人生だったので、覚悟はしていたものの、「ああ、これからこういう事が増えていく年齢になったのだな」と思わずにいられない。

盛り上がったフィギュアの全日本とオリンピックの選考も、ほぼ私の思った通りになったよ、、、女子は本当に混戦だったけれど、まあ今勢いがあって3Aで戦えるという点で河辺愛菜さんになったという事でいいんじゃないかな。「若い人を」という連盟の選考理由はいらなかったと思うけれどね。「20を過ぎたら選ばれないのか」とでも言われかねない 言い方は避けたほうがよかったんじゃないのかな〜。フィギュアに限らずオリンピックに出る選手たちにとって勝負の1ヶ月、皆さん頑張って欲しい!!

休みが続くので久しぶりにパンを焼いたら全然発酵しなくて失敗!考えてみたら前によく焼いていたのは最初のロックダウンの頃で気候がもっと暖かかった。多分イーストもあの時のもので古くなって いたのだろう。新しいイーストを買って発酵について色々調べたら、電子レンジで水を沸騰させて温まったレンジにスイッチを切ったまま入れておく、というのがあった。うちのレンジはサイズとしても小さいので、これはいいかも、、と思って試してみたら、大成功!!しっかりと膨らんで美味しいパンが焼けた。 

まだまだCovidに振り回される年になるのだろうけれど、まずは北京オリンピックが無事に開催されて世界中のアスリートが平等に力を出し切れますように。テレビ放送は何をやってくれるのかまだよくわからないけれど、時差があるからなかなか見られないだろうな、仕方がない。

さて、ここで、ネットニュースに「宇野昌磨、本田真凛と熱愛!」との記事が上がってる、、、、なんだ、なんで今こんな記事をあげるんだ、、??まあこのお二人は以前から仲が良いのは知られていたし、ファンの間でも「親密な関係」と噂されていて、一部の人たちは真凛ちゃんの事をことさらに毛嫌いしている人たちもいるとは聞いていた。でもそんなことは本人同士のことだし、真剣交際だったら尚のこと家族や回りの理解がないと付き合えないだろうし、オリンピック代表決定直後の元日のニュースにするようなことかなあ〜〜??

こんなことで心乱される宇野昌磨ではないと思うけれど、ちょっと気になるものを見つけたので、、、
Youtubeに占いを乗せている人の動画で、宇野選手の来年(上がっているのは全日本選手権前に占ったもの)の占いで、「女帝の逆」のカードが何度も出てしまい、「何か周りにいる女性の事で今一つ100%の力を発揮する障害になる」みたいな事をおっしゃっていて、占った方も「誰これ?恋人?別れた彼女?それともステージママのお母さん?」ととても気にしていた。占いによるとオリンピックも含めて来年はものすごく力を発揮できる年になるそうで、「この女帝のカードだけが、、、少し下げる」とのことだったが、まさかここにきてこんな記事が出ると、真凛ちゃんがという事でなく、そんなことで騒がれるということが何か精神的にマイナスになってしまわないといいけれど、、、、

まあ、昌磨 さんは大丈夫だと思うけれど、相手がいることだから、そこに気を回さなくてはいけないというのはやっぱり精神的に負担になるよね。今になってこんな記事、よく見ると書いた記者の名前がないけれど、どこからかの悪意があってのことなのか、、、真凛ちゃんも昌磨くんももう20過ぎた大人なんだからいいじゃないか、と思うけれど。好意的に書かれた記事でも変に感情的になるおかしなファンもいることだし、周りがサポートしてくれますように。

では来年が良い年になりますように。 

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