見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: イギリスあれこれ


やっと下が片付いたので、ベッドルームの新しいワードローブを探しにIKEAへ。IKEAは日本にもあるようだけど、スウェーデンのDIY形式の大型家具店だ。ロンドン周辺には郊外に4件あって、いづれも車での足が便利なように高速道路のジャンクションに近い所にある。 何しろDIY家具なので、タンスやらテーブルやら何を買うにしても、自分で必要な部品をすべてチェックしてスクリュー、ヒンジの類いまでを揃えて買い、持って帰って家で組み立てる。IKEAがDIYセンターの中でも人気があるのは、やっぱり北欧らしい色使いやちょっとモダンなデザインだ。他のDIYの店よりはちょっとお洒落なものが多い。

ワードローブのような大きな家具は、あらかじめ見本として組み立ててあるものが沢山あって、それを組み立てるに必要な部品はすべてリストになって細かい値段が書き込まれてる。この家の工事は前からやらなきゃいけない事はわかってたので、夏に一度下見に来て検討はつけてあった。只、夏以降違うモデルが出てるかもしれないし、もう一度寸法を再確認してちゃんと収まるかを検討する。彼は「今日中に決めて買う」と決めていたので、どっちかっていうと、寸法があってデザインがベッドルームに合えば何でも良い、、、というのが本音だった。まあ、所詮はIKEAだからね・・・ 安い、便利というのが最大のポイントなので、あまりクオリティーは期待できません・・・・Bedなんかは本物のパインでかなり良いものを選んだけど、今回は安く上げる事にした。

そもそも地盤沈下による家のひび割れ修理には、私達は保険料のエクセスを£1000払わなければならない。 このエクセスは保険会社によってはない所もあるけど、それだと毎月支払う保険料が高くなってしまう。私達の保険会社は修理代のうち最初の£1000を払う事で、保険料が比較的安い。 ところが作業の一貫で、ベッドルームの壁のひび割れをちゃんと直す為には、壁に作り付けになっているワードローブを壊さなければならない事になった。私達としては、どうせ壊されるのなら自分達の気に入ったものに替えたかったので、保険会社の「元通りと似た状態に戻す」というオファーを断って、自分達で新しくする分、エクセス料を半額の£500にしてもらったのだ。もちろん実際にはもっと安く上げようというのが本音。

見つけたワードローブはシンプルなアンティークフィニッシュ。中に棚を2段好きな所に付けられるので充分だ。一式の値段も手ごろ。見本には中に靴用の棚もついてたけど、これは要らないのでこの分は削除して、占めて2人分で£320程さっさと決めて、部品リストを手に倉庫へ品物を取りに行く。これが結構な肉体労働だ。1メートル×60cmの板を合計で14枚分取り出して運ばなきゃならない。取り出し易いようには梱包されてるけど、重いし大きいし結構大変。そしてここで、すごいショックな事が・・・ 他の部品は本体もネジ類もすべてあるのに、ドアが品切れで無い!!スタッフに調べてもらったけど、他の支店にも全くなく、次の入荷予定日も判らないとの事・・・・いつもなら品切れしてもすぐに入ってくるそうで、「こんな何処にも無いのは、もしかしたら限定品で、もう入ってこないかも」という。うっそだろ〜〜!

もう一度見本のフロアーまで戻り、他に似た物で同じ規格のドアはないか探す。 寸法が決まってるのでチョイスはほとんど無い。ひとつだけ、色がほんのちょっと違うタイプがあった。こちらはオーク仕上げ。でもオークのベニヤで、最初に欲しかった物よりちょっと安っぽいかなあ〜、、、 値段もドア1枚で£15安い。この時点で、うちの彼はもうほどんどキレていて、それ以上深く考える事は不可能になってたので、ほんのちょっとの色の違いは許す事にしてオーク仕上げのドアに決めてしまった。まあおかげで予算よりまたしても安くあがったんだけどね。DIYも良いけど、結構疲れるわ〜〜! 当然持って帰るのは不可能なので配達をお願いする。これはラッキーな事に翌日配達という事になった。ちゃんと今朝ドライバーから電話があって、12時から4時の間に行きますとの事。その後もう一度ドライバーから「あと1時間で行きます」と電話があり、結局2時過ぎに届いた。 これはイギリスではびっくりのサービスだ。配達の時間指定はできないのが普通だから・・・・4時間枠でも大したサービスだわ。日本の宅急便の2時間枠指定なんて夢のまた夢です!!

組み立ててみると、ドアの違いは全く気にならず。色も質感もほとんど変わらない。よかったよかった。それにしてもこの組み立てがまた結構大変で・・・これは彼に任せっぱなし。1体約2時間で出来上がる。まあ所詮はIKEAですから本物のパインが持つ木の重みは無いけど、見た感じはカントリーコテージ風のベッドルームには合ってるので良しとしよう。本当は今日中にベッドルームを全部元に戻したかったけど、やや難航してるので、明日だなあ。これで1週間のホリデーが終っちゃう・・・・でもあと3週間頑張ればまたクリスマス休みだ。カードも何も買ってない、、、結婚記念日のカードも、、、ヤバい!! 明日真剣に走り回ろう。


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いや〜〜、この2日間はひたすら掃除しっぱなしでございます。

昨日、丸一日かかってやっとリビングの棚を元に戻したのだけど、その間も同じ棚を何度も拭きながらでないとすぐに埃っぽくなっちゃう・・・・ 本もCDも一つずつ拭きながら戻す。CDは、戻すついでに並べ方もジャンルに分けようとか思ってた、、、でもそんなゆとりは無くて、手でつかんだまま並べてしまった。  で、気が付いた。カセットテープが山のようにあって棚のかなりのスペースが占領されていたのだけど、考えてみるとカセットなんてもう随分かけてないよ。 第一カセットプレーヤーがおかしくなってからは全然聞けないし、前は車でかけてたけど、愛車のエンジンが逝っちゃって廃車にしてからはテープを聞く術がない。

という事で、テープはまとめて箱に入れてしまった。むかーしからのかなり貴重な録音番組とかもあるので捨てるわけにはいかないけど、とりあえず箱詰めにして隅っこに。これで棚にかなりのスペースを確保。 どうせこれからもDVDやCDは増えるんだしね。たまりに溜まってたビデオも貴重な物だけ残してあとは思いきり処分。これがすごい数だあ〜! どうやって出そうか?一度に出すのはちょっと気がとがめるから、数週間に分けて出してしまおう。 こっちは日本みたいにいちいちゴミを分ける必要はなくて、もうぜ〜んぶ一緒に出しちゃう。ボトルとか雑誌とかはリサイクル用の収集場所があるから、持って行く元気のある時は持って行く。

家の工事はこれで全て完了。 
今朝、最期の仕事で壊したワードローブの処理に来てくれたお兄ちゃん達とちょっとおしゃべりした。2日前にはまだ埃だらけで、ソファの上に全ての物が積み上げられていた状態だった1階が、綺麗に片付いて棚もきちんと整頓されてるのを見たお兄ちゃん達、ちょっとびっくりしてた。「良いよ、すごく!この家好きだよ」と言ってくれた、現場リーダーのお兄さんはアルバニアからの人で28歳。ホントは34-5だと思ったので30前と聞いてちょっとびっくり。曰く、「9歳くらいから手伝いで働いてたからね。本当に仕事し始めたのは17だけど」成る程ね、、、しっかりもするさ。 イギリスに来たのは10年前でビルディングエンジニアの資格を取ったそうだ。

彼と相棒格なのが42歳のお兄さん。彼は若い、、、!とても40過ぎとは思えない。 聞くと、ロックミュージシャンをやってたそうだ。ドラマーで、Led ZeppelinやDeep Purple、Iron Maidenなんかをやってたそうな・・・と、ここまでは良くある話だけど、ちょっと勝手が違うのは彼は60年代生まれのルーマニア人だという事だ。ZepもPurpleも自分に国ではまともに聞く事はできなくて、密かに海賊版のレコードを手に入れて聞いていたという。 長髪でロックなんてやっている連中は反体制派と見なされた時代の話。学校での外国語の選択は絶対ロシア語なんかやりたくなくて、英語とフランス語を勉強したそうだ。そういえば、ルーマニアの独裁権力者だったチャウシェスクがあっという間に射殺されたニュースは私も覚えている。体操選手のコマネチが雪の中を6時間歩いてオーストリアのアメリカ大使館に亡命して間もなくだった。今はもうバンドはやってないそうだけど、成る程、彼が若くみえるのはロック魂のためか・・・

彼等は本当によく働いた。 朝は時間通りにきっちり来たし、おしゃべりやお茶に時間を使う事もせずに、一日でかなりの仕事量をこなしていった。礼儀正しくて、私達の邪魔になる事はいっさいせず、トイレさえ、使ったのかどうか判らない程だった。 日本じゃ当たり前かもしれないけど、こんなビルダーの人達は私も彼も初めてだ。東欧系の人達のチームで、最初は「大丈夫かな?」と思ったけど、大当たりでした。 こんな人達が真面目にどんどん仕事してれば、今にイギリス人の仕事全部取られちゃうよ・・・・細かい作業も丁寧に仕上げてくれたし、彼等のようなビルダーのチームが来てくれて本当にラッキーだった!

後は2階のベッドルームだ。テレビを下に降ろしたら、早くベッドを元のベッドルームに戻してスペースが欲しい。洗濯物も溜まってる・・・・干す所無かったから。やれやれ、、、やっと元の生活に戻りつつあります。


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私の日本名の宛名で手紙が来ていた。
日本の戸籍上の名前は今も旧姓のままだけど、こちらで使う事はまず無い。見ると「Consulate General Of Japan」と書かれてる。日本領事館からだ。領事館といえばむか〜し昔に在留届を出した時と、結婚した時、あとはパスポートの更新の時しか縁がない。

テロや大きな災害等の緊急時に安否確認を行う上で、皆様の連絡先情報を最新のものにしておく必要があります」だそうだ。 成る程、、、おまけにびっくりしたのは、切手が貼られた返信用封筒まで同封されてる この辺の気配りがすごく日本を思い出す。っていうか逆に言えば「ここまでやってるんだからちゃんと返信してね」という事なのかもしれない。ちょっと不思議な気分。

そうだよね。日本国籍の人間であるという事は、国際的な事件に巻き込まれた時に私を助けてくれるのは日本大使館なのだ。 何十年住んでいようと、夫がいようと家があろうと、この国はEUの人間でさえない私を一国民として扱ってはくれない。
万が一どこかに旅行中に拉致事件にでも巻き込まれて、そこに国際的政治的なしがらみがあった場合、極端な話、日本人の私は解放されて、英国人の彼は射殺されちゃったりするかもしれないのだ。 こんな事を想像したりするのは決して笑い事ではなくて、実際イラク戦争の頃は結構そういう危機感があった。
子供がいないのは、不幸中の幸いなのかもしれない・・・・なんて。

あれ、、そういえばパスポートの更新いつだっけ? もうすぐ10年経つかも・・・・ 高いんだよね〜更新手数料! イギリスのパスポート更新なんて日本の半分の手数料だよ。あ!もしかして日本で更新すればもっと安いのかな?・・・・って、調べてみたら日本で16000円かあ〜。そういえば2ー3年前に確か手数料を下げたんだったね、£74だから変わんないか。それにしてもなんか変な感じ。「誰かが私がここに居る事を知っている」って、ちょっとだけ暖かいような気分だ。アイデンティティーって何だろうね。久しぶりに見た日本の名字での宛名書きもちょっと照れくさいような気分になるのは何故だろう・・・ 返信する用紙の最期に自分の名前を漢字で書いた。すっごい久しぶり!
これが私の名前で私は日本国民なんだね。当たり前なんだけど、普段は考えもせずにいる事。

休みなのに雨、、、 これで丸3日目のジトジト雨だ〜 工事の人が来てるから家にもいられないので今日はWest Endに出て来よう。どっかでお昼食べてショッピングするかな。あ、ユニクロが新しくオープンしたFlagship shopを見てこようかな。チャイナタウンのスーパーでも欲しいものあるし。その後はマッサージとリフレクソロジー1時間半予約してるのだ。 変な態勢でベッドに腰かけてるから背中も腰もバリバリ、、、おまけにどうやら風邪ひいたっぽいし。せめて外が晴れてたらなあ〜〜


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その辺のイギリス人を捕まえて聞いてみるといい、「オリンピックやその他の国際大会で、イスラエルを応援した事がありますか?」と・・・ ユダヤ系の人かどこかに血縁でもある人は別だけど、普通はまずいなかったはずた。今日までは・・・・ 普段はユダヤ人をさりげなく見下して馬鹿にしているような無学な労働階級の男達が、今日だけは「頑張れ、、勝ってくれイスラエル〜〜!」と祈っていたに違いないのだから笑っちゃうよね。 でもどうやら御利益あって、勝ってくれましたよ!!有り難や有り難や・・・

来年のユーロ2008の大会予選の話です。Euroはヨーロッパのサッカー選手にとっては、W杯と同じ位に大事な大会だ。 そもそもサッカーはイギリスを発祥としてヨーロッパ処国のものだった。Euroで勝つ事はW杯に勝つのとほとんど同様の価値があったのだ。南米やアジアの国々が入り込んでくるまでは。

イングランドのいるグループEは、これまでクロアチアが1位で、ロシアとイングランドがネック&ネックだった。もし今日のイスラエル対ロシアでロシアが勝てば、自動的にイングランドのEuro2008ファイナルは夢と化すはずだった。 もし引き分けだった場合は、水曜日のイングランドとクロアチアの試合でイングランドが勝てば滑り込みで2位が決まる、という事態。 怪我でボロボロのイングランドチームは主要選手の半分近くが出場できないような状態。キャプテンのテリーも、ストライカーのルー二ーもオーエンも欠き、さらに国際試合経験の多いベテラン勢も欠いてしまっている状態で、ほとんどあきらめムードになっていた。これで終わりか、、と皆が思っていたのだ。

ところが、、、やってくれましたよイスラエル! 1-1で流れていったからこれで終るかと思ったら、最期の最期、ロスタイムで追加の1点!これで、水曜日のイングランドとクロアチアの試合は「引き分け」でイングランドがファイナル出場決定になる。 まあねえ〜〜でもこれが運命の怖い所でね、きっと最期まで引き分けで流れて逆転で負けちゃったりするんじゃないかって気がするのは私だけ・・・? とにかく、水曜日のWembleyでの試合は絶対に負ける事が許されない事態なのだ。それにしても、よくまあ繋がったものだこと、首の皮。 こういう事ってあるんだねえ〜。ドラマだよね、だからスポーツは見ていて面白い。水曜日の夜は街のあちこちが凄い事になるんだろうなあ〜〜

週末はさすがに工事もお休み。明日はとりあえずゆっくり寝坊ができる。 ビルダーの人達は普通朝の8時頃から仕事を始める。さすがに私が仕事に行く仕度をしている時分に来られるのは具合が悪いので、「仕事は9時からにしてください」とお願いしたのだけど、それでもやっぱり「早く着替えなくちゃ」みたいな意識があって落ち着かない毎朝だった。

明日はゆっくりできる〜〜 とはいえ、日曜日に家に居場所がないのは辛い。日曜なんてこの辺は何処に行く事もできないし、面白い事もないし、もしかしてこの狭い部屋でテレビを観るかネットをするしかないのかしら? ピラテスのエクササイズをする場所もないしねえ〜。タウンセンターのカフェで本を読むっていう手もあるか・・・ 本当に郊外の日曜日なんてつまんないよ〜〜!

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始まりました、、家の修理。すっごい事になってます!!

私達がまともにいられるのは、2階の奥の部屋だけ。この3m四方程の部屋に、寝室から運んだダブルベッドとキャビネットとタンス(低いやつ)、それにワードローブの中にあった服を詰め込んだスーツケースが2つとMacがあって、それだけでもうあとはやっと通れる隙間があるだけ・・・ とりあえず隣のバスルームとここだけが居られる場所。2階の通り側の私達の寝室と1階はすべて工事現場。 壁を削って、レンガのひび割れを埋めてバーで支える工事なので、漆喰の粉が飛びかって家中が煙って見える・・・

ソファーには、棚にあった本やCD、DVDを全部積み上げて上からカバーしてしまったし、ダイニングテーブルも寄せる場所がなかったのでビニールで保護しただけ。 カバーの上はもう砂だらけになってる〜〜椅子という椅子はすべて納屋に入れてしまったので、座る事ができない 朝食はキッチンで立ったままかじり、夜はピザをベッドの上でピクニックよろしく食べる、、、コーヒーカップを置くのはカーペットの上かMacの横。でも先日のワイン事件があるので、私はMacの回りに飲み物を置く事にはちょっと神経質になってるのです。

あ〜あ、、2週間かあ〜 さすがにちょっとストレス溜まりそう・・・インターネットするのもベッドの淵に座ってるだけなので、背中も肩もバリバリに凝り固まってる〜〜 ソファーにドカッと座りたいよ〜!なんか、隠れ家にでもいるみたいだ。でもおかしなもんで、「いつもと違う」ってちょっと新鮮。 確かにストレスなんだけど、ちょっと楽しんでもいるかも・・・・この狭い場所に2人でいるのは何日も続いたらさすがにきついけど、土曜日からは彼の仕事が遅番になるから、夜は私一人で居られるし。

今日から急にすごく寒くなった!でもカラッとお天気が良くて空気がピリッとしてて、日本の冬みたい。 空が高いのが気持ち良い。寒くても、カラッとしてお天気が良ければ文句は言いませんよ私は・・・むしろ気持ちがキリっと引き締まる感じがして好き。もう4時を過ぎると暗くなってしまうけれど、そのかわりにそろそろクリスマスのイルミネーションが入ってきました! 11月に入ると、街のあちこちでクリスマス用の配線が始まるので「もうすぐだなあ」とは思ってたけど、今日仕事が終って通りに出ると、メインストリートにクリスマスライトが入ってましたあ〜! 都心の大通りみたいに派手じゃないけど、このちょっと安っぽい感じがまたいかにもローカルで可愛いです。

お店のウィンドウも少しずつクリスマス用になってきてるし、クリスマスカードやギフトラップも並んでる。カードを早めに探さなくては・・・あ!その前に結婚記念日があるんだよ〜〜 そっちのカードもスペシャルを探さなくては!(これが、毎年結構な苦労なんだよね〜)2週間の家の修理が終ったら1週間休みを取ってあるので、その間にクリスマスショッピングかな。その後はまた3週間仕事すればクリスマスイブから新年まで休みだから結構ラクチンかも・・・ なーんか、あっと言う間だなあ〜!


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11月第2週の日曜日は、Remembrance Sundayといって、戦没者記念の日。もともとは第一次大戦の終った11月11日にちなんで始まったものらしいけど、今はこれまでのすべての戦争で亡くなった兵士(英雄)達を讃える行事だ。どの街にもエリア毎に戦没者記念碑があり、亡くなった人たちの名前が刻まれている。彼等はローカルヒーローなのだ。10月末の花火の時期が過ぎると、胸にポピーの花をつけている人たちを沢山見かけるようになる。「赤い羽」のように、街角や駅で小銭で買える。

私はどうしても、この戦争絡みの行事になると居心地の悪さを覚えずにはいられない。 この国で暮らすようになって、多分一番驚いたのが、「戦争に勝った国と負けた国は、こうも違うのか」という事だった。そう、イギリスは昔から戦争に負けた事がないのだ。ナポレオンだってイギリスを制覇する事はできなかったし、2つの世界大戦もそれ以降の紛争や戦争でも、敗戦国になった経験がない国なのだ。 Remembrance dayでは黙祷の間こそ厳かで沈痛な一時があるものの、全体の雰囲気はみんな誇りに満ちている。この「名もなき祖国の英雄達を称え、偲ぶ」という空気は、悲惨な原爆という最期で敗戦を迎えた日本の戦争に対する偲び方とは全く違う。

お昼に近くのイタリアンでピザを食べた後タウンセンターをうろついていたら、丁度パレードが始まった。このサービスとパレードは全国の確エリアで行われる。うちのほうはまだまだローカルな雰囲気のたっぷり残る郊外なので、道行く人たちも足を止めて、今は車椅子にのっている、かつてのベテラン兵士を拍手で送る。当時はまだ若く、ハンサムだっただろう老人達は、正装で胸にいくつもの勲章をつけ、鼓笛隊の音楽と共に誇らしげに進む。何故が思わず涙がでてしまった。

今さら私を見て「お前は日本人だろう、お前達のせいで戦争中は・・・」なんて事を言う人はいないけれど、やっぱり終戦記念とか、VJ(Victory over Japan)Dayとかっていう日には、私としてはきまりの悪い思いをしてしまう。 VJ Day50周年の時、テムズ川の周辺で大きなパレードがあった。あんまり深く考えない彼が「行こう」と言うので行ってみると、いかにも「日本軍と戦いました」みたいな退役軍人らしき人がいっぱいで、家族や友人に支えられ、または車椅子でやっぱり胸に勲章をいくつもつけて人々の拍手を受けていた。 その後はテムズ沿いで大花火大会。街ではラグタイム音楽のバンドが昔なつかしい曲を演奏し、「日本に勝った日から50年」を祝うその雰囲気にさすがに私は行った事を少し後悔した。 彼に言うと、「今さら気にする事ないよ、どうせあの凄い花火だって日本製なんだから」・・・・成る程、そんなもんかなあ〜〜??

日本では毎年終戦時になると、お涙頂戴もののドラマが作られ、「悲惨な出来事を忘れてはいけない」みたいな重重しい空気になる。日本の歴史の中で、戦争は悲しみであり、汚点であり、恥であり、みたいな?・・・もちろん「繰り返してはいけない」というメッセージは大切なのだけど、勝った国と負けた国でこうも人々の意識が違うとは・・・・勝てば英雄、とはこういう事なのだ。

さて、明日からはいよいよ家の修複工事だ。仕事から戻ってどんなになってるか怖い、、、でも仕方ない、2週間程の我慢だ。せめて今日はゆっくり寝よう。

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というわけで、今年も夏時間が終ってしまいました。今日からは1時間早く暗くなるので、一日の短さに加速度が付く・・・・

久しぶりに「日本食っぽい物を作るからね〜」と言ってしまったのに、朝からずう〜〜っと霧雨が降っていて全然止まない。 ちょっと晴れ間が出たら買い物に行こうと思ってたのに、朝の8時頃から外の景色の色がずーっと同じトーンで、霧を吹いたような雨が続いてる。傘がさせないから買い物に行くのは止めて(だって行きたく無いも〜ん)冷蔵庫に残ったもので何ができるかを検討する。ハッキリ言って何もない!

困ったなあ〜、、、なんとかごまかす方法を考えなくちゃ・・・・エノキとシメジが少しずつ残ってるから、これを使って何ができるかなあ〜 お肉も冷凍庫に挽き肉しか無いじゃん!!あ〜あ、日曜だから私が作るよなんて言わなきゃ良かった〜〜!でもいつもは彼が作ってくれてるので、私が家にいる時くらいはちょっと料理もしないとね、、以前は普通に私がいつも作ってたんだし。(もう10年くらい前の話)

実は今月始めに、Royal Mail(郵便局)のストライキがあった。Post Officeのストライキは本当に久しぶりだ。最近は完全にe-mailやクーリエサービスの競争に押されて、あちこちの支局が閉鎖になっている。 Post Officeの業務は公共料金の支払いや、年金や生活補助金の受け取りなんかもあるので、支局が閉鎖になる度に本局には長い長い列ができてしまい、お年寄りや車椅子の人も延々と30-40分待つ事態になっている。でも私はイギリスに来て以来、郵便でトラブった事は一度もない。手紙も荷物もいつもちゃんと届いたし、Postie(配達の人)はいつでもみんなフレンドリーだし。

今回のストライキは、48時間ストを2回に分けて行うというもの。ところがこれがよくできていて、最初のスタートが木曜日の正午から土曜の正午まで。次が月曜日の正午から水曜日の正午まで。 ちょっと待って・・・ストライキに入る前の朝の数時間に仕事なんてするわけないし、12時に終ったからって、その日の後半に出勤してくるとは思えない。つまり事実上は、木曜から翌週水曜までの1週間ストライキなのだ。丁度本やDVDを注文してあったので、「今回ばかりはかなり遅れるか、届かない物があるかも・・・」と不安になった。

やっぱりいつもより1週間位遅めに次々と配達されたのだけど、ひとつだけ、アメリカのサイトから頼んだDVDがいつまで経っても届かない。 同じサイトで3日に頼んだものは15日に届いたのに、それより前日の2日に発送されたはずのDVDが25日(木)になっても着かないのだ。週末まで待って来なかったら月曜日にメールで連絡しようと思っていたら、サイトからSellerの評価をしてくださいとのメールが、、、 いくら何でもかなりの時間が経ってるので金曜日の朝に「ひとつが届いていません」と連絡しておいた。

なんていうのかなあ〜〜、それでもなんとなく心のどこかで、世界で一番古い郵便制度の歴史を誇るイギリスのRoyal Mailを信じたいっていう気持ちはあったのです。 サイトに「届いてません」メールをする時も、あと2ー3日待ってからにしようかどうしようかっていう・・・でも規定では3週間以内には届くはず、という事でオーダーしたのだから、今の今まで届かないというのは当然返金なり再発送なりを要求する権利があるはず。 金曜の夜には早速返信が来ていて、「Lost Item扱いにしますので、返金か再発送かをお知らせください」というので再発送を頼んでおいた。

それでもなんとなく予感っていうか、すっきりしないものが残っていたのだけれど、土曜日の夕方、仕事から戻ると何と・・・届いていた! あわてて「届きました」とメールしようとしてMacを立ち上げると、ああ、何と言うすれ違い・・・本日再発送しました」とのメールが来てしまっていた。 う〜〜ん、ここで「届きました」と言ってしまうと、また返品したりするのが面倒だ・・・どうしよう、、やっぱりここは黙っていよう。 でも同じDVDが2つになってしまう・・・そもそもこのDVDは初めは「観なくていいかも」と思っていたマイナーなやつで、だからこそ一番値段の安かったUSA版を買ったのだ。 ちなみに「Too Tired to Die=(邦題)ニューヨーク・デイドリーム」という奴で、金城武さんが唯一英語で出演しているアメリカ映画とは言ってもインディーなやつだ。 内容も演技的にも観なくても良い部類かと思ったのだけど、英語の台詞での金城さんが観てみたくなって、1200円程度なら駄作でも許せると思って頼んだのだった。あーあ、あと1日待てば重複しなかったんだけどなあ〜

オンラインのサイトというのは、結構どこも本当に迅速なサービスで対応してくれる所が多いので嬉しい限り。ちょっと気がとがめるけど、やっぱり「届かなかった」事にしてしまおう・・・・ アメリカまで返品するのは面倒だし・・・でも2つはいらないしなあ〜 どっかで売ってしまおうか、それとも何かの景品にしてしまおうか・・・? まあいいや。Royal Mailを信じきらなかった私がいけないんだ・・・今では本当にクリスマスカードくらいしか手紙を出す事もなくなってしまったけれど、やっぱりPost Officeは、当てにならないイギリスのいろんなサービスの中で、ほとんど唯一私が信頼してきた機関だ。そういえばクリスマスカード探しももうすぐ始めないといけない。今年のクリスマス用切手はどんなのだろう・・・?

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なんと、、、気が付けばこのブログを初めて1年が経ってる!!

うっそ〜〜! は・・・早い!本当に でも確かに今みたいに暗くなるのにどんどん加速度がついて来た時期で、初めの頃のページには夏時間の終わりとかハロウィンの事とか書いてある・・・・
なんだかこの1年は本当に早かったなあ〜〜  その前2年位がちょっといろんな出来事が多過ぎたせいかもしれない。今年はあまり変化も起こらず、休みも5月に日本に行ったきりで、他にはなんのイベントもない1年だった。友達にもほとんど会っていないし、天気も雨続きでひたすら毎日仕事してたような・・・

というわけで、いつも覗いてくださる皆様ありがとうございます。 コメントを置いてくださる方々、個人的にメールをくださる方々、ロム専門の方々、うっかり間違ってひっかかった検索ワードで辿り着いてしまった人も、まあこれも他生の縁という事で宜しくお願いします。 私は基本的に、インターネットの醍醐味は、全く袖すり合う事が無いはずだった人達の存在に触れるという事だと思ってます。21世紀に生きててよかった・・・と。ふと思った、、、30世紀にはどんな世の中になってるんだろう〜〜?

さてさて今週はスポーツの話題が多いイギリスです。

まず昨日のサッカー、Euro2008予選のロシア戦!なんだありゃあ〜〜! マジで本当にヤバい。イングランドがqualifiedされない可能性が高くなってきた。 夏に絶体絶命だったのをオーエンとベッカムの復帰で一時しのいだまではよかったけど、またここに来て万事休す!今度こそロシアとクロアチアの負け頼みでないと来年のユーロ出場は消える・・・・・ おお〜いRooney、いい加減に学べよ〜〜  ゴールした後でペナルティあげちゃう事ないだろお〜〜! 笑っちゃうのは、ニュースとかでも「それでもまだ可能性が無いわけではありません」とか苦しまぎれな事言っちゃってる事。 今のイングランドチーム見りゃ判るだろ〜?ぼろぼろじゃん!けが人ばっかりでまともに使える主要選手が数人しかいないんだから・・・・

もうちょっと希望が持てる所で、土曜日のラグビーワールドカップの決勝。 2大会連続でのイングランドの決勝進出で期待が高まってる。4年前にイングランドが優勝して凱旋してきた時は、オープンデッキのダブルダッカーバスでパレードしたっけ。最近はテロの警戒とかがあるからオープンのパレードはどうかと思うけど、ワールドカップで連続優勝できるかも・・・という事でこちらは明るく盛り上がってる。なんといっても先週のフランス戦に勝ったというのがイギリスにとっては大きい。やっぱりどうしても対フランスとなるとイギリス人は目の色が変わる。イギリスXフランスの根は深いのだ・・・ どんな形であれ、イギリス人はフランスに勝つという事が大好きだ。2012年のオリンピック開催地に決まった時だって、最期のプレゼンでパリに勝ったというのが大きかった気がする。

そして日曜日はF1の最終戦、世界チャンピオンを決めるレースになる。ルーキーのハミルトンが本当にチャンピオンになっちゃうんだろうか・・・! でも本当にこればかりは解らないからねえ。それにしてもデビュー年に、22歳で、初の黒人レーサーがワールドチャンピオンになるのを、実は皆楽しみにしているのだ。 まあスパイ疑惑に揺れて、必ずしも気持ちの良い展開じゃあなかったけど、個人の結果の為に頑張っているレーサー達はまた別な立場だからねえ〜 ブラジル戦という事は、こっちの時間では夜のレースか。いつもなら午後には判る結果が、夜まで決まらないのもやきもきするなあ〜〜

今日から彼は6日続けて仕事の時間が遅いらしい。しめしめ、、思う存分一人でネットしてDVDが観られる。 静かな夜の時間が大好きだあ〜!先週の6日間に渡る郵便局のストライキで、頼んでおいた本やDVDの配達が遅れてる・・・ 今までで届かなかったっていう事はなかったけど、6日間のストライキっていうのももう20年振りくらいだったし、大丈夫かな・・・・一人の時間がある時に届いてくれると嬉しいんだけどな。


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竹野内豊さん繋がりの人から、次の映画で共演されてる水野美紀さんのブログに面白い話がーと教えてもらいました。 実は私は水野さんのブログはなり前から時折覗いてた・・・・さばさばしたキレの良い人、という印象で前から好きだし、いつもポジティブで、去年だったか例の「携帯電話事件」の際も毅然とした態度で、それでいてユーモアのセンスをきかせて対処していたっけ。で、水野さんの蚊の話に思わず笑った。

私も実は「蚊に刺され屋」だ。 夏のホリデーで南の国(といってもヨーロッパ内だけど)に行くと、真っ先に蚊に刺される。うちの彼と一緒にいても何故か私だけがあっという間に3ー4か所刺されてしまう。彼は「君が美味しいからだよきっと」なんて笑ってるけど、はっきり言って何のお世辞にもご機嫌取りにもなりません! よく体温が高いと刺され易いとか、血液型がどうのとか言うけど、私はB型で平熱は36度そこそこだ。血圧は昔から低いし手足はいつも冷たい。いつだったか6月初めに日本に帰った時は、着いた日の夜一晩で12か所もさされた・・・・・朝起きて怒りまくった!

イギリスに暮らすようになって、ほとんど無関係だったのが、蚊とゴキブリだった。 ゴキは全くいないわけじゃなくて、レストランの厨房とか汚い路地とかにはいる事はいるみたいだけど、普通の家ではまずいない。 私が今まで住んだ6か所のどの家にもゴキはいなかったし、もちろん今の我家でも出た事はない。イギリスで「ゴキがいる」というのは、かなり不衛生という事で問題になる。 でも、日本みたいにちょっと暑くなる所では、少し古い家とかだとどうしても出るよね。夜中に起きて電気を付けるとササ〜〜ッて散る音がしたりして・・・・ こっちではたま〜に汚い所で見るゴキも、小さくて赤茶の油虫みたいで、日本にいた「かぶとむしの角なし」みたいな黒光りするやつはもう長いこと見てないなあ〜〜

蚊は、イギリスには「いない」と言ってよかった、最近までは・・・・。 本当にここ1ー2年でちょっと蚊が発生し始めて問題視されてる。やっぱりGlobal Warmingの影響でイギリスにまで蚊が出るようになってきたのだ。おまけに今年の夏は大雨が多くてあちこちで洪水の被害があった。蚊は暑さと湿気が大好き、、!? 私も今年の夏は4か所位さされた〜〜!(まあ、ひと夏に4か所なら無いに等しいんだけど) でも彼に言っても見せても首をひねっている。「Bedかソファーにダニでもいるんじゃないか」と掃除機を駆けたりして・・・ダニと蚊じゃ刺され方が違うんだよ〜〜!と説明してもそういう事は知らないらしい。

Global Warmingってもう20年位前から言われていたけど、とうとう現実にっこまで来てるんだって最近感じる事が多いよね。前にちょっと書いた雨の降り方もそうだし・・・ これから先、うちのキッチンにゴキが出るようになったらどーしよー!? まあ私は別にゴキブリに「きゃあ〜〜きら〜い!!」って叫ぶような人種ではないけど、やっぱり出たらやだよね。

そういえばもうずっと前だけど、日本で窓から飛んで来たゴキを見た。本当に羽を広げてブ〜〜ンって・・・! 一瞬「かぶと虫かー?」って思っても絶対にそんなはずないし、飛んで来たのは裏の焼き肉屋の方からだし「ゴキが飛んでる!」という事でさすがにこの時は「うわあ〜〜!」とか叫んだような・・・ 見た事ある?ゴキが羽広げて飛んでる姿! あの黒光りのする羽は伊達じゃないんだという事を初めて知った。

水野さんの話では、現場で竹野内さんだけが蚊に刺されていないという事だけど、もしかして密かに超強力な虫除けクリームでも全身に塗り込んでたりしてるのかしら・・・? それか、本当は刺されてるのに絶対にそれを人に気付かせていないとか?本当に刺されないんだったら、何が違うんだろうー?でもカマキリには襲われてるそうだから、別の生物を引き付ける何かが身体から発散されてるとか? 

文句言いたくなる事の多いイギリス暮らしで、蚊とゴキがいないのは○だったんだけどなあ・・・ これからは油断できないかもしれない。全く、どんどん暮らしにくくなるったら・・・!今週からまたバスの迂回路線が変わったみたいだし、、、ブツブツ言いたくなるわ〜〜!


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地元行政区の説明によると、今年は30年に1度の「ガスの供給管を新しく交換する年」なのだそうだ。

ガス管は地面の下だから、当然変える為には地面を堀り返さなければならない。 という訳で、夏頃から街のあちこちで地面を掘り返しては黄色の管を交換している。1度には不可能なので、あっちこっちで1角ずつ行ってる。工事現場周辺は、作業をする側を閉鎖するので道が一方通行になる。道路は当然あちこちで渋滞し、何といってもその度にバスが迂回するのでバスルートが変わってしまうのだ。ほんとうにイギリスってこういう事が得意な国だ〜〜〜

私の住む地域は結構広い行政区なので、今年に入ってからあちこちで工事は始まってたのだろうけど、うちの近辺にやってきたのが7月頃から。まずタウンセンターのメイン通りが1車線に。 ただでさえ、去年の暮れにショッピングセンターが拡大された際に、タウンセンターの道は一方通行になったというのに、そのうちの1車線が通れないのだから渋滞は必須・・・・ 閉鎖した側の道を行きたかった車は、これまた混んでる道に迂回してぐる〜っと遠回り・・・・

小さな街とはいえ、タウンセンターはバス路線が10本くらい走っている。 これが大混乱になってしまってるのだ。工事現場は広い範囲ではなくて、20メートル位に区切ってひとつが終ると移動する。先週まではこの道が1通だったのが、今日からはその斜向かいで反対路線が通行止めといった具合。 それが街のあちこちで同時進行してるから、迂回する場所も1か所じゃない。その度に今まではバスがなかった道にバスが来るようになり、あるいはいつものバスがこっちの道に入って来られなくなったりしてるのだ。 おまけに誰もバスルートがどう変更になっているのかなんて教えてくれない。平和な住宅街にある日突然臨時のバス停が登場し、ある日にまたこつ然と消えている・・・・

タウンセンターは我家から出て南にある。歩いて10分だからいつもはバスには乗らなくても良いのだけど、買い物をした時とか夜疲れてる時は、ちょっと乗ってしまう。 最初に我家の前を通るバスに影響が出た時は、実は大したことなかった。タウンセンターに抜ける1角だけが一方通行で、北に行くバスだけがまあちょっとの迂回程度だった。 ところが流石はイギリス、それだけでは済みません。何と、、、ある朝近所で爆発があった・・・ ネイルサロンの入っていたビルがガス爆発をおこし、3階立てのビルが全部崩れてしまったため道路が封鎖された。この道路は家から出て北側のメイン道路。つまりタウンセンターへ向かうバスルートが更なる変更を余儀なくされたのだ。もう訳がわからない・・・・

早い話が、いつもうちの前を走っているバスはこれによって全く通らなくなり、代わりにいつもはこっちには来ないバスが、爆発現場を避けてうちの前の道に入ってくるようになった。 タウンセンターでは混乱を避けるため、ルートによってバス停が分かれているので、一時的にうちの前に来るようになった路線のバス停まで角ひとつ歩かなきゃならない・・・・ そしてこの爆発事故の後処理も1週間程でなんの予告もなく終了し、いつの間にか昨日とは違うバスが走っているのだった、、、 紛らわしいったらありゃしない、いちいちバスのナンバーを見て、これはいつものルートか一時的に迂回してきてるものかを確認しないとね。そして・・・

しばらく待ってもバスが来ない時は、本当にこのバス停にバスが来るのかを確かめる。Bus stopこれがイギリスの不思議な所! 何の通達も無い代わり、いったい何時の間に誰がやってくれたのか、よく見るとちゃんと「このバス停は現在使われていません」とサインがかぶせてあるのだ!マジでいったいいつの間に・・・

今日は最期の休みという事でタウンセンターで冬物のお買い物をした。 スカート2枚トップも2着、あと探してたアンクルブーツも買い込んでちょっと御機嫌でバスで帰ろうと思ったら、、、いつものバス停がこつ然と姿を消している。つまりここにはバスは来ませんという絶対通告だ。 う〜〜!どうしようか、、一つ先のバス停まで100メートル程なのでそこまで行って、来たバスの運ちゃんに聞いてみる。「またルート変わった?」運ちゃんは「そこから左に曲がってChase Sideを北にず〜っと上がってLancaster Roadを左にはいって病院までいくよ」、、、、ええ〜、それじゃうちの前は通らないじゃん・・・「Baker Streetには全然入らないのね」と念を押すと、横にいたおばちゃんが「そこ曲がった所のバス停から191番に乗ればBaker Streetの北にいくわよ」とご親切に最新情報を教えてくれた。 う〜ん、ちょい歩くけど3分くらいだからいいかな・・・という事でまた別のバス停に。やれやれだあ〜〜

だんだん寒くなってくるしねえ〜〜 まあ工事が予定通りに進んでるのかなんて一般市民には判りっこないんだけど、いつまで続くんだこのルート変更・・・・ いい加減にしてくれよ〜〜〜


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