見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: 好きなこと


そういえば、このブログを始めてからの2年間は日本に行く意外にホリデーらしい旅行をしてないね〜。 最期に行ったのは2年前の夏のブルガリアか・・・・本当は旅行じゃなくてをしたいけど、旅をするには時間とお金と心の余裕がないと無理だからね。 悲しい事に、一庶民として仕事してやっと生活が成り立ってる凡人にはできない事なのよ・・・ツーリストとトラベラーの違いは何だと思う?」っていう台詞があったのは「シェルタリング・スカイ」だったっけ。「ツーリストはやがて家に戻るけど、トラベラーには帰る場所がないんだ」

日本では旅行なんてほとんどした事がなくて、イギリスに来てから初めてあちこちへ行くようになった。 こっちでいうパッケージツアーは、2週間なら14泊のホテルと往復のフライト、空港からホテルまでの足が確保されていて後は全くの自由。これはとても便利だ。 現地にはレップ(レプリゼンティティヴ)がいるので、必要な事だけ現地情報をもらい時間と手間を省く。あとは帰りのフライトまで個人の自由だ。 用意されたexcursion(いわゆるオプションツアー)に参加する事もあるけど、なるべく自分達の足で観光地から離れた現地の様子が見られるところを回ってみる。

2週間という時間を初めて一人で旅行したのはこっちに来て2年目くらいだったか・・・? ロンドンでいろんな国の人と知り合って楽しい数ヶ月を共有した後、帰国した彼らを訪ねて遊びに行った。泊めてもらったのはドイツのミュンヘンとスイスのバーゼル。ドイツの友達は私よりずっと年上で、「私は20歳で結婚しちゃって娘が大きくなるまで何もできなかったの。やっと主人と娘から了解をもらって3ヶ月の英語留学にきたのよ」と言っていた。 彼女のご主人が実はドイツ銀行のミュンヘン支店長だったのには驚いた。 郊外のお家は庭もめちゃくちゃ広くて、離れの部屋に優雅に1週間泊めていただいた。

昼間は一人であちこち歩き回り、夜は彼女の家で夕飯をいただきながらおしゃべり。3日目からは彼女が気を使って昼間のお弁当まで作ってくれた。 「お金かけなくて済むでしょ」って・・・丁度ミュンヘン秋の名物Oktoberfestの最中で、ご主人の関係でビアホールもレストランも遊園地もフリーで楽しんだ。
じりじり照りつける秋の太陽で吐きそうになりながら歩いたダッハウの強制収容所跡。ここは劇団時代に「ベント」という芝居をやった関係で思い入れがあった。夜レストランで落ち合った彼女に収容所に行った話をし始めたら、彼女は周りを素早く見回して「まや、あんまり大きな声でその話はしないで・・・」と言った。ドイツの人々にとっては恥の歴史なのだ。

スイスのバーゼルはドイツ、フランスとの3国境線がある。ミュンヘンからは電車で6時間だか8時間だかかかったっけ。コンパートメントの客室はとてもヨーロッパっぽくて(その頃はイギリスではコンパートメントの電車は無くなり始めてた)車窓もあきなかった。 バーゼルの友人は薬剤師。昼間は薬局で働いていた。スイスではお昼休みを2時間とって、皆家に戻ってディナーを囲む。 お昼にコースでゆっくり食事をし、夜はチーズとパンの軽食というパターンだった。私もお昼には家に戻って彼女のお母さんが作ってくれた食事を家族みんなでいただく。ワインもあけて、前菜からデザートまで。週末はお父さんもお休みで皆で郊外へハイキングに行った。

ミュンヘンに戻る電車で、途中ホントに田舎の小さな駅から10人位の一族、友人に見送られて乗ってきた女の子が私のいたコンパートメントに入ってきた。彼女の英語は片言だったけれど、それでも私の為に一所懸命英語で話してくれて・・・(ホントは私がドイツ語を話すべきなのにね)彼女はインテリアデザインをしていて、今回初めて大きな仕事をもらったのだとか。ミュンヘンの大きなデパートのウィンドウをデザインする事になったそうだ。2−3ヶ月かかる仕事になるという事で彼女は顔を輝かせてスケッチブックを見せてくれた。

もうほんとにずうっと昔の話だけど、ちょっとした事を鮮明に覚えてるよね。 う〜ん、彼と行く旅行もホントにあちこちいろんな所に行ったし、景色や経験は分け合える人がいたほうが楽しいともいうけど、また一人でも旅行したいなあ〜〜。いまさらバックパックは無理だけど、それなりにね・・・・でもやっぱり現実には時間もお金もないのでした・・・・
とりあえず、9月に彼とプダペストに小ブレイクに行く予定・・・これは思いっきり超贅沢に。

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先週は月曜に続いて土曜日の夜は野田秀樹さんのThe Diverを観てきた。私が週に2回も都心にでるのはめずらしいんだけど・・・・仕事終わってから1時間近くかけて出て行くのはやっぱりやっかいだし、一回行くと交通費だけで1200円かかるしねえ〜〜 でも思った。やっぱり私は都心が恋しい

4年前に今の職場に移るまでは、ずう〜っと中心地が生活基盤だった。これは生まれた時からで、それが私には普通だったから、それこそ中学生の頃から夜の1時でも2時でもひとりで平気で歩けるというのが当然だった。ここ10年ほどは家は郊外になったけど、それでも通勤していた頃は仕事が終わればいろんな事が手の届く範囲にあった。仕事終わってちょっとお店見て、のんびり一人で何かお腹に入れてから芝居を観たり、他の友達と待ち合わせてご飯食べたり、職場の同僚達と飲みに行ったり・・・

だいたい今の地元周辺はお店が5時半か6時で閉まっちゃうわけで、6時まで仕事の私は買い物するのにも一苦労。お茶を飲む事さえできない、スタバだって6時半にしまるのよ!・・・・ 芝居の開演時間に間に合うには絶対に30分に1本の電車を逃す事はできないし、それに合わせて20分ほどで早飯。 劇場に駆け込むのはぎりぎりだし、帰りも電車の時間があるから速攻でそれに合わせて地下鉄に乗る・・・・なんだかなあ〜〜、この4年間でものすごく行動範囲が小さくなったよ〜〜。 友達とはもっぱらe-mailかテキストメッセージで、ろくにちゃんとおしゃべりもしていない、、、こんなんでいいのかよ〜〜・・・!!と思ってしまう。

野田さんの芝居は楽日という事もあってか小さなアトリエサイズのSoho Theatreは満員だった。 前回の芝居とはうってかわって、West meets Eastとでも言おうか、能楽の要素を取り入れ、中心となる殺人容疑の女性の心理を源氏物語の女性達にからめている。 それにしてもやっぱり翻訳って微妙だね。源氏の世界ではなんだけど、英訳だとふつうにEmperor、、天皇って私たちの頭ではちょっとニュアンス違うじゃない・・? 源氏がEmperor's sonって言われてもピンとこなかったし、「私の名前はEvening face」っていう場面、源氏の女性達の一人の名前だというのは話でわかっていたけど、「夕顔」だと思い出すまで芝居みながら考えちゃったわよ。

お客さんの反応はかなり良かった。あちこちで目にしたレビューも結構好意的だったし。 大きな劇場とは違ってこういう小さい空間での芝居ってなんだかすごく懐かしい空気でリラックスして楽しめる。いつものように芝居は休憩なしの1時間半で、終わって外に出るとまだ明るい。土曜日のSOHOはすごい人。ゲイバーの並ぶ一角に昔の同僚(彼もゲイ)が店を出したというのを聞いていたので探してみる。もう閉まっていたけど、なかなかファンキーな店。恋人が変わる度に出世した彼はとうとう自分の店を持ったんだね。

やっぱりこういうざわついた空気が安心するなあ〜〜としみじみ思って、しばらく角にたたずんで街の様子を眺めていた。街の喧噪が、人のざわめきが、車の通る音が、安心する。そういういろんな音の中に一人でいるとほっとする・・・通勤は大変だけど、またもう少し都心に仕事変わろうかなあ〜〜・・・


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いや〜、行ってきたのでした、昨日のF1ブリティッシュ・グランプリ
(これはハミルトンのウィンイング・ラン。クリックすると大きくなります)

なんと結局朝6時にキャブを頼んでメイン駅のSt Pancrasへ。だって日曜日はこんなに朝早くロンドン市内に入る電車が無いんですもの!!地下鉄なんて始発が6:58って、、、ほんとに役立たず!!
St Pancras駅はユーロスターの正式な発着駅になったのですごく奇麗。姉妹駅のキングスクロスとはまさにお隣の建物だ。今まではかなりマイナーなイメージだったけど、今や国際駅だしこれから2012年のオリンピックまでに新たな路線も建設中なのでこれからもっとメジャーになっていくのでしょう。

途中から車でひろってもらう。初めて会うイアンの車はBMW。幹線道路のA43はこの日はシルバーストーンサーキットへ行く車限定に制限されている。なんといっても9万人が集まるのだから、まあ混雑の程は予想はしていたけれど、まだ8時半だというのに既に大渋滞が始まっていた。 列をさけてカントリーレーンをちょっと大回りする。同じ時間がかかるなら動いてるほうが良いし、イギリスの田舎はほんとドライヴに最高!ところがこのあたりから雨が降り始めて先行きが怪しい。
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指定された駐車場に車を入れると、ここはコーポレートVIP専用のエリアで、チケットとVIPカードを見せてクラブハウスに入る。テントとはいっても中はちょっとしたファンクションルーム並みのテーブルセッティングがされている。朝食の軽食や珈琲、紅茶、ソフトドリンクが自由に頼める。 もちろん奇麗どころのお姉さん達があちこちに気を配ってエスコートしてくれる。外はかなりの雨で足下はグジョグジョだし座れる所もないし、VIPチケットでほんとに良かった・・・


仮設のトイレも思ってたよりずっと奇麗で、内部には鏡の上に絵まで飾られてる。中だけ見たらホテルのトイレかと思うくらい。しかも女性がほとんどいないので、queue(長蛇の列)ができてるのはもっぱら男性用!こんなの初めて。 軽くチーズとハムで珈琲をいただいて初めての人達としばしおしゃべり。でも同業っていうのは狭い世界で、15年くらい前に実は会ってた・・・という人も。
club
10時半からはバーがオープン。 そして全員にシャンペンがグラスで配られる。11時からドライバー達のパレードがあるので、レース観戦の座席の確認もかねてサーキットへ。実は駐車場に入るためにのろのろと1時間近くもかかったあいだ、サーキットからマシンの音が響いていた。この日はメインのF1だけでなく、その他の小さなレースもいくつかやっているのだ。そして何故かひっきりなしにヘリコプターがあちこちから飛んでいる。晴れてたら時間までその他のレースを見たりするのも楽しいんだろうけど、この日は雨・・・ 席の場所だけ確認してオープンカーに全員で乗って手を振るF1ドライバー達をちらっと(ホントにちらっと)見てやっぱり一旦クラブハウスへ戻る事にした。もう寒いし足は泥でグチョグチョだし・・・・私は小さな傘は持っていったのだけど、うかつにも完全防備の雨具を持っていなかったので、テントに戻って透明のゴミ袋をもらう。頭に穴をあけてすっぽりかぶるとこれが何と完璧!レース観戦はゴミ袋に身をつつんでという事になった。


さて、レース! 私たちの席はスタート地点からは丁度反対側。Stoweと呼ばれるコーナーで、ここはピットストレートから最初のコーナーを回り、少しジグザグしたあとの長い直線Hangar Straightをまっすぐに下って飛び込んでくるコーナーだ。 次のコーナーから遠目に反対側へ上がって行くまでが見渡せる。スタートは目の前にある巨大スクリーンのコメンタリーで見るのだけれど、4番グリットからスタートと同時に2番手に上がったルイス・ハミルトンに大歓声が湧いて一気に盛り上がる。
次のジグザグでもプッシュをかけるハミルトンを、なんとか封じ込んだコバライネンがトップを死守する様子をスクリーンで見ていると、同時に前方から真っ白な水煙がもうもうとこちらに近づいてきた。ここからは肉眼で見えるので大歓声とラッパの音の中、すごい水しぶきの中をスタート直後の車があっという間に通り過ぎる。やっぱり早い・・・写真なんてとても無理、、第一雨だし・・・・

団体が通り過ぎて向こう側にいってしまうと、またスクリーンで見えないエリアでの様子をコメンタリーで聞きながら追いかける。やっぱりこの天気、みんな滑ってるよ〜〜! 2番手でプッシュし続けるハミルトン、1−2がマクラーレンで回ること4周、、、そして5周目!!直線からストウ・コーナーに飛び込んできたハミルトンがなんと、、、
私達の目の前でコバライネンを抜いてトップに立った!
この時の観衆の雄叫びはすごかった〜〜!だって、ホントに目の前で!!

レース開始時はかろうじて止んでいた雨が途中でまた降り出しては止み、最後には日がさしてくるというユニークなコンディションでのレースは、あちこちでスピンや接触を起した。(Massaなんて5回くらいスピンしたんじゃないかな、よくリタイヤしなかったもんだ)その中でルイス・ハミルトンだけが余裕で飛ばし続けた。 10周目を過ぎて車間がばらけてくると、ひっきりなしにマシンが通るのでスクリーンのコメンタリーが聞こえなくなってくる。さらにピットストップの後は順序を把握するのが困難になるので、ドライバーを見分けるのはマシンとヘルメットの色でという事になる。中盤以降はもうハミルトンは安定していたので、他の駆け引きも楽しめた。私たちのいたストウ・コーナーはいろんな事が起こった。ピットストレートよりもコーナーでの観戦のほうが面白いという話だったけど多いに納得。

結局ハミルトンのぶっちぎりで、なんと2位との差が1分以上! チームは「少し落とせ」とメッセージを送っていたそうだ。ルイス曰く、やっぱり水しぶきの中でのレースだと回りはほとんど見えなくて、自分のマシン以外のエンジンの音が聞こえてはじめて誰かが近くにいると解るのだそうだ。それにしても若干23歳のルイス、今年は去年程ツイてなくて、ここ2戦つづけて得点無しだったのが昨日は別人のような成熟した走りだった。 このマチュリティーはどこでどうやって培われるのだろう・・・?去年はシルバーストーンでは優勝できなかったので、すっごく嬉しそうだった。レース後もピョンピョン飛び跳ねて・・・・

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レース後はランチ。 4コースのランチョンメニューはコールドメニュー(いわゆる暖かいものではなく、サラダスタイルのもの。そりゃあここでローストビーフにグレービーソースってわけにはいかないわよね。クラブハウス全体で500人位のゲストがいるんだから・・・)スターターはサーモンをタイ風味に味付けたもの、メインはチキン&アプリコット。デザートのチョコレートババロアは私はパス。(のっかってたビスケットとベリーだけいただいた)その後チーズ&ビスケットで珈琲、紅茶とくるところなんだけど、なにせ大人数のランチなのでこの時点ですでに4時半。お腹も一杯だしそろそろ引き上げようという事で、皆とお別れの握手をしてサーキットを後にする。

いや〜〜、自分でチケットを買って行く事はないだろうけど、やっぱりこういう機会は有り難い!すごく楽しかった。やっぱりあの空気だね、そしてマシンの音、さらに報道じゃないのに何故かいつでも飛び交うヘリコプター・・・・レース自体をちゃんと観たいならむしろテレビのほうが解りやすくおっかけてくれる。実際家に帰ってから夜ダイジェスト放送で見直して「ああ、そうだったのか」って事もいくつかあった。でも一度は機会があったらやっぱり行ってみるもんだ〜!

さらに昨日はウィンブルドンの男子決勝で、こっちもすんごい事になってたね〜〜! 食事しながら「ウィンブルドンはどうなってるだろうね」なんて話していて、やっぱり雨待ちとかあったようで、私たちがシルバーストーンを出る時はナダールがフルセットで勝ちそうな感じだった。で、7時頃にロンドンに戻ったら、駅の大スクリーンでまだライブをやっている! スコアーはフェデラーが2セット逆転してる。で、さらに1時間かかって家についてやれやれと一息ついて結果をみようとしたらまだライヴになってるのであわててテレビをつけた・・・
すごいよね、4時間48分のまさに死闘っていうの・・・?勝ち負けじゃないすごいテニスの応酬。素晴らしいよね。この試合を生で観られた観客もすごく幸せな経験だったはず。

さて次は、、オリンピックかあ〜 でもイマイチ盛り上がってないのよね。みんないつ始まるかちゃんと知らないんじゃないかなあ〜・・・?かくいう私も、、、???

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久しぶりに藤原竜也さんを筆頭に情報ラッシュ。

え〜、このブログに来てくださっている方々はもうお気づきと思いますが、私には好きなものや、ちょっと興味のある事やハマるものが本当に沢山あって、もう毎日24時間じゃ足りない位あっちにもこっちにも顔を突っ込んでしまうのです。で、気づいたらもう東京では「かもめ」の幕が開いていましたとさ・・・・

でもね、観られない舞台は仕方が無い・・・! こればっかりはしょうがないから、じっと我慢してブログ友さんやいろんな人のページを徘徊して舞台の様子を聞くしかない。DVDにでもなってくれればラッキーという事で。でも観たいなあ、、藤原竜也のトレープレフ・・・ちゃんと前進してるかなあ〜?
7月には本人も転換機になるかも、、みたいな事を言っていた「カメレオン」が公開されるしね。 どうしても藤原君のハードボイルドっていうのに無理があるような気もするんだけど、まあこちらは映画だから後々観られる可能性が高いので、気長に待つとしよう。

篠山紀信さんの写真集っていうのももうすぐ出る。う〜ん、私は写真集とかの類いを買おうとかは思わないんだけど、篠山さんの写真はとても好きなので見てみたい気はする。やっぱりね、写真って撮る人によって被写体の魅力が全然違うもの。役者として輝こうとしている今を篠山紀信さんに撮ってもらえるなんて、本当に幸せだね。恵まれてるね。

で、さっきいつも覗いてるオンラインCD/DVDショップにいってみたら、トップページの横に「Death Note」のアドが・・・クリックしてみると、なんと「デスノート」のDVDがこっちで発売になる。 7月28日発売で、しかも2枚組に24ページの本まで付いて・・・!(こちら)こっちでDVDの発売にいわゆる「特典ブックレット」みたいなものが付くのは、よほどメジャーに売れると見越したものだ。おまけにまだ発売もされてないのにレビューが3件も載ってて星が4.5(最高5)という盛り上がり・・・ 映画のほうは一般公開はされなかったけど、ICAというサウスバンクにあるメンバー制のシネマで4−5月に限定上映されたので、知ってる人は知ってるみたい。(ここ)そうそう「バトル・ロワイアル2」が上映されたものここだった。

ブログつながりのゆみさんの情報では写真集発売の握手会まであるそうで、この銀座の福家書店って、昔すごく好きな本屋さんだったのよね。なんか今は以前よりずっと小さくなっちゃったみたいだけど・・・今でも銀座にいくと足を延ばして寄ってしまう本屋さん。

と思ってたら、今度は竹野内豊さんのファンの方から「7月ドラマ主演」の情報をいただき、さっそく公式ページへ行ってみた。
タイトルは「Tomorrow」。成る程、病院ドラマですか・・・・白衣姿はやっぱり成長した永井拓巳を連想させてしまう。あのドラマではまだまだ役者としては未熟だったけど、でもあれだけ振り幅の大きい役を演じきったのはすごく良かった。竹野内さんの演技の仕方はいつも「こうしたい」と思ってなかなかできない要素が多いので、私はとても楽しみにしている。 今度はどんな役柄をどんな風に演じてくれるのか・・・ドラマはきっと動画サイトで観られると思うのでチェックしなきゃ。

情報ラッシュはそれだけじゃなかった・・・金城武主演の「死神の精度」のDVDが発売決定だそう。まあこれは出るだろうと思ってたけど、予想以上に早いのでちょっと驚いてる。8月発売って、公開から半年も経ってないじゃない? めっちゃ早くない でもこれは手元に置きたい1枚なので、迷わずゲット。 でもねえ、、、本当は日本の作品でもこっちで手に入るものや、アジア版で英語字幕の付いたものが本当は欲しいんだけど、この映画に関しては台詞の英訳が難しい部分もあるから、日本語ヴァージョンだけでも良いかなあ〜〜

なんか、あれもこれもと情報が乱入してくるので、あたふたしているここ数日・・・ 野田秀樹さんのロンドンでの公演「The Diver」もいよいよ始まる。私が観に行くのはあいにく楽日なのでまだ来月だけど、なんと今日がプレスナイトだから、劇評が一斉に載るのは明日いや、あさってかな・・・ 明日のゲストナイトは完売になってる。Soho Studioは小さなスタジオだけど、それだけ芝居の呼吸の一つ一つが感じられる空間なので、劇場での芝居とはまた違うものがある。今回の野田さん、どんな過激を見せてくれるが楽しみ。

今日のシュウの戯れ言 :「あのねシュウね、トイレにいくといつも金城くんを思い出すよ。べんざのかみさまなのかな?」・・・シュウちゃん、あんたって面白いよ!!

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ホントは順番からすれば、昨日観たミュージカルの事を書こうとしてたんだけど、やっぱりYMOが先!
やっとやっとお三方が揃っての、「Yellow Magic Orchestra」のコンサートが観られたよ〜〜! 武道館での散開コンサートから25年。私は93年のテクノドンや、最近のAudio sponge, HASはCDで曲を聴いただけでほとんど知らない。そういえば、今回もYMOという略称は使われず、「イエローマジックオーケストラ」の名前になっている。

実は今日の予定はいろいろあって、着いた時はもう5分前位だった。きっちり時間通りには始まらないのが普通だけど、明かりがおちて前座のバンドが始まったのが8時少し前。そうよ、、実は忘れてたわ、ポップコンサートにはサポートバンド(前座)があるんだって事。 どうりで始まった時には席があちこちガラガラ空いていた。皆トリはすぐには出ない事を見越して来るんだね〜。でも私はやっぱりサポートから聴きたい人なので、注目してみると、この人たち結構良い。 Pivotっていうオーストラリア出身のバンドらしい。かなり良い音出してたので、ちょっとチェックしてみようかな。トリオバンドです。

休憩が入ってトリのお三方が出てきたのは8時45分。オープニングは「以心電信」。 シンセサイザーといえば、昔は巨大なタンスみたいなムーグのシンセサイザーだったのが、今やステージには個々のメンバーの前にスマートにラップトップが置かれている。(Macですね〜

今思うと、最初に彼らが呼びかけっぽい事を曲に乗せたのは、散開直前のアルバム「Service」でのこの以心電信だった。 それまではメッセージ的な歌詞はほとんど使わず、音楽を聴かせるバンドだったのが、最後の最後に初めて「世界を見回してみようよ」と呼びかけて散開した。 ちょうどエイズという病気の事が初めて人々の耳に入り始めた頃で、また,バンドエイドがアフリカ救済の為に「Do They Know It's Christmas」をレコーディングした時期だった。

それから20年以上の間に、世界のあちこちで戦争が起き、テロが起き、災害が起こった。 最初の呼びかけをして散開した後、個々の音楽活動を経て再結成した彼らは、今度ははっきりとしたメッセージを携えて戻ってきた。「War & Peace」や「Rescue」、プロジェクターを使って音とビジュアルで訴えかけてくる。

今回は全くのコメント無し。曲紹介もあいさつもいっさい無しで黙々と演奏している。 往年の曲では「Ongaku」をやってくれて嬉しかったな〜。坂本さんが当時3−4歳だった娘の美雨ちゃんの為に書いた曲・・・その美雨さんも今はすっかり大人で、彼女自身素敵なアーチストになっている。(私は美雨さんのファンでもあります!彼女のブログは心がぽかぽかしてくるので大好きだ)最後は「Rydeen79/07」もう席でほとんど踊りかけていた。

アンコールを求めて人々が立ち上がり出す。口笛が飛び交い拍手がやまない。2度目のアンコール要求ではほとんど後ろまで皆立っていた。舞台でがっちりと肩を組む3人。ホントはいけないはずなのに、この時点ではあちこちで携帯やデジカメのフラッシュが乱舞していた。

それにしても、私はロンドンのこのポップコンサートの空気が好きだ。このRoyal Festival Hallは普段はクラシックのコンサートやバレエに多く使われる。だから創りはオーケストラ用のホールなのだけれど、たまにポップコンサートをやると雰囲気が変わる。 
なにせコンサート中でも人の出入りが多い。これは、みんな外のバーに飲み物を買いに行くからだ。ビールやワインを飲みながらコンサートを楽しみ、トイレにだって普通に行く。一杯飲み終わるとまた外に出てバーでビールを買って戻ってくる・・・・演奏中は黙って静かにしていなさい、みたいな雰囲気じゃないのだ。皆がリラックスしてコンサートを楽しんでいる。

再結成してからの曲は1−2度しか聴いてなかったけど、またCDをちゃんと聴いてみよう。ベテランミュージシャンとしてもう一度タッグを組んだ音を、ちゃんと聴いてなかったような気がするからなあ〜。でも、、、しあわせ! 良いミュージックは良い芝居と同じ位私を幸せにする。いつでもずっと私に元気をくれていたもの。20年以上前、彼らの音楽からもらったものが沢山沢山あった。今また出会えて本当に嬉しい。

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なんだかね〜、もういつもの事なんだけどさ、、、、、雨だよ雨! 3連休だっていうのに。

昨日の土曜日は良いお天気で気温も丁度良かったのに、「日、月の天気はShittyだって」という同僚の言葉通り、今日は朝から雨だった。 お昼過ぎにはやんだみたいだけどず〜っと曇ってて、うかつに出かけたらいつまた降り出すか解らないので、疲れてたし、連休一日目はのんびりする事に。

そうそう、今日はF1のモナコ・グランプリ。 最近F1についていってなかったので、久しぶりにテレビでレースを堪能。 画面を観るとモナコもこっちと似たような天気。こういう日のレースはタイヤ合戦が面白いので、波瀾万丈になるかと思ったら、やっぱりいろいろ盛りだくさんのレースだった! 「予報では6分後に雨がくる」なんて言ってるもんだから、ピット入りする度にwetとdry,あるいはmediumのどのタイヤで出てくるか・・・こういう駆け引きがレースを面白くする。 やっぱりモンテ・カルロのレースはユニークだ。コースだって高低があるしカーヴの仕方も明らかに普通のサーキットと違うしね。 コースのバックグラウンドに目につくハーバーの豪華なクルーザーやレゾート地らしいリッチな街並みは、ほかのどんなコースでのレースとも違う。だからこそ、ドライバー達はみんなこのモナコで勝ちたいと殊更に思うんだろうな。

ルイス・ハミルトンは去年のこのレースでは、ラストの20周をひたすらアロンソの後ろにぴったりついたまま走った。 いつ抜くか・・・と誰もが期待する中そのままレースは終了し、マクラレンは1−2位を手堅くしたわけだが、チーム命令で「アロンソを抜くな」と言われたのではないかと後になってもっぱら噂された。(F1では以前はチームとしての勝利作戦としてたびたび行われていたけれど、今はこの手のチームオーダーは禁止されている)レース後に本人はコントロールの難しいモンテカルロのコースで世界チャンピオンのアロンソを抜くのは至難の業、みたいな事を言ってはいたけれど、レース中に何度も前を行くアロンソにプッシュをかけていたので、「本当なら抜けるんだぞ」と言いたかったんじゃないかと・・・・

まあその辺の真偽はどうでもいいけど、とにかく今日のルイスは堂々たる勝利だった。 序盤で壁をこすってピット入りした時は「あ〜〜あ、、」と思ったけど、それが逆に燃料補充の機会となり、最初のウェットタイヤでぎりぎりまで走り続けてリードを奪った。 最後のピット入りの時には「雨」の予報は当たらないという判断でドライタイヤに切り替え、その後セーフティーカーの出る事態になったものの、レース再会後はどんどん駄目押しのリードを重ねて優勝した。チャンピオンシップポイントもかせいでトップに立ったしね。ほんとにすっごく嬉しそうで、あんな風に素直に飛び上がって喜べるところが若くて初々しい。すっかりお馴染みになったハミルトン・パパも手放しで喜んでたし・・・本当にいつもぴったりルイスの側に付き添って見守っている。

F1の後はそのまま久しぶりにテレビを観る。 最近ほとんどテレビを観ていなかったので気がつかなかったけれど、ケーブルチャンネルに新しいサービスが・・・! 以前から、人気のある番組はその後一週間はリピート番組として後で観る事ができるサービスがあったのだけれど、番組幅が大幅に広がってる。 要するにビデオとかに録画しなくても、後で好きな時に何度でもゆっくり観る事ができるのだ。途中で止めたり巻き戻したりも自由。ところが番組幅が広がりすぎて、探すのが大変になってしまった・・・・まあケーブルチャンネルはただでさえリピートされる事が多いのに、こんなサービスまで入ってきちゃって、これじゃあ本放映で観る番組のほうが少ないといっても良い。 うちの彼みたいに、シフトタイムで仕事して帰ってくるのが1時頃で、朝方までテレビを観てくつろぎたい人にとっては良いサービスだとは思うけど。

さて後2日連休なんですけどね、お天気は期待できそうもないなあ〜〜 月末でお金も無い事だし、どうしようかしらね・・・

今日のシュウちゃん:「セクシーって、どうやったらなれる?ちゅうしたらなれるのかな?」

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やっとMacをアップデートした・・・・
古いOSだったから新しく入れたTigerで開けないものがいくつかあって焦る メールとアドレスブック はちょっとショックだったよ〜〜!同じアプリケーションだからと油断してたら、ヴァージョンがアップしすぎてて前のを戻そうと思ってもだめだった。 まあアドレスはまた手作業で入れればいいけどね。アドレスブックに入れてなかったアドレスは、メールのアーカイヴをシンプルテキストで何とか開けて、ダダー!と並んだ訳のわかんない文字の配列の中から拾えるものは拾った・・・ 

まあ仕事とかで使ってるわけじゃなくて、100%自分が遊ぶ為のMacなのでこれがなきゃ困るというものは意外と少ないのだ。 本当に大事なファイルは何重にもバックアップしておいたけど、そういう物に限ってすべてスルスルっと移動完了。 いらないアプリケーションはサクサクっと捨てて、インターネットのブックマークも結構いらなかったり古くてサイトが無くなってるものもあって、きれいに作り直した。

そして・・・そうです!新しくここの住人になったChoux=周ちゃんの話すことがやっと読めるようになりました〜〜!もう、こいつ、、、カワイイ!

初めてこのブログに来てくださると、シュウが地球にやってきて隕石の中から生まれるーという場面を観ていただけるはずです。生まれたばかりのシュウはよだれ垂らして寝てばかりいますが、何度かいらしていただくか、手っ取り早くページをリロードしていただくと少しずつ成長します。3回目あたりからシュウをクリックするとしゃべり出すようになります。でも・・・とんでもない事を叫ぶのでもう爆笑

初めてシュウのしゃべってるのが読めた時に言ってたのが「まやがアップルクランブルのお風呂につかってる夢見た」とか・・・おいおい! さらに昨日は「なべってあったかくて美味しいんだって。うわさに聞く金城くん鍋をやってみたい」って・・・金城くん鍋ってなんだあ〜〜?そんなウワサ聞いた事ないぞ! もうおかしくてたまんない!のあも大好きだったけど、この先この子がどんな成長をしていくのか楽しみだー。
どうぞ皆さんシュウをクリックして(あるいはリロードして)いっぱいおしゃべりをさせてください。

それにしても、ここ数日Macの前に座ってたので背中も肩もバリバリだ・・・ けっこう順調にいったと思っても実際には時間がかかる。クリーンインストールをしたので、あちこちの設定のし直しをひとつひとつやってたら、休みの日一日かかってしまった。 新しいOSにも当然あると勝手に思い込んでた Appleworksがなかったのにはびっくり。 ワープロだけで作った文書はトライアルのiWorksで開いたけど、私のCV(履歴書)とSpreadsheetを使ったファイルが開かないよ〜〜! まあ、さしあたって仕事を変わる予定はないので、当分はCVは必要ないけどね。2−3部コピーとってあるし、どうせまたその時には新しく作るし。 Appleworksに変わるアプリケーションとメールも変えようかと思ってフリーのやつを探してみる。 いくつかダウンロードしてちょっと試しては、、、捨てる! 似たりよったりでも、使い勝手の良いのを見つけたいしね。そんなこんなで月曜からはずっとMacオタクになっていたのでした。

その間にもシュウはますますヘンな事をしゃべっている。「Theatreキャッツアイというのが極秘撮影されてるらしい」とか、「今日たまねこさんに(リンク仲間です)棚からぼた餅対決で負けたよ」とか・・・ でもまともな事も言うんだね〜。さっきなんて、「シュウ、まやのダーリンになりたいな」なんて、、、もうすでにダーリンだよ周ちゃん! そして、なになに、、「今日これから金城くんとThank youをテレビでやるんだよ」???

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とうとう今日がきてしまった・・・・
日本滞在最期の日。 なんて大げさなんだけどね、いつもの事!

いつも残り5日くらいになるとやたらと焦りはじめて「時間が無い!という脅迫観念にかられる、、それが過ぎていよいよ最後の一日になると覚悟をきめて帰りモードにシフトする。オンラインで帰りのフライトのチェックインを済ませてしまった今はもうどうしようもない・・・・・

でも今回はけっこう盛り沢山で充実してた。
芝居4回、映画3回、友人とランチ7回、飲み会2回、日帰り旅1日、マッサージ2回、スパ1回、一人でショッピング3回、お墓参り1回、お通夜1回、家族で食事2回・・・
たまには夜家でぼ〜っとくだらないテレビでも、、、なんて思ったのにテレビなんて全然観る暇なかった・・・
「帰りたくないよ〜!と言いながら帰るのもいつもの事。今はほんとに帰りたくないと思っているけれど、いざ12時間のフライトを終えて向こうに戻ればまたいつもの生活に戻って日本での2週間が夢のように感じるのもいつもの事。「戻っちゃえば大丈夫」と自分に言い聞かせて荷造りする・・・

晴れ女の私にしては今回はちょっと天気が微妙だった・・・ それにしても寒いわねえ〜〜! 向こうから持ってきた服のうち、なんと3分の2は着なかった。 もっと暖かいと思ってたので、ジャケットも綿の薄いの1着しか持ってこなかったし、七分そでのトップばかりだったので、着る機会なんてまるでなし。
友人の家に行った時、彼女が見かねて貸してくれたコートを重宝したことといったら! まあ、向こうに戻ってからの洗濯が楽ちんだけどね。

最後の日には近所のスーパーで、なんてことない物をいっぱい買いこんでしまう。お皿洗い用のスポンジとか、静電気防止のスプレーとか、モンカフェとか健康サンダルとか和風ドレッシングとか・・・ 海外生活においてありそうで無い、あるいはあっても向こうじゃ異常にお高い物達。
来るときには半分以上ガラガラだったスーツケースに、そんなこんなを詰め込んで帰るわけです。あ、あとはDVDとか本とかね。来る前に頼んでおいて実家に届いた本やDVDはロンドンに戻るまで見ないことにしてる。これもお土産のつもりなので、帰ってから楽しむのだ〜 まずは、「ヴェニスの商人」からかな。う〜ん、ほんとは「かもめ」が観たかった! 

今回のベスト3は、やっぱり「身毒丸」「死神の精度」「きみといた時間、ぼくのいく時間」 今回は観たものどれも当たりだった。
最後のおまけに観たのが、「音楽劇・ぼんち」なんと、、沢田研二さんですよ〜〜 今やすっかりお肥りになったジュリーだけど、声は素晴らしい・・・歌よりも、舞台でのセリフの声がすごく良くて、ビンビン響くのでびっくりした。往年のスター・ジュリーだけど、コメディー巧いなあ〜! 今年還暦だそうだけど、もっと歌っていてください。

さて、また来年まで頑張って働きますかね。いろんな友達と沢山話して、とっても励まされた。いつでも元気の素をくれる友人たちは私の宝物。
ありがとう、また会おうね!!

明日は一日飛行機に缶詰です、、、次回はまたイギリスから・・・・・

 

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というわけで、仕事は今日でおしまい。 いつもなら、日曜の朝にさっさと飛行機に乗ってしまうのだけど、今回は出発が月曜日。(やっぱり一日短かくしたの、ちょっと悔やんでるんだけど、一日の違いでフライトが5万円も違うんじゃやっぱりね・・・) あれ?そういえば、今日の夜から時間が変わるんだっけ。いよいよ夏時間になるので、夕方がぐっと明るくなる。

リンク先のたまねこさんのブログにもあるように、なんとまあヒースローがえらい事になってまして、、、 ホントにね〜、、まあ今に始まった事じゃないけど、やっぱりこれは世界中に向けて恥かしいだろうが! 思えば、ミレニアムドームの時も、ロンドンアイも、ミレニアムブリッジも、新型のロンドンバスも、、、いつもいつもちゃんとできた試しがないね〜〜 こりゃあ、2012年のオリンピックだってちゃんと開催できるのか、怪しいもんだわ・・・・

まあ、私のフライトはヴァージンなので、ターミナル3だから関係なさそう。古くて、薄暗くて、汚くて、人が多すぎて、殺伐としたT3だけど、エスカレーターもリフトも動かなくて荷物無くなるよりはましでしょう。でもちょっと早めに行っておくかな〜。

さてさて、日本はお花見日和とか。 多分行ってる間の2週間に気候が変わるだろうから、着るものも何を持っていったものやら、、、それにしてもレートが悪い! 日本から春休み旅行に来る学生さん達は日本円が強くてホクホクでしょうが、こちらから行く身としてはちょっと痛い。去年の5月に行った時の両替えレートは1ポンドで230円くらいだったのが、今は186円にしかならないよ〜〜 500ポンド替えたら22000円も差があるんですけど〜!前回から丸1年も経ってないのに・・・フライトも高かったし、今回はちょっと出費が多くなってしまった。まあでも仕方ないかな、タイミングだからね。

芝居も映画もDVDも・・・本屋さんをはしごするのはいつもの楽しみ。本屋さんに行くといくらでも時間を潰すことができる。「身毒丸」はギリギリにお願いしたにもかかわらず席を取ってもらえて、なんとか2回行けそうで楽しみだ。 10年前に観るべきだった舞台をやっと観られる・・・・「死神の精度」も公開中だし。

いつも着いた日はヘロヘロで大した事はできないので、お昼前に家に着くと、午後は友達に「着いたよ〜」メールをしまくり、ぴあでも買って何がやってるかを検討する。 次の日の火曜日はマチネの「身毒丸」で、夕方には近所でボディーマッサージとリフレの予約を入れてある。 そうだ、さい芸への行き方を検討しなくちゃ。 恵比寿、渋谷、新宿、池袋・・・どこで乗り換えるのが良いんだろうか? 近いのは恵比寿か渋谷だけど、地下鉄との乗り換えを考えるといまひとつよく解らない。2時間もあれば充分だよね・・・・?

ホリデーに行く前ってあれこれと細かい事がでてくるのよね。今日は仕事用の服をまとめてドライクリーニングに出した。 戻ってきたら翌日から仕事だから、戻る前に彼に取ってきてもらわなくちゃいけない。迷ったけど、ちゃんと先払いで自分で払っておきましたよ 明日はフライトのチェックインをして、洗濯して、彼の好きな餃子をい〜っぱい作り置きして冷凍庫に。 夜は荷物のパッキングしてヒースローまでのキャブを頼んでおかなくては・・・・

次の更新は日本からになります。時差なくしてブログ更新するってなんだかちょっと変な感じかな・・・


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easter snow予報通りのWhite Easterになりました〜〜! さぶいよ〜〜〜!
私が起きた時は既にやんではいたものの、やっぱり降ったのね、、、雪。
土曜日も、朝仕事に行く時ドカ雪が降っていた・・・・信じられない!

イースターの日曜日は街中がゴーストタウンのように静かだ。これはクリスマスと同じ。明日のEaster Mondayが本当の復活の日なので、今日は開いていた店も明日は軒並み休みになる・・・・電車も限られちゃったりするので、明日はどこへも出かけないのが無難だ。

スケートの世界選手権男子は、カナダのJeffrey Buttle選手が優勝という事で落ち付いた。 ショートプログラムでの激戦があんまり激しかったので、それだけでお腹一杯という感じだった。「金メダルが欲しい!」という選手が揃いも揃って着実にプログラムを決めていく・・・・ こんな高レベルの争いは観ているほうもぐったり疲れる・・・と思ったら、フリーではあちこちでアップ&ダウンが。 やっぱりね、世界チャンピオンになるっていうのは、こういう時に他の人とは違うオーラを出せるかどうかだと思う。バットル選手はショート、フリー共手堅く固めて優勝したけれど、正直言って、チャンピオンのオーラには少し欠けていた。今回は回りのフリーでのミスも手伝って勝ったけれど、これから先何年もチャンピオンで居られるかは疑問だ。

そういった意味でチャンピオンのオーラを感じたのは、やっぱりフランスのジュベール選手だ。 得点としては2位に終ったけれど、彼にはチャンピオンのオーラがある。高橋大輔選手は四大陸の時には確かにオーラを感じたけれど、今回はショートプログラムの時から緊張しているのが見て取れた。「ちょっと堅いな〜」と思っていたら、やっぱり身体が動ききっていなかったようで、ショートプログラムでの得点はむしろ思ったより高かった位。 フリーの後で本人も「身体が動かなかった」と言っていた通り、それは観ていても解ってしまった。1位から7位までが全て国籍の違う選手だというのは面白い。男子のこれからの数年は本当に激戦になるだろう。 他の人とは違うチャンピオンのオーラを持って演技する事ができるかどうか・・・?来年にはきっとまた新たなライバルが出て来るはず。高橋選手はその中から抜け出していけるのだろうか・・・?

それにしても今年のイースターはあまり目玉になるテレビ番組も見当たらない。 大抵クリスマスやイースターには特別番組が作られて結構質の良いものがあったりするのだけど、今年は今イチだなあ〜〜  映画も去年と同じ「The Passion of Christ」ともう観飽きた感のある「ベン・ハー」で、代わり映えがしない・・・・もちろん名作と言われる映画は何度観ても良いんだけどね。

寒いから外には出たくないし、テレビは今イチという事で久しぶりにDVDをひっぱり出して来た。長谷川和彦監督の「太陽を盗んだ男 これは良いです!! 私はこの監督のもう一つの作品、「青春の殺人者」もすごく好きなので、もうずっとずっと次回作を期待していたのだけど、どうやらその気配は無く・・・? どうして2作しか撮らなかったんだろう?? 今観てみるとやっぱり古い部分もあるのだけど、そんな事は関係ない!

平凡な中学校の教師がプラトニウムを盗み出してたった一人で原爆を作ってしまう・・・・ 製造場所はごくごく平凡なワンルームのアパート。誰にも知られずに彼は原爆を武器にどんな事でも要求できる立場になるのだ。 にもかかわらず、いざとなると何を要求して良いのか解らない・・・・この映画が作られたのは1979年。国家を相手にした主人公の要求は、「野球の中継を時間で終らせずに最期まで放映しろ」だったり、ドラッグに関する逮捕歴で来日は絶望と言われていたRolling Stonesのコンサート開催といった、いかにも「当時」らしいものではあるけれど、このなんともいえない無気力感がこの映画を支えている。

当時大スターだったジュリーこと沢田研二さんが主演しているのも面白い。役者としての沢田研二さんは、けっして演技派というわけではないけれど、やっぱりジュリーというスーパースターは、「化けてしまう」のが上手いのだ。 場面場面で、「その気になって演じる」と言う事ができるので、映画を観ている限り、それをジュリーが演じていると言う事は忘れてしまう事ができる。 そもそも歌手としての沢田さんだって、曲によって違うキャラクターを見事に分けて演じる事で成功したのだ。なんでもやっちゃうタイプのスターなのだと思う。そしてその一発勝負にハズレがない・・・プロのスターだ。

監督の話では、結構ゲリラ撮影で一発勝負というカットもあったそうだ。 5億円をデパートの屋上から撒いたり、派手なカーチェイスで車を何台も横転させたりと思いきったシーンも多いし、沢田さんの変装や裸体シーンもちょっとした見所。 役者の顔ぶれも面白い。2時間半の長編なのに時間の長さを感じさせない・・・これは私の中では永遠の名作だ。「青春の殺人者」」と共に、70年代の最期を飾るにふさわしい名作だと思っている。 どうして次回作が出ないのかは解りかねるけど、もう一度この監督の映画を観てみたいものです・・・


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