とうとう今年も最後の日になってしまいました。今年は何のハイライトもない一年で、いつもなら日本行きともう一つ夏のホリデーに行くのに、今年は何も無し。 髪も2月末から切っていない、、、!!もうひどい頭で山姥状態。今度こそヘアサロンが開いたら即予約しよう。とはいってもこのほぼロックダウン、まだ続くかなあ〜〜。1月1日からは正式にEUを脱して5年近くかかったBrexitもようやく実現だ。来年は少しでも良い年になりますように、、、、

さて、メダリストオンアイスを観て、今年はアイスショーが無かったからMOI良かったなあ、、くらいに最初は思っていたのだけれど、、、なんだか宇野昌磨さんのEXプロが後になってじわじわくる、、、しばらくしてからまた観たくなってしまって、FODのほうで見る。フジのほうはアップの顔が入っているのだけれど、出だしのポーズの全身を入れなかったのは編集ミスだ! 

そしてまた他の事をしていてしばらくすると、「もう一回見てこよう」と思ってしまって、なんだかリピートしてしまうのだ、、、、続けてじゃない、、一回みて、またしばらくしてもう一回、という風に、、、、じわじわくるわ、このプロブラム、、、 

バッハとヴィヴァルディだと思ったら、前半の原曲はヴェネシアンのマルチェッロのオーボエコンチェルトで、それをバッハがキーボード用にしたものがBWV974として知られているのだった。他の人の曲をバッハがオルガンに、、というのはヴィヴァルディーのRV522もそうだ。私の大好きなヴァイオリン曲だが、バッハのオルガン曲と思っている人が多い、、、、

雰囲気的にはオリンピックシーズンの「冬」と重なる感じもある。あのプログラムは樋口美穂子先生の傑作だと思う。小さい頃から育ててきて、20歳になった宇野昌磨というスケーターの良さを思い切り引っ張り出した、オリンピックで表彰台に乗せるためのショートプログラムだった。彼のスケートが一番綺麗に見えるプログラムだったと思う。

グランプリ東海時代には振り付けは全て美穂子先生(山田先生も)だったから、これは宮本賢二氏が昌磨 さんに振り付けた最初のプログラムだ。もう何年も前に何かのテレビ番組で、宮本さんが宇野昌磨さんのスケートを評して「手が色っぽすぎる」と言っていた事があった。まだ15−6歳の頃の演技を見ても、腕と手の動きに何とも言えない謎の色気があるのだ。「タンゲーラ」あたりが良い例かな。まだ大人になり切っていない身体で、しなやかな細い腕と華奢な手がなんとも妖しい感じ。彼の持っている艶のある色気というのは、持って生まれたもので、研究しても努力しても無い人には無い。(ある人の方が圧倒的に少ない)一昔前のジュリー=沢田研二さんもそうだった。

羽生選手と宇野選手の「相手にあって自分に無いもの」は、羽生選手の長い手足と7頭身、宇野選手の艶のある色気だ。これは変えられない事実だと言っておこう。さらに、この謎の色気は普段のキョトンとしていたり、ボーッとしていたり、ゲームをしていたりする時の彼からは消えている。氷に乗って動き出した時に初めて吹き上げてくるのだから不思議だ。

そしてやっぱりこの新しいプログラムで一番目につくのが「手」だ。出始めの最初のポーズ、上半身を倒して右手を横に出した瞬間に、全く違う空気に変わる。その後も大きく開いた手がとても印象に残るプログラムだ。これはやっぱり宮本さんのこだわりなのか、、、?オフシーズンに振り付けてもらって練習していたそうだけれど、最近はあまり力を入れて練習していなくて、本番は賢二先生もいたので緊張した、とゲームチャンネルで明かしていたけれど、これをもっとブラッシュアップして滑り込んだら、一皮化けそうな気がする。なんだろう、、心がざわざわするものを感じるのだ。

昔から、私が誰かを(役者とかスポーツ選手とか) 応援する時のこの「ざわざわする感じ」というのは大抵当たる。自慢してもいいのかな、私が「この人!」と思った人はほぼ必ず成功すると言ってもいい。昔からそうだ。美穂子先生の「冬」は傑作だったけれど、あの頃の昌磨さんにこのプログラムは滑れなかった。去年のMOIでは18歳の時に一時封印した「La vie en rose」を披露して、maturityを見せてくれたけれど、それ以上のインパクトがあるような気がする。

まだ完成されてないからなのかもしれないけれど、だから余計にじわじわくる。また次の機会に観たいと思わずにいられない。1月4日の名古屋フェスでまた滑るだろうか。年末年始にもっと練習して4日にまた滑って欲しい。苦労してネット配信チケットを取ったんだから、、、!!

来年はオリンピックのシーズンだから(あるかどうかは判らないけれど)、コーチ陣ももちろん既に準備しているだろう。(ボレロか、、??!!)でもこのプログラム、EXだけじゃもったいないような気がしてきた。スケーター宇野昌磨の転換期になるかもしれない予感がするんだけど、、、23になった宇野昌磨さん、これから化けていくのか、、?!! 

そんな事を思いながらの年の瀬になってしまいました。
今年も(あまり頻繁ではなかったけれど)立ち寄ってくださった皆さま、ありがとうございます。

来年が世界にとって良い年になりますように。