実は私はほとんどテレビを見なくなっているのだが、毎日欠かさずに観るのがニュース以外ではクイズ番組だ。イギリス発祥のWho watns to be a millionaireは世界各国でコピー番組が作られたが、私とうちの彼がいつも見ているのは「The Chase」という番組。イギリスのテレビにはクイズものが凄く多くて、スポーツものやら、一対一のものから大人数から減らして行く形式のもの、本当にたくさんの番組があるのだけれど、この「The Chase」には時間の無駄がない。そしてホストが私の大好きなBradley Walsh。

クイズ番組でもどかしいのは、毎回いちいちルールの説明をしているうちに時間が経ってしまって、ゲーム中も「次はこうやります」なんて言ってると実際のクイズ時間がスカスカに短い事。かなりの番組がこのパターンで、進行が遅いのだ。

The Chaseが面白いのは、視聴者チーム4人がまず一人ずつ、キャッシュビルダー(1問につき£1000)と呼ばれる一分間のスピードクイズをする、大抵の人は1分間におよそ10問のうち3−5問取れる。7問以上だったら「おお〜〜、良いね!」となる。その次にはチェイサーと呼ばれるクイズのプロ(5人いて日替わりで登場する)と一緒に3択問題に挑戦する。この3択で大抵8~10問あり、チェイサーに追いつかれずにコマを進められたら、次のひと、追いつかれたらそこで退場。これが4人分あり、最後に残れたチーム(最大4人、時には全員がチェイサーに消される事も)で2分間のスピードクイズ。ここでチームがいくつ取れるかで、最後にチェイサー一人での2分間のとの勝負になる。チェイサーを負かすにはここで最低でも18以上、できれば22~23は取らないと追いつかれてしまう。

詳しいルールは別にして、50分ほどの番組で出題される問題は軽く100を超える。これを毎日放送しているのだからすごい。もう10年くらい続いている人気番組なので、その間に出された問題の数はどれほどになるのだろう、、!!??毎日見ているので、もういいかげんクイズ王に近い知識があっても良いはずなのに、覚えていられないのが悲しい、、、

他の番組でこんなにも問題が立て続けに出されるクイズ番組はない。このスピード感とシンプルなルールがThe Chaseの魅力。4人チームで年齢も職業もバラバラだ。最期の2分間のスピードクイズに向けてそれぞれが3択問題でチェイサーと対決する際、アドバンテージに応じて手持ちの金額を変える事ができるのだが、チームの意見として「絶対君なら大丈夫だから多い方に行け=アドバンテージが1に減る)とか「若者の知識が 最終戦に必要だから金額を落としてでもアドバンテージを増やして戻って来い」等の意見交換をチームで行う。ホストのBradley Walshは私が一番大好きなプレゼンターで、彼はひたすらチームの味方だ。

日本版も流行った「Who wants to be a millionaire」 は、新しくホストに元Top Gearのジェレミー•クラークソンを迎えて新しいシーズンが放映されている。これもひたすらクイズに集中しているので面白い。スピードこそ、The Chaseほどではないものの、もっと重厚な雰囲気で時間をたっぷり使った緊張感が売りだ。こちらは今は週に1度の放映だけれど、the Chaseと共に必ず見ている。

で、日本版の携帯ゲーム、「みんなで早押しクイズ」をやってみた。宇野昌磨さん達3人組が新しく始めたOjigamingでやっていたやつだ。で、やってみると、やっぱり私は日本の事がわからない。完全な一般知識ならかなりわかると思っているが、芸能人の名前や流行ったアニメや歌なんかのことは知らないので、、、、それでもちょっとずつやってみたらB+まではサクサクきた。 俗な知識ならやっぱり私はイギリス人だなあ〜〜と痛感しつつ、1日に数回だけやってみる。Aレベルになるのは結構大変そうだけど、日本版のクイズも楽しい。知らない事が多いのがかえって新鮮だ。

物知りな人って昔から好きだ。以前に一緒に仕事していたオプトマトリストの同僚は典型的なイギリス中流階級の人で、昔のA-レベルから大学ーオプティシャンに、というエリートコースの人で、ちょっとした会話の中でも「あれ、なんだっけ?」というとすぐに返事を返してくれた。教養と一般常識、それに広分野で物知りなので、話をするのが楽しかった。説明の仕方もいかにもエリートイギリス人らしてわかりやすく、使う英語も教科書のようで、大好きな同僚だった。わたしもそろそろ「物知りおばさん」と思われるようになりたいものだわ〜〜