見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 日本のドラマ


久しぶりにドラマをぼ〜っと観た。 日本に行く前から、観る時間がないままになっていた「華麗なる一族」。 いろんな方面からの情報で、「かなり笑える大芝居」と聞いていたので、ちょっとどんなものか楽しみだったのだ。華麗なる出演者リストで、TBSが力入れた大作だという事が伺える。

いや〜〜、成る程ね・・・・、

戦後の高度経済成長を続ける激動の日本という背景からくる重圧感、財閥や政治家、公家といった、普通でない一族の家庭環境、一見して何かがずれてる違和感の面白さ。 皆さんの大仰な芝居に圧倒されながら、3日で全話観てしまった。原作は山崎豊子さん。実際に当時起こった事件をモデルに書いた作品ともいわれ、こういった社会派なストーリーは、幅寛い視聴者を飲み込める。

それにしても、、、なんかヘン・・・??この違和感は何だろう。 これだけ豪華な出演者が揃っているのに、不揃いな感じ。出演者という訳じゃないけれど、中でも一番の違和感なのが「じーさんの絵」だ。鉄平(木村さん)に似せる為か、若年寄りみたいな顔になってる。 顔は若くてスリムなのに、そこに皺と白髪を乗っけてる感じ? 私的にはかなり受けて、じーさんの絵が出て来る度に「なんかヘンだー!」と楽しんでる。

昭和40年代に、鉄平さんみたいな髪をした人はいなかったよね〜。ヴィジュアルが違うんですけど! 今までいろんなドラマで「キムタクの・・・」で役をこなしてきた木村さんだけど、やっぱり限界じゃないのかな。役者さんじゃないからね〜。 今回ははっきり言ってミスキャストだったんじゃないかな。木村拓哉さん自身の魅力と役柄がマッチしてないよ・・・
「ロングバケーション」の瀬名とか、「Hero」の久利生とか、彼のキャラが演じる役にうまくハマったドラマもいくつもあるのは確かだけれど、今回は万俵鉄平に見えて来ないいつものキムタクさんが主役で真ん中にいるから、回りの人達の昭和っぽい大芝居が噛み合わないのだ。

でも、北大路さんとの睨合いは力があった 。真面目で率直にぶつかって行く勢いがあって良かったと思う。なんだかんだ言いながら、結局は一気に観てしまったわけで、きっと観た人たちはみんな似た様な思いで、結局毎週観てしまい、視聴率に繋がったという事じゃないのかな。 テレビ番組が今だにやっぱり視聴率で評価されるのであれば、こういう成功の仕方もありでしょう。そうだ、一番作品にマッチしていたのが、服部隆之さんの音楽かな。皆さんの大芝居をあおる事3倍位の威力があったんじゃ・・・

このドラマのように登場人物が多いと、少しの場面でキラっと光る事のできる役者に目がいく。 今回私が注目したのは、お母さん役の原田美枝子さんと、長女役の吹石一恵さんだ。 妾の相子に座を奪われているのを象徴するかのように、母である寧子がアップで撮られたシーンが極端に少ない。 演じているのが原田美枝子さんだと解っていても、顔が大写しになる場面がとても少なく、小柄で大人しい寧子の場面は回りに押されがちに見える。でも随所で寧子という女性をきちんと見せている原田さんの存在感は嬉しかった。

一子役の吹石さんも同様。彼女は実はまだ若い女優さんだ。実年齢は24才。今回は不幸せな結婚で子供もいる役だけれど、それなりの年齢の長女にちゃんとなっていた。彼女を初めて観たのは映画の「Sabu」だったけれど、当時藤原竜也さんと同じ二十歳の吹石さんに確かな将来性を感じた。これからを楽しみにしている役者さんの一人だ。この役ではちょっと影があって、奇麗だったなあ〜

まだまだたまっているビデオ。ハケンの品格」「サラリーマン ネオ」その他バラエティーもの、実家に届いてた「オレステス」(これは舞台を観たから後でもいいかな)インターネットレンタルからは「Sayuri」が届いてる。今日からは彼も仕事開始で、早速遅番だそうな。夜一人だからゆっくり観られるぞ〜〜!

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遅くなってしまいましたが、いつの間にかのあのカウンターが20000ヒットを超えていました。
いつも寄ってくださる皆様、ありがとうございます。
キリ番を踏んだ方にはのあからメッセージがあったのでしょうか・・?

せっかく送ってもらったビデオがなかなか観る時間がない。やっと観たのが「拝啓・父上様」。
大きなインパクトという訳ではないけれど、倉本聡さんの脚本と出演している人達の相性がとても良く、観ていて気分が良い。二宮和也君は、「青の炎」でも「優しい時間」でもとても無理の無い自然な感じだったけど、この役も辺に主役として出しゃばっていず、ナチュラルでよかった。

何といっても今回は、八千草薫さんだ! 今までに無いキャラクターで毎回笑える。登場人物に嫌な人が一人もいない。うまくできてる。それにしても八千草さんの、純粋な子供のようでいて、ちょっとずれてて、それでいて老舗料亭をしっかり取り仕切っているおかみさんが、とても可愛い。 若女将役の岸本加代子さんも、難かしい役を丁度良く演じてる。ドラマの中で唯一泣けたのが、おかみさんが運ばれた病院で、「私のせいなの?」と言って泣き崩れた律子さんのシーンだ。岸本さんの演じる律子は「嫌な奴」ではなく、初めからずっとと苦悩している姿が見えていた。

地元がどんどん無くなっていくというのは、時代の流れと共に仕方のない事だとあきらめていくしかない。
私の実家も東京の中心にある。子供の頃には街中が一軒家だったのが今では全部6ー8階立てのマンションに変わってしまい、その分外からの人が増えた。 土地を売って引っ越してしまった人達もいて、今では生まれ育った場所に里帰りしても、あいさつする人すらいない。 地元の学校に行ってなかったので、友達もいない。不思議なもので、里帰りの度に、私は誰にも道で挨拶する必要のない2週間を過ごすのだ。

我家も私が高校3年の時に取り壊して6階立てのマンションに立て替えた。 生まれ育った家がなくなるというのはやはり寂しく、工事の間の仮住まいに引っ越した後も、取り壊しまで2週間位あったので、学校の帰りに何度が空になった家に寄ってみた。
家具いっさいなくなったがらんどうの家はやけに広くて、電気も切ってしまった家の元私の部屋に、しばらく座っていたりしたっけ。おかしなもので、あれからもう20年以上経つというのに、今でも夢に出て来る家は昔の家だ。日本の夢を見る時に、今のマンションになった家が出て来た事は本当に一度もない。私の中に「実家」としてインプットされているのは、17才まで住んでいたあの家なのだ。

帰る度に街が変わって、新しい人たちが増えていくというのは、だんだん自分の帰る場所が無くなる様な気がする。 今はまだ家族が健在だけど、あと10年後はどうなってることやら・・・・・父が地元町会の副会長をしているため、去年秋祭りの時期に帰った時は社務所で町会のおじさん達と話ができた。
子供の頃に引いた山車は記憶していたより小さく、第一、山車を引く子供がいない・・・もっと賑やかだったのに、と思わずにいられなかった。全ての町会揃ってのお神輿の行列も、昔よりルートが短くなっていて、「え〜、あっちの神社まで行かないの?」と思った。大人の神輿も殆どはかつぎ屋さんがやってきて担いでくれてるらしい。(日本全国のお祭りを廻ってる担ぎ屋さんがいるそうだ)

なんだかドラマを観ていたら神楽坂周辺にも行きたくなってきた。随分行ってないなあ〜〜 昔、歌のトレーナーに紹介された咽喉科の先生がいて、神楽坂といえば「喉が痛くなると行く所」という感じがする。今回は彼も一緒な事だし、下町散歩という事で飯田橋から新宿まで神楽坂周辺をぐる〜っと歩いてみますかね・・・・

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なんなのよ〜〜!

土,日と丸2日間、サーバーの不都合で殆どネットに繋がらない状態だった。
メンテナンスならそうお知らせがあってもいいのに、特にきいてないし、まる2日っていうのは、ちょっとひどくない? 私なんか私用でしか使ってないけど、仕事で使ってる人たちはどうなるわけ?

まあ、このぺージがアップできたという事は、やっと回複したという訳ですが・・・・・

先週はフィギュアスケートのヨーロッパ選手権だったのに、なんとすっかり忘れて見逃してしまった! 気が付いたら今日Garaをやっていて、「うっそ〜」という感じです。フィギュアスケートは一昔前まではロシアが独占状態、そしてヨーロッパ選手権の優勝者がそのまま世界チャンピオンになる流れが多かったけれど、最近はすっかり様子が変ってしまった。

ヨーロッパの中でも優勝者の国がバラけてきたし、今や日本までがメダル争いに食い込んで来て幅が広がってる。 採点方式やルールも変って、観る方にとっても分かりやすい。観ながら大体の点の検討が付けられるから、半分ジャッジ気分で観る事ができて楽しいし・・・。 次は3月の東京での世界選手権。これは忘れずに日程をチェックしておかなくちゃ!

瑠璃の島」をやっと観た。やっぱり沖縄ロケは奇麗だあ〜〜〜!

話に聞いて思っていたよりも、淡々と観てしまった。どちらかというと、ソープオペラにできそうな話だなあ〜

あのまま、島の人たちの生活を延々と描いていくなんてどうかしら?高原さんは去ったけれど、またどこからか別の人がやってきて島民の仲間入りをし、逆に出て行く人もいたりして、ず〜っと何年もソープオペラ風に続いていくもの面白いかも。

特に主張するテーマがあるという風には感じなかった。もちろん子供のいない島、という普通ではない設定ではあるけれど、描かれている物語は本当に自然に基本的な事だと思う。

大人でも子供でもみんな背負っているものがあって、それはひとりひとり皆違う。同じなのは、みんな必ず何かを背負っていて、少しでもそれを辛く感じないようにするにはどうしたらいいか、少しでもそれを軽くするには何が必要か、必死で探しながら生きてる。 自分でその事に気付かないでいる人もいるし、自分は何かをひきずってても、ほかの人もそうなのだという事に気付かないでいる人もいる。

気付かないでいた事に気が付いた時、人はどう考えるのか、どう答えを出すのか、、、、決めた時にどう変っていくのか、、、、これって、人が集まって生きていく上での、一番の基本なんじゃないだろうか。
自分一人でなく人と接して生きて行くために、皆が気付いて考えなくちゃいけない大事な事。自分の痛みと人の痛みにどれだけの違いがあるというのか、、、人を思う心を育てるために必要な事がストーリーのあちこちに散りばめられてる。

瑠璃が中心にはなっているけれど、回りが流石にみんな素晴しい。 各々の背負っているものがバランスよく描かれてて、良いドラマになってるよね。緒方&賠償コンビ、素敵です!この2人好きです。
子供が軸になってる中で、回りがちゃんと大人のストーリーをきっちり見せてくれると真実味が増す。

川島=高原さんも、出しゃばらずに良いところみせてくれますね〜。う〜ん、竹野内さんの高原さんは、西嶋ショウより私のタイプかもしれない・・・・こういう男に弱いんですよ〜私・・・


沖縄へは本当に一度行ってみたいな。Dr コトーを観ても思ったのだけど、本当に明るさがまるで違う。いつも里帰りは強行スケジュールであっという間だけど、少し東京での時間を減らして沖縄まで足延ばすのも良いのかも・・・


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昨日更新しようと思ったら、どうやらのあのハーボットがメンテナンスをしてたみたいでした。 最近は、ページチェックすると、「まや、おつかれ」ってのあが話しかけてくれる・・・本当に可愛い奴!!

裏技DVD/VCDのサイトでそろそろ新作・・・と思って行ってみると、ありました秋クールドラマ。
作品によってVCDだけだったりDVDと両方出ていたりするけれど、今回「凝縮版DVD」というのが出ていた。

普通の1クールものは、VCDだと8ー9枚になる。DVDで6枚かな。「家族」は短かったわけだけど、8話がDVD3枚になってる。これからは、VCDの代わりにこの「凝縮タイプのDVD」が取って変っていきます、という説明がしてあったけれど、クオリティーが心配だあ〜

このタイプのサイトは、扱ってる商品が香港産、マレーシア産、台湾産、等いろいろあって、同じタイトルでも少しずつ違うんだよね〜(正規版は別だけど)サイトでは、VCDよりはクオリティーが良い、とあったけど、去年DVD3枚になってた「輪舞曲」は画像が悪かった!!
もちろんその分安いわけだけど、友達にあげてしまって、後で本編6枚+得点付きのDVDに買い直してしまった。中国の正規版とやらで、1800円。
輪舞曲はね〜〜西嶋ショウのキャラに惚れたもので、、、保存したかっただけなの・・!

輪舞曲は11話だけど、初回と最終回が長かったから12回分あるはずで、それがDVD3枚はちょっと画像が雑になっても仕方ないよね。それにくらべたら「家族」の3枚はましかなあ〜? DVDだと字幕が消せるというのがVCDと違う所。あとシーンセレクションができるから、場面を飛ばせる。VCDだとチャプターが無いから、時間をチェックして「今、何分目」と確認してからストップボタンを押さないと、止める度に最初に戻ってしまいます。

結局いくつかのサイトを検討して頼んでしまいました。「家族」のDVDとVCD版「瑠璃の島」。瑠璃の島はいろんな人が「良いよ」と言っていたドラマで、先日のSPを録ってくれた友人が、「やっぱオリジナル観ないと解んなくない?」というので、頼みました。
これでもしかすると、竹野内君オールクリアかな・・・特に2000年以降の彼に注目してるので、これで多分全部のはず。

ひとつ残念なのが、今までに利用したサイトで良かったのが、上海のサイトで中国版のDVD。ここは日本に滞在中に利用したサイト。海外までの発送もしてくれるらしいけれど、支払いにクレジットカードが使えない。私は日本の銀行にはいっさい口座を持っていないので、こちらからは頼めないのが残念!むしろ日本に住んでいる人にはお薦めです。でももちろん箱のクオリティー等は、日本と比べてはいけませんが・・・こっそり・・

新しい秋クールのドラマは全てDVDで1800円位で出そろってました。ここでの「家族」DVDは4枚組になってる。マレーシア版よりクオリティー良いんじゃないかなあ〜 ただマレーシア版の箱写真が良かったのですよ! こちら

あと探したいのが台湾版なのだけど、これがあまり見つからない、、、オークションサイトでたまに出てるようだけど、直接お店のサイトにアクセスできないからなあ〜


ず〜〜っと太陽が出ない状態で雨が降ったりやんだりだったのが、ここ2ー3日は日が出るようになった。で、いつの間にか午後4時過ぎてもまだ明るい!! これが嬉しいんだよね〜!1月も終わり頃になると陽が延びたのが実感できて、それだけで心が明るくなります。 もう少しだ、、、

その代わりに2日の間に14人が風で亡くなった。 風邪じゃなくて、風。

車が倒れた木の下敷きになったり、壁が崩れ落ちて来たり、庭の物置き小屋にいて小屋ごと潰されたり・・・
あちこちで突風、強風の被害がでてる。電気がカットされてしまった地域もあったし・・・・暖冬なのは過ごし易いけど、やっぱり地球全体が異常気象なんじゃないだろうか・・・ ヨーロッパのスキーリゾート地から雪が無くなっていくだろうという事だし。

喉をやられた炎症ももう2週間治らない・・・昨日あたりからは少し気分良くなってきたけど、今回のはしつこいよ〜〜!早く春になって、また元気を取り戻さなくちゃ!

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風邪ひいたみたい・・・・喉が泣きたいくらい痛いので、痛み止めを飲んで仕事に行ってる。
でもおかしいのは、他には何の症状もない。喉にくれば必然的に鼻もやられますよね普通。でも喉の痛みが下に降りて来ると、気管支をやられて咳きが出るのがつらい、、、、

日本でも、アマゾンかポスレンとかネットでのDVDレンタルがあるように、こちらでもポピュラーです。去年はこちらのAmazonを半年位利用したけど、1ヶ月に3枚って、最初は良くても、そのうち仕事が忙しかったりすると、観る時間が無くなってしまって、結局キャンセルしてしまった。

ケーブルのDigitalTVもPay per Viewといって、選んで1本ずつ買うシステムが充実していて、500本近い映画がいつでもテレビのリモートボタン1つで買える。でも値段はネットレンタルの方がずっと安い。
いろいろ探して12月に登録した所は、3ヶ月毎に最低金額をトップアップして、その間は4枚まで借りられる。3ヶ月で4本なら無理のないペースなので、決めました。もちろん街のDVDレンタルショップで借りるよりずっとお特で、何日でも手もとに置いておける。

ふと、いったい日本の映画ってどれくらいこちらのレンタルに入ってるものなのか、と興味が湧いた。 面白いので検索してみると、これがけっこうある。

圧倒的に多いのがアニメ映画。私なんか全然知らない物も沢山あって、シリーズ物も多い。 イギリスではそれ程でもないけれど、フランスあたりでは日本のアニメはかなりテレビ放映されていて、私の昔のフランス人の同僚も、「キャンディ・キャンディ」の主題歌をフランス語で口ずさんだりしていたっけ。

サムライ物、昔の小津安二郎監督作品や、黒沢明作品はもちろんの事。あとは日本のホラーものもこちらでは結構マニアックなファンがいるらしい。Ringシリーズや、三池崇監督の「オーディション」「死国」「仄暗い水の底から」あと一般に人気なのは、北野武作品だ。初期の作品はもちろん、「御法度」や「座頭市」は私の同僚もDVDを持っていた。こちらで一般公開もされたし。

ただ、映倫が決める年齢指定が日本とは違う。北野監督作品もホラーものも、18指定だ。「バトル・ロワイヤル」も18だった。監督は元々、「中学生に観て欲しい」って言っていたのに、、、こちらでは、バイオレンスを含む映画はほとんどが18指定になってしまう。ストーリーの展開上、子供には難かしいと判断された物もそうだし。

日本にいたら観るかどうか解らないものでも、こちらであると「観ようかな」という気になるから不思議。早速リストに追加する。「オペレッタ狸御殿 = 英題は Princess Racoon」「あづみ」「ケイゾク」ふ〜ん、どんなもんでしょうか・・・・


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すっかり日常が戻ってきてしまったロンドンですが、日本はまだ松の内。
本当はおせち料理やお雑煮も懐かしいけど、そこまではちょっと・・・高いし、1回食べられれば良いだけなのにもったいないし。

で、年末に買った太打ちのお蕎麦がしこしこで、とっても美味しかったのです! 今日明日は彼の仕事の時間が遅いので、夜は私一人。という事で、近くのスーパーで買った、ぷりっぷりのシメジとエノキを卵でとじて「キノコの卵とじ蕎麦」にしました。 

この太麺のお蕎麦、本当はザル蕎麦のほうが歯ごたえあって美味しいかな、とも思ったのだけど、シメジのしこしこ感と良く合って美味しい!本当にお蕎麦なんて久しぶり・・・・1年以上振りかなあ、去年食べた記億ないし。エノキって、こんなに良い香りがするんだね。 Waitrose(大手スーパー)で見つけるまでは、しめじやエノキなんて日本食料品店でしか買えなくて、しかも冷凍を戻したものらしく、こんなに良い香りはしなかった。すごいぞWaitrose!大好き!

彼のいない数日間の夜を利用して定期便のビデオをひたすら観る。家族」はもう実は某所で観ちゃったんだけど、画面が大きいとやっぱり違う。 竹野内さんの亮平はかっこ良いし、悠斗くんは本当に可愛いし、石田さんはとても奇麗。

不思議なドラマだねえ〜 普通に淡々と観ていて、気が付くとあちこちのシーンで自然に泣きながら観てる・・・自分で「あれ、、」と思ったら涙がこぼれてる。そんなに感動的って程にも感じなかったんだけど、自然に「気持ちが解る」っていう事なのかな?

でもね、、ちゃんと観てみると、結構所々でやな奴=亮平な場面があることに気付く。 訳がわかんなくて、ちょっと自信がなくなると、「なあ、ちゃんと話さないか?」って下手に出てるけど,けっこう理美に対して横柄な態度も取ってるよ。

話し方にしても、理美がちゃんと話してくれなくてイライラしてくると、「頑固で人の話を聞かない男」の物言いになってる。やっぱりあれも計算して台詞の言い方考えたんだろうなあ〜〜

星野真里さんのキャラは、どうして出て来たんだろう、、? 彼女は上手いからちゃんと演じていたけれど、出て来た必然性が解らない、、、
なんで、、? 津久野っちが心配したみたいに、離婚でむしゃくしゃした亮平がキャバクラからお持ち帰りしちゃって、晋ちゃんとゴタゴタにでもなったら面白かったのにね。 さやかにしたって、あんなに簡単に人の気持ちを受け入れるっていうのがちょっと奇麗事過ぎるし。

でもやっぱりねえ〜、あんなに短期間でキャラが変る男なんているわけないじゃん! と突っ込みたくなる。やっぱり最後は皆してでき過ぎだよ〜〜〜!
まあ、やっぱりたかがドラマですよね。そう、観る人には希望を。みんなが最後は良い人になって幸せになるのです。

いつもは1クールドラマはビデオ2本なのに、「家族」は1回分録画が抜けてたせいもあって、ビデオ1本に収まっちゃってました。やっぱり短い、、、?

ところでいつも思うのですが、日本のドラマは、画面が明るい!

これは本当に、こちらのテレビを観てから、日本のビデオに切り替えると一発で違いがわかるのです。つまり、外でのロケ場面になると、画面のトーンが違う。
こちらのドラマはいつも背景がグレーがかってる。建物と灰色の雲がくっついてるし、だから画面に立体感がないのです。それにくらべて日本のドラマは、空は高いし青いし、雲は白いし、建物に太陽の光が反射して、画面の絵全体が明るい!

秋ドラマでもうひとつ観たかったのが、Dr コトー診療所。やっぱり前作が良かったから楽しみにしてました。こちらは確か沖縄ロケ。それこそ画面のトーンが明るくて奇麗です。

あれ、、、 第一話が抜けてる、、? 最初のストーリーだけ、番組サイトでチェックしなくては。観るのは明日にしよう。


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散々な日だった・・・・

クリスマス前最後の平日休みという事で、予定ではお昼過ぎまでにクリスマスショッピングを終えて、その後ホリスティックマッサージ&リフレクソロジー合わせて1時間半、 4時半頃には家に戻って、夜はビデオ観てネットしてゆっくりしようと思ってたのに、、、

彼の仕事が遅番の日は12時半まで帰ってこない、しめしめ、一人で納豆でも食べようかなんて思っていたのに、、、!

マッサージが終ってさて帰ろうとしたら、地下鉄が何やら遅れてる、しかも大混雑!やっとの事でバスに乗り換えたら、これがまた大混雑の大渋滞。 West End(ロンドン中心地)を出たのが3時50分くらいで、家に着いたら5時半近く。

そこで、鍵が無い事に気付く 

ほら、休みの日っていつもと違うバッグを持って出るじゃないですか!しばし呆然、、 彼は夜中じゃなきゃ戻ってこない、でも家に入りたい!仕方なく4つのショッピングバッグをお隣さんに預けて、また都心へ戻る・・・・・ 彼の仕事場は、私がさっきまで優雅にマッサージを受けていた所から駅一つ。完全逆戻り! 鍵をもらってまたUターン、、、  やっとこさ家に入れたのは、8時だった。なんてこと!貴重な休みの日の3時間半が無駄に終ってしまった・・・

で、秋ドラマの到着までの間に、「結婚できない男」と、映画「東京タワー」を観た。「東京タワー」は、岡田准一君と黒木瞳さんのやつ。あと、「サラリーマン・ネオ」 

う〜ん、どれも,可もなし不可もなしってところでしょうか、、?「サラリーマン・ネオ」は、オリジナルの時はもうすごく面白くて、シリーズ化と聞いてすごく楽しみにしていたんだけど、、、 今ひとつ「ネタ切れ」な感じがする。シリーズはきついかも?「サラリーマン語講座」なんかはすごく面白いのに、やっぱり他で笑いのネタが、今ひとつな感じ。 だけど生瀬さんは、本当に良い声だなあ〜〜!

「結婚できない男」は、まあ、漫画でも読んでる感覚で観たっていう感じかな。夏川結衣さんは、「青い鳥」で初めて観た時は、奇麗だけどいまいち弱くて、演技も硬かったけど、次に映画の「蔵」での役はとても良かったので、ちょっと驚いた。 
「人間の証明」で、竹野内さんの幼なじみ役をやった時は、奇麗さと可愛さと、さばさばしたお姉さんっぽい味がうまく出てて、「ああ、こういう役のほうが合ってるんだ」と思ったっけ。ちょっと年を重ねた夏川さんを観てこの10年で上手くなったなあと思う。

岡田准一さんは、本当に奇麗な顔してる・・・ 実は外見だけで言わせていただくと、こういう顔の人は私のタイプ。見ていたい、と思う男 

ジャニーズの人達はみんな器用だから、はずさないねえ〜 岡田君といえばやっぱり「木更津キャッツアイ」なのだけれど、私は「タイガー&ドラゴン」での彼がとても好きなのだ! まあ、「岡田君がやってる」というのが一番にきちゃうのは仕方がないけれど、いつもとってもナチュラルじゃない?  そういえば、蜷川さんの「エレクトラ」で大竹しのぶさんと演ったんだよね、オレステス役を

「東京タワー」は、やっぱり寺島しのぶさんが光っちゃってます。本当に上手いです。 なんていうんだろ、正統派、演技派って言えば良いの、、?底力感じます。

もうほとんど覚えてないドラマで、「愛しすぎなくてよかった」っていうドラマがあった。あの時の出演者で、全然知らなかったのに「うわ、、上手い!」と思った役者が2人いた。それが藤原竜也君と、寺島しのぶさんと知ったのは、かなり後になってからだった。

まあ、散々エネルギー使った一日だったので、可も無し不可も無しなドラマを観てぼ〜〜〜っとするのも悪くないです。ちなみに全部を今日観てたわけじゃありません。今日観てたのは「結婚できない男」でした!


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成る程ね、やっぱりうまく終ってしまったのね。「家族」の最終回。
出だしが面白いなと思ったのだけれど、中盤3話位で何となく先が見えてしまった感じ。

あんな風にはならないでしょう〜普通!

第一、妻が出て行って、途端にあんなに反省して変われる男なんて存在するのか・・・?
人間なんて簡単には変わらない。だから皆我慢して、我慢して、話会って、でもこれからは気を付けるようにするねなんて口約束は3日もすれば忘れ去られる。

そんな事を何年もかけて何十回も繰り返して、それでも子供のために離婚に踏み切れないでいる人達が沢山いる。 あるいは、疲れきって、最期のエネルギーを離婚に使う。憎みはじめたらキリがなくなって、少しでも自分に有利になるように争う・・・・

あんな風にほいほいと良い人に変わっていって、おまけに降って湧いたように助けてくれる人や味方が出て来て、話がうますぎるよ〜!

・・・・・とあまりにムシの良いドラマの終わり方に突っ込みはじめて、「まてよ、、、」と、ふと気が付く。

そうだよね、、、、だってドラマだよ。観る人には希望を与えてあげてもいいんじゃない? そんな終わりにならない現実に生きている人たちが、「ああ、こんな風だったらよかったな、もう少し、優しくなれたら良いのかも、、」って思えるように。

くつろぐ為に付けたテレビから、痛い現実を突き付けられたら、観てるほうはやってられない、、、、、 だから、ドラマっていうのは、あれで良いのかもしれない。

って、いきなり180度変えるなよ! って声が聞こえそうですが、確かに心温まるような展開だし、ほのぼのと泣ける場面がありました。  6年間の理美と亮平の行き違いがどんなだったのかも、理美の気持ちの描写も詳しく明かされないままだったから、一番大変だったのは理美を演じた石田さんだったと思う。

でも、少ない場面でうまく気持ちを見せていたんじゃないかな。説明は抜きでも、気持ちは解る。5話だったかな、晋ちゃんの家の前で亮平につかまって「助けてよ」と言うシーンでは涙でてしまった・・・・・

でもやっぱりなあ〜 あんな結末になる訳ないんだけどなあ〜 ブツブツ、、、、、

やっぱり竹野内さんの亮平は最初からかなり良い人に見えたからなあ〜 もっと悪い男でも良かったんじゃないかしら? それとも竹野内豊に悪い男はキャスティングできないとでも? 
怒るとキレて、殴らないまでも妻を小突く位の男でもよかったんじゃない?

まあ、多分この二人は今までの時間の間では「夫婦」になれていなかったって事なのかな。一緒に暮らしていても、ちゃんと「家族」になれていなかった。お互い離婚に合意した後で、本当に家族としての絆をこれから作っていけるかどうかが、最期の「あのさ、、」で始まるのでしょう。

それにしてもこのドラマ、当初に言われていた「男の家庭」やら、公式ページにある「離婚から始まる、、・定年からはじまる、、、」っていうコピーをみると、相当いろいろあってああなったんだろうな、と想像できる。

でも久しぶりにナチュラルな竹野内さん演じる等身大の亮平は、良かったな。 悠斗役の秀星君とのコミュニケーションがすごく良くて。子供(子役)としてじゃなく、一緒に仕事するパートナーとして対当に演技しようとしてる感じが伝わってきた。

竹野内さんのような役者は、主役の時はリーダーシップがとれて、脇にまわった時は、主役を光らせるようなサポートができる。これって稀少価値・・・・?

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やっとドラマの「家族」を6話まで観られた。こんなにリアルタイムに近いのは初めてかな。

明日はいよいよ第8話で最終回だそうだけど、なんだか話がスローぺースだなあ・・・
3話くらいまでのほうが、リアルで展開に納得できた気がする。

で、ほぼ同時に前クールでやってた「不信の時」を観た。面白い!!
むしろ、こっちのほうのタイトルが「家族」でもよかったんじゃないかって思う程。

イギリスの離婚率はなんと48%!
再婚した新しいパートナー、元夫(妻)、前の結婚での子供がいれば、再婚相手の連れ子がいたり、新しい子供ができたり、あげくに愛人にも子供がいたりするような複雑な状況がかなり多い。
で、Extended familyなんて呼び方を耳にする。そう、前の奥さんも、子供も、連れ子も愛人もみんな体よく「Extended Family」として「家族」という考え方だ。

それが、この「不信の時」にぴったりはまる。
男にとっては「Extended Family」の感覚だったのかもしれないけれど、女にとっては、戦争だという現実。話はかなり現実的なサスペンスだ。「子供が欲しい」という女の執念で、ホラー映画が創れそうな位。

で、気が付いたのだけれど、有吉佐和子さんの原作本がちゃんとあってのストーリーだったのね。やっぱりね、ドラマを観てると、「本」の良し悪しが歴然としてしまう。
TVドラマの場合、ほとんどは、本の出来上がりは撮影の2-3話先くらいの進行が多いそうだ。その中で、スタッフはロケ場所やら小道具やら、事細かな準備を進めていかなくちゃならないのだから、寝る暇が無いというのも無理も無い。でもやっぱり芝居の基本って、「初めに本ありき」じゃないのかしら・・・・

もちろん、舞台の上で即興で創る芝居の面白さや、 役者やスタッフの瞬発力みたいなものを瞬時にカメラで捉えて映像にする良さっていうのもあると思う。 でもそれは、ストーリーの中で役を演じていく芝居の創り方とは別のものなんじゃないかな。

去年の「輪舞曲」の時に、竹野内豊さんがプロデューサーに、「クランクイン前に本が最期まで上がっている事」という条件を出したというエピソードを聞いた。よくぞ言った! 本当にその役を演じようと思ったら、本が最期まで出来ていなければ演じきれない部分がある。テレビ界の現実を充分に解った上でのこの条件提出は、あのドラマに賭ける役者としての覚悟を物語っていると思う。

役を演じるというのは、役者自身の技を見せるのではなく、役の人物を等身大に見せるべきなのだれど、それが何よりも難かしい。 せめて、ちゃんと初めから終わりまで筋の通った台本が必要なはず。

木村拓也さんみたいに、「彼を見せる為のドラマ」だったら別に良い。何をやっても「木村拓也がやってる」役なのだから、彼が映えるような役柄でストーリーが面白ければ、あっという間に好視聴率になる。それはそれで、面白いし良いんだけど、やっぱり私個人は、役者が演じるのを観たいもので・・・・

もちろん原作があってもドラマ用にアレンジはするだろうけれど、やっぱり元がしっかりしてるドラマは面白い。 スペシャルドラマとかに質の高い物が多いのもその為だと思う。 漫才だって、最初からオチがちゃんと用意されてるからこそ最期にどっと笑えるんであって、即興漫才とかで途中で曖昧になってオチがぐたぐただと、興醒めしてしまう。

ドラマは現場の瞬発力で創っていく物なのかもしれないけれど、演じた役者が一年後にはその役の台詞も覚えてないんじゃ寂しいよね。出てたのかどうかも覚えてなかってりして・・・??

藤原竜也君が「エレファント・マン」を20歳で演じる事になった時、20年以上前にこの役を演じた市村正親さんと会う機会を設けてもらったそうだ。その時に市村さんが、藤原君の前で芝居の一部を演じてみせてくれたとか。 演じた役を、台詞の一部を、身体が隅のほうで覚えてるって素敵な事だと思った。

ドラマの現場で、台詞がどんどん変えられていく現実を目の当たりにしてショックを受けた三谷幸喜さんが、後に映画「ラジオの時間」を書いたのは有名な話。そのわりには、本人は台本をあげるのが遅くて、東京サンシャインボーイズ時代には、最期は役者も手伝って本を仕上げていたとか・・・?

「家族」の本を手掛けた清水さんは、ご自身のブログで「本当にいろいろあった」と書かれていらっしゃったけれど、苦しい状況での作業はさぞかし大変だったはず。だからこそ、きっと本当はもう少し違った状況で書きたかったという思いもあるのでは・・・・?

家族の最終回がどんなオチになるのか、楽しみなようでいて、がっかりさせないで欲しいという思いもある。きれいごとになっちゃって欲しくないなあ〜〜


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びっくりしました

昨日一日のアクセス数がいきなり跳ね上がっていたので、何かの間違いじゃないかと・・・・・

もしかして、竹野内さんの事を書いたから?、、、、

いろいろと私が勝手に思ったままを書いているブログですので、もしファンの方とかで、不快に思われた方がいらっしゃいましたら、どうぞお許しを、、、

コメントやメールは大歓迎です。ぜひ足跡を残してください。メールはプロフィールの下から、フォームにて受け付けています。

遊びにいらしてくださった折には、このブログの同居人、のあ君にも声をかけてやってください。 今日はぐーたら寝てるようで、呼びかけようにも呼べないくらい熟睡しておりますが、通常は、 をクリックすると、ちょっとだけお相手いたします。

裏技サイトで購入したVCD(海外生活の裏技ードラマ編 で紹介してます)の「氷の世界」

出た〜〜!ついに出ました、不良品

これはやはりテレビからの録画だと思うのですが、コマーシャルも主題歌の部分もうまく跳ばして結構奇麗に入ってます。 だた1か所だけ、テレビ放映でいうと、ちょうどCM明けから次のCMまでの12ー3分の部分が、スポンと飛んでいる!で、その代わりにその前の12ー3分が2回入ってしまっているのです。

おそらくは、VCDをコピーした時に、同じパートを2回入れてしまって、入るべき次のパートが抜けてしまったんでしょう。

このドラマは当時、日本からの定期便で観ました。観たんですけど、、、、 ほとんどちゃんと覚えてませんでした。

おおまかなストーリーは覚えてて、最期の中嶋さんの独り舞台にびっくりしたものですが、(北の国から の蛍しか知らなかったので)中村トオルさんの鵜城の事も、今や格闘家の金子賢さんも、及川光博さんの事も、何故か忘却の彼方にありました。

覚えていたのは、主演の二人、竹野内さんと松嶋さん、木村多江さんと、内田有紀さんくらいでした。 だから、今回VCDでは、けっこう新鮮に観る事ができたのだけれど、やっぱり抜けている所が、よく思い出せない。

抜けた部分の次のシーンは、英器が鵜城から解放されて警察から出て来た後、鵜城が英器の恋人だった月子を、半分おどすように刑事課に配属した所だから、確か、二人が恋人関係で捜査の内容を月子が漏らしていた、って事が鵜城にばれたんだったかな・・・?
でもこの後で英器と鵜城は手を組み始めるんだよね、、、? 情報を回せって話だったっけ?

いや〜、このドラマははっきり言って、役者が可哀想だったと思うのです。 確か脚本の野沢さんは、前作の「眠れる森」で、早くから犯人を当てられ、この「氷の世界」では、絶対に最期まで犯人がわからないようにしたい、という意気込みで本を書かれたそうですが・・・・

あまりにも、みんながどこか怪しく見えるように創られているため、役者が一環して役のキャラクターを演じきれなくなってしまってる。

松嶋さんの塔子なんて、いったいどういう性格の人間なのか、訳がわからない。 白とも黒ともつかないように見せる為か、台詞に感情がないし、声もトーンもずーっと同じ。愛想はないんだけど、「危険な女」には見えない。罪がなさそうに見えた後で、にやっと笑う1カットがあったりで、ほんと、最期まで訳わからなかった。

英器に、半ば強引に迫られて拒みもせずに一夜を共にし、かと思えば彼に本心は話さず、で、何を企んでるのかと思ったら、「あなたまでいなくならないで??」最期に死んだ英器(生き返ったけど)に「愛してる、愛してる、愛してる」、、、って、あなた、いつの間にその男の事がそんなに好きになったの?っていう感じですよね〜 
塔子に限らず出演者のほとんどが、その「まどわせ演出」に振り回されてしまってるような気がします。

英器だって、「そうか、そうだったのか」って毎回言ってるわりには、全然解ってなかったし。
まあ、普通にサラリーマンで、学生時代からの恋人となんとなく8年間、一応真面目につきあってきた男が、謎の女、塔子にどんどんのめり込んでいってしまう、っていうのは解るけど。

唯一、ちゃんと役を最初から最期まで演じきれていたのが、内田有紀さんの月子だと思う。ストーリーが進む中で次のステップを自分の意志で踏み出し、最期には女性としてひと回り成長してる。

う〜ん、、抜けた12ー3分の為に、返品・交換する程でもないかなあ〜
こういう所が、正規版じゃない商品を購入するリスクなんですよね。

全話で2500円くらいだったんだし、ここは抜けた所には目をつぶるとしますか



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