見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 発見/つぶやき/遠吠え


シーズン最後の国別対抗戦もあっという間に終わった。こちらではすべての競技をライヴでEurosportsが放映していたから、連日仕事から帰ると6時間ほどの録画が溜まっているのだった。


国別はいつもちょっとお祭りムードなのが楽しいのだが、来年はオリンピックシーズンなので、その前哨戦で結構真剣に来る国もあるかな、と思ったら、ロシアが勝つ気満々のメンバーでやってきたし、世界選手権で上位だった選手たちが2週間足らずで再結集という豪華な顔ぶれになった。フランスチームにパパダキス・シゼロンがいなかったのがちょっと残念だけど。

 シーズン最後の競技会ということでベストを目指す選手、少し力を抜いてまとめにくる選手、新しいことに挑戦して来シーズンに繋げようと考える選手、、その上でチームの為に団結して貢献することには変わりない。私が個人的に好きな選手たちが沢山で、みんなの演技を堪能しました。

ネイサンと結弦さんの戦いはまたしてもネイサンの安定勝ちだったけれど、決して差があるというのではなく、本当にちょっとの完成度や小さなミスでの差なので、本当に見応えがあるわ〜〜。やっぱり今年のこの二人のプログラム、どちらも好きだ。それにしてもネイサンのあの安定度はどうやったら毎回毎回保てるのだろう、、、二人とも、このプログラムで来年も見たいなあ〜

3年前の世界選手権の時のように、またしても靴が壊れて痛い思いをしながらの最終戦になってしまった宇野選手、、、「そんなことも準備できてないのか」なんて声も聞こえたけれど、靴が1ヶ月しかもたないというのはやっぱり大変だ。以前Edeaの靴(硬くて持ちが良いという評判)に変えた時期があったようだけれど、結局合わずにRisportに戻したと聞いたっけ。でも、履き慣らすのに数週間なのに1ヶ月ちょっとで壊れてたんじゃ追いつかないよね。

オリンピックパフォーマンス向上を目標として筑波大学で研究・開発したという「調整期間の要らない靴」を1日も早く宇野昌磨さんに届けて欲しい!! 筑波大の靴と小塚ブレードで来シーズンに向けて新しいジャンプを安定させてくれ〜〜!!

今回の国別は、、、まあご本人が「覚悟を決められなかった」と言っていたあたりにちょっと迷いが見えてしまったかな。世界選手権はあれで納得している、とも言っていたけれど、やっぱり今まで数ヶ月スイスで仕上げてきたことができなかったのは心に?マークが残っただろうし、まさに5年前の自分のような鍵山くんの活躍も、揺さぶられるものがあったんじゃないかな。

昌磨さんは最近はすっかり貫禄もついたし、人前で話すこともむしろ好きだといえるようになったけれど、ジュニアの頃からの彼はもともとシャイで自分に自信がなさそうな子だった。自信がないから人一倍練習して巧くなってきたタイプの選手だった。やっぱり大人になっても根底にある性格は顔を出すのだろう。不安になると悪いほうに転んでしまう、、?せっかくスイス拠点にしたのだから、一人暮らしでやってみるほうがいいのかも。選手としてもだけれど、自活できる大人になるのも必要だよね。それともお母さんの方が息子を手放せないのかな?スイスで昌磨さんが困らないように、とお母さんが作り置きしてくれた冷凍庫いっぱいの食事は、本当に母の愛と心配の表れで、素敵なお母さんだなとは思うけれど、同時に「ここまでしなくてもちょっとくらい自分でできるだろう〜〜?!」とも思ってしまった。

坂本香織選手は一人暮らしを満喫しているようで、そのせいか今年はがっちり地に足がついた感じでどんどん良いプログラムになっていったよ。今回のMatrixはまさに集大成、このプロは彼女の代表作になるね。女子はロシアの二人が「来年のオリンピックに行くわよ!」という気合いが入っていて、リーザ姉さん、行かれるといいな。シェルバコワ選手は来年までいけるかな。あの体型でもう一年いるのはきついだろうに、、、もう18だよね、ロシア女子はおばさん化が始まってしまう。身体が健康で強くなってくれるといいな。ワリエワ選手がシニアに来るから使い捨てにならないといいけれど、、、、

コリヤダ選手、ジェイソン、ゲヴィンも来年も頑張ってオリンピックに行かれますように。美しいスケートが見たいわ。私は美しく見える男性は、エレガントでチャーミングな人だと思っている。そう、エレガントでチャーミングな男性が好きだ。役者でも、周りの男性でも、私が好きなのはこの二つを持った人。そこに色気が加わったらもっと素敵だ。フィギュアスケートやバレエが好きなのはそのせいかも。(ただし、エレガントでチャーミングで色気のある男性はゲイであることが圧倒的に多いのだが、、、)

そしてエキシビション・ガラ。やっと世界にお披露目できた宇野選手のオーボエ。(本当はオーボエは前半だけで後半はチェロなんだけど)今回は気合入ってたかな。やっぱり美しいスケート。このプロ、もしガラ用に来年も滑るんだったらもうちょっと長くしてもらえないかしら、賢二先生?元々ショートにできるようにと作ったそうなので2分半程なんだけど、短すぎると思います。これはあちらこちらで耳にしているので、そう思っているのは私だけではないはず。もっと見たいプログラムなのでどうでしょうか、、?成功するかわからないジャンプを入れてしまうと壊れてしまう作品だと思うので、競技用ではなくガラのプロで良いと思うけれどもう少したっぷり見たくなる。

ガラだけはEurosportsのライヴがなくて、あれ?と思ったら全く放送されなくて、しかたないからテレ朝の番組を後で見たのだけれど、全選手じゃなかったのね。端折りがひどくて、カメラと画面の色もよくなかった。あれって映画館のライヴビューはもっと良い映像だったんだろうか?2週間後にCSで放送するときには地上波との違いはあるのかな?完全版ということだけど、、、

さてさて、こうしてフィギュアのシーズンが終わり、これからはアイスショーの季節。でも今年もどうなることやら、、?日本は状況が悪化しているのが気になるなあ〜。今週末はもうSOIだけど、5月からのアイスショーは大丈夫なんだろうか?このオフシーズンは是非とも筑波大の靴が実用化しますように!そしてみんなそれぞれの場所にちゃんと戻って来シーズンに備えることができますように。
オリンピックシーズン、楽しみだよ!!
 


フィギュアの世界選手権、やっと全体の演技を見返してGala を鑑賞する。Galaを全編ライヴで放送してくれたのはBBCのほうだった。実はEurosports に物言いたい!!ライヴの時、放送時間の関係で、最後のトップ選手が出てきたところで終了してしまうのはどうにかして!!よくあるのよね〜〜、、、

やっぱり今回のガラは順位にかかわらず、いろんな国の選手たちが顔をそろえた。皆んなここにいられることが楽しくて、滑れることがうれしくて、という気持ちがよくわかる。

競技会の間、他のカテゴリーの選手たちが客席に座って声援してくれていたのもよかったね。キーガン・メッシング選手がお馴染みのハットに大きなカナダの国旗を客席で振っている姿は見ていて嬉しくなった。もう直ぐお父さんになるそうだ。

男子の演技をゆっくりと見返す。やっぱり好きだな、コリヤダ選手、ジェイソン・ブラウン選手、キーガン選手、ケヴィン・エイモズ選手、若手のダニエル・グラッスル選手、 4回転をショートプログラムできっちりと成功されられる選手は前半では良いけれど、やっぱりフリーになると演技構成で点数がばらけてしまう。6位以内で争うには4回転は数種必須だ。

そして、宇野昌磨選手のDancing On My Ownを繰り返して見てみる。演技の出来としては今までで一番良かったのは去年のチャレンジカップだったと思うけれど、今回演技の空気感が変わったなと思った。とても優しくて暖かいものを感じる。氷の上に暖かい空気がそよいでいるようだ。

演技を終えてステファンを振り返り、「え、、ガッツポーズでいいの、、」といいたげに小さく拳を握って笑った顔は、どうやら言語を超えて各国の実況者にも伝わったようだ。前半のジャンプは耐え抜いてどうにかこらえたものの、後半で3本の連続ジャンプを入れて巻き返すあたりは諦めずにチャンレンジする宇野昌磨!なのだが、攻めよりも優しさを感じた。最後のステップで微笑む顔は、この歌の、「思いが実らない相手をあきらめようという気持ち」を受け入れるような微笑みに見えた。「この優しさはなんだろう?」と思ってすぐに頭に浮かんだのが、弟の樹さんのUNO1ワンチャンネルで、スイスを離れる直前のEmmaちゃんを抱いて優しく滑っていた姿だ。

愛しいものを腕の中に抱いてゆっくりと滑っている昌磨さんの顔は、「愛する」という感情を優しく漂わせていた。同世代の女の子は苦手で恋愛している暇はなさそうな23歳も、トロちゃんやEmmaちゃんが家に来たことで、「愛おしい」という感情が湧いてきたのだろうか。あのYoutube動画は本当に優しくて、樹さんいわく「とっておきの動画」だ。

そんな優しい感情が演技にも現れてきたのかな、と思いながら見ていたDancing On My Own だった。Eurosports のほうの解説にクリス・ハウワース氏がいてくれて嬉しかった。彼はガルシア・アイスアリーナのサブマネージャーもしているので、何度か合宿に行った昌磨さんのことをよく知っている。今回も「彼は本当にナイスガイなんだ、取り繕った面が全くない、本当に見たままそのままの人物なんだよ。オリンピックのメダルを子供達みんなに自由にかけさせてあげたりね」と言ってくれていた。この時の「No pretentiousness, What you see is what you get」という表現に、まんまだなあ〜と思って思わず笑った。

このプログラムもこれで見納めかあ〜〜、、、
と思ったところで思い出した!今年は国別対抗戦のある年だった。どうするんだろう、、、チェックしてみたら予定通り開催されるとのことで、限定数のチケットも販売されているらしい。フランスが選抜メンバーを発表し、女子のチャンピオンになったシェルバコワ選手も参加を表明している。

あと2週間しかないのに、海外の選手は、というより今回の世界選手権に出た人たちは隔離してる時間は大丈夫なのか?? 今までバブルにいたから、特例で来日後は3日間だけホテルに缶詰でその後はバブル内での練習はできるのかしら、、?開催するからにはスケ連はそれくらいの準備はしているよね。
羽生・宇野両選手は羽田に帰国で、残りの人たちは関西から帰国したらしい。国別の開催は大阪だから、関西からの帰国組が国別に出場するっていうことなのだろうか。 

男女シングルは本来はその国の上位 2名が出ることになっている。世界ランキングでいうと日本の上位2名は羽生選手と宇野選手だ。でもこの2人が出ないなら、世界選手権2位の鍵山くんと、田中刑事くんかなあ。なんとなく、世界選手権後の最後の最後で、羽生選手の初4アクセルや昌磨くんの初3A-4Tとかが飛び出すかも、、、なんて事も考えたのだけれど、(4Lo, 4F誕生がそうだった)今の段階ではまだなのかな、、、とりあえずは皆さん3日間はゆっくり 休んでくれますように。

海外の選手たちも無事に参加して楽しい国別になるといいね。国別は毎回本当にお祭りのような雰囲気があるから、日本が好きだと言ってくれている選手たちがこの桜の季節にまた来てくれたら嬉しい。
今シーズン最後を楽しく笑顔で飾れますように。 


やっとフィギュアスケートの世界選手権に追いついた!今回は昼間の競技だったから仕事でライヴは見られず、(むしろ日本の方がちょうど夜の時間にライヴだったのかな)帰ったらなんと、Eurosorts だけでなくBBCでもやっていて、連日の録画時間がすごいことになっていた、、、!!(ライブとダイジェストで7時間とか)

本当にとにかく出場した選手たち皆さんに「おめでとう」と言いたい。どうなるかわからない一年の中で、自身のできることを信じてストックホルムに集まってきた選手たち。バブルに入った人たちは大会中も無事にCovid-19の影響を受けずに最後まで競技が開催されて本当によかった!

もう、全ての選手たちにそれぞれの思いがあって、順位や点数にかかわらず素敵な大会を見せてもらったというのが一番の感想。まず、ペアの三浦・木原組が凄く凄く上手くなっていてびっくりした!彼らはコロナ騒ぎで帰国の機会を失って全日本にも出られなかったから、本当に結成当時以来に見たのだけれど、ショートもフリーも素敵だったよ!おまけに10位でこれは来年のオリンピックに2枠がもらえる順位だ。さて、2枠目に入れるペアがいるのかな、、、?確か2組目も、それなりの大会でフリーに進めたペアじゃないといけないはず。 ネーベルホルン杯に誰かを出すのかな?

女子の番狂わせはもうびっくりだった。そして、リーザ姉さん=トウ クタミシェワ選手が銀メダルを取ったのが何より嬉しい!17歳で世界女王になってから一度も世界選手権に選出されず、ずっと10代の子達に追いやられていたのが、 ここにきて素晴らしい復活だ。彼女は今は24歳、大人の魅力とベテランの貫禄をまとっての表彰台復活は本当に素敵だ。ロシアは彼女を誇りに思って欲しいな。優勝したシェルバコワ、リンクに出てきたときに、ギョッとしたわ。まるで美しくない、、、骨と皮の拒食症患者みたいで、大人っぽく見せようとしたのか、メイクがまた顔色が悪くみえて病人みたいだ。身長は伸びてるようなので、あれじゃ34-35キロしかないだろうね。来年のオリンピックまで持つかなあ〜〜、、、??

対象的に、トウルソワ 選手は背が伸びた分筋肉質な身体になっている。細くて強い筋肉をしっかりつけて、身体の成長に負けない筋力を維持している感じなので、これからもジャンプは跳べるだろう、でも
4回転5回がこれからもできるかどうかは解らなけれど・・・まああれも戦略だよね。さすがに4回転を5回跳べば、そのうち2回くらい転んでも点になる。勝つための戦略、、私は好きじゃないけど、「勝つ」ためには有りなんだよね、平昌オリンピックの時のザギトワ選手のように。(すべてのジャンプを基礎点の上がる後半に詰め込んだ=今は禁止)

宮原さんにはかける言葉もない、、、でも彼女はベテラン。しっかりと自分と向き合って次に進んでくれるはずだ。フリーでの梨花ちゃんはなんだか具合が悪そうに見えたけれど、彼女もアスリートしての自覚が凄いから、これから修正してくるだろう。かおちゃん=坂本選手はとりあえずできることはきっちりやった感があってよかった。でも何故かPCSが低すぎた気がするなあ〜〜  トウルソワちゃんのスピンなんて流れ流れてたのにレベルもGOEもついてたりね、、今回、日本の選手たちのGOEが低くなかったか、、、??

そして男子!もうネイサンのフリーが額に入れて永久保存する価値あるんじゃない?本当に本当に素晴らしかったよ!!実は私はネイサンのスケートが好きな時とそうでもない時があって、点数盛られすぎか、と思ったこともあるけれど、今年のこのプログラムは本当に今までとは別格に違う。私は80年代によく聞いたフィリップ・グラスの音楽が好きで、でも「これはフィギュアスケートで滑るには向かないかなあ」と思っていたのだけれど、見事に滑ってくれました!一つ一つのエレメントがタイミングをしっかりと測っていて、確実で丁寧に決めてくる。見ていて本当にワクワク・ドキドキした。5つの4回転を見事に決めて、美しくて力強くて本当に素晴らしいかったよ。

そして宇野昌磨君!ショートはお昼休みにスコアをチェックして「どこで転んだんだ、、?」と思っていた。順位は6位、でも4-6位までの点差がほぼなくて、フリー次第では鍵山くんを超えられるかな、という位置にいたので、「まあまあの点数」なのか、「落ち込みの点数」なのかが気になっていた。

帰って演技を見て安心した。3Aで何故ころんだのかは本人のみぞ知るだが(本人曰く、降りられるジャンプだったのに欲が出て身体が縮んだとか、、)それ以外はむしろ以前より良くなってる印象だった。スピンも綺麗でスピードあったし、ステップもキレがよくてスケートが伸びてる。笑顔だったので「大丈夫だ」と安心した。 

ストックホルムに入ってからジャンプに苦しんでいたらしい。ちょっとした調整でジャンプが不調に陥ると抜け出すのが苦しいんだよね、、、 アルベールビルの時の伊藤みどりさんみたいに、、、それでもフリーはとにかく転倒だけは堪えて後半にはコンボ券も3枚ちゃんと使ったし、なによりもスピン、ステップがすべてレベルを揃えて美しいプログラムになっていた。それにしてもちょっと点が低いかな、と思ってプロトコルを見たら、ジャンプ2つがQマークだった。今季からの新しいqマークは、基礎点はついてもGOEが引かれてしまう。やっぱりGOEを如何に上げるか、が今後の課題だ。もう「回りきって降りればなんとかなる」時代は過ぎたということか。3年前には4度転んでも銀メダルだったけれど、今は2回つまづいたら4位なのだ。それでもショートから順位を上げて本人は納得の笑顔だったからよかった〜。ステファンとの愛の抱擁がガッチリで、私は以前からこれからの宇野昌磨のコーチは男性がいいんじゃないか、と思っていたので、本当にステファンの懐に飛び込んでよかったね、と言いたい。完全版とはいかなかったけれど、本当に素敵なDancing On My Own でした!

そしてそして鍵山くん!!本当におめでとう、これで彼の立ち位置は底上げされたこと間違いなし。これからの試合に有利になるし、まさにその価値あり、の演技だった。まず、初めての世界選手権でショートとフリーを揃えてきたのは素晴らしい。(小さいミスはあっても)よく伸びるスケート、スピンの綺麗さ、ジャンプのしなやかさと安定感、得点をみてキス&クライで飛び上がるように喜んでいたのが本当にピュアで初々しくて可愛かった〜!これからだよ、もっとどんどんくるだろうね。来年のオリンピックはまず間違いなしかな。昌磨 さんはまた以前の負けん気を前面に出さないと鍵山くんに抜かれるぞ。今回はまだ「抜かれた」というよりは自分のミスだったから納得できるだろうけど、来年は本気で勝ちにくると思うなあ〜。まだまだ「負けない」ところを見せてください!

アイスダンスは1枠確保。これで来年の代表争いがし烈になる、、、ココさんたちも大好きだし、もちろんカナ・ダイ にも頑張って欲しいし、、、応援する方も辛いのよ、、、でもこれで団体戦の出場が可能になったからカップル競技が盛り上がっていくといいね。

今日のガラには残念ながら昌磨 さんと宮原さんは出場しなかった、、、いつもなら上位選手で占めるエキシビションだけど、人数の偏りを考えたらこれも仕方ないかな、むしろ順位は下でも印象に残った選手にもう一度滑ってもらうというのも大事なこと。この異常な状況下で世界から戦うために集まってきた選手たちをできるだけ紹介してほしいよね。昌磨君もさっとんも、スイちゃん達もまたすぐに次の大会のガラで観られるんだから。

でも、昌磨 くんのOboe concertoを世界選手権のガラで魅せて欲しかったなあ〜〜! 


先週受けたcovidのワクチン、いきなり最初のアポイントメントがキャンセルになって、同じ日に別の病院で予約を取り直した。こっちの病院の方が我が家からは便利で家の前からのバスはこの病院行きだ。10分もかからない。

身元と職場を証明するものを確認し、(このアポは医療関係者オンリー)その後には2ページの問診票に書き込み、また確認。そして個室でさらに病歴やアレルギー、最近服用した薬のことなどしっかりとした 問診とワクチンについての説明がされた。予約の変更で、私が受けたのはオックスフォード大/アストラゼネカのワクチンになった。

注射はあっという間で、打ってくれた看護師さんが巧かった。 ほとんどチクリともせず(チ、くらい)。その後は15分間別室で待機・観察の時間。急激な反応は何もなく、そのまま帰宅。その後も全くなんともなかったので、午後は家でぶらぶらしていた。そのうちなんだか眠くなって少しソファーで寝たのだけれど、その後もなんだかだるい。結局午後中グダグダしてしまい、さすがに夕方になって熱を測ってみたら37.6度あった。38度以下の軽い熱は副作用としての想定内ということで、「ああ、これがそうか」と思い、解熱薬を飲んで早めに寝た。翌日はもう大丈夫だった。2回目の接種は10週間後。

そんなCovidとの戦いの最中、なんだかロシアのフィギュアスケーター達はあれこれと楽しいことをやっている様子。いつにも増した国内イベントでなるべく滑る機会を設けているのだろうけれど、なんだかロシア国内だけやたらといろいろやってないか、、、??

特に今回の楽しそうなチーム戦「Channnel One Cup」ロシアスケーター勢ぞろいでチームに分かれ、なにやら楽しそう。ジャンプ大会なんかもあって、チラリとあちこちに上がる動画や写真でも盛り上がりが見て取れる。それは本当に楽しそうで羨ましい企画なのだが、、、、あれって、おいおい、covid対策は本当に大丈夫なのか、、?!いくらバブルを作るとかいってもあれはちょっと無謀なのではないのか??

それとも、もう既に選手やコーチが何人も感染して回復してきたから、集団免疫オッケーってことになったのだろうか、、??選手たちだけじゃない、観客見てみてよ、、、マスクしてない人も多いし、あんなにギッシリ(満席ではなさそうだけど)お客さんが入ってみんな喚くわ叫ぶわでやんやの大喝采。選手たちもチームで抱き合い、大声援で飛び上がり、もう「この国だけコロナウィルスは消滅しました!」ってな勢いなんですけど、、、???!!!

これって世界選手権もこれからだっていうのに、大丈夫なのか、、??!

まあ、気持ちはわかるよね。選手たちには技を披露して評価してもらう場が必要だ。ライバル同士のモチベーションを保つためにも、選手たちが一体になってお祭りのような雰囲気で盛り上げるというのはもちろん企画としては良いのだけれど、何せこのご時世だ。世界中に異変種のウィルスが出回り出して、どんどん感染も広がっている。ロシアって本当にメンタリティーがズレてるんだよなあ〜〜〜、、、自分たちは「ロシア」としてオリンピックに参加できないこと、忘れてないよね??。
それとも、もうこれは今年も世界選手権は無理だろうと見越して、今のうちに楽しめるだけやってしまおう、というやけっぱちに出たのか、、、2週間後にクラスターが発生したりしたらそれこそどうするのか?

日本からの渡航者もとうとうEUからストップがかかってしまったね。ますます来月のストックホルムでの世界選手権は危なくなってきたなあ〜〜。日本から選手達を行かせるのがこれでもっと難しくなったよね。スイスにいる宇野昌磨さんも、世界選手権の前には靴の調整もかねて一度日本に戻る予定だそうだけれど、どうするんだろうか。日本だけじゃない、世界中からのエントリーがどうなるんだろうか。今月末のオランダでのチャレンジカップに出るのか、、、と思わせることも言っていたけれど、シャンペリーチームからはデニスとアレクシアが行くとのことで、日本人選手のエントリーはなかったようだ。

そうだねえ、、、こうなってくると「楽しんだもの勝ち」なのも解るよね。ワクチンを打ったからといって、感染しないということではなく、あくまでも「発症する、あるいは重症化する可能性が大幅に減る」ということにすぎない。ちなみにファイザー社、モルデナ社、アストラゼネカ社どのワクチンも、1回目の接種だけでは効き目は70%ちょっと、そして8-12週間後に2回目の接種を受けるとそれが90%ほどの効果になるそうだ。毎年のインフルエンザワクチンの効き目が大体60-65%という事なので、これは確かに頼りになる。

これからもイタチごっこのようにまた変種ウィルスが出てくる可能性も高い。ウィルスも生き延びようと必死なのだ。せめて春過ぎにはワクチンが行き渡って感染者/死者数が激減してくれるといいんだけれど。

焦らず、くさらず、やれることを頑張ろう。





 


来週の火曜日に、Covidのワクチンを受けることになった。
イギリスでは世界に先駆けて急ピッチでワクチン摂取が進んでいる。最初は病院勤務の最前線医療関係に始まり、80歳以上のお年寄り・ケアホームの人たちが既に受けている。私の仕事はオプティシャンだが、一応ヘルスケアーのフロントワーカーという事になるそうで、優先リストに載せてもらっていた。

登録してから数日で希望した病院でのアポイントメントをオファーされる。仕事に差し障りもあるので休みの火曜日を希望して、 来週受けられることになった。ワクチン摂取は2回受けなくてはいけない。2回目はきっちり10週間後の同じ時間に自動的にアポイントが取られる。

本当は自分は結構ロックダウンにも影響されていないつもりでいた。3ヶ月の休職期間もむしろ楽しんだし、ここ数ヶ月は仕事も忙しくてやりがいも感じていた。でもやっぱり、もうすぐ1年になる ロックダウン状態にかなりのストレスがきてるのかな、、、と最近気がついた。

仕事に行く以外はどこにも行っていない。スーパーで日用品/食料品を買うだけだ。誰にも会っていないし、劇場も映画館も開いていない。髪の毛も去年の2月以降丸一年切ってないし、カフェでちょっとお茶することもできない。閉まっているので休みの日にお店を覗いて歩くこともできないし、一年近く電車にすら乗ってないし、当然ロンドン市内にも出ていない、、、、、

好きな時にお店を見て歩いて、好きな時に一人でカフェでお茶して、芝居のチケットを取って楽しみにして、たまにマッサージやネイル、いつものスタイリストさんとおしゃべりしながらのヘアカット、そんな当たり前だったことが何もできない。日本に行かれるのはいつのことやら、、、っていうよりホリデーに行かれないよね。 

もちろん家ではネットでいろんな事を楽しんでいるし、必要なものはネットで買い物はできる。ラインやFBで友人たちとも連絡は取ってるし、家族ともたまに電話で話す。でも、やっぱりなにかがじわじわとストレスになって溜まってきているのを感じる、、、、

家庭内暴力や隣人とのいさかいが急増している。かくいう我が家も彼のほうにかなりのストレスが募ってきていて、先日お隣さんとモメてしまった。

ワクチンを受けることで、covidにかかった時の重症化が防げるのなら、願ってもないことだ。それと同時に、まだ未知のものを注射されるというのもなんだか怖い気もする。中には「ワクチンは政府の陰謀で、注射と一緒にチップを埋め込まれるんだ」なんて馬鹿げたことを本気で言っている人たちもいるしね。まあロシアならやりかねないけど、、、??

来週私が受けるのは、ファイザー社のワクチンという事だ。これで「かからない」というわけではないし、これからも予防に努めて生活することには変わりないけれど、「かかったら死ぬかもしれない」という域を逃れられるのならありがたい。

やっと少しだけ日が伸びてきたのを確認できるようになった。もう少し明るくなって、春の気配がしてきたら、もう少し明るい気持ちになれるのかな。

できることを楽しもう、今はそれしかないし。順調に続けている筋トレも功を成してきて、7キロほど絞った。オリンピックの選手たちは今だ先の判らない目標に向かって努力してるんだろうね。フィギュアの世界選手権は本当に開催されるのかな、、、スウェーデン、どうかな、、、、 


とうとう今年も最後の日になってしまいました。今年は何のハイライトもない一年で、いつもなら日本行きともう一つ夏のホリデーに行くのに、今年は何も無し。 髪も2月末から切っていない、、、!!もうひどい頭で山姥状態。今度こそヘアサロンが開いたら即予約しよう。とはいってもこのほぼロックダウン、まだ続くかなあ〜〜。1月1日からは正式にEUを脱して5年近くかかったBrexitもようやく実現だ。来年は少しでも良い年になりますように、、、、

さて、メダリストオンアイスを観て、今年はアイスショーが無かったからMOI良かったなあ、、くらいに最初は思っていたのだけれど、、、なんだか宇野昌磨さんのEXプロが後になってじわじわくる、、、しばらくしてからまた観たくなってしまって、FODのほうで見る。フジのほうはアップの顔が入っているのだけれど、出だしのポーズの全身を入れなかったのは編集ミスだ! 

そしてまた他の事をしていてしばらくすると、「もう一回見てこよう」と思ってしまって、なんだかリピートしてしまうのだ、、、、続けてじゃない、、一回みて、またしばらくしてもう一回、という風に、、、、じわじわくるわ、このプロブラム、、、 

バッハとヴィヴァルディだと思ったら、前半の原曲はヴェネシアンのマルチェッロのオーボエコンチェルトで、それをバッハがキーボード用にしたものがBWV974として知られているのだった。他の人の曲をバッハがオルガンに、、というのはヴィヴァルディーのRV522もそうだ。私の大好きなヴァイオリン曲だが、バッハのオルガン曲と思っている人が多い、、、、

雰囲気的にはオリンピックシーズンの「冬」と重なる感じもある。あのプログラムは樋口美穂子先生の傑作だと思う。小さい頃から育ててきて、20歳になった宇野昌磨というスケーターの良さを思い切り引っ張り出した、オリンピックで表彰台に乗せるためのショートプログラムだった。彼のスケートが一番綺麗に見えるプログラムだったと思う。

グランプリ東海時代には振り付けは全て美穂子先生(山田先生も)だったから、これは宮本賢二氏が昌磨 さんに振り付けた最初のプログラムだ。もう何年も前に何かのテレビ番組で、宮本さんが宇野昌磨さんのスケートを評して「手が色っぽすぎる」と言っていた事があった。まだ15−6歳の頃の演技を見ても、腕と手の動きに何とも言えない謎の色気があるのだ。「タンゲーラ」あたりが良い例かな。まだ大人になり切っていない身体で、しなやかな細い腕と華奢な手がなんとも妖しい感じ。彼の持っている艶のある色気というのは、持って生まれたもので、研究しても努力しても無い人には無い。(ある人の方が圧倒的に少ない)一昔前のジュリー=沢田研二さんもそうだった。

羽生選手と宇野選手の「相手にあって自分に無いもの」は、羽生選手の長い手足と7頭身、宇野選手の艶のある色気だ。これは変えられない事実だと言っておこう。さらに、この謎の色気は普段のキョトンとしていたり、ボーッとしていたり、ゲームをしていたりする時の彼からは消えている。氷に乗って動き出した時に初めて吹き上げてくるのだから不思議だ。

そしてやっぱりこの新しいプログラムで一番目につくのが「手」だ。出始めの最初のポーズ、上半身を倒して右手を横に出した瞬間に、全く違う空気に変わる。その後も大きく開いた手がとても印象に残るプログラムだ。これはやっぱり宮本さんのこだわりなのか、、、?オフシーズンに振り付けてもらって練習していたそうだけれど、最近はあまり力を入れて練習していなくて、本番は賢二先生もいたので緊張した、とゲームチャンネルで明かしていたけれど、これをもっとブラッシュアップして滑り込んだら、一皮化けそうな気がする。なんだろう、、心がざわざわするものを感じるのだ。

昔から、私が誰かを(役者とかスポーツ選手とか) 応援する時のこの「ざわざわする感じ」というのは大抵当たる。自慢してもいいのかな、私が「この人!」と思った人はほぼ必ず成功すると言ってもいい。昔からそうだ。美穂子先生の「冬」は傑作だったけれど、あの頃の昌磨さんにこのプログラムは滑れなかった。去年のMOIでは18歳の時に一時封印した「La vie en rose」を披露して、maturityを見せてくれたけれど、それ以上のインパクトがあるような気がする。

まだ完成されてないからなのかもしれないけれど、だから余計にじわじわくる。また次の機会に観たいと思わずにいられない。1月4日の名古屋フェスでまた滑るだろうか。年末年始にもっと練習して4日にまた滑って欲しい。苦労してネット配信チケットを取ったんだから、、、!!

来年はオリンピックのシーズンだから(あるかどうかは判らないけれど)、コーチ陣ももちろん既に準備しているだろう。(ボレロか、、??!!)でもこのプログラム、EXだけじゃもったいないような気がしてきた。スケーター宇野昌磨の転換期になるかもしれない予感がするんだけど、、、23になった宇野昌磨さん、これから化けていくのか、、?!! 

そんな事を思いながらの年の瀬になってしまいました。
今年も(あまり頻繁ではなかったけれど)立ち寄ってくださった皆さま、ありがとうございます。

来年が世界にとって良い年になりますように。 


クリスマス休みに早起きするか、あとでゆっくり見るか、、と思っていたら、昨日の男子ショートの時間にうちの彼が起こしてくれた。とはいっても最終2グループの始まりが朝の7時だったので、それ以降の選手たちは午後になってから見直した。

ショートで印象に残った選手たち本田太一さん、山田耕新さん、三宅星南くん、島田高志郎くん、そして、日野龍樹さん、、、ショートは短くてエレメンツも少ないので、フリーに比べると選手たちの良さがギュッと詰まったプログラムが多い。これから伸びてくるだろう若手も、今季が最後に引退を決意した選手も、本当にみんなに拍手しながら見た。

そしてなんといってもトップの二人。まずショートを見て「今年の羽生結弦はだれにも止められないだろうな」と思った。肩が張りすぎず、等身大の演技といえばいいのだろうか、若者らしいかっこよさ=羽生選手のスタイルの良さ、演技のキレの良さ、観客を盛り上げる躍動感が見事に融合されていて、素晴らしい。103点は低いな、と思ったらスピンの一つが規定違反でカウントされなかったそうだ。珍しいことだけれど、見返してみたら、多分スピンの入りが「やり直した」ようにとられたのかも。

昌磨 くんのショートも実は素晴らしかった。コンビネーションジャンプで転倒したのはなんとも痛かったけれど、そのほかのエレメンツやプログラム全体のキレの良さは今までのGreat Spiritsで一番だったよ。去年よりも洗練されてて、ジャンプのミスがなかったら107~108は出たんじゃないかな。本当に見ていて気持ちよかった。

そしてフリー、これが見たかった!!異次元のスケートを堪能させてくれる羽生結弦と笑顔で攻めていく宇野昌磨。

とにかくこの羽生選手のプログラムは「Seimei」と並ぶ傑作だと思う。実は前にYoutubeで歴代のNHK大河ドラマの主題曲を聴いていた時に、「誰かフィギュアで「龍馬伝」を滑る人いないかなあ〜〜、羽生くんとか似合うと思うなあ〜」なんて思っていたのだった。私は羽生選手には「和」が似合うと思う。小顔で細身のスタイルなんだけど、なんとなく羽生選手には大和魂が見えるのだ。 もうね、あの演技を見たら競技会だってことを忘れていた。こんなスケートを見せてくれる選手はあと20年くらい出てこないんじゃないか、、、本当に異次元の世界だった。

そして、おそらくは昨日からの羽生選手や鍵山選手の演技と凌ぎを削って戻ってきたのだろう、宇野昌磨の「攻め」だ。それも笑顔での攻めの演技、これが戻ってきたのは本当に嬉しい!いつもならリカバリーで構成を変えるのは苦手な彼が、意地で4回転を4本降りた。しかも演技の後半になってからBack to Backで4Tを続けて跳んだのだから、ラストのステップがイマイチだったのも無理はない、かなり足にきていたと思う。

キスクラでステファンに「step,,no enegy,,」と言っていて、ステファンも「プログラムは昨日の方がよかったね、コレオ前のスピンが短かったし、レベル2か3かなあ」と言われていたので、それは本人も4回転で犠牲にしてしまったと分かっていたはず。それでも失敗の4Tを綺麗な3Tに見せて降りたり、2本目の4Tにかろうじて1回転をつけることで、攻め抜いたのが嬉しい。だからこその演技後のガッツポーズとピョンピョン飛びだったのだろう。 昨日の時点で、よほどの事がない限り5連覇は無いとわかっていたはずなので、むしろ思い切っていけたのかも。

キス&クライでのステファンとの会話がよく聞こえて、「This course,,,,bad image」と言っていたのが、あとの会見で「いつも同じ場所での4回転がうまくいかないイメージだったので、違う場所で跳んでみようと思った」と説明していた。そのとっさの修正・変更ができるようになったのも成長の証だ。ステファンは「変な状況でだったけれど(コロナ渦での開催で、いつもと違うコンディション?)、君はとても平穏でコントーロールしていたし、ずっと笑ってた。皆にとって素晴らしいひと時だったと思う」と言っていて、最後には「僕はとてもハッピーだよ、ありがとう」と、、、本当に素敵なコーチに出会えてよかったね。

終わった後の会見もすごく良かった。羽生選手も今年はカナダに戻れずに一人で苦しんだ時期があったそうだ。3Aも跳べなくなっていたという。でもそんな中、試合で演技することをあきらめずに あの新しいプログラムをあそこまで仕上げてきたのだから流石だ。そしてそんな羽生選手の演技をリンク脇で見ていた昌磨君が、本当に目を輝かせて「僕とはこんなにも離れている、やっぱりゆづくんは僕の目標だと再確認できてすごく嬉しい」と言っていたのが嬉しかった。去年はGPで苦しんだ昌磨君に自分のミスで負けてしまった羽生くんが「昌磨が戻ってきてくれてうれしいよ〜」と言っていたっけ。この二人にしか解らない長い年月の凌ぎ合いが素晴らしい。

「ライバル」とも違う。羽生くんにとっては子供の頃からまっすぐに自分を追いかけてきて、どんどんどんどん強くなって近づいてくる昌磨くんに「まだそんなもんじゃ負けねーよ!」と火を付けられ、昌磨くんにとっては、少しでも近づいて追い越すために、もっともっとスケートが上手くなりたい!という目先の大会よりももっと先の大きな目標に向かって攻めていく、、、そんな二人が日本のトップでよかったと思う。なんだか平昌前年の世界選手権の頃を思い出した。あの時もシニア2年目の昌磨君が1シーズンでものすごい成長をして優勝争いに入ってきたのを、羽生くんがフリーで神がかりのような演技をして抑えたんだっけ。

素敵な男子の試合だった。ここまでだけでも今年の全日本は十分記憶に残る。そして明日はいよいよ女子の戦い。こちらは本当に大混戦だから、何が起きるか判らない、、、!!わくわくするよね、本当に忘れられない全日本になりそうだわ。 


3月以来、コロナ騒ぎで全くどこにも出かけないままに 今年が終わりに近づいている、、、、
休職中はネットでいろんなものを観ることができたし、引き続き足を運ばなくてもネットで鑑賞できる舞台やコンサートが目白押しだ。もちろんどれもチェックはしているのだが、無料配信だった頃はよかったけれど、今だに劇場が開かないロンドンでは、芝居の有料配信に切り替わっている。 

観たいものはもちろん有料でも観たいので厳選している中で、楽しみだったのが矢野顕子さんの「さとがえるコンサート」のライヴ・アーカイブ配信だ。
 むか〜〜しから大好きなあっこちゃん!!まだ日本にいた頃は、毎週ラジオ番組もチェックしていたし、自分の福岡での舞台公演から帰ってきた2時間後に渋谷公会堂のコンサートに駆けつけた事もあった。その後私はロンドンに、彼女も坂本一家としてニューヨークに渡り、一度ロンドンに来てくれたバービカンでのコンサートが生のあっこちゃんを観た最後だ。

彼女は以前から日本に帰国するたびに「出前コンサート」をやっていて、「ピアノ一台と観客がいればどこへでも出かけて出前します」というほのぼのコンセプトのライヴにもいつかはいきたいと思いつつ、一度もタイミングが合わず、、、近年の「さとがえるコンサート」も私の里帰りには一度もかぶらずにずっと「観たい」と思いつつ我慢していた。

やっと、今回のさとがえるがライヴ配信するというので、チェックしてみたら、ライヴだけでなくその後数日はアーカイヴでもみられるというので、「やった〜!」と思ったのだ、、、

ところが、、、

忘れていたよ、、、最近はほとんど壁が無くなったように感じていたけれど、海外暮らしの不便さはまだあったのだった、、、!!

あっこちゃんのさとがえるチケットを販売しているのは「eプラス」。 
昔はeプラスもぴあも、海外からでもチケットを取ることができた。芝居のチケットを帰国時に合わせて買ったことがある。けれど何年か前から使用が変わってしまって、日本の携帯電話番号がないと登録できなくなってしまった。

なんてこった、、、!!そういえば、そのお知らせが来てから再登録できないままになっているので、チケットが買えないよ、、、 う〜〜ん、残念無念!今度こそはネット配信で見られると思ったのに。

ちなみに来年1月のフィギュアスケートの名古屋フェスティバルもライヴ・アーカイヴ配信される。「これは絶対に観なくては!」と思ったのだけれど、、、こちらのチケット販売はぴあ。そしてぴあも日本の携帯電話番号無しには登録できない!! 

どうして、、、今更チケットが買えないなんてことがあるのね、、まあセキュリティーはもちろん大事なことだけれど、あっこちゃんも名フェスに出るスケーター達も国際的に活躍している人達なのだから、世界中どこにいても観られるような配信にしてもらえないかしら、、!

銀行なんかのログイン認証は、SMSじゃなくて携帯にダウンロードした2段階認証用のアプリで 世界中どこにいても使える。まあ、チケットの転売なんかもかなり問題になったし、本人確認が大事なのは同意しますけど、今の世の中でチケットが買えないというのは困ったもんだ、、、

何か裏技はないか?っといつものように思うのだけれど、これはやっぱり日本在住のだれかに頼まないと無理なのかなあ〜〜?ネット配信チケットなんだから、そんなに本人確認は必要じゃないでしょう。だれでも買えるんだから転売できるわけじゃなし。なんとかしてくれないかしらね〜〜 


Covid-19は益々世界中を混乱させている。どの国も第2、いや第3波がやってきていて、感染者数も鰻登りだ。そんな中で、ユ•ヨン選手意外は日本人選手のみ、という形で行われた今年のフィギュアスケートNHK杯。こんなラインアップはもう2度とないだろう。全日本以外でこんなに日本の選手だけを堪能できる機会は無い。
男女シングルは12名、ペアは今回は無くてアイスダンスが3組。日本国内で上位を狙う選手たちが集結した。ただ、女子では宮原選手と紀平選手、男子は宇野選手と羽生選手が出ていない。これは逆に言うとトップに続く選手たちをじっくりと観られる絶好の機会だ。 

フィギュアスケートはちょっと不思議な世界でもあって、今でこそ各エレメントに明確な点数がついて技の難度や完成度が評価されるシステムになったけれど、昔の6点制の頃はジャッジの主観で点数が付けられていた。そしてこのジャッジの主観というのは、実際には完全に無くなることはない。評価するのも人なので、「この子はできる」と思った時点で最低点が底上げされるのは否めないと思う。 

フィギュアスケートは大人になってからある日突然始めてできるスポーツではない。フィギュアを15歳から始めて国際大会に出てきた、ということはまずあり得ない。子供の頃から滑り始めてジュニア時代から国際試合に出ていると世界のフィギュア界の目に止まる。映えある国際試合で未来の金の卵を披露するのは日本のフィギュア界にとって重要なことなのだ。だからこそ、今回のNHK杯はまさに日本のフィギュア界にとって絶好の機会だったといえるのではないだろうか、、、

元四大陸選手権の優勝者、三原舞選手の復帰は海外関係者の目にも止まったはずだ。 そしてまだジュニアで表彰台に上がった本田ルーカス剛選手と松生理乃選手、松生選手はトリプルアクセルも跳ぶそうなので、シニアに上がった時には注目されるんじゃないかな。私個人としては本田ルーカス選手のスケートがとても好きだ。ただ、彼はジュニアといってももう18歳なので、この時点でプログラムに4回転が入れられないというのはシニアに上がって難しいかも、、、優勝した鍵山選手はもうすでに世界のジャッジ達の中で底上げされているはずだ。シニア1年目ではあるけれど、彼は世界の上位に入ってくると思う。5年前の宇野昌磨のように、、、

山下真湖選手も昨シーズンは低迷してしまったので、復活してきてくれて嬉しい。なんとまあ可愛いこと!4回転を狙っているようなので、頑張って欲しい。樋口若葉選手のトリプルアクセル着氷も次に繋がる大きな一歩だったし、圧巻の坂本選手は貫禄十分な優勝だった。全日本ではさっとん=宮原選手や紀平梨花さんも入ってくるから、表彰台には誰が乗るのか楽しみだ。男子はトップ2人が全日本に入ってくるけれど、二人とも2月以来の初試合ということになるので、ぶっつけ本番でベストが出せるか、、、!?

そしてなんといっても今回の話題はアイスダンサー•高橋大輔のデビューだ。実は思っていたよりレベルの高い演技だったので驚いた。結成1年目のデビュー戦でこれなら大したもんだ!!!これからの道は厳しいとは思うけれど、素敵なデビュー戦だったね。ただ、彼らには身長差が殆んど無いので、リフトにしても決めポーズにしても見栄えがしにくい。でもこれはどうしようもないので、それを補うケミストリーを放ってくれるカップルになれるといい。村元哉中さんはとても華のある選手なので、彼女を存分に引き立ててかつ自分の魅力も出せるようになると素敵なカップルになるだろう。 全日本までにどこまでレベルを上げられるのだろうか、、、?本当にもっと世界に出て行けたらすごいな、、34歳で別ジャンルでデビューなんて、やっぱり普通じゃできないことだよね。がんばれ!!

さらに楽しかったのはエキシビションだ。(ちなみに日本はいつもExcibition Galaのエキシビションのほうを言うけれど、海外では「Gala」と呼ぶのが普通)ここで目を引いたのがノービスの二人。中田璃士(りおって読むそうな、、!!)君と島田麻央ちゃん。この二人は絶対に将来世界の上位に行く、と確信させてくれるものがある。もちろんこれからの成長期で身体も変化するし、怪我もせずに順調に育ってくれればの話だけれど。これからまだ10年先も楽しみにできる選手が育ってるなんて本当に嬉しい。

さてそうなると上が詰まってくるんだよね。GPSは、自身が喘息持ちなのと人の移動を配慮、ということで出場を見合わせた羽生選手も全日本には出るようだ。去年の雪辱を晴らすべく全力でやってくるのか、それとももしかしたらこれを機に今後の進退を考えているのか、、、?
2月以来ことごとく出たかった大会が中止になってしまった宇野選手も、彼が一番大事だという全日本に照準を合わせているだろう。最近までは追いかけていた立場が、今や下からの若手に追い落とされかねない状況だ。スイスでの新しいスケート生活で、もう一段階化けることができるのか、、、(私は化けて欲しいと本当に心から応援している!)

今回のNHK杯は、日本からどんどん面白い選手が出てくることを大いに期待させる大会だったと思う。世界にアピールできたのではないだろうか。

全日本まであと1ヶ月を切っている。シャンペリーにいた選手たちも多分もう戻っているんだろうな。2週間の自粛が課せられるのか、特例があるのかあるいは極秘でこっそりなのかはわからないけれど、みんなが万全の状態で大会自体が無事に開催されますように。長野だったかな、日本の感染状況も深刻になりつつあるから移動制限なんてことになりませんように、、 


3月以来、一度も劇場に足を運んでいない。こんなことはもう40年間なかった事だ。自分が芝居をやっていた頃はもちろん、ロンドンに来てからだって少なくとも1ヶ月に1本は観ていた。多い時は年に15-6本、そのために働いていると言ってもいいくらい。(私の仕事のモチベーションは芝居と日本行きと夏のホリデーだ。)コロナ騒ぎであっという間に今年が過ぎて行ってしまう。何もせず、何も起こらず、の一年になってしまった感じ。かろうじて体重を落として筋肉をつけたくらいが収穫と言えるかな、、、

仕事を再開してからは忙しくてネットでの舞台中継もあまり観られなくなっているけれど、それでもたまに目をつけたものはチェックしている。先週WOWOWライヴで放映された三谷幸喜氏の舞台、「大地」をやっと観た。これは今年の夏に新しくなったPARCOでの公演ということで、最新版。演出もなるべくSocial distanceを考慮したとのこと。

芝居や芸術は「反体制」とみなされて禁じられてしまったある国という設定。それまで活躍していた芝居畑の人々が収容所に送り込まれて、畑の手入れや豚の世話を毎日させられている。その1つのバラックでのお話。国を代表するベテラン俳優の「座長」ことバチェク、物真似上手な大道芸人のピンスカ、女形の人気俳優ツルベチェク、役者兼演出家のツルハ、世界的に活躍するパントマイムの名手プルーハ、 そしてそこに入ってきた映画界の大スター、ブロツキー。芝居よりも裏方仕事が得意で、キャリアとプライドの高い役者たちをあれこれとまとめているのがチャペック、そしてまだ学生で、これから演劇の世界を学ぼうという時にセミナーに参加していた為に逮捕されてしまったミミンコ。この其々に癖の強いキャラクターが集まって寝起きを共にしている。

労働の後は、各班ごとに思想の再教育=偉大なる国の指導者を崇拝するような半ば洗脳的なセミナーが待っているのだが、彼らにとって幸いだったのは、この班の指導員 ホデクが実は演劇大好きな男だということだ。セミナーよりも囚人達=自分の尊敬する役者たちと芝居について語ったり、あげくには自分の書いた本で芝居の稽古をしたりするのが楽しくて仕方がない。囚人たちにとっては願ってもない監視官ということだ。

ある日、好意を持っていた大学の友達が別の女子収容舎にいることが偶然にわかったミミンコの為に、二人の時間を作ってやろうと皆んなでとんでもない計画を立てる。演劇やアートには全く興味も魅力も感じていないくせに、女形のツベルチェクに言い寄ろうとしている政府役員のドランスキーを出し抜いて、若い男女に密会の時間を持たせてやろうと画策する。 ツベルチェクがドランスキーを誘い出して、その間にドランスキーの居心地の良い部屋のベッドを使おうじゃないか、というのだ、、、

収容所での毎日、そこでの制限だらけの毎日の中で、彼らが貫いているのは「芝居への愛情」だ。芝居ができないことの辛さ、たとえ半分遊びでも台本を読んで稽古する喜びを、キャラクター達がそれぞれの立ち位置で爆発させる。今まで築いたキャリアの誇りと、先が見えない未来への絶望感 は、今まさにCovid-19の為に舞台に上がれない俳優たちの思いそのものと言ってもいい。

芝居を愛する心が書いた、芝居を愛する俳優たちによる、芝居を愛する観客の為の舞台

まさにそんな思いが詰まっていて、三谷さんはじめキャストの皆さんの愛情が舞台に満ちている。 事の次第を語って場面を繋ぐのは一番若いミミンコで、演じている池田龍臣さんはこれが初舞台だそうだ。大泉洋、山本耕史、浅野和之、相島一之、辻萬長、藤井隆、竜星涼、と名前が並べば、それだけでいかに個性豊かで実力派が集結しているか見る前から判る。政府側の二人、ドランスキーの小沢雄太さんも芝居好きの気のいい監視官役の栗原英雄さんも、よくあるいじめ役ではなく、ちゃんと愛嬌のある「立場が違うだけ」の役柄を見せていて憎めない。そう、みんなが愛すべきキャラクターなのだ。

結局ドランスキーを騙したことが発覚し、彼らにその罰が下る。 交渉し嘆願するが許される事はない。彼らが受けた罰は、誰か一人を犠牲にすることだった。誰にするのか、、、、、誰がどうやって選ぶのか、、、犠牲になっても良い人間の価値はどうやって決めるのか、、、
三谷幸喜の筆が冴える。ハッピーエンドにならないのが良い。苦い思い出と胸の痛みと共にこれからも生きていかなくてはならないのが現実だ。

それぞれの寝場所を間隔を開けて配置するという舞台装置でさりげなく取られているSochial distanceだが、見ている分には全く気づかないくらいだ。この演出も巧い。

この公演は8月だったそうだが、ロンドンのWestEndはまたしでもロックダウンになってしまった。やっといくつかの公演が再開に向けて動き始めていたところだったので、本当に歯痒い。このロックダウンは来月頭までだけれど、それ以降がどうなるかはまだ解らない。とりあえず人々にとっては、クリスマスに家族と会えるのか??というのが最大の関心事だ。

アメリカではすったもんだでバイデン氏が大統領になるようだけれど、それもまだトランプの往生際が悪いようで正式発表の一歩手前になっている。そして忘れちゃいけないのがBrexitだ。EUとの合意交渉期限は12 月31日。それまでに進展するのか??

来年からの暮らしはどーなるんだ〜〜?? 

↑このページのトップヘ