見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

カテゴリ: イギリスあれこれ


BBCがまたも素晴らしく見応えのある番組を創ってくれましたよ!!
少し前からアントニー•ホプキンズのリア王の宣伝をしていたので、これは観なければ!と録画しておいた。

まずチームが素晴らしい。リアにアントニー•ホプキンズ、長女のゴネリルにエマ•トンプソン、次女のリーガンはエミリー•ワトソン、とまさに実力派揃い。おまけに脇を固めるグロスターに名ベテラン脇役のジム•ブロードベント、ケント役にはこれまたお馴染みのジム•カーター、そして何とエドガー役には「シャーロック」でのモリアーティー役の怪演が大インパクトだったアンドリュー•スコットという豪華顔ぶれ。

テレビ用脚本と演出はリチャード•エアー氏で、今回のヴァージョンはテレビドラマらしく2時間にまとめられている。シェイクスピアは舞台作品でも演出によって様々だ。現代を設定にしたものも多いけれど、やっぱりオリジナルのセリフが持つ古典のリズムを壊さないように設定を変えるのは演出家の腕次第だ。
背景は現代そのままで、ロンドンの夜景からロンドン塔=軍の司令部にカメラが移り、リアを取り巻く兵士たちも迷彩服にベレーで軍靴を響かせている。

リア王というと、領地を分け与える娘達に「自分を喜ばせる賛辞の言葉をより上手く言えたものから領地をやろう」と言われて、お世辞タラタラの挙句に後で父親を見捨てる上二人の娘と、お世辞を言えずに父を怒らせて勘当されてしまった末娘の真の愛情、みたいな部分が先行するけれど、この芝居はそれだけではない。兄を陥れてのし上がろうとする野心家のエドモンドは、結局リアの上の娘二人とも両天秤にかけるという悪党キャラだ。そして弟に陥れられた兄のエドガーは気がふれた男のふりをしてリアと出会い、また後には目の言えなくなった父親と再会する。

そう言えば、80年代の黒澤明監督の作品「乱」はこのリア王をモチーフにして、イギリスでも大絶賛された。私がロンドンの映画館で観たときも、終わりに拍手が沸き起こって、「映画館で拍手」というのは初めてだったのでびっくりした。

今回はシェイクスピアもリア王も知らない現代の若者がたまたまテレビを付けたらドラマをやっていたので観た、という流れでも十分楽しめるドラマになっている。老いて少しボケ始めた独裁的なおじいちゃんを当てはめても良い。平気で親を見捨てる家庭の絆の薄さ、兄弟でありながら兄を蹴落として自分を引き上げてもらおうという身勝手な若者、それらの構図は本当に何百年経っても変わらないのだ。改めて、シェイクスピアという人の人間を観察して描き出す筆の力は凄い、と痛感する。 

それにしても80歳になったホプキンズ氏の重厚な演技の素晴らしいこと。凛と響く声も鋭い眼力も健在だ。重いだけでなく、コーディリアと和解するあたりはそても柔らかく、 狂いかけて、スーパーのカートにゴミを山積みにして引き廻すあたりの力を抜いた演技も的確だ。

端折っているシーンもあったのだけれど、観ていてほとんど気にならなかった。(エドガーとグロスターのシーンがもう少し欲しかったけど)グロスターの目をくり抜くシーンは本当に目を覆いたくなるようなリアリティーがあり、エドモンドを挟んでのゴネリルとリーガンのビッチな火花のちらし合いもさすがはベテラン女優お二人。

まず、ホプキンズ氏の年齢を考えたら、もうこんなキャストでこんなドラマって作れないんじゃないか、、とさえ思ってしまった。2−3年前にやっぱりテレビ版で放映された「The Dresser」というドラマで、イアン•マッケルンとアントニー•ホプキンスがダブル主演していた時もそう思って、ドラマの質の高さに感動したのだけれど、、、、偶然か、今年の夏からマッケルン氏も舞台でリア王をやる。彼も79歳だ。

考えてみたら、私がずっと尊敬しているイギリスの名優達はみんなもう80代になっている、、、機会があるうちに是非観ておかなくては。

 


3月も半ば過ぎたというのに、週末は2日間雪!だった、、、!!
やっと今日は太陽が出て、室内から外を見る限りでは春のような日差しの良いお天気なのだが、、、 実は気温は1度程で風がビュビューと吹き止まない。なんという寒さ!
3月でこんな気候というのは初めてだ。そういえばまだ私が小学生の頃、東京に「3月の大雪」が降った事があったっけ。あの時以来かなあ〜。それでもあの時だってもっと3月初めだったと思うけどね〜

オリンピックも終わって、パラリンピックが始まってるけれど、やっぱりこちらの方は放映が少ない。なぜかいつもテレビをつけると車椅子カーリング。こちらはスウィープは無いのね。

さて、とても評価が高かったので急遽観てきた芝居。「Beginning
パーティーが終わった後、知り合ったばかりの、なんとなく惹かれあった40近い男女が、初めての出会いの会話から少しずつ二人の関係を初めていきそうなところまで、深夜から明け方までの会話劇だ。

出演者はローラとダニーの二人だけだ。ローラのフラットで週末パーティーが終わった所。直接の知り合いではなく、ローラの友人の友達としてパーティーにやってきたダニーは初めて会った彼女に惹かれて、みんなが帰っていくのになんとなく最後まで残ってしまう。壁の時計は夜中の2時半を指している。「タクシーを呼ぼうか」と言うローラと、なんとなくこのまま別れてしまいたくなくて、たわいのない話を続けようとするダニー。
Unknown-1

そしてローラの方も、まだよく知らないダニーに何かを感じて別れがたく思って話し続ける。二人はティーンエイジャーではない。ダニーには別れた妻と娘がおり、ローラにもそれなりの過去があって今は一人でいる。そんな二人がお互いに探りながら、迷いながら、でも何かを始めたくて、ぎこちなく会話を続けていく。若い時のように、「パーティーの勢いでワーっと盛り上がって一夜限りを楽しんで終わり!」と言うようなエネルギーはもうない、、、でも誰かと新しい関係を始めたくて、でもそれが良いのかどうか迷い、踏み込む勇気が絞り出せない。

大人二人のとてもぎこちなくて、とても正直な会話が続く。

ベッドに行かない?
その後は?
一緒に眠るの。
朝になったら?
、、、、朝ごはん食べに行こうか
それから、、、?
、、、、
「じゃあね!」って別れてもう2度と会わないってか?
、、、そうじゃなくて、、、、


もう若くないから、慎重になってしまう。でもお互いに惹かれている。今の波風立たない毎日を変えるのは怖い。そんな葛藤が不器用な会話になり、またはやけっぱちな大胆さになって夜が老けていく。少しずつ自分たちの事を語る中に、普通の30 somethingの人生が垣間見えて、時にユーモラスにそしてシリアスに語り合う。

部屋の時計が4時になる頃、二人はフィッシュフィンガーサンドイッチを食べ、そのまま一緒に眠って明日の朝食を一緒に食べることにする、、、、迷いに迷った会話の後に、やっと見えてきた二人の「始まり=Beginning」
Unknown


とてもデリケートな会話シーンの連続で、二人だけで1時間40分の会話劇を持たせるのは大変だ。最初は「いい大人が何をもたもたやってるんだ、、」と思いながら観ているのだけれど、いや、大人だから勢いで恋愛を始められないのが現実なのだ。過去のこと、今の自分の生活、そしてこれを変えてしまうだろうこれからの事、新しい恋愛を始めたいのに戸惑ってしまう二人。

新しい人に出会ったとき、これから二人がどうなっていくのか、その関係を始める事が正しいのか、すぐには解らないし決められない。どこにでもいる、平凡な普通の男女の心境だ。

場面や状況に展開はないし、ただ部屋の中で話しているだけの設定なので、役者たちの正直な演技だけが頼りだ。でも飽きる事なく、なんとなく「わかるなあ〜」と思いながら時間が過ぎていく。最後には「頑張れ!一歩踏み出せ!」と応援してしまっていた。

今回のAmbassadars Theatreはもしかしたら私は初めてだったかも、、、、?30年以上ロンドンで芝居を観ているというのに、まだ来ていない劇場があったのか、それとも、もうずっと前に来たのを忘れていたか、、、? (実は他にも私が一度も行っていない劇場がこの隣で、66年のロングランを続けるアガサ・クリスティーの「Mouse Trap」をやっているSt. Martins Theatreだ。)

派手さはないけれど、とても共感できる大人の恋愛へのBeginning。小劇場でも良いかもしれないね。スタジオみたいな空間でも良い芝居になるかも。小さな短編小説を読んだような気分にさせられた。
 


もう3月になったというのに、なんと!大雪に見舞われているイギリス、いやヨーロッパ、いや、、実はこの寒波は1月にアメリカを襲い、そのあとアジア北部にも大雪を降らせたやつで、それがヨーロッパにやってきたらしい。イギリスではThe Beast from the East と呼ばれている。ロンドンも数日雪が降り、学校が休校になったり電車が大幅に乱れたりしている。それにしても北のほうはもっと凄かったようで、雪で孤立してしまったり水道管が凍ってしまったりと大変な事になっているらしい

1週間続いたこの寒波も、やっと今日から少しずつ和らいで、ここ数日は気温がマイナス5度くらいだったのがやっと2−3度になって、いや〜〜「暖かい」と思ってしまうのが怖いね。でも今回は前もってかなり警告されていたせいか、混乱というよりは、なんだか静かで、一番雪の多かった2日間はほとんど人も歩いてなかったし道路も空いていた。別の国に来たみたいだったね。明日は雨らしいからこれで雪はほとんどなくなって来週には少し回復するそうだ

それにしても3月だからね〜もっと春らしくてもいいのに、ほんとうに調子が狂ってしまう。

時差でなかなかライヴ感を味わえなかったオリンピックだけど、ユーロスポーツがかなりカバーしてくれていたので、録画で大体見る事が出来た。特に私の観たかったフィギュアも、スノーボードの平野選手やスピードスケートの小平選手の活躍も見られたし、日本でも一気に人気が上がったカーリングも。

カーリングは前回のSochiの時に、イギリスがメダル候補だったので初めて観た。その時は何をやってるのかわからなくて、床掃除に笑っちゃったりしていたのだが、今回はちゃんと観ていて、その面白さがわかりかけた。ボウリングのようなコントロールの投石に、氷の状態と表面を読んでコースを測るあたりはゴルフのようだし、石をどこへ投げてどう弾くか、という頭脳戦はスヌーカーのようだ。

日本チームの活躍は本当に嬉しかったし、日本でも「そだねーJapan」 が大人気になった様子

そして何と言ってもフィギュアですよ!! 男子の金・銀は本当に嬉しかったよね。実は私が「こうだといいな」と思った通りの表彰台になった。私としては羽生選手よりも宇野選手の方が好きなタイプのスケーターなのだけれど、やっぱり今回は66年ぶりのBack to backの金メダル目指して欲しかったし、彼ならやるだろうと期待していた。フェルナンデス選手の今季のプログラムはSPもFPもとても好きなので、 メダルを取って欲しいと思っていた。チャップリンとドンキホーテはまさに彼にぴったり!!

メディアにその不思議ぶりを暴露してしまった宇野選手も、世界選手権で今季のプログラムを完成させてくれると嬉しいな。シーズン直前にアイスショーで初めて今季のSPを披露した時は、三拍子に体のリズムが合ってなくて「うわ〜、三拍子、大丈夫か!?」と思ったのだけれど、どんどん消化していったね。この人は体得したら消化するまでが早いんだと思った。 

そうそう、今年のザギトワ選手のフリーの衣装、実は4年前のシーズンで当時14才だった メドべデワ選手が着ていたコスチュームだという事を発見。
28379542_10214367019562459_6653319112311162019_n28685141_10214367019962469_5358652291384920727_n 

 


















鬼コーチと呼ばれるトゥトベリゼ女史 は次々と若手のスケーター達を育成している。リプニツカヤ、メドヴェデワ、そしてザギトワ、さらにまだジュニアの世代の中には練習で既に4回転を飛んでいる子達もいるらしい。ザギトワ選手の今季は素晴らしかったけれど、去年から身体の成長がすごいなあ、2−3年のうちに彼女も体重増加に苦しめれれるんじゃないだろうか、リプニツカヤ選手みたいに、、?でもそうしたらまた次の選手が出てくるからいいのかな?う〜〜ん、どうなんだろうね。工場生産みたいな感じもするなあ〜〜〜

とりあえずまだ世界選手権がある。出ない人もいるんだろうけれど、(オリンピックにピークを持ってくると、燃え尽きちゃうんだね) チャンピオンになりたいなら出た者が勝ち。もう一戦、頑張って欲しいな。


一月ももう終わってしまったとは!
先週末はちょっとロンドン市内に来る用事が続いたので、いちいち郊外の家まで遅くに帰るのは面倒なので安ホテルに3泊してしまった。(ま、これは半分口実で、また一人でふらり、、の癖が出てしまったのだが)余計な出費ではあったけれど、独りの自由には代えられない。

そうそう、前回ブログに書いたのが良くなかったのか、あれ以来仮想通貨はめっきり低迷してしまった。レンディングで結構なお小遣いになっていたBitconnectは突然サービスの停止を決め、元金が戻ってきた時には通貨価値は激減で、元金はないも同然に•••

それでも利子として1ヶ月で500ドル程出ていたので、良しとするか。もともとビットコインの値上がりで転がり込んできたお金で始めたんだから、私にとっては利子の分がまだプラスになったわけだし。でも全貯金をつぎ込んで右往左往している人もいるらしい。

さて、土曜日に仕事を終えて電車でホテルのあるOld Streetへ。金融街=Cityの一角で、日曜日に東ロンドンに出るにも、月曜日にウェストエンドで芝居を見てから帰るのも、仕事に行くのも便利。駅から3分ほどのホテルに向かっていて、いきなり目に飛び込んできたのが、いままで全く知らなかった場所だ

The Museum of Methodism & John Wesley's House 

800px-Wesley_Chapel_London

私が11年通った学校はキリスト教のメソジスト派で、その創始者はイギリス人のジョン•ウェスレーという人だ。(本当は英語だとウェズリーなのだけど)そのウェスレーの住んでいた家と彼が建てたチャペル。チャペルの下は小さな記念資料館になっていて、メソジストの布教の歴史やオリジナルの書物、歴代の司祭の肖像画等が展示されている。

学校にも毎日の礼拝を行うチャペルがあった。とても落ち着く場所で、私にとってはカソリックやアングリカンの重々しい空気よりも落ち着ける。チャペルの一角はウェスレー自身が執務していた部屋に、オリジナルのチャペルにあったベンチなんかもあって、かなり当時のものが残っている。
DSC_0968
ウェスレーのお墓はチャペルの裏手にあるのだけれど、行ってみると、ちょうど真後ろ=本当にお墓の1メートル先にある隣のビルが工事していて、「これはちょっとうるさいだろうなあ〜〜」という感じだった。私は写真に撮らなかったので、ウェブからお借りした写真、この真後ろのビルが工事していたので、どんな状況かご理解いただけるはず。
2009-09-wesley-chapel-45

チャペルの隣は彼が晩年の11年間を過ごした家だ。とは言っても夏の間は馬・馬車で全国を回って布教していたので、ここに住んだのはいつも冬の間だったという。家を見学するにはガイドさんについてきてもらう。でも資料館をうろうろしていると向こうから声をかけてくれて、最初は私一人だったのが、途中でチャペルにいた人達にも声をかけて6人でガイドツアーという事になった。この家は18世紀の家としてはかなり良好に当時のまま保存されていて、貴重品もあるため、普段は鍵をかけているのだそうだ。

案内してくれたのはマリアン。とても暖かくてフレンドリーな人。ウェスレーが住んでいた当時の家具や装飾品がそのまま残されていて、彼が毎朝祈りを捧げていた祈祷台にはちょっと感動した。

John Wesleyは元々アングリカン=英国国教会の司祭だった人なので、いわゆる当時の中流階級だ。この家はそういった意味でも貴重だと思うし、キリスト教に縁のない人でも十分みる価値があると思う。旅行ガイドに載っているような場所ではないから、今まで気づかなかったのだろうか。


チャペルではお昼の時間にランチタイムのリサイタルなんかも行なっているようだ。休みの日にロンドン市内に行くときはチェックしてみようかな。入場は無料で、でも寄付としてありったけの小銭を置いてきた。(本当にはお札で5ポンド、と思ったらお財布にお札がなかったので、マリアンの手の上でお財布をひっくり返して全部渡してきた)

またしても18世紀だよ。本当に18世紀後半は興味深い人が沢山いたのだ。ちなみにウェスレーは健康管理にはかなり気を使っていたようで、軽く電気を通す簡単な治療法も自分で行なっていたとか。電気はこの当時本当にまだまだ始めの貴重な発見だったのだから、ウェスレーはかなり最新のものに通じた人だったという事がわかる。87才で亡くなる数週間前に友人に当てた手紙が残っていたけれど、字もしっかりしている。この家に住んだのは1779年から亡くなる1791年までということだから、ちょうどフランスで革命が起こる前後だ。またしても18世紀後半に興味深いものを再発見

もちろんウェスレーの名前は学校時代知っていたし、大学の正門横には立派な彼の像がある。でもウェスレー自身の事はほとんど知らなかった

またふらりと寄ってみたい場所ができた。都会の宝石のような場所

 


DSC_0965-921x1637
あっという間にもうクリスマスまで2週間を切ってしまった。
先週見た芝居、「Oslo 」の事も書こうとかと思っているうちに、なんだか印象薄くて「書くほどの事もないかな、、?」なんて思ってしまってそのままにしてしまった。面白かったんだけど、なんだろう、取り立てて書く気がしない、、?1993年に戦後初めてパレスチナとイスラエルが話し合う機会を持った時の舞台裏の話。いわゆる「オスロ合意」に関わった人たちの話だ。お膳立て役のノルウェー大使、ラーセンを私の好きな役者、トビー•スティーヴンス氏が演じていたので観に行った。

政治的な意味での芝居ではなく、異なる「正義」を主張する人達が歩み寄るための話しをするのがどれだけ大変か、、、ということだ。エリアの権利を巡ってずっと争い続けてきたパレスチナ機構とイスラエル、そして2つの間にしゃしゃり出て割り込もうとするアメリカ。話が決まりそうになっては感情で一転してしまい、また新たにやり直し、、、それを辛抱強く見守る本当はなんの義理もないノルウェー。

面白おかしくセリフが交わされて、やっとあの93年の「合意」にこぎつけて、ホワイトハウスの前でラビン=イスラエル首相とアラファトPLO議長が握手を交わしたのに、実はそれ以降の進展はほとんどないまま今日に至ってしまっている。ラビン首相はその後暗殺され、アラファト議長も既に故人になってしまった。最後に虚しさが胸をよぎる。

ここ数週間はもっぱらフィギュアスケートを追っていた。怪我をしてしまった羽生選手、メドヴェデワ選手はグランプリファイナルにいなくて残念だったけど、他にも力のある選手は目白押しなのだから、、、
今年は男子のプログラムが面白い! 羽生選手のSeimeiもそうだし、宇野選手のSP、FP、アメリカのリッポン&ブラウン両選手のゲイでアーティスティックなプログラムにヴォノロフ選手の重厚なサラマンダ、、、いろんな個性のプログラムに高度なな技術が詰め込まれていて、本当に面白い!!

僅差での勝負になるとちょっとのミスで順位が変わるしね。グランプリファイナルでの男子のプログラムは是非オリンピックでもまた観たいものです。そのためにはどうか選手達は怪我と病気に気をつけて頑張って欲しい。 

女子のオリンピック争いは激戦だけど、やっぱり宮原さんと新葉さんかなあ〜?でも全日本の一発勝負で優勝する人がその場で決まるわけだから、ほんとうにどうなるか当日まで解らない、、、

DSC_0966-921x1637

ロンドンはというよりイギリス全国週末から大雪が降って、昨日は学校がどこも休みになったみたいで朝のバスがガラガラだった。ドカ雪で残っちゃうと厄介だな、と思っていたら、その後に雨が降ってうまく溶けてくれた。相変わらず厳寒だけど、今日は少しお天気が良かった。 風さえなければ結構我慢できるんだけどねえ〜〜

とにかく後10日働けば今年も終わり。やれやれというか、Oh My Godと言うべきか、、、、!!



 


北ロンドンの端っこにある私の住むエリアは、私たちが引っ越してきてからショッピングセンターが新しくなって 新しいマンションなんかも建ってまあ、それなりに便利な街にはなっているのだけれど、2年ほど前から持ち上がったのが、オランダのアムステルダムを真似た自転車専用のサイクルレーンをエリア一帯に造るという計画。もちろんサイクリングには賛成ですよ、そして近年サイクリストを巻き込んだ事故死事件が増えているのも事実です。だからきちんとした自転車専用レーンを、という案は決して悪いものではない。ちなみに私の職場近辺はこんな風になるらしい
cycleenfield0112a


ただ、それを実行するとなると、3年計画でこの行政区一帯が工事現場になってしまう。それにサイクルレーンを通すとなると、今路上にある、ただでさえ少ない駐車スペースが大幅に減少してしまう。自営で店を経営している人たちに取っては大打撃だ。駐車スペースがなくなる為に客数の減少が避けられない現実は、ビジネスに直接関わってくる。実は私の仕事もそうだ。自営の眼鏡店である私の職場はローカルの人たちが顧客の大半を占める。それでも口コミや紹介で少し離れたエリアから子供を連れてきてくれる人たちも多い。

地元の声にはかなりの反対もあったし、実際、「サイクルレーンなんて、誰も頼んでないよね」という のが私の耳に入る大半の声なのだが、一度決まると早いもので、今年いなるや否や、工事が始まった
予算は4200万ポンド。かなりのエリアもカバーすることになるので、当然工事は少しずつ移動しながら自転車用レーンを造っていく。

それにしても、この路線は北ロンドンからロンドン市内に向かう重要なバスルートだ。よく見ると、バス停では乗客はサイクルレーンをまたいでバスに乗ることになる。そして、サイクルレーンを付けた分歩道部分が広がるので、当然車線が狭くなる。今まではバス停に止まっているバスを後ろの車が追い越して行けたのに、そのスペースがなくなるので、バスが止まっている間、後ろに車が繋がってしまうことになるのだ。 

今年に入って始まった工事だけれど、進みはあくまでも少しずつ、、、、ある時突然バスルートが迂回ルートになっていて、大慌てしたり、昨日まであったバス停が今日から数週間止まらなくなっていたりと、いつ何が起こるか気が気じゃない。本当にね、街中が工事現場って、半端じゃないわ
右を見ると、、、

DSC_0974-1638x921
そして左は、、、

DSC_0977-1638x921
 
今はバス停2つが止まらない状態なので2つ前で降りて歩いて行かなくちゃならない日々。いつもは電車で行くのだけれど、最近寒くなってから電車の運行が怪しくなっているので、毎朝、仕事に行くまでにストレスが溜まってしまう

実際、こんな状態が数ヶ月も続いて、ビジネスが破綻してしまった人たちもいるようだ。最初の半年ほどはなんとかなったものの、この夏過ぎからクローズしてしまった個人経営の店がいくつかあるようで、地元の声はかなり批判的

実は日本から戻ってきたら、丁度道路を掘り返す工事が私の店の目の前で始まっていた。毎日毎日、ガガガガ〜〜!!
っという 道路を掘り起こすドリルの音が響いて、本当に集中できたもんじゃない
ミスをしないように必死で耐えながら仕事する毎日。お客さんだって、私の説明が全く頭に入らない様子だし、車で来てしまって検査の予約時間に間に合わない人もしょっちゅうだ

そして最近の噂では、どうやらカウンセルは予算を使い果たした、、、とか マジかい 
もし本当にお金が尽きちゃったらどうなるの? この写真の状態で放置?? まさかね、、、?でもありえるかも、ここイギリスだし•••••• 


2週間前に始まった世界陸上のロンドン大会。会場は5年前のオリンピックのスタジアム。あの夏は女王の戴冠60周年からサッカーのユーロ大会、そしてオリンピックと、夏の間中テレビをつけると いつもワーー!という歓声やざわめきが聞こえてきた日々だった。

今大会は初日に英国のモー•ファラーが10000mで金メダルを獲って盛り上がった。ボルトが短距離のスターなら、モーは長距離のスター。二人とも今大会で競技会からの引退を表明しており、二人が有終の美を飾る姿を観たいと、観客も期待している。

ちょうどスイスから友人が息子さんとロンドンに来たので、スタジアムで競技を見るわけじゃ無いけれど、オリンピックパークに遊びに行った。正式名はQueen Elizabeth Olympic Park

DSC_0852

この日は朝からだいぶ暗くて、絶対午後には雨になるとのことだったから、とりあえず傘を持って行った。せっかくの友人との再会、雨になるのは残念だけど、そこはロンドンなのだから仕方ないよね。ところが、、!降りませんでしたよ!!午後いっぱい風が少し強くなったりしたけれど、どりあえず雨は一滴も降らずにすんだ。実は私は昔から晴れ女なのだ••••
DSC_0855


スタジアムに隣接する芋虫お化けのような形のタワーはArcelorMittal Orbitという。上は展望台になっていて、ぐるりと360度見渡せる。東ロンドンからの景色というのは今まであまりなかった(というか初めて)ので、また違った角度から見るもの面白い

DSC_0860

この日の世界陸上は夜だけの競技日程で、昼間はまだ静かだ。隣のスタジアムも上から見られる。周りのパークには夏休み用の遊園地が出ているし、駅からの通り道には大きなショピングセンターがあるので、一日中でも家族連れで遊べる
ArcelorMittal Orbitの目玉は展望台から下までの螺旋トンネル滑り台だ。約30秒のこのスライドを体験するためにやってくる人は多く、私たちもやりたかったけれど、前日にチケットをネットで調べた時にはもう夜の7時過ぎまで売り切れていた、、、仕方なく、スライド抜きのチケットで行ったのだけれど、やっぱり一度やって見たかったかなあ、、、でもかなりみんな叫んでいたよ、、、

DSC_0868
スライドができなかったので、下りはエレベーターでなく階段で降りて来た。塔の周りを包帯で巻くようにグルグルと続いているのが階段。これが段差はかなり低いのだが、翌日ふくらはぎに結構キテいた。

屋台式のフードコートで軽く食べてからは、ボートトリップ。この周りは広範囲の自然パークになっていて、歩いてもいいし、自転車を借りて回ることもできるのだが、私たちはカナルボートにした。オリンピック以前のこの東ロンドンのエリアは全くもってひどい状態だった。このカナルや自然パークもなんと15年かけて綺麗にしたとのこと。

このボートのガイドさんは若い女性で、しかも生粋の東ロンドンアクセントの人。今時、こんなにローカルなガイドさんも珍しい。いかにも「地元です」という感じで、そう、本来の東ロンドンっ子というのはこんな感じなのだ、と嬉しい気分になった。今やロンドンの観光地はどこに行っても外国人ばかりだからね。チケット売りの人も、この後に乗ったベダロスの乗り場のおじさんも、ロンドン訛りのイギリス人だということが、本当に今時珍しいのだと痛感する。
DSC_0879

曇りだったけれど、お天気はなんとか持って、夕方は3人でショッピングセンターを少しうろつく。このころにはゲームを観にスタジアムに来る人たちが増えて来てセンター内は大混雑。でも楽しい1日だった

陸上の世界選手権はそれほど真剣に観ていたわけじゃ無いけれど、昨日は盛りだくさんだったね〜。まず女子の、そして男子の4x100mリレー。女子ではGBは銀メダル、そして男子は金メダル おまけに男子は日本が銅メダル!有終の美を飾る姿が期待されたモー•ファラーの5000mは惜しくも銀、そしてドラマチックな最後になったボルト選手の最終レース、、、、、、

アスリートの引き際は本当に難しいね。まだまだ一番でいられるなら今やめなくてもいいわけだし、でも「そろそろ限界か、、」と自分で思い始めたからこそ引退を決意したのに、周りはやっぱり有終の美を求めてしまう。銀メダルで本当に悔しそうな、絶望的な顔を見せたモーにしても、最後のレースを苦痛に顔を歪めてゴールできなかったボルトも、観ていて胸が痛くなったよ
嬉しいやら悲しいやらなんだか一日で盛り沢山だった。

今日で最終日かな。日本は競歩でもメダルを取ったんだね。今までちゃんと観たことなかったけど、ルールに沿ったテクニックをずっとキープして歩き続けるのは、途中で疲れたら歩けるマラソンよりきついかもしれない、、?

毎晩テレビをつけるとなんとなく聞こえていたウワ〜〜!、、という音、この音がなくなるとまた夏の終わりを感じてしまう。本当に早いなあ〜〜、ロンドンはもう秋の空気。




 


だから止めとけばよかったんだよね、、、 総選挙なんて要らないことしなければ、少なくとも堂々と保守党の一党内閣でいられたのに。
まあ、確かに2か月前の調査では保守党の圧勝が予想されてたから、メイ首相も賭けに出たんだろうけど、それで、せっかく持ってた過半数を減らしちゃうんじゃねえ、、、
とりあえず足りないのは10席だから、聞いたことあったかも忘れてる北アイルランドの党にバックアップを取り付けて、なんとか保守党内閣維持って事になる様子。

イギリスの政治は解りやすい。メイ首相がいきなり6月に総選挙をすると言い出した時はみんなびっくりした。というのは別にやる必要性は無かったのだから、、、、でも前回の国民投票でEU離脱が決まり、前首相のキャメロン氏が退任したことで、なし崩しに首相の座に就いた彼女としては、確固たる地盤固めをしたかったのだ。(キャメロンの後任の党首選で、最後の二人になった時、もう一人が辞退したためにメイ氏が党首=首相になった)

4月時点は保守党の圧勝が予想されていたし、まあ、ここで変わられても困る、、というのも事実。ところが、各党が選挙戦でマニフェストを発表すると風向きが変わった。保守党のマニフェストをよ〜〜く注意して読んでみると、老後の年金を受給できる年齢がますます引き上げになりそうだし(上限を明確にしていない)老後にプライベートケアが必要な場合は家を売って、そのお金を当てることができる(そこに住むことはできるけれど、自分の家ではなくなる)、学校での無料のランチを廃止することになりそう、、云々、「えっ、、、???」と思わず2度読みするような内容が••••

結局保守党は最多数の議席を取ったものの、過半数にはわずか8席届かず、7年前の選挙同様のハングパーラメントに。2年前の総選挙ではキャメロン氏が念願の過半数勝利を納めて、勢いに乗っていたのに、公約にあったEU離脱を問う国民投票をやっちゃったもんだから、自滅したんだよ、、、、なのにまた余計なことやっちゃって自分の首絞めちゃったね。

でもメイさんは首相続行する様子だ。普段ならば即降りるんだろうけど、今は普段の状態じゃない。とにかくもうBrexitの交渉は始まってしまっているのだ。 期限が2年しかないのだから無駄にしている時間はない。今また保守党内で党首選などやっている暇はないのだから。それでも5年任期は持つかなあ?2年後にEUから抜けた時点で降ろされるかもしれないね。

予想に反して票を上げたのが労働党だが、面白いのは前回勢いに乗ってスコットランドをほぼ統一状態にしたSNP(Scotish national party)が3分の1近くも議席を減らしてしまった。去年Brexitが決まってから、党首のスタージェン氏はなんとしてでもスコットランドをEUに残したい、 として、スコットランドの英国からの独立を強く促し、再度の国民投票を訴えていた。でもさすがにスコットランドの人たちも今は独立するより安定を求めたということか、、、

何かの投票があるたびに「翌朝起きてびっくり!」ということがよく起こるイギリス。とりあえず私としては老後が不安でたまらない、、、、、 


さて、そして今年もやってきたBGT, ことBritain's Got Talent。ジャッジは去年と変わらず、アシストの二人組、Ant & Decも健在だ。っていうか、この二人無くしてはありえないよね
実は毎年年明けから4月からのBGTまでのつなぎの期間に、このAnt & Decが土曜の夜のスタジオライヴでバラエティーショウをやっていて、実はこの番組の大ファンなのだ。だからBGTが始まるということはこのSaturday night Takeawayという番組が終わってしまうのでちょっと残念。でもまた来年戻ってきてくれるはず。

今回は初回放送からあれこれとバラエティーに富んでいる。その中で、ちょっとジンときたのが、The Missing People Choir というグループ。イギリスでは毎年行方不明になっている若者が沢山いる。まだ10代から二十歳位の若者がある日突然姿を決して、家に戻ってこないまま十数年、、、何てケースが本当に多い。このクワイヤーはそんな行方不明の家族がいる人たちと、それを支えるチャリティーメンバーやサポートする人達が集まって作ったグループだそうだ。彼らの歌ったオリジナル曲、I Miss Youで会場の空気は一変する。何年も、何年も、帰らない我が子を探して、待って、「明日になれば見つかるかもしれない」と思い続けて生きてきた思いが美しい合唱になってメッセージを発する、、、

 

歌のバックに、もう20年以上も前にいなくなった人たちの写真が映し出される。これをきっかけに一人でも誰かが消息を知ることができたら••••
こういうのがイギリスの良いところ、っていうかこういう人達がいるから大抵はバカバカしくて笑っているBGTに価値があるんだ。

もう一人、こちらは15歳の女の子。ミルトン•キーンズから来たごくごく普通の黒人家庭の子。地味な色のセーター(ちょっと裂けてるのはファッションか?)にジーパン姿でステージに立つと、彼女の演目表を見ていたサイモンが「この歌を選んだのはどうして?」と聞いた。
私のヴォーカル力を発揮するのに一番良いと思ったので
世界中でトップクラスの大きな歌だよ
はい、、
そして歌い出したのがこれ、、、


会場は総立ち、そしてサイモンの腕がまっすぐにゴールデンブザーに伸びる。(このゴールデンブザーは各ジャッジが一度ずつ使えるもので、押された人はひとっ飛びにセミファイナル進出が決まる)

15歳だよ、、、もちろんBGTに出てくる若い子達の中にはちゃんとプロのレッスンを受けている子もいる。今までだってびっくりするような歌唱力を披露した子は何人かいたけれど、このSarahは、「教えてできるものではない何か」を持っている、、、こんな大人の歌を自分の歌にしてしまっているのがすごい。この子は楽しみ。このBGTに勝つかどうかじゃなくて、おそらくこの子はこれから誰かが(おそらくはサイモンが)育てて行くことになるだろう。 そんな将来性のある大きな才能の持ち主だ。

最初はいつもとんでもない勘違いみたいな人たちも多く出てくるのだけれど、今回は結構見ごたえのある人たちで編集された第一回だった。(この編集の仕方も毎週違って面白い)
第一回でゴールデンブザーが出たのはびっくりだけど、この後どんな人たちが登場することやら、、、 


寒い、、、
いえ、ただ気温が低いというだけではありません。なんと日曜日から一切ガスを使えずに、つまりはセントラルヒーティングもお湯もそしてガスクッカーも使えないという状態

何があったかというと、うちの彼が電気のヒュースボックスを変えようとしていた所、 十分注意はしていたはずなのに、生きたケーブルがネジを抜いた反動で跳ね戻り、真横にあったガスメーターのパイプに触れてしまったのだ、、、スパーク!そして吹き出す炎、、パニック!!

まあ、すぐに元栓を閉めて火を消したので大事には至らなかったものの、一瞬家が炎に包まれる光景が頭をよぎった。火は恐ろしいからねえ〜〜、、スパークしてパイプに穴があいてしまったしまったので、ガス漏れ確定だ。試しに彼がいろんな業務用のテープを巻いたりしてみたけれど、どうしても少量のガスが漏れているのが解る。 

我が家では彼がエンジニアなので、家に関することでは滅多に業者を呼ばない。電気関係はもちろん、ヒーターのエアロックだって、ボイラーの小さな故障もトイレのパイプも、全部彼がやってくれた。でもガスはやっぱりそうはいかない。ちゃんとガス専門の安全保障の資格を持ったエンジニアにやってもらわないといけないのだ

英国でのガスは、外から家のガスメーターに入る所まではNational Gridが責任を持つ。そしてメーターから出た部分から住居内の範囲は居住者の責任という事になっている。今回穴が空いたのはアウトレットパイプ、つまりガスメーターから出てくる部分のパイプなので、修理の責任は私達にある。それでも最初にNational Gridに電話したら1時間ちょっとでエンジニアが来てくれて、とりあえずガスもれの位置を確認して、今まではちょっとグラグラしていたメーターをきちんと固定してくれた。なにせ古〜い家(築120年)だから、最初にパイプが配管されたのが何時なのか想像もつかないし、第一、電気のヒューズボックスのすぐ隣にガスメーターがある方がおかしいのだよ••••

折しもここ数日のロンドンは日中でやっと2-3度、夜には連日マイナス5度になる。なんだってこんな寒い時に!!足には日本で購入した厚手のあったかソックス、何年か前に「代謝を良くする痩せパンツ」のうたい文句で買ってみたHot Shapersというサーマルなパンツ、その上に部屋着のパンツ、上半身はユニクロのヒートテックのタートルネックの上にカシミアのセーター、さらに以前母が送ってくれた日本のどてら(半纏丈)を着込んで完全装備

それが意外な事に、結構我慢できるものである。上記の完全武装でいればそれほど辛いということもない。一番寒いのはトイレ行く時か、、、、ただ、夜の11時を過ぎる頃からグングン気温が零下になって行くので、さすがに12時半頃には寝てしまいたくなる。朝起きて底冷えするのはちょっと辛いけれど、まあ出かけるまでの事だしね。

クッカーとオーヴンが使えないのはちょっと不便だ。でもレンジが使えるのと、卓上の電気コンロが1つある。以前すき焼きをしたくなった時、卓上ガスコンロが高かったので、あれこれ探して買ったやつだ。一つでもこれは役に立つ。火加減がガスと違って最初に熱くなるまでに時間がかかるけど。レンジでできるタイプの出来合いのディナーもスーパーには色々とあるし、まあ数日の事だからなんとかなりそう。

本当は最初に火を消した時は電気の方が心配だった。電気がなかったら本当に生活できないからね。朝も8時前まで真っ暗だし、テレビもマックも使えないし、携帯の充電さえできないわけで、、、、電気ケトルが使えないんじゃお茶も入れられない。とりあえず電気の方は彼が何とかしてくれたので、まあ料理とヒーターは不便だが、ここは着膨れしながら我慢しますわ、、、

それにしても昔はセントラルヒーティングだってなかったわけだし、そうやって考えたら、昔の人はなくてもちゃんと生活していたんだよね。「あるのが当たり前」の世の中に生まれたから不便に感じるだけで。でもやっぱりお風呂に入りたいよ〜〜
髪を洗うのもケトルで何度もお湯沸かして、それを少しずつ水でぬるくして使ってる。ああ、早くバブルたっぷりのお風呂に浸かりたい!!


 

↑このページのトップヘ