見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: イギリスあれこれ


あっという間の15日間。いつもの事。帰って来るときは早朝だから、朝起きたらもう考えず、さっさと後ろは振り向かずに空港へ向かう。 でないと後ろ髪をずるずる引きずられるからね。さっさとスーツケースを預けて搭乗してしまうのだ。だからわりとギリギリに空港へ行く。

でも今回はなんとなくちょっと空港でお茶でもしてから飛行機に乗ろうかと思い、すこしだけ早めに出た。早朝だからタクシーをつかまえるのが難しいかと思ったら家でたら目の前に来たのでラッキー。空港でちょっとゆっくり歩いてみる。

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紫陽花の季節です。空港にもきれいに紫陽花がかざってあって、みんな写真を撮っていた。お墓参りに行った時もお寺の紫陽花がきれいで、普段はお寺の中で写真は撮らないのだけれど誰もいなかったし、風情があったので、、、

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まあ、いつもの事だけれど、食べまくってしゃべりまくった日本滞在。それにしても本当に思うよ、日本は良い所だなあ〜〜!。もちろん変な犯罪はあるけれど、基本は他人を信用する社会だよね。ほんとにね、小学生が一人で早朝にバスや電車に乗って学校に行くなんて、イギリスだったら親が逮捕されちゃうからね、、、、

帰りのフライト時間は早目で、いつもなら12時間ちょっとなのに11時間40分位だという。プレミアムエコノミーはやっぱり楽で、足の疲れかたも全然違うし食事もビジネスクラスと同じものが出るので満足。映画を観て、ゲームして、ちょうどお隣に同年代で同じく現地で結婚されてる日本人女性が座っていて、私としては珍しく時々おしゃべりしながら過ごす。今回はご不幸があっての急な来日だったそうで、長くイギリスに住む者同士、いろんな話をする事ができた。こんなひと時のカンパニーもまた嬉しい。

さて、今回からは前回までと全く違うことが!!なんと!!日本人はもう入国審査に延々と並ばなくても良い事になっていた〜〜!!ランディングカード(入国カード)も必要なし、なぜか緊張させる空気を漂わせる入国監査官にも合わなくていい、何よりも、通るのにかかる時間はたったの3秒!!
これは今まで英国およびEUのパスポートを持つ人達が通っているE-gateと呼ばれる機械による入国システムに、新たに日本を含む数カ国が認められる様になった。これは前回日本に帰国・入国した時に通ったものと同じでパスポートの写真ページを器械に当て、スクリーンに向かって顔を向けるだけ。
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私はいつも書き損じた時にすぐ書ける様にこのランディングカードを一枚パスポートを入れるポーチにキープしていた。それがもう必要ないとは!!

まあ、帰ってみればまたいつもの日常。いつもの事。日本での事は振り返らずにまた次を目指して頑張るだけ。楽しかった、それをエネルギーにまた頑張る。いつも時間を割いてあってくれる友人たちに心から感謝しています。もちろん両親、家族にも。今は元気だけれど、だんだん歳をとっていく両親との時間は貴重だ。もう二人とも90だし、、、、本当はもっと一緒にいるべきだったのに、ついつい忙しく出歩いてしまって両親との時間がまた少なかった、、、次に会うときまで元気でいてくれればそれでいい、もちろんそれは保証されてはいないけれど、、、みんなまた会おうね、元気で会おうね。




明仁天皇が退位される平成最期の日だった。

実は今日は休みなのでパスポートの更新に日本大使館まで行ってきた。大使館に行くのは10年ぶり、いや、実際にはパスポートは残りが6ヶ月を切ったら国外に出る前に代えておかないと厄介なので、実質9年半ほどでの更新ということになる、、、、ほとんどの国はパスポートに6ヶ月(か、国によっては3ヶ月)以上の有効期間がないと入れてくれないのだ。本当にね、なんで有効期限の日まで使えないのかしら?まあ仕方がないね。

という事で朝から出かける。まず写真だ。デジタル写真は受け付けないと書いてあるので、こちらにもいちおう「パスポート用」の写真を撮れるブースもあるのだが、面倒は避けたいので、撮ってもらってから行くことにした。現地日本人の口コミで、「大使館の裏の方に取ってくれるところがあって、もうよく分かってるから日本の、って言えばちょいちょいっとやってくれる」との事だったので、多分ここの事だろうと思われるスナップ写真屋へ。Snappy snapsというチェーン店なのだが、とてつもなくフレンドリーで居心地の良い店だった!
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日本大使館はロンドンの中心、グリーンパークを正面に臨む大通り沿いの一等地にあるので、この写真屋があるのもすぐ裏側のメイフェアという高級地区だ。50くらいのヒゲの親父さんと、写真を撮ってくれた小柄だけどハンサムで感じの良い青年、あと若い女の子の3人がいて、3人とも白人のイギリス人だったというのも珍しい感じがした。田舎の町に来たみたいなフレンドリーさだ。青年がテキパキとあっという間に写真を4葉撮ってくれて、待つ事5分もかかったか、、、??

「£5でデジタルの写真も付けるよ」というので、「いや、それはいらない」というと、少ししてからまた「ただで付けてあげるよ」と言う。いきなりフリーのオファーになったのは驚きだけど、実はパスポート用の写真なんで本当に使わないから要らないのだ。車の免許の写真もつい先月更新したばかりだから、これで向こう10年はこの手の写真が必要になることはきっと無い、、、、、「やっぱり必要ないからいいわ」という事で、最低の4葉写真だけ受け取った。
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大使館には本当に10年に一度しか来ないけれど、昔とはずいぶん変わった雰囲気になった。初めて来た時は結婚したときで、婚姻届と住民票を出したのだけれど、当時はなんだか思い切り「上から目線」で、しかも書類の記入もいちいちうるさく、「大使館に行くと絶対書き直しさせられるよ」と日本人の間で評判だった。部屋もなんとなく薄暗かったような気がする、、、今は入った入り口も明るくて、モダンな感じ。働いている人たちも気さくで感じが良かった。申請書の日付は「平成31年4月30日」、これが平成最期の日付となる。発行されるのは来週なので、発行日は「令和元年」になる。

最近どうも日本のテレビ番組を見つけにくくなっていて、ドラマなんかも1−2日のうちなら見られても、ちょっと数日経つともう見つからなくなってしまう事が多い。今までは私も検索するのはもう慣れっこで、裏技級の方法で探し出していたのだけれど、流石に最近VPNを考えている。多少お金払っちゃおうかな、、、せっかくの御代替りなので日本のテレビをライヴでそのまま見られないかとこれまた探してみると、ライヴストリーム配信しているサイトがあった。ちょうど休みなので元号が変わる12時はこちらの午後4時。テレビを観ると日本中あちらこちらの様子が映し出されて、なんだか新年のお祭りみたいだ。

こんな「お祝いムード」で新しい元号を迎えられるのも、明仁天皇がお元気な内の退位だからだ。前の時は昭和天皇はもう数ヶ月もご病気だったため、全国が「自粛ムード」で、楽しい事や華やかな事は全て取りやめ、なんでもCMの「みなさ〜ん、お元気ですか〜〜!」と元気に叫ぶコピーまで取りやめになってしまったと聞いた。新天皇の即位もそれ以前に「喪に服す」というのが先で、即位式までお祝いムードにはならなかったという。だから今回「生前退位を」と陛下、いや、上皇様が希望されたのは、国民が新しい時代をお祝いムードで迎えられるように、という配慮もあったのではないか。

新天皇陛下は子供の頃から「浩宮様」として親しみを感じていたものだ。イギリスのオックスフォード大学に留学されていて、夏には日本人滞在者で開いた「 Japan祭り」にも参加なさったりしていた。(あの当時の日本はバブル絶頂だったから、日本企業の駐在社員は勢いがあったからなあ〜、、、)また新しい時代の新しい象徴天皇として、雅子様とお二人でのご公務が始まる、、雅子様はどんな様子なのかしらね、、?もしかしたら、少しずつ皇后としての公務に精を出されるとまた精神的に変わっていかれるんじゃないかしらねえ〜〜

日本行きまであと1ヶ月。新しいパスポートで行く事になる。



 


今年は年明けてからイースターまでが長かった〜〜!いつもは大抵3月にあるはずのイースターが今年は暦の上で4月終盤。毎年多少のズレはあるものの、これって覚えてる限りで一番遅いかなあ〜。

でもその代わり、先週までとうって変わっていきなり夏のお天気。一週間前の土曜日には午後にいきなりどか雪が降って、騒然としたもんだ。なのにこの週末は金曜日のgood fridayからずっと20度越えてる。神様からのご褒美だねえ〜〜。 おまけに5月の頭と最終月曜は休日なので、このイースターから6週間の間に3連休が3回ある(私は火曜日が休み)。これは嬉しいですよ!頑張った甲斐があったというもの。

イースターとはいっても昔と違って今はお店もオープンしてるし、家に引きこもっている理由もない。テレビでは相変わらず毎年毎年の「ナザレのイエス」を延々とやっている。ゼッフィレッリ監督のこのミニシリーズは全編放映すると8時間くらいだから、ほぼ一日中やっている。もう何度も観てるんだけど、ところどころ見返してしまう。そういえばゼッフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」が久しぶりに見たくなったなあ〜、、、

今日(月曜日)が本当のイースター。今年はイースターが丁度学校の年度末休みと重なって学校は3週間休みということで、出掛けている人たちも多いみたいで、町も少し静か目。でも夏っぽい天気を楽しもうとみんなリラックスした様子。

最近お気に入りのカフェにやって来た。ここは地元のデパートの中に新しくできたイタリアンカフェで、コーヒーもケーキもサンドイッチもすごく美味しい。普段はケーキなんて食べない私だが、甘さ少な目なのをいいことに、ついこんな大きなフルーツケーキなんぞ頼んでしまった!!
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いつも頼むチーズケーキが今日は無かった、、、ここのストロベリーチーズケーキはムースのようにフワフワで、それでいてチーズのしっとりした舌触りもあって、上に巨大なイチゴの半分が乗っている。もちろん甘さ控えめ。濃いイタリア式のアメリカーノのコーヒーと合性抜群なのだ!!でもこのフルーツガトーもすごくいける、、スポンジがしっとりフワフワ、、、、

昔、高校生の頃は本当に毎日のように喫茶店にいたなあ〜。学校の帰りに友達とつるむのはいつも渋谷の喫茶店。「いつもの」店というのが3件くらいあって、毎日学校が終わると「今日はどこにする?」という感じだった。休みの日だってよく独りで喫茶店にいた。本や漫画を読んだり、手紙を書いたり(なぜかあの頃は毎日学校で会ってるのに、わざわざ友達に手紙を書いていた)たまには宿題やテスト勉強もしたり、、、お茶2杯くらいで2時間とか、独りでいたなあ〜。やっぱりこういうのが好きなんだよね。回りがなんとなくざわざわと会話している空気の音がしてる中で独りでなにかするって落ち着く。家に独りでいるのとは全く違うんだ。

こうやって独りでブログ書いてると凄く懐かしい気がする。違うのは、あの頃は手書きでノートや便箋に書いていたけれど、今はKindleとコンパクトキーボードをBluetooth  で繋いでタイプしてるって事かな。

さて、来週の休みには大使館に行ってパスポートを更新してこなくては、、!!こちらでの運転免許の写真カードも無事更新したし、これで両方片付けばまた10年安泰だ。せっかく都心に出るから何か他の用事もついでにしてこようかな。誰かをお昼に誘おうか、、、、、






















さて、2019年3月29日、本当なら今日の午後11時にイギリスはEU(ヨーロピアンユニオン)から離脱することになっていた。3年前の国民投票で正式に離脱が決まり、2年前の3月29日に2年間の離脱条件交渉期間がスタートしてから、さてどんな条件で英国とEUが合意するのか、(別名、離婚条件とも言う)その行方が注目されていた、、、、

とにかく「遅い、、」と言うのがこの2年間の感想だった。なんだか全然話が進んでいないような感じで、「本当に大丈夫なの、、?」と密かに心配していた。流石に残り時間が数なくなるにつれて「どうなるんだ?!」の声が大きくなり、その割には内閣にいたメンバーがやめてしまったり、数人の議員達がそれぞれの党を離れて「独立党」を立ち上げたりと、議会の中でまとまっていない様子が浮き彫りに、、そして「棚ぼた」で首相になってBrexitの舵取りをする事になったメイ首相に対する不信感が募って行く。

メイ首相がEUとの間で合意にこぎつけた離脱案は議会で否決され、その度にまた案を練り直してみたものの結局3回目の投票でも否決された。メイ首相は「この離脱案に合意を得らたら私は首相を降りて、今後の舵取りは新しい人に任せます」と。自分の不人気度を自覚した決意で議員達に合意を呼びかけたけれど結局今日の投票でも否決、、、結局ついさっき30日に日付が変わっても英国はまだEUを離れていない。

最終的な延長を考慮したEUとの取り決めでは、もし今日の投票で離脱案が可決されたら、少し伸ばして5月に正式に離脱する、という新たな日程が提示されていた。そしてそれが叶わなければ、どんな状態でも(最悪、「ディールなし」でも)4月12日に離脱、と決められている。 あと残されたのは2週間、、、!!

大規模なデモが続き、「離脱」に投票した人々は3月29日は「独立祝い」と楽しみにしていた。みんな、イギリスが独立独歩、EUなしでも強い国でいられると信じて、それを目指して3年前に投票したのだ。政府の舵取りが全く機能していないこの状態にみんなイライラを隠せない。

あと2週間で何が起こるのか、本当に解らなくなってきたよ。メイさんが今降りたとして、新しい首相に誰がなるんだ?ここまで追い詰められた状態で首相をやりたい人がいるのか??総選挙だって息巻いてる人もいるけど、そんな時間はないだろう!!?   

まあそれでも「ここまできたら仕方ないからこの案で可決しよう」って事にならないイギリスの政治が私は面白いと思っているのだけれどね。日本だったらここまで追い詰めないでしょう、、妥協妥協で、なあなあに穏便案で通過させると思う。 「こんな妥協案の為に国民は離脱に投票したんじゃないぞ!!」と鼻息荒く反発してしまう議会政治、お手本になります、、、 


年が明けてから2月の半ばまではひたすら我慢我慢の冬!
それでも少しずつ日が伸びてきて、先週末からは気温も一気に春らしくなった。何と言っても陽の暖かさが違う。春の匂いがする季節!!散歩に出たらこんなカップルにも遭遇。もう暖かすぎなんじゃないかなあ、白鳥には、、、、、
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先週はなんと、学校のハーフターム(学期の中間休み)で仕事は大忙し!!ただでさえ物凄い緊張感の中、いつもの倍のスピードでこなさなくちゃいけないというのに、いきなり始まった道路工事。それもうちの店の真ん前の歩道なものだから、ドリルで地面を掘るあのとてつもない轟音ときたら、、、!!!
さらに追い打ちだったのが、隣の店が最近新しいオーナーに買われて2−3階をフラットに改装するとかで、壁をガーガーとドリルで工事している。隣からも外からものダブル攻撃に加えて、検査待ちの子供達が店の中を大声あげてはしゃぎ回り、もうこちとらキレる一布手前!!

本当に、よく仕事をやりきったもんだよ、、とにかくミスだけはしないように神経ビリビリに逆立てて1週間踏ん張ったのでした。

今週は少し仕事はスローペースになったけれど、相変わらず外と隣の工事は続いている、、、、暖かくなってきたから本当はお店の入り口のドアは開けておきたいのに、とてもじゃないけれどムリ!! 

ここまでくればもう冬のドンヨリは終盤だ。とは言ってもこのまま春になるかというと、そこが信用できないのがイギリスの気候、というより、最近はもう全世界的に気候がおかしくなってるからね。去年だって4月の頭に雪が降ったし、、、お店に来る人達も皆んな言ってる、「これで騙されちゃいけないよね」って。それでも春らしい日差しは眩しくて暖かい。やっぱり春はいいなあ〜〜!

相変わらずの金欠で今年に入ってからはまだ芝居も観ていない、、そろそろ禁断症状が出そうなので、ちょっとチェックしてみる。実は「これ!」という演目もなかったのだが、来月にこれまた小劇場でのチケットを取った。ここはピカデリーサーカス近くにある座席数70のスタジオシアターなのだが、今回の演出はトレバー・ナン氏だ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやナショナルシアターの監督を務め、ミュージカルのキャッツやレ・ミゼラブルの演出でも知られる英国演劇界の大御所がこんな小さなスタジオでの芝居を手がけるというのもロンドンでは珍しいことではない。

さて、もう2月の終わりだというのに、一向にどうなるのかわからないBrexit。もうどう考えても「ディール無し」にしかならないんじゃないか、、と思うのだけれどねえ〜。実は私の自動車免許の写真カードを更新しなくてはならない。イギリスでは取得した免許自体は70歳の誕生日まで有効なのだが、写真を10年毎に更新しなくてはならないのだ。で、確か「Brexit後は現在入っているEU共通の模様を無くして英国のデザインにする」と言っていたと思うのよね、、、どうなるんだろうか?さらに思い出したのが日本のパスポートも今年の9月で切れる!海外に出るときはなるべく半年以上有効のパスポートを持って出た方が良いと言われているので、こちらも更新しなくては、、、、

お金かかるよ〜〜!戸籍謄本が要るな〜、、また妹に頼むか、、?実は更新に際しては、「現在の住所その他、前回のパスポート申請時と何も変わっていない場合は戸籍謄本の提出はしなくてもよい」と書かれてはいる。でも実は戸籍に書かれている「本籍住所」というのは現在使用されている住所とちょっと違っていたりするのはご存知だろうか、、?そう言った事項を正確に記載しなくてはいけないので、やっぱり取り寄せてもらうかなあ〜〜

今から自分で更新するのは自由だけれど、とりあえずDVLA(免許証交付のエージェンシー)から更新のお知らせが来るまで待ってみようかな。確か写真のサイズはパスポートと一緒だったと思うので、ついでにパスポートの分も写真を撮れるし。

今年はイースターがこれ以上ないくらいに遅くて4月の終わりだ。学校が春休みになるのと続くので、その時期にホリデーに行きたい人も多いだろう。でも何せBrexitがどうなるのか見当がつかないものだから、みんな予定を立てるのを躊躇している様子。まず、パスポートコントロールはどうなるのか、ヨーロッパで車を借りる際のライセンスはどうなるのか?(現在はイギリスの免許証を持っていけば間違いなくあっさりとレンタカーは借りられる)

あと1ヶ月なんだよ!?本当に大丈夫なのか!!??? 


昨日年が明けたと思ったのに、もう2月になってしまった、なんて恐ろしい人生だろうか!! 今週はちょっと寒くなって雪まじりになっている。なんだか仕事と家の往復だけで1月が終わってしまった、先月は芝居も無しだったし、、、、

結婚祝いに当時の同僚たちからもらったマイクロウェイヴがとうとう逝ってしまって、いろいろと検討したのだけれど、25年前にもらった韓国産のマイクロウェイヴはおそらく当時の最新型だったのだろう。今ある機種にも劣らない機能がついていた。とはいっても私たちは解凍と温めにしかほとんど使わなかったので考えてみたらもったいなかったかも、、、、、

スケートのヨーロピアンはコリヤダ君がまさかの失速で見事にハビエルが7連覇を達成して引退に花道を敷いた。流石だよね。プルシェンコ氏やジュベール、さらにランビエール氏といった欧州でのスタースケーター逹がこぞって引退してしまった後、もっぱら世界の上位をアジア・アメリカに奪われた中で、ひたすらヨーロッパの代表を背負ってきたよね。7連覇、素晴らしいよね。残念ながらスペインからは後に続く選手が出てこなかったけれど、最近はイタリアの若い子もでてきてるしロシアも勢いを取り戻したがってるし、ヨーロッパらしいフィギュアのスター選手はまた出てくるだろうか。

昔はヨーロピアンの優勝者がそのまま世界チャンピオンになる、というのが筋書きのようになっていたものだ。男子が4回転時代になってから、アジア人種系の選手がトップに並ぶようになったけれど、これは体型や筋肉の付きかたが、フィギュアのジャンプに向いているという事らしい。 

同時期に行われていた全米選手権でのネイサンもすごかったよね〜!まあ、点数がてんこ盛りなのは全米だから笑って済ませるとして、それでも本当にきっちり揃えてきたよ。彼はピークに近い状態になってきてるかも。精神的に安定性がかけていたのが、やっぱりメンタルが大人になってきたのかな、このまま安定したら怖いもの無しになるかも、、、、

中国選手権のボーヤンも凄かったよ!こちらもてんこ盛り点数で笑えたけど、でも彼は3年後の北京オリンピックで国を背負って戦う人だ。そのあたりの自覚と自信がついてくると、これまたピークに差し掛かった感じがするよね。ネイサンは4CCには出ないそうだけれど、これは世界選手権が楽しみだわ〜〜!満身創痍で踏ん張れるのか、羽生くん?!そして彼らに勝てるのか昌磨くん?!韓国のジュンファンもまた一回り成長してきそうだし、これは本当にすごい戦いになるよね。それにしてもアジア系の顔ばかり!

そしていよいよ今週は4CC。ヨーロピアンの時はEurosportsの放映がちょっとズレててテレビより先にネットに上がっている動画でほとんどのプログラムを観てしまった。まあ、今はスキーとかの大会も多いから全てをタイムリーに放送してくれというのも難しいのはわかるんだけど。今回は久しぶりにクリスの解説で嬉しかったね。クリス&ニッキーのコンビ解説が一番好きなのだけど、4CCではどうなるのか、クリスはシカゴ近くのグラシア•アイス•アリーナのディレクターでもあるから、イギリスにいるのはいつなんだろう?

それにしても寒い!ここ数日は2−4度が続いて、ちらほら雪が舞うことも、、、積もるほどじゃないけど。日が長くなってきたのが救いかな。最近は4時半でもまだ薄明るい。もう少し、もう少しだ!! 


A Happy New Year!
あけましておめでとうございます。 

 あっという間に明けてしまった新年。今年はのんびりと家でグダグダしている間に迎えてしまった。丁度新しい携帯が31日に届いて、色々といじっていた。本当に最近は便利で、前の機種も同じsonyのXperiaだったので、2つの携帯を並べてポンポン!とタップするだけでものの10分で全てのセッティングやアプリを移行させることができた。本当に簡単!

3日前に観てきた「アントニーとクレオパトラ」、主演のレイフ•ファインズはじめ、役者たちは良かったし、ストーリーとしては私も興味のある歴史ものなのだが、とにかく長い!10年という月日を描いてはいるのだけれど、久しぶりの3時間半はとても長く、中だるみもあってウトウトしそうになる事数回、、、ナショナルシアターのセットはいつも素晴らしいのだが、演出的にはう〜ん、いまいちピンと来なかった。なので感想ブログはパスということにする。

毎年ビッグベンの音で新年を迎えるロンドン。現在ビッグベン(ベルそのものの名前)は調整中で、もう1年半前からベルは鳴らしていないのだが、新年だけは特別。でもちょっと音に厚みがなかったなあ〜。そして恒例の花火!!

テムズ沿いのロンドンアイを中心に繰り広げられる大スペクタクル、、、なのだが、テレビで見ていてちょっと「飽きてきた」感じもした。 毎年「これでもか!」というくらいの大花火大会で、おそらく各国首都での壮大な花火に負けじ、というライバル意識もあるのだろうが、ちょっと違うんじゃないか、、、という感想を持った。なんだか「美しくない」のだ、、、

何故花火が美しいか、、、それはやっぱり暗い夜空に色とりどりの模様が浮かび上がるからで、日本の「夜空に花が咲く」ような美しい彩の花火はまさに夏の風物詩。でもこちらでの花火ってちょっと違う。

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ロンドンアイを使って色と形のコントラストが巧くかみ合っている花火はまだ綺麗だ。これなんかは良い例なのだけれど、このロンドンアイ自体が明るすぎるとちょっと引き立たなくなる、、、、
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これは色の調和が良くない例。ロンドンアイの周りをロケットのように回って打ち上がるのは見ていてエキサイティングだけれどね。そしてどんどん派手になっていきます、、、

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どんどん明るくなっていって、いろんな色が混ざっているのになんだかそれぞれが引き立たなくなってくる。それでも対岸で観ている人達にとっては大興奮でどんどん盛り上がる。

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でも流石にこうなってくると、もう何が起こってるのか判りません、、、、綺麗なのは花火じゃなくて、シルエットになった建物の方です。

ちなみに東京名物、隅田川の花火の写真をお借りして比べてみると、、、
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スカイツリーの明かりは静かな白で花火の彩りを邪魔していない。花火自体もお互いを遮らないギリギリの配置。余計な街灯りが無いというのは必須条件だ。
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この彩り!日本の花火にはたおやかながある。暗い夜空に絵のように花開く色彩。これが花火の「美しさ」じゃないだろうか。西洋の花火は派手やかさと豪快さが売りで、イマイチ品が無いのだ、、、

そんなわけで、10分以上に渡る豪快な大爆音の中、「なんだかあんまり綺麗じゃ無いなあ〜〜、、」と呟きながら観ていた。まあそれでも毎年「すごいだろう!」と言わんばかりのニューイヤーの花火は、地元じゃ無い人たちで大賑わいの様子。
とりあえずこれなんかはロンドンのシルエットが神秘的に見えるので、花火はともかくロンドンらしい絵になってるかな
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兎にも角にも、今年一年が良い年でありますように。
 

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 なんだか今年は何もしないままにクリスマスになってしまった。とりあえずは小さないつものツリーをテレビの横におき、ツリーのライトが去年ダメになっていたので今年はLEDの白と暖色のライトを巻いて見た。何と言ってもローキーなクリスマス。今年は彼と二人とも「プレゼントは無しね」と決めてい他ので楽チンだったが、、、、、

食べ物だけは確保しようと、日曜日と昨日のクリスマスイヴにショッピングに出たら、まあ凄い人、人、人!!特に昨日のイヴはみんないつもの倍近いスピードで動き回っていて、いかにも「ファイナルダッシュ」という感じ。何度もあちこちでぶつかりそうになっては「Sorry!」と言い合っている、、、、
まあ昔と違って今は全てが休みになってしまうのは25日だけなので、 とりあえず冷蔵庫に食料があればOKということでさっさと人混みから逃げ出してきたのだった。

さて、スケートも全日本を見るのはなかなか難しいのだが、ライヴをネットで流しているところもあって、「時代は変わったなあ〜」と実感する。でも時間的に見られなくて結局速報で結果を確認して後から上がっていた動画を見た。その日のうちにネットに動画が上がるのだから嬉しいよね。

女子はほんとうに世界選手権枠が5−6は欲しい!!とにかく一つ転んだら終わる、、と言っていい闘いで、見応えすごかった〜〜!坂本選手は去年の後半からオリンピックにかけてしっかり成長してから、どんどん貫禄を増している。今回3位になった宮原選手も大きなミスがあったわけではなくジャンプの完成度次第だから、シーズン後半に向けて調整してくるだろう。三原舞ちゃんの優しい、暖かいスケートは本当に美しかったし、紀平選手はもうしっかりと世界の頂点を目指す日本代表の顔になっている。

世界選手権に行く3人は最強メンバーだ!そして3人3様にスケートも個性も違う。ここがロシア女子と違うところ。実はネットでロシアの選手権も観た。なんと!表彰台3人が揃ってジュニアという波乱の国内戦で、アリーナは5位止まりだったというのが凄いよ、、彼女もどこか故障を抱えてるんじゃないかな、、とも思ったのだけれどSPでは素晴らしい出来だったし、どうなんだろう??

でもロシアのトップ3人はなんだかみんな「同じ」で観ていてつまらないと感じてしまったのは私だけだろうか?サンボ70組の女の子達は各々の個性が感じられない。体型も滑り方もみんな似たり寄ったりでジャンプはともかく、PCSがそんなに高いか、、??それに比べるとソフィア サモドゥロワ選手やエリザベータ トゥクタミシェワ選手の方が観ていて面白い。とりあえず上位3人の中ではコストルナヤ選手が私は将来に期待したいかな、彼女には少し独創性を感じられた。それにしても後2−3年してあの子達も体型変化に直面する頃にはまた次のガリガリ女子予備軍によってお払い箱になるんだろうか、、??

そして!!私にとってのクリスマスプレゼントは男子でした!!
宇野選手は今回本当にすごい底力を見せてくれた、、、明らかに足がおかしいと言われていた中でSPをきっちりとまとめて、あの気迫はカナダのフリー並みだったね。3月の世界選手権を思い出したわ、、、1日空いてのフリーはどうなることかと思って、実は昨日はライヴでも観られる時間帯だったのだが、あえてショッピングに出た。速報で「演技中」から「シーズンベスト」に変わったときは、道で思わずガッツポーズしてしまったわ、、、「自分を信じる演技がしたい」と今回の目標にあげていたのが、怪我のために自分を信じるしか無くなってのできる限りの最高の演技、インタビューで「こういう機会を下さった怪我に感謝したい」と怪我に敬語を使っていたのが宇野選手らしい!

それにしても捻挫もひどいと紫色に腫れ上がって3−4週間かかる時もあるからなあ〜〜勝手に「僕の判断」で2週間とか決めないで、、でもまあ2週間で滑れる様にはなるかな。私も役者時代にダンスで捻挫は何度かやった。一度は小骨が欠けるくらいのひどいやつで、もうパンパンに足首が腫れ上がってそれでも残り2日の舞台で踊っていたのが奇跡だったよ、、、(ミュージカル公演中だった)あの時は痛いながらも踊るまでに2週間、完治までにはやっぱり1ヶ月かかったかなあ〜〜

逆境に追い込まれると強い人というのがいる。彼もそのタイプなんだね。この底力がいつでも出せるともう最高なんだけど、そはうまくいかないのが人間の難しいところ。でも確実にプログラムは成長している。宇野選手のプログラムはSPとFPで完成すると300点は取れる構成だ。新しい採点方式になってから今季でまだ300を出した選手はいない。一番近いのが羽生選手だが、これからワールドまでにどうなって行くのだろう、、、、?

彼のコンディションはどうなのかな?世界選手権の代表に選ばれたけれど、シーズン通して3回しか試合に出ないというのもちょっと寂しいね。もちろんその数回できっちり勝ってくるのが羽生結弦なのだが、歩ける限り出られるすべての試合に出続けて、ずっと2位以上を取り続ける宇野昌磨もやっぱりすごいアスリートだよ、、、

何と言っても驚いたのは大ちゃん、いや高橋大輔選手の2位!う〜ん、、、正直に言おう、、、私としてはちょっと点数が甘かったかな、、とも思うのだけれど、確かにSPはきっちり決めてその貯金があったからなのだろう。なんせフリーでの4回転の成功が皆低すぎたよね〜〜、、?昌磨君は構成を落としてフリーは4回転3回に減らしたけれど、他に4回転を2回決めた人いた、、??まあそのおかげで大ちゃんが2位という事になったのだから、若手も「4回転無しでも上位につけるスケート」のお手本にすると良い。

やっぱりね、彼のダンサーとしての感性は他の選手の比じゃない。音を耳で聞いて滑るのではなく、体から音とリズムが溢れ出してくるんだよね。リショーさんの振り付けがすごく合ってる。このPale Green Ghostは音のアクセントに変則的な部分があるのだけど、見事に身体で奏でていた。これができるのが高橋大輔。世界選手権を若手に譲ったのは賢明な選択だけれど、マイナーな国際試合とかに出てみても良いんじゃないかな。このプログラム、素敵だからこれで終わらせてほしくないなあ〜〜。素敵な顔をしていたし、目が綺麗に輝いていた。32才、遅すぎなくて本当によかったね。人生を選ぶのは自分自身だ。高橋選手は正しい決断をしたのだと、顔をみれば解る。

表彰式は私にとって最高のクリスマスプレゼント!!宇野昌磨、高橋大輔、田中刑事の3人が表彰台に立っている!!「まさか、、、でも、、もしかして、、いや、それはないかな、、」と思っていたのになんだよ〜、やってくれたじゃない!!っていう感じ。昌磨くんがまだ小学生の頃に「いつか僕と戦いましょう」と言うメッセージを送った大ちゃんと、大ちゃんと同郷で昌磨君にとってお兄さんの様な刑事くん。3人のオリンピアンが台に乗った。そして今回は台乗りできなかったけれど、友野くんと三原舞ちゃんは四大陸に選ばれたし、これを機会に世界にアピールできます様に。

昨日までの喧騒とは打て変わって車の音一つしない今日、、、、それにしてもどんより暗〜〜い1日で、朝からもう夕方みたいな暗さが続いている。一体今何時なんだ??クリスマスはいつもこうだ。薄暗くてドヨ〜〜ンとしてる。明日から早々とセールが始まるかな、来週はもう新年になる、早いなあ〜〜
 


ちょっと最近はニュースをあまり見なくなっているのだけれど、どうしても気になるのはBrexitの行方だ。なんといっても来年の3月には交渉の期限切れでいよいよ英国はEUを正式に離脱することになる。ところがその後のヨーロッパとの関係をどうするか、の最終案が全くまとまらない。ようやく合意案が出来上がってきたものの、英国議会で反対意見が多すぎて先へ進んでいかないのだよ、、、、

とうとう先日メイ首相の信任・不信任投票が保守党内で行われ、かろうじて彼女の首は繋がった状態だ。そもそもここへきた今になって、もし「不信任」票が多数だったら、保守党党首=首相が変わるという事なのだ。こんな事が実施されるのがイギリス、といえばそうなのだが、さすがに今ここで首相交代はまずいだろう、、、、という事に落ち着いた。でもメイ首相は「今このまま続行させてくれれば、Brexit後に退任します」という約束を取り付けたという話もある、、、、 

このまま行くと、合意案無しでの離脱の可能性もかなり高くなってくる。多くの議員は「譲渡しすぎの条件よりも、条件無しのほうが自国でコントロールができる」という意見だし、でもそれだと全く先が読めないので、多くのビジネスが対策案無しの宙ぶらりん状態だ。

あと3ヶ月だよ!!本当にどうするんだよ!?

何度も何度も「もう一度国民投票のやり直しを」という声もあがったけれど、これだけは首相は絶対に行う意図が無いのは明らかだ。 一昔前の世代の人達は、むしろ「ディール無しでいいじゃないか、自分の国は自分でコントロールするべきだ」という人が多い。独立独歩で創造的な英国に生まれた人達だ。でも今の若い世代は違う。

一月の半ばには枠組みが決まってくるだろう。どうころぶのか、英国??

日本だったら考えられないかも、、という事の多いイギリスだけれど、昨日のニュースではちょっとあきれてものが言えなくなったよ。
空港の滑走路域にドローンが飛んできて、フライトが発着すべて中止になったのだ。

ロンドンの第2国際空港、Gatwick空港はヒースローに次いでイギリスでは2番目に混雑する大きな空港だ。それがすべてのフライトがストップしてしまうというのは大混乱を招く。人々は今週末からクリスマスの休暇に入るので、直前の混雑を避けて今週から休みを取っている人も多いだろう。まさにそんな時期になに、、?ドローン??  なに考えてるんだよ〜??

テロというわけではなさそうだけれど、空港警察の見解では「明らかに故意にドローンを空港滑走路近辺に侵入させた」という事らしい。そんなことしていったい何が楽しいんだい?? 頭わるいんじゃないのか?!

さらに今朝にももう一機ドローンが目撃されたという事で、ガトウィックは昨日から今日と大影響を受けて、大変な事になっている。警察が躍起になってドローンを飛ばした人物と場所をつきとめるべく駆けずり回っているらしい。でもこれを特定するのはなかなか難しいのだそうだ。

頭の悪いやつらの悪戯ならばまだましだけれど、これが新種のテロの為の予行演習だったりしたら先が思いやられるよね。一応犯人が見つかった場合は最高5年の懲役という事らしいけれど、果たして捕まるのかどうか、、?? クリスマスホリデーの出鼻をくじかれた人々の怒りはどこへ、、、??ロンドンに着陸できなくて、パリやアムステルダム辺りに降りて足止めをくっている人達も多いらしい。そもそもガトウィックはヨーロッパ便が多いし、、、

ドローンといえばもう一つイギリスで問題になっている事がある。刑務所への密輸だ。本来刑務所内には携帯電話をはじめ、持ち込めないものの規制が厳しい。にも関わらず、実は刑務所内でドラッグのやり取りやこっそり仕入れた携帯電話の使用がかなり多いらしい。これはドローンを使ってブツを運んでいるそうで、前に秘密に撮られたドキュメンタリー番組をやっていた。

一時はアマゾンのようなデリバリーの代わりにかなり正確な地点に飛ばせるドローンを使って配達をするというような案が出て、「近いうちに実用化か」と言われているけれど、これは結構怖い事だ。自分の家の敷地内(庭とかベランダとか)にドローンが入って来るのだ。物を運ぶだけじゃない、もしかしたら何か撮影されてるかもしれないし、プライバシーとsecurityにかなりの危険を感じる。それもどこから来たドローンか分からなかったら余計に怖い。

どんどん暮らしにくくなるイギリス、、、本当に早くリタイヤして脱出したいわ、、、、


驚いた事に、なんと私がうちの彼と正式に結婚したあの日から25年がたってしまっていたのだった、、、!!

25年前のあの日は、朝起きたら雨でどうなるかと思ったけれど、午後になる前には上がって、とりあえずはほっとしたっけ。山あり谷ありとはよく言うけれど、うちの場合は良いときでも丘程度で、悪いときは地獄という感じだなあ〜。

もうさすがにずっと二人でいるし、(子供はいないので)お祝いだのプレゼントだの旅行だの、散々アイデアがつきてしまったので、もう年だし、今回は「なんか食べたい物を食べにいこうか、、、」という事に。

実は2週間程前には絶交していたのだった、、、、喧嘩の時に彼の放った極限に許せない一言で、それから丸一週間一言も口をきかないままに、家庭内別居状態だった。(これが結構私には楽で、ずっとこのままでもいいかな、、と思ったくらい) まあ、そんなこんなの繰り返しで実際には30年近く一緒にいるわけだが、とりあえず25年というのは節目だからねえ〜。

食べたいもの、という事で最初はイタリアンレストランとかも見ていたのだが、結局私たち二人とも大好きという事で、「居酒屋」になってしまったのだった!だってねえ、、ロンドンにいて、食べたいものっていえば、日本食、それもあれこれつまめる居酒屋メニューが恋しいのですわ、、

Essex Roadという駅を知っている人は結構少ない。地下鉄じゃなくてオーバーグラウンドだし、ウエストエンドでもない、シティーでもない、ちょっと中途半端な所で、ロンドンでの日本人の行動範囲からは完全に外れているエリアだ。もうかなり前からあるのは知っていて「一度行ってみようかな」と思っていたのが、日本式居酒屋「灯 Akari 」。
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もともと普通のイギリスのパブだった店をそのまま居酒屋にした所なので、外見は全く普通のパブのようだ。でもメニューはすべて日本のもので、お寿司やおつまみもかなり通なものが入っている。私は飲まないけれど、日本酒や焼酎の種類も豊富だ。彼はビールなので、Asahiのドラフト、私はグレープフルーツハイで乾杯。
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テーブルの並びはベンチのようで、 内装も全く日本らしくはない。働いている人達も日本人はいない(寿司カウンターにいた板さんは日本人のようだけど違う、、かな?)のに、店の雰囲気がすごく日本っぽい。スタッフはみんな休みなく動き回っているけれどお互いに喋ったり叫んだり一切しない。皆んながテーブルに目を配っていて、こちらが顔をあげて見回すとすぐに目があってテーブルに来てくれる。こんな当たり前のサービスがロンドンでは本当に希少価値なのだ。

シティーの外れのエリアなので、客層もそこそこ。仕事帰りのグループやカップル、女性同士でのおしゃべりに興じている人達もいれば、ローカルなのか、一人飯に来ている人も数人いた。(女性も)
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二人なのにどんどん頼んでしまう。野菜の天ぷら盛り合わせはもう少し一皿の量が少なくてもいいかも、、、豚しゃぶサラダがごまドレッシングで滅茶苦茶美味しい!お刺身は新鮮だった。昨日の月曜日が定休日なのは魚市場で仕込むからで、(これは他の純粋な日本食レストランも)火曜日に行ったのは偶然とはいえ正解だった。メニューの豊富な事は嬉しいけれど、残念ながら二人なのだよ、、、ここは友達4−5人であれこれドドーンと注文するとテーブルも華やかになるのにね。

それでも私達のテーブルは他に比べると多種のお皿が並んで、「みたか、私は日本人だぞ」という気分になった、、、それにしても日本人は店中で私一人なのに、この日本の居酒屋の雰囲気は何だろう、、?不思議な店だ。
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流石にちょっと頼みすぎだ感じもしたけれど、まあ、特別な日だし、、ということで今日はダイエットは念頭から追い出して楽しむ。日本人の友達とくればもっとコアなメニューも頼めるのだが(まぐろ納豆とかタコ酢とか)、一応うちの彼の好きな範囲で頼んだからまあ、鳥南蛮とか餃子とかよくあるものが並んでしまった。それにしてもよく食べたもんだ、、、、

デザートに頼んだ抹茶アイスクリームがすごく美味しかった。メニューには抹茶のアイスクリームに黒蜜がかかっていると説明されていたので、私は頼む時に「黒蜜は無しで」と頼んだ。すると、なるほど、、、アイスクリーム自体はほとんど甘さがない。これは私には嬉しい驚きで、抹茶の香りと渋みがそのままアイスクリームになっている。甘いデザートが好きな人だと、これに黒蜜がかかっていて丁度良いようにできているのだ。これはかなり嬉しいデザートでしたよ。

外れた場所とは行っても、我が家からだと電車一本で行かれておまけに駅の目の前だから、また是非行こうと嬉しい発見を彼と喜び合う。まあお値段は居酒屋、、、とは言えないんだけどね。まあ、それは仕方がないかな。日本人経営の居酒屋もロンドンにはあるけれど、都心の店はほとんどが混み合っていて並んでいたり、一皿の量がすごく少ないのに高くてやってられなかったり、、、ザワザワし過ぎて落ち着かない雰囲気だったりもするので、ここの「丁度良さ」が本当に気に入ってしまった。

テーブルを予約しておいて正解だった。見回すと店内の3分の1はリザーブになっている。人気の店なんだね。サービスも含めて日本みたい、という店は少ないので、このまま変わらない雰囲気でいてくれると嬉しい。是非また行くぞ!次は私の誕生日にしようかな〜〜!










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