見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 発見/つぶやき/遠吠え


もうかれこれ4週間風邪にやられている、、、、
 2週間半ほど苦しんだ風邪がやっと治りかけた思ったら、、、なんと!第三弾が襲ってきた。しかも今度は本格的な気管支炎。風邪の一環でかかる咳はつらいけれど「風邪」の域を出ない。でも今回は治りかけでまた別のウィルスにでもやられたみたいで、いきなりの気管支炎。
ちなみに気管支炎を調べると症状として出てくるのが、

鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、呼吸時の雑音、発熱、頭痛、全身倦怠感、膿性の痰、食欲不振、吐き気、

そう、これ全部きましたよ!! 風邪やインフルエンザでも食欲が無くなる事は滅多にないこの私が、本当に食べたくなくて、頑張って仕事にいってもなんだかめまいがして気分が悪い。ゼロゼロという咳は出始めると止められなくなり、最後のダメ押しのように体力消耗が激しい。

しかも、これをうちの彼に移してしまった。ごめんよ、、、彼も全く同じようにひどい咳をして、今は何も食べたくない様子。それでも私はこの2−3日は軽くトーストに入り卵を乗せて少し食べている。仕事に行くのにやっぱり体力は必要だ。しめじ、マッシュルームとキャベツを卵で綴じて麺汁で味つけたのも美味しい。でもまだお肉がっつりとか、ちゃんとしたディナーはイマイチだ、、、、 

もうまる一ヶ月で第三弾までやってきた今回の風邪、これでもう一年分は苦しんだと思うので、これが治ったらまた筋力付けないと。なんとなくダイエットになってるから、胸のゼロゼロが治ってきたらまた筋トレ再開しよう。

バスに乗るとあちらこちらで咳が聞こえるし、仕事場でも検査の予約が当日体調不良でキャンセルする人が相次いでいる。さすがにもうこれ以上は変な菌はもらいたくないので、私もバスではマスクをしている。今や誰もマスクしている人なんていないけれど、自分の身は守らないとね。

来週にはもう世界フィギュアだ。そういえば去年の世界選手権の時はCovidに罹ったんだっけ。なんだかこの時期は要注意だわ。まだまだ寒いしね。やっと日が長くなってきて、7時に起きても明るくなった。来週が世界選手権、月末には夏時間が始まってイースターの休みになる。

もう少しだ、、、頑張ろう!! 


2月になって軽い鼻風邪がやってきて、鼻の奥が痛くて酷くなったらいやだな、と思っていたら3−4日で治った、、、、、と思ったら!数日後に全く同じように鼻の奥(てっぺん)が痛くて両方詰まって息ができず、それでいて一日中鼻を噛み続ける日々がやってきた。 さらにそこからゆっくりゆっくりと鼻腔から喉に広がり、さらにそれが下がって気管支炎に、、、この間なんと2週間!

普通の風邪なら1週間で治りそうなのに、じわじわと上から降りてくるこの気持ち悪さよ、、、鼻腔の痛みは喉風邪になっても続いていて、涙目だし仕事で一日喋っていたら声が全く無くなってしまった。喉の痛みで終わってくれるように祈ったけれど、やっぱり気管支にきてしまった。私は子供の頃から風邪をひくと気管支炎になりやすく、先生からも「咳をするだけ弱くなるからなるべく我慢して」と言われたものだ。気管支炎は辛い、、、、咳始めると出きるまで止まらない。夜ベッドに入って身体が温まると咳が出るので、夜中に何度も咳で起きる羽目になる、、、連日寝不足、、、

いや〜、これインフルエンザやコヴィッドのほうが、熱でボウっと寝てるだけマシだったかも。

で、仕事意外はグダグタとベッドに入って実は日本行きの計画をしていた。ここ数年はいつも10月前半だったのだが、今年はちょっと違う時期にしようということで、5−6月を狙う。ここで、劇団時代の先輩、戸田恵子さんの独り舞台の再演があると仲間から情報が。なんとニューヨーク公演も行うそう。三谷幸喜さんの本だし、これは是非見たいを連絡をして、さらに、6月には高橋大輔氏の「氷艶 」が決まった。こちらは今回も亜門さんの演出だそうで、これも観たい!となると、行くのは6月頭の2週間ということになった。

なんとなくあちこちと怪しくなってきたこのiMac、BA(ブリティッシュエアウェイズ)のサイトがうまく表示されなくて、しかたがないので、ベッドの中でスマホでフライト状況をチェック。そういえばマイルも溜まってきたので、今回はマイルを半分だけ使って合計から£150ほど引いた金額で予約した。

やれやれと思ってメールされてきた予約確認を見て、びっくり仰天の大パニック!!なんと、どこで間違えたのか、行った日の次の日に帰りの便が予約されている!!「そんなバカな!ちゃんと日にち入れたのに、、、」と思いつつ、それでも何通りかの日にちで値段を比べていたりしたのでどこかで間違ったらしい、、、、あわてて予約変更手続きをすると、、、、変更に£150ですって!!マイレッジの分が元の木阿弥、30000マイルの損になってしまった、、、、、凹んだわ〜〜〜

それでもフライトを確保し、もし行けたら、、、と軽く申し込んだ先行予約で「氷艶 」のチケットが取れてしまった。アリーナ席だけど高いよなあ、、、、、そして同時に今度はコラントッテから宇野昌磨モデルの新作が。前に金とブルーだった時はあまり使わない色だし、と思って頼まなかったのだけれど、今回のはアイスブルーにマットシルバーの金具が奇麗で、2つのストーンも品が良い。夏用にしようかな、と今まではMばかりだったけれど今回はLサイズを注文してしまった。

風邪でやられてる間になんだか日本で散財している、、、、日本にいる2週間は基本母のところでキッチンとリビングの間に布団を敷いて寝ることになる。去年、おととしと行った時に、かなり狭くて落ち着かなくて寝られない日もあったので、今回は氷艶 で横浜に出たついでに一人でホテル1泊してしまうことにした。これもまた出費だけれど、独りの空間は私には必要不可欠なので、ちょっと一日だけ羽を伸ばすことにした。このホテル、チェックインが14時でチェックアウトが11時なのでアイスショーのついでに一人でお籠りステイしてしまおう。

それにしてもなんと両替レートが驚きの£1が190円!こんなの20年ぶりくらいだ。さらに予想を見てみると、今年末から来年には200円台になるとか、、、、円安万歳!!嬉しいです。

とにかく楽しみができた。来月末にはイースターだからそれまでまず頑張ろう!
PIWの滋賀公演が始まって、昌磨さんはフリーのタイムラスプを滑っているそうだ。狭いショーリンクで3Aやクワッドを飛びまくっているらしい。世界選手権まであと1ヶ月、、、、今シーズンで競技生活を終えるのだろうか、、、、?オリンピックまでやるとは思わなかったけれど、来年どうするのかな。日本で後輩選手達に抜かれたら後は譲るかな、、、怪我なく納得のいく試合ができますように。 


4大陸の間に国体(国スポになったようだけれど、語呂が悪いなあ、、、)やチャレンジシリーズなんかもあって、本当にスケートには追い付いていけていない、、、でもやっぱりメインは4大陸ということで、ISUのyoutube でちょこちょことかいつまんで観た。もう今更書ききれないので日本選手たちで思ったこと、、、

アイスダンスはスケ連が「4大陸での最上位組を世界選手権に、、」と発表したときから、「CoCoチームになるな」とは思っていた。国際試合ではやっぱりキャリア度や知名度がある程度採点に関わってくるというのは昔からの暗黙の事実。ジュニアで表彰台によく乘っていた、とか実績ある選手がカテゴリー転向したとか、世界的にある程度知られている技術力の目安がないと、新人選手はいきなりはなかなか高い点はもらえない。 でも、うたまさ組も、あずしん組も良いインパクトを残したと思うので、これからに繋がっていくと思う。

そして今回のCoCoチームの大きな任務は「来年の為に2枠を」だ。実はキャリア度だけでなく、全日本から4大陸までの間のチームCoCoの上達ぶりはちょっと目を見張った。レベルを上げてきてるし、フリーはキャリアと年齢の魅力をフルに使って、素晴らしいプログラムだった。(バーバラ・ストライサンドの声にかなり後押しされていた部分もあるとは思うが、、、)私は英国に住んでいるので、英語の歌詞がするっと耳に入ってくる。この曲は歌だけ聞いても震えがくるほど素晴らしいので、それと合わせてミュージックビデオを観て感動するレベルになっていた。決して小賢しいという事ではなく、プログラム全体の完成度を上げるという意味で、この曲の選択は彼らにとって大きな武器になったと思う。

日本の若手選手達の大活躍が目立った大会になった。鍵山優真くんのあまりの完成度にびっくり!!これは4回転3種でも(フリップ頑張れ!)イリア・マリニンと互角にいけるかも!とにかく全てのエレメントの美しさ、、、世界選手権が楽しみだわ〜。ただ、、、彼の演技からはまだ「彼独特」の空気が出ていない、、練習してきた通り、教えられた通り、という印象だ。実は北京オリンピックの頃の彼のスケートはとても宇野昌磨さんに似ていた。本人も昌磨さんの演技を1日観てる、と話していた。そして今回の演技ではカロリーナコーチの現役時代の身体の動かし方にそっくりになってきている。そしてジャンプはお父さんに、、、おそらく優真くんは、観て、真似て、覚えて馴染ませて、、、という取り組み方で技術や演技力を向上させていくタイプの選手なのだろう。後は、ここからそれらの技術をどう「自分の色」にしていくか、、、だ。まだそこまで行っていない。これからの数年でどう成長できるのか、、、

逆に、今シーズンになってグッと雰囲気を出してきた佐藤駿選手。前にも書いたけれどスケートの見せ方が上手くなっていて目を引く。こちらも現在発展途上という感じなので、本当に次のオリンピックが楽しみだよね。彼はルッツが跳べるので注目されているけれど、ルッツ意外ではまだ4回転の本数は3本だ。来年はジャンプの数を減らそうかなんて意見もでているそうだから、得点源のルッツやフリップは大事になってくるよね。(まだルールがどうなるかは判らないけれど、オリンピックの年に変わることはないのであるとすれば来季だ)まだちょっと遠慮がちというか、もっとスケールが一回り大きくなると見栄えがすると思うな。でも素敵なプログラムなので、もう一度みたかったけど、もう出る試合は無いのかな、、??

女子では千葉百音さんが素晴らしい安定感を出してきた。前から「いつか来る」選手だと思っていたけれど、ここに来て世界に食い込んできたね。とても美しいスケートで、すべてがまとまっている選手だ。仙台から京都に移った成果があったということか。倫果さんも少しずつ安定してきたから、このままコンスタントに上位に入れるようになると日本の次世代はすごいよ。本当に次のオリンピックまでにどうなるんだろうか。怪我で今は一歩引いてる紀平梨花さんも来シーズンには戻って来て欲しいし、 層が厚くてなかなか厳しいけれど、松生選手や山下真湖ちゃんのスケートもすごく好きだから、もっと見られる機会があるといいな。

今年の日本行きを6月にしようかと検討中。父が亡くなったタイミングでここ数年はいつも10月初めに行っていたけれど、たまには違う時にも行きたい。桜の季節が一番だけれど、今年はちょっと都合つけるのが間に合わない。でも6月に劇団の先輩、戸田恵子さんの舞台と「氷艶 」があるのでこの二つをみるなら6月頭だなあ〜〜、、、7〜9月は、フライトが高すぎるし日本は殺人的に暑いしで、避けたい所なので、6月かそれとも11月、、?どうしたものか、、、、


丸2年もかかってやっとCASの裁決が下った。ずっと宙ぶらりんだった北京オリンピックでの一大スキャンダル。当時15歳だったカミラ・ワリエワ選手はドーピング違反が判明した21年12月25日から4年間の資格停止処分 、それに伴いそれ以降の彼女の成績、タイトルは全て無効・剥奪ということになった。

判決は当然なのだが、私は実はもっと甘くするかと思って覚悟していたので嬉しくてちょっと驚きだった。世界の舞台で活躍しているアスリートはその責任と覚悟を持って臨まなければいけない。そして未成年であるならば、周りで指導・監修する大人たちにこそ責任がある。

裁判という類のものは本当に面倒で、15歳の彼女が自分で違反薬物を勝手に摂取したとは当然思えず、本来の責任は周りの大人達のはずなのだが、まず裁判の焦点はカミラ個人ということでこの結果になった。この後実際に彼女の周りの大人たちを裁くとなるとまた膨大な時間と労力がかかる、だからそこまで話は進展しそうもない。 

この結果を受けて。オリンピックでの結果をISUが見直したと発表があった。カミラが失格となった場合のシミュレーションは前からなされていたけれど、個人戦は戦績全てが失格扱いで、女子シングルの最終順位はそれによって繰り上がった。樋口新葉さん、4位に繰り上げだ!河辺愛菜選手も22位に。

どうなるのか予想が分かれたのが団体戦だ。カミラ独りが失格になるのか、ROCチームそのものが失格になるのか、これによって3位が変わってくるからだ。アメリカと日本の繰り上がりはほぼ間違いない。でも彼女一人を除外するのとチームごと失格にするのとでは4位だったカナダとの得点差が微妙に変わってくる。 

今日付でISUが発表した再スコアを見ると、除外されているのはカミラ一人の点数で、しかも次点からの点数が繰り上がりになっていない。団体戦は順位によってポイント制がとられていて、1位は10ポイント、2位が9、、、となっていくのが、一位の10ポイントが無効になっただけで2位以下の選手のポイントが繰り上がりならなかった。 

この計算で、ROCが3位、一点差で4位にカナダということになったのだけれど、これはカナダは絶対に納得しないだろう。2位以下のポイントを繰り上げれば3位はカナダになる。オリンピックから丸2年も待たされて、カミラ有罪の際には銅メダルに繰り上がり、と期待して結果を待っていたの彼らの気持ちやいかに、、、だ。

私個人の考えでは、団体戦はチームごと失格にするべきだと思う。何故なら、それが「団体戦」だからだ。一人の好成績も一人の失敗もチームの点数。そうでなければ意味がない。そして失格者は当然順位の一番下になるのだから、他の選手の順位が繰り上がるべきだ。個人戦の結果はそうしたのに、なぜチーム戦で同じようにしなかったのか、ISUからのきちんとした説明が欲しいところ。スケートカナダは早速このスコアに異議を呈している。

この2年間でアメリカやカナダのスケート連盟は何度か「早く結論を」との声明を出していたけれど、それにしても日本のスケ連はずっと意思表明をせずにいて、ちょっと選手たちが可哀想にも思えた。「スケ連は何もしてくれない」というのはいろんなトップ選手からも聞こえてきていたけれど、この件に関しても、もう少し選手に寄り添った言動をしてくれても良かったのではないか、、と思ってしまう。 

この判決の後、ロシアは控訴する勢いでいるし、世界から色んな声が出ているし、最終的にメダルの授与等がどうなるのか、まだまだ終わりそうもない。 まあ、日本が銀メダルになるのはほぼ確実ということで、皆んなで摂ったオリンピックメダル、本当によかったね!私が特に嬉しいのはアメリカのヴィンセント・ジョウ選手だ。団体戦の後、Covid陽性になってしまって個人戦に出ることができなかった。本当に辛そうなメッセージを見て、胸が痛くなったよ、、、それなのに団体戦のメダルももらえないままに時が過ぎて、今は大学で勉学に励んでいる様子。
ヴィンス、金メダルだよ!!おめでとう!!

それにしても気づいたこと、この団体戦でのメダリスト達を見ると、日本チームだけが今も全員現役選手なんだよ!これって凄いことだよね!! 早く諸々の手続きを終えて、選手たちの胸にメダルがかけられますように。


あっという間に過ぎていったGPF。

やっぱり私は宇野昌磨というスケーターが本当に好きだ、そう思わされる演技、インタビュー。NHKの方が良かったかな、と思うのに反映されるスコアーがずれているというのは、本当に見ている私たちにはどうしようもない。でも本当に素敵な、美しいスケートだった。Youtube解説のマーク・ハンレッティさんは、本当に選手一人一人について把握していて、昌磨さんのNHK後の発言やショート後のインタビューで語ったことなんかもちゃんと解説してくれて、本当にこの人のコメンタリーは素敵だ。スコティッシュのアクセントもなかなか心地よい。
 
毎日お昼休みにはその日の結果が出ていて、ISUのResultsページをドキドキしながら開く。シニアだけでなくジュニアもなので、なかなか大変だ。それ以外にもCSに日本の将来有望なアイスダンス2組が出て、世界大会に必要なミニマムスコアーを無事に獲得できた様子。若手アイスダンスはこの数年で組み替えをしながらこの2カップルに落ち着いた。これで続いていくのかな。

あれもこれもあるけれど、まあやっぱりとにかくびっくりだったのはイリア・マリニン君。4Aのみならず、なんと6種類全ての4回転ジヤンプを跳ぶ、という驚異のプログラムでぶっちぎりの優勝!!
いつかはこの構成がやってくるとは 思っていたけれど、こんなに早くここで来るとは、、、、
もちろんそのために犠牲にしている部分もあるので、今はまだ他の個性溢れるライバル達も凌ぎを削り合える。でも昌磨 さんが言ったように、これ以降彼の一人歩きが出来すぎて、本人が「つまらない」という心境になってしまわないだろうか。もちろんイリア本人はまだまだジャンプ以外に必要なことを解っているはずだから、「無理やり跳んで勝つ」という戦法をいつも取ってくるとは思わないけれど。

宇野昌磨さんが、練習で何度が3A-Eu-3Fを跳んでいたようなので、リカバリー用かなと思っていたらやっぱり来た〜〜!!今回もいくつかqが付いたけど、今回の演技はちょっと怪しいものもあったかな、、、やっぱりNHKのほうが良かったと私も思うのだけれど。ステファンはNHKの後、本当に傷ついてたんだね、、ファイナルに出ない事まで言及していたとは。全日本まではもう時間がないけれど、年明けてからジャンプをどうするだろうか、、、?アイスショー2つ以外にCSに出る様子もないから、時間使ってジャンプ対策するのかな。

昌磨 さんのフリーは観客席からの映像をYoutubeに上げていた人がいて、この動画だとリンクのカバー、スケーティングのなめらかさ、スピード、緩急が全体図で見渡せて素敵だ。このプログラム、やっぱりすごく良い!!流れの中でスピードに乗って距離で跳ぶ昌磨 さんのジャンプはやっぱりqを付け易いんだよね。でもだからこそプログラムに溶け込んだジャンプになってるんだけど。優真くんやイリアは上に上がってクルクルっと降りてくるから回転はコントロールしやすい、でもイリアは降りた時の流れとスピードが優真くんのようにスムーズじゃないかな。

この先数年はイリアの独壇場になるかというと、実は優真君がどこまで4回転を戻してくるかでまた面白くなるよね。PCSがずっと高くて、ジャンプも高い加点をもらえるからこそ、4回転1回のプログラムであそこまで点数を出せる。これって実は凄いことだよ、、、、彼が4回転を4本くらいに増やして安定した演技をすれば、きっとイリア・マリニンに勝てる!アダムもGP前半の安定感をものにすればまだまだ伸びるだろうし。

来年、スピンやステップの点数を見直すという意見もあるらしい。それもジャンプとのバランスを少しでも取るにはいいけれど、PSCの付け方、上限を変えられないものかと思う。本来TESとPCSは両方が50/50くらいのバランスになるように設定されていたのが、4回転を4本とか跳んでTESが100点をゆうに超えてしまうと、PCSの100満点とバランスがつかなくなるよね。PCS100点というのは実際ありえないと思うし、あっちゃいけないと思うので、どうしてもそこを「これ以上伸ばすのは無理」となった時に、結局ジャンプをバンバン跳ぶ選手が一人勝ちすることになってしまう、、、、 それに対抗できるのは今の宇野昌磨とこれからの鍵山優真、アダム・シャオイムファだと思うので、2年後のオリンピックはすごいレベルの戦いになりそう。その頃には三浦圭生くんや、佐藤駿くんも伸びてくると思うしね。

とにかく恐いのは怪我だ。昨日のフリー、ケヴィンは怪我してなかったかな、、、かなり手痛い転倒だったから、左腕がちょっと変な様子だったようにも見えたけれど。滑っている時はアドレナリン出てるだろうけれど、ちょっと気になった。今日のGalaには出ていたのかな。三浦くんも体調悪い中、本当にすごい気迫で乗り切ったよね、頑張った!!全日本までに調子が戻るといいね。マリニン君は本当に怪我だけは心配だ。まだ19(なったばかり)であんなに4回転をバンバン跳んでいて、体にかかる負荷は相当なはず、、、鍵山くんも去年を棒にふったし、羽生さんもずっと怪我を引きずってキャリアの後半は騙し騙しだった。

来年の世界選手権代表は本当に解らないよ、、、、宇野昌磨は間違いない、と思いたいけれど、もしこの感じでq判定を取られまくってちょっとミスが出たら、鍵山くんや三浦くん、佐藤君あたりに抜かれる可能性はある、、、、?もちろん忘れちゃいけない友野くんや草太君も。 彼自身の言う「来年は勝てなくなる」はイリア・マリニン相手だけの話じゃないのだろう。どうするのかな、、、

ずっと応援してきた選手がピークを迎えて、そして去り際を考え始める、、、スケートは長く見てきたけれど、インターネットの普及でジュニア時代からずっと応援してきたのは昌磨 さんが初めての選手だ。それだけに私には誰よりも一番幸せなスケート人生を歩いてほしいと思う選手。大輔さんのように。

ジュニアがどんどん育ってきているし、女子もシニアに上がってきた次の世代がどんどん世界の上に上がってきている。どっしり王者の貫禄がついた坂本花織 さん、今年は3連覇めざしているようだけれど、今のジャンプ構成でミラノまでトップを守れるか、、、もちろん彼女のジャンプの質の高さ、スケーティングの質の高さは群を抜いている。でも「新しい技」というのは常にやってくる。ロシアっ子がいなくても3Aや4回転のプログラムがどんどん出てくるだろう。楽しみだわ!!

2−3年前から注目していた中田璃士くん、なんと!大逆転のジュニアグランプリ優勝だ!!昌磨くんのジュニアからより、もっと前のノービスから目についた選手。(半イギリス人というのも親近感)先月15歳になったばかりで4Tと3Aを見事に揃えた演技は素晴らしい、、、昌磨さんは17まで飛べなかったんだよね。でももちろんこれからどんなスケーターになるのかはまだわからない。ジュニアでは周藤集くんや田内誠悟君も素敵なスケートをするので、これから2−3年でどうなっていくのか、本当に楽しみ!!昌磨さんの次に私をこれからの10年間釘付けに応援させてくれるのは誰なのか、、??

あっという間に10日後には全日本が始まる。GPFに出た人たちは調整が大変だ、、、でも本当に見応えある試合になりそう。来年の世界トップへの場に選出されるのは誰か!?そういえば、りく・りゅうペアの様子はどうなんだろう?全日本には合わせてくると思うけれど、木原さんも満身創痍だからなあ〜〜、、、今のところ、ペアはこのお二人だけの状況だから、なんとか頑張ってくれますように。 


毎週行われるグランプリシリーズなので、本当にあっという間に次々とやってくる、、、、
そして最終戦の NHK杯。中国杯を欠場した三原舞依さんが出るのかどうか気になったけれど、今回は出てきてくれた。でもやっぱりまだ万全じゃないみたいでジャンプもあまり点が延びない、、、と思っていたら、なんだか今回は男子も女子もqマークが多くて、極めつけが宇野昌磨さんの4回転ジャンプがオールqという事態!!

週末からあちらこちらで大騒ぎになっているようだけれど、確かに今回は全体を見てもテクニカルの減点が多すぎる、、、女子なんてなんだかキス&クラの空気がどんどん淀んでいってしまった感じ。初めは「氷の状態が悪くてみんな苦戦してるのかな」と思ったのだけれど、それだけではなさそうだというのは、宇野昌磨さんのコメントで一気にメディアの注目するところとなった。

フィギュアスケートでの3回転、4回転ジャンプは選手たちが子供の頃から試行錯誤して習得してきたもの。身長、体重、骨格、筋肉、身体のバランス、全ての選手がみんな違う中で各々が自分の跳び方を見つけて10年以上をかけて体得していく。本人にとっての「成功」は身体が覚えているもので、だからこそ、跳んだ瞬間に自分にだけわかる感覚なのだと思う。そうして得た感覚を何度も再現して試合に挑んできた中で、いきなり「それはダメ」と否定されてしまったようなものだ。

昌磨さんの言った、「これからこれが基準になっていくのなら、自分はこれからの矯正は無理」というのはそういう事なのだと思う。「これでよし」と体得して10年以上競技会でトップと取り続けてきたものが、突然基準が変わったらそれはみんな無理でしょう。 その発言が「ジャッジに物申す」みたいな記事タイトルになるのがおかしい、、、、記者ってなに???

それにしても宇野昌磨さんの演技は間違いなく今まででも最高に素晴らしかった。ショートもフリーも、中国の時よりも洗練されていて、何よりも昌磨さんの心が曲に乘っているのが感じられた。 本当に心が洗われるような滑りで、今シーズンに彼の目指しているものに少しずつ近づいて行っているのが見えて、ますますこれからのシーズンを通して見続けたいプログラムだ。

だからこそ、そのモチベーションが下がるような今大会の判定が??に思う。男子も女子もペアでもいつもとは違うというのが選手たちの混乱を招きそうだ。ちなみに私はISUのYoutubeで見ていたので、速報のGOEも全てでていたのだけれど、4つの4回転のGOEは4Lが3.30, 4Fが3.99、4T3Tが2.99, 4T2Tが2.22だったのでこれらの合計だけで12.5点だ。それが残ったのが0.57、、、それでもマイナスにならなかったのはジャッジたちの心なのか、、、?

もう何年か前、こちらのユーロスポーツの解説で、「良い選手というのは悪いジャンプでも降りられるものだ」と言っていた。いわゆる「パンク」というのは防衛本能から来るもの。跳んだ瞬間に「ダメだ、危ない!」と思うから身体を開いて事故を避ける。どんなに転んでも身体を締め続けてジャンプを回りきる昌磨さんの勇気を褒めていた。同時に、あまり良くないジャンプでも転ばずになんとか降りてくるのは、瞬時の空中での修正ができるからで、それができるのが本当のトップ選手なのだ、と。

1秒にも満たない間に3回も4回も回って降りてくるフィギュアスケートのジャンプ、しかも数種類の違う跳び方で。すべての選手の長年の努力を全ての試合で同じ基準に公平に採点される方法、それがAIでなければならないのなら、う〜ん、そろそろ考える時なのか、、、?? 昔の6点制、しかもあの当時は相対評価だったから、あの時代に比べたら今の点数性のほうがずっと絶対評価になってはいるけれど、それでも見る人、見る角度、判断の基準が違うたびに出せる点数が違うというのは悲しいことだと思う。

なんだかこの点についてばかりが大騒ぎで、表彰台に乗らなかった選手たちの演技の良し悪しがきちんと評価されないのは残念だ。三原舞依ちゃん素敵だった。まだ怪我の影響があったのことだとも思うので、全日本にはうまく調子をあげてくれるかな。鍵山くんは本当に巧くなった!!素晴らしかったよ、ショートもフリーも。なんといっても驚いたのは、お父さんの演技に本当にそっくりになってきたこと!!前から膝の柔らかさはDNA、といわれていたけれど、体型とか体の動かし方とかも正和氏にそっくりになってきてちょっとコワイ、、、、

ファイナルまで10日しかない。「今から修正は無理」と言っていた昌磨さんだけれど、そこは早々にコーチ陣と相談しているだろうから、とにかくモチベーションを保ってくれることを祈ります。鍵山くんがいるから大丈夫かな。イリアもアダムもケヴィンも当然今回の事は把握しているだろうから、ファイナルでのテクニカルがどうくるのか、戦々恐々としているかも。

みんな、みんな頑張ってる、どうかみんなが後悔のない演技ができますように。そしてジャッジ陣もそんな選手たちと同様の努力をしてくれますように。

今回のNHKでの昌磨さんは、確かに自分の目指すものに近づいていると思った。ガラでのCome togetherは絶品だった!!ヘッドフォン獲得おめでとう!「弛まぬ努力の結果」だね!ファイナルで、また磨かれたプログラムが観たい。それにしても中国杯から2週間ごとに全日本まで4戦、というのはさすがに大幅修正には厳しいスケジュールだけれど、ベテランの彼のこと、必ず次の手を打って「より以上」をみせてくれるんじゃないかと思う。




















































































































 


なんだか立て続けにあれこれとダメになっていく、、、
まず少し前から気になっていた掃除機がとうとう危ない。掃除していたらいきなり切れてしまってウンともスンとも言わなくなった!! 大分前から変な音がしていたし、スイッチが効かなくなっていてコンセントだけでオン・オフにしていたのが、ついに力尽きたか、、、、

我が家は、エンジニアとして20年もフォーシーズンズホテル等、いくつもの5星ホテルで働いていた彼のお陰で業者を呼んだことが無い。電気関係が専門だけれど、キッチン回りやバスルームもトイレもセントラルヒーティングも直してしまう。家電ものはもう25年以上かっていない。彼がいるのはとても便利でありがたいのだけれど、私としては、ちょっと21世紀にふさわしい新しいものも欲しいのだ、、、古くても使える物は大切にすのはもちろんだけれど、もうちょっとモダンな暮らしに憧れるのよ、、、、

とりあえず掃除機は使えるようには直してくれたけれど、やっぱりちょっと変な音がしているし、スイッチもダメみたいなので、これはやっぱり新しいものを購入することにした。色々見ていると楽しいね。とにかくもっと軽くてコードレスにしたい。2階に持って上がるのがだんだんつらくなってきて、、、ダイソン欲しいけれどう〜〜ん、お高いわ、、、、

さらに、これも長年使っていた電動歯ブラシが死んだ、、、もう15年くらい前にクリスマスにもらったけれど、実はずっと使っていなかったのだ。でも長年歯医者に行っていなかった事もあり、Covid のロックダウンの頃からちゃんと使うようになっていた。やっぱり手で磨くのと違う!これももう古いタイプなので、もうちょっと新しいものに買い換えよう。そんなに高い必要ないし、最近はアプリで歯磨きを管理したりできるらしいけれど、そこまでは要らないよね。

実は私は嫌いで「何なんだ、このアメリカからの馬鹿げたブームは!?」と思っているのだが、11月後半にBLACK FRIDAYDというのが流行りだしたのが10年ほど前からか、、、なんでもかんでもとにかくその「金曜日」前後に大セールになるというもので、毎年「略奪か!?」と思うくらいの勢いで人々が店に殺到する。醜い喧嘩になったり、押し倒されて怪我をする人がでるのでニュースになるのだ。
でも今年は丁度良いから来月まで待って買おうかな。お安くなるならやっぱり利用しない手はない。

、、、なんて言っていたら!!今日になって、、私の命綱、iMacがこれもネットブラウザが使えなくなってしまった。以前からマックの立ち上がりが遅くなってきていて、マウスやキーボードがのBluetooth接続がしょっちゅう途切れたりしていたのだけれど、今日、突然Safariが開かなくなって、さらにChromeもfirefoxも、ネットブラウザが軒並み開かないという最悪事態に!

いま、これは日本行きの時に使うタブレットと折り畳みキーボードで書いている。今日はスケートアメリカの動画が上がってたら探して観たいと思っていたのに、一日中Macと格闘する羽目になってしまった。今だ解決のメド立たず、、、、今のiMacもかれこれ8年くらいになるのかな?写真や動画のファイルをセーブしておかなくてはと思いつつ、何となく調子がおかしくてもリブートすればなんとかなっていたので、酷使していた。サファリだけならまだしも、ネットブラウザが全部使えないってどういうことだろう?OSを入れ直そうかとも思ったけれど、Appleにさえ繋げないのは困ったもんだ。最悪の場合、できる限りのファイルをセーブしてMacも新調することになるのか、、??!!

いきなりの壊れ物ラッシュで、ますます11月のBLACK FRIDAYが待ち遠しい。本当にとりあえずMacがなんとかならないか、もう一度時間かけて色々やってみようか。掃除機と歯ブラシは待てるけど、Macは使えないと不便だわ。もちろんこのタブレットもスマホでもほとんどのことはできるけれど、スケートとかやっぱり大きい画面で観たいもの。

GPS、今年はみんなPCSに力いれてる傾向がみられて面白い! 去年は4回転5本にPCSを90以上で揃えた宇野昌磨さんの完全優勝だったけれど、今年はみんなしてそこを狙ってる。マリニン君のプログラムも今はまだ出来上がって無い感じだけれど、これからジャンプの構成を上げてきたら勝つのは難しくなるよね。カナダでは調子が出なかったジュンファンも、フランスのお二人、ケヴィンとアダムも、そして国際舞台の表彰台に戻ってき草太君、ガンガン成長している三浦くんに、きっと素晴らしい復活を見せるだろう鍵山くん、、、、今年の男子は表彰台争いが壮絶だなあ〜。でもそれが面白いんだよね。昔は本当に誰が勝ってもおかしくない選手が10人位いて、試合が面白かったよ。

女子は貫禄で安定の香織さんがカナダでお手本のような演技だったけれど、そこに3Aをぶつけてくる選手もいるし、北米、ヨーロッパ、韓国とライバルが世界中にばらついてる。本当に久しぶりで大混戦のシーズンになりそう。来週末はフランス杯で、鍵山くんの復活が期待されるし、もちろん自国のアダムも今年はジャンプに安定感でてきてるからなあ。あのプログラム凄く良いので楽しみだ。

国内では全日本にむけて、西の代表は決まってきた。織田さんの出場不可にはビックリだけれど、あの西日本でのフリーは素晴らしかった。昔と変わらない柔らかい膝でのジャンプに、深くて滑らかなスケーティング。若い選手達の良いお手本のような演技だった。せっかく復帰したのだから、小さな大会とかにはでられるんだろうか。1月になればクリアになる、というような説明だったから、年明けてからでられる試合を探すのかな。36歳で4回転を綺麗に決めるプログラムなんて素晴らしいよ。

今日から夏S時間が終わったから、夕方暗くなるのが早い、、これからの3ヶ月が我慢のしどころ。



今回は94歳の母と娘3人で温泉一泊を計画していた。
箱根湯本は東京から1泊で行くには最適。あまり歩けない母を考慮して、姉の車で出発。
連休明けの平日を狙ったのだけれど、さすがは箱根、時期に限らず訪れる人は後を絶たないようで、東名は思ったより混んでいた。途中で寄木細工の博物館に寄る、「本間寄木美術館」。小さいところだけれど、素晴らしい作品を見て、ちょっとお土産も。

考えたくはないけれど、現実的な話で、家族4人揃っての旅行はこれが最期になるかもしれない、、、(と、前回も思ったのだが、、、その現実味は前よりつのっているわけで)ということで、ちょっと贅沢に、露天風呂付きの和洋室をお願いした。
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バルコニーの前は竹林で、とても落ち着けるお部屋。畳の部屋には60インチのテレビがあり、洋室にはコーヒーメーカーも。冷蔵庫にはお茶、ビール、ジュース類が充実していて、全て無料で頂けるとのこと。日本では、安めのビジネスホテルでも小さな冷蔵庫が部屋にあるので、レストランで高い食事をしなくても、コンビニで買った物を朝食べたり、ビールを買ってきて入れておくことができる。ロンドンのホテルは高級な所でないと、部屋にはコーヒーメーカーはあっても冷蔵庫はついていない。

母と私がベッドを使って、姉と妹が和室のお布団という組み合わせになった。夜は暗かったけれど、朝カーテンを開けるとベッドからお風呂の湯気が見える。
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着いたらまず大浴場へ。ここでは温泉風呂が内風呂、露天風呂、壺湯、岩湯そしてサウナや水風呂もあって10種類のお風呂が楽しめるとのことで、まずこちらへ。この旅館は全室20にも満たないので、私たちの他には2−3人しかいない。のんびり、じっくりお風呂を堪能してから入館時に選んだお洒落浴衣に着替えてみる。ここでは、お部屋に館内浴衣、寝巻き、バスローブが備えてあるのだが、それ以外に女性客は可愛いおしゃれな浴衣を選ばせてもらえる。2種類の浴衣にバスローブに寝間着、、とたった一晩に何度も「お召替え」を楽しむ。

御食事は個室で「これでもか!」というくらいの和食の懐石コース。担当の方が絶妙なタイミングでお世話してくれる。夜もだけれど、朝食もメインのお魚を前日にリクエストして、これまたとっても美味しいお食事だった。いつもはこんな朝食を取ることは無いので、ゆっくり味わった。シャケの塩焼きは身も厚くて、お豆腐と湯葉がお腹に優しい。

初日に食事前と食後の2回お風呂を堪能したので、翌朝はお部屋の露天風呂に浸かる。小さいけれど目の前の竹林を見ながら鳥の声を聞いてのお風呂はまさに癒し、、、、

チェックアウトした後は車で箱根をドライヴ、乙女峠まで行ったけれど、この日の富士山は上3分の一は雲に隠れてしまっていて、見えなかった。途中頂上が少しだけ雲の間から顔を出したけれど、この日はちょっと残念、、、その後は仙石原へススキを見にまたドライヴ。

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あまり歩けない母と一緒なので、草原をぐるっと回ることはしなかったけれど、お天気もよくて写真日和。みんなでススキをバックに大はしゃぎでの撮影会となった。箱根の観光地はどこでお昼をしてもお茶をしてもかなりのサービスが期待できる。お値段お手頃で「本当に?」と思うくらいの量だったり、どこでも美味しい。普段はあまり食べない母も元気に歩いてモリモリ食べている。本当に94でこんなに元気でボケすらなくて、一緒に食べたり笑ったりできるのは幸せな事だ。

最後は芦ノ湖スカイラインを登って景色を堪能。
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たった一泊でもかなり盛り沢山に楽しめるのが東京ー箱根の便利なところだ。「今度は熱海にしようか」とはしゃぐ母。そうだね、来年は熱海へ、、、と心から願わずにはいられない。どうか来年もありますように。

あっという間の2週間だった。帰りはコードシェアのJAL便で帰ってきた。今回は行きも帰りもプレミアムエコノミーで取ったのだけれど、BA便とJAL便の違いも面白い。
食事はやっぱり断然JALの勝ち。きちんとしたメニューもあらかじめ置かれていてやっぱり日本人の口に合うメニューでとても美味しい。BAは印刷されたメニューはなく、CAさんが説明してくれる。

面白かったのは、来るときのBAの日本人CAさん。メニューの選択が「ビーフストロガノフ」「トマトソースのパスタ」「日本風鳥蕎麦」とのことだったのだが、彼女は小声で「あの、、、この鳥のお蕎麦は一応日本風なんですが、、その、、あまり日本の方にお薦めできるものではなくて、、、」と恐縮することしきり。思わす私も笑ってしまって、「いえいえ、BAですごい物が出てきたことは私も経験していますので」ということで彼女の忠告を聞いてストロガノフにした。美味しかった。

BAでは14時間半の間に何度も水やジュースを運んで回ってきてくれて、乗る前に自分で買う必要は全くなかった。JALはいちいち回っては来なくて、欲しい人はギャラリーに出向く、というスタイル。ギャラリーもCAさん達が仕事するスペースはカーテンを引いてあって、お客様とは一線を引いている。BAだといつもギャラリーの所でCAさんや他の乗客とお喋りしたりするのだけれど、この辺はやっぱりJALのほうは「生真面目」な感じ。

アマゾンであらかじめ日本映画を2本ダウンロードしておいたので、フライト中は退屈しなかった。「老後の資金がありません」と「罪の声」どっちも面白かった。グリコ・森永事件のことはよく覚えている。そうだよね、あれは未解決事件なのだ、、、、

さーて、明日からはまた仕事!そしてもうスケートのGPSが始まってしまう。早いなあ〜〜、帰ってくればまたいつもの日常。仕方ないね、、、、














一人の時間があるってやっぱり楽しい。中学生の頃から喫茶店に行っていた身としては、友達とランチした後に 一人でお茶しながらのんびりするのは幸せだ!

毎年、この2週間のホリデーの間はネイルをやってもらうのが恒例。今年は左右を(ほぼ)同じデザインで色ちがいにしてもらった。右手は宇野昌磨さんの新しいSPからのイメージ、左は秋らしいはっきりした色。


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丁度真夏の酷暑が去って、私には丁度良い夏の気候。イギリスの夏はこんな感じ。昨日は友人達と車で逗子〜葉山まで足を伸ばして温泉に行ってきた。やっぱり日本はお風呂が最高!!


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海の見えるテラスでランチしていると、久しぶりで地中海あたりにホリデーに来たみたいだ。パンデミックがあったから、最後にホリデーに行ったのはCanary諸島のランザローテ島だった。来年あたりはまたどこかにいきたいな。

今日も懐かしい同級生とランチして、銀座のUniqloへ。ここに来ると当初の予定よりもオーバーして買ってしまう。店内は外国人が大半で、中国系の人たちは皆さん爆買い、、、免税手続きを頼まなかったのは私くらいか、、、??実は私もその気になれば免税することができるのだけれど、パスポートが必要で、さらにパスポートは日本のだから、海外在住の証明とかも必要で面倒くさいので、たったの10%なら、、、といつも無視してしまう。別に銀座じゃなくても良いのだけれど、いつもUmiqloは銀座で買ってるし、実は数日前にオープンしたCosta Coffeeに行きたかったのだ。

Costaは私が毎朝仕事の前にコーヒーを買っているカフェだ。スターバックスのようなスタイルで、珈琲はイタリア式の本格派。私はスタバのコーヒーを美味しいと思った事は一度もないが、コスタの珈琲はお気に入りだ。(でも検証結果によると、カフェイン含有量が他のチェーン店を比べてかなり高いらしい。)まさに「いつもの珈琲」が飲めるのは嬉しい。コーヒーはマシンで入れるので味は変わらない。大きな違いはスナック類だ。
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「なに、このケーキやマフィン、、、??」というのが正直な感想。こんなに可愛いケーキ類はイギリスには無いぞ!!店内も広々としたスペースでちょっと高級感あるし、スタッフも日本ならではの丁寧さと親切さ。いくら同じといってもやっぱり「サービス」が違いすぎる、、、、これをイギリスに持って帰りたい。値段は似たり寄ったりかな。ロンドンに戻ったら、いつものCostaのお姉さん達に見せてあげよう。ここは銀座から少し歩いて、ほぼ歌舞伎座の手前なので、ちょっと一息つくために銀座の喧騒を外れていて良いかも。まだオープンしたばかりだからか、混んでいないし。

あしたは家族と温泉一泊旅行。なんでも部屋に露天風呂がついているそうで、母との良い思いでになるかな。そうこうするうちに日本滞在も残り少なくなっていく、、、仕事をリタイアしたらもっと長くいられるのにな、、、お天気・気温は悪くなさそうなので、帰るまで持って来た夏服でなんとかなりそう。私にとっては「夏」なのに、日本の皆さんはもうカーディガンとかジャケットとか着ているのでとても違和感。
私には25℃は真夏の気温なのだ!!











 日本に来ると、あっという間に時間が過ぎていく。今回はいつものように遊び歩く時間はなるべく抑えて夜は実家で過ごすようにしている。94になった母と、あと何回、どれくらい一緒の時間を過ごせるのか、、、?海外で生活している以上仕方がないとはいえ、心が痛くなる。

それでもやっぱり2週間のホリデーは貴重なので、友人達との時間も大事。お昼を食べながらのおしゃべりや懐かしい仲間達との集まりは至福の時間。そして今回のハイライトは、なんといってもCarnival On Ice。

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去年は昼間のJapan Openに行ったけれど、今年は夜のCaOIのほうへ。というのも、なんと!チケットをいただけるという信じられない幸運が舞い込んできたからだ。二つ返事で行くことに決定!すごく見やすい席。年のために双眼鏡も持参したのだが、ほとんど使わなかった。
一部は私もYoutubeで時々みていたピアニスト、ハラミちゃんとExcileのタカさんがオープニングを飾り、私としてはボーナス案件、しかもハラミちゃんは私の大好きなQueenのボヘミアン・ラプソディーを弾いてくれて嬉しかったのだけれど、ショーの初めに「皆さんもご一緒に」と盛り上げて歌おうとするタカさんへの反応はちょと薄かったかも。

選手達は昼間に試合があったので、お疲れだったとは思うけれど、やっぱりこれだけのメンバーが揃うのは豪華だ。イザボー・レヴィト選手は去年よりぐっと成長している。この選手はミラノまでに「来る」予感がした。スイスのキミー・ルポン選手は170cmになっているそうで、今は本当にガリガリの体型だけれど、これからがどうなっていくか、、?日本の友野選手、島田選手、この夏のアイスショーでの成長が新しいシーズンにどう生かされてくるのか、楽しみだよね。

そしてなんといっても感動だったのが、一部ラストの演目、ステファン・ランビエル、宮原知子、荒川静三者のコレボでのMiss sigon!! この夏にFriends On Iceで披露されたこの絶品プログラムをここで生で観られるとは思わなかった!!震えるほど素敵だった!さっとんとステファンのスケートがみられて本当に嬉しい!そして荒川さんのなんと、なんと美しくも感動的な演技!特にMiss Sigonはわたしは全てストーリーも英語歌詞も暗記しているので、本当に解釈といい滑りといい、素晴らしい作品だった。

第二部にトップスケーターを集めた構成だった。ジェイソン、ケヴィン、花織さん、イリアくん、みんなそれぞれの良さが観られて楽しかったけれど、やっぱりリンクで実際に観ると、スケーティングの技術やスピード、エッジの使いなんかの違いが解る。

大トリは予想通りで宇野昌磨選手。これが今シーズンのフリーのお披露目ということで、これを期待して来た人が多かったはずで、曲が始まるとみんな息を飲んで見守る。一瞬で空気を変えることができるのが、昌磨さんの凄いところだ。ショートのプログラムも別の宇宙感があったけれど、このフリーもまた、別世界に舞い込んだような空気をまとっている。振り付けは宮本さんのはずなのに、なぜかとてもステファンっぽい。

今までに無かったような足さばきのステップや上半身のうねり。前半が早いテンポで、後半からがスローなピアノ、これはコントロール技術が一発で見抜かれてしまうプログラムだ。ちゃんと見返していないのだけれど、ステップシークエンスが曲の変わり目をはさんでいた、、、??一度ジャンプで変な転び方をしたので、あれで一瞬肝を冷やした人も多かったと思う。直後のフィナーレでは一人だけ出て来ないので「怪我したのか!?」とあせったけれど、その後に一人クリムキンイーグルで出て来たのは演出だったようだ。

翌日のGP出場選手の記者会見では、いつもの仏頂面の昌磨さんで、ほんとにファンにはサービスしても記者には媚びないいつもの彼だった。今季の日本男子はほんとにやばそう。鍵山くんは日本一になる気満々だし、それはたぶん三浦桂生くんも同じ。中堅の高志郎くん、草太くん、佐藤駿くん、みんな表彰台を目指してくる。そんな中で、一人「自己満足」の目標を掲げた宇野昌磨、、、、シーズンが楽しみだね〜。

そして観られて嬉かったギャビーとギョームの演技。別レベルの演技で、まさに大人の世界。ああいう雰囲気はなかなか日本選手には出せないセクシーさだから、私のとなりにいた若い男の子もため息混じりに見入っていた。以外と印象に残らなかったのがイリア・マリニン君だ、、、昼間は4Aを降りたとのことだったけれど、やっぱりあの第二部のメンバー、ステファンや知子さん、ジェイソン、荒川さん達のなかで見てしまうと、スケーティングが見劣りしてしまう。そして、やっぱりリズムのセンスが今一なんだ、、、まだ若いとはいっても
大ちゃんや羽生くん、昌磨君達はもうあの年齢でスケーティングに注目されていたから、やっぱりもって生まれた才能・センスなんだろうなあ、、、、、でももちろん彼のジャンプ技術はピカ一だから、4回転の神で勝負してくるだろう。昌磨さん、やっぱり最低でも4回転4本は降りないといけなくなるかな。

これからみんながそれぞれのプログラムを磨いてくる、楽しみ、ワクワク!!
本当に行けてよかった。幸せな時間だった〜〜



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