同じ2週間でも日本にいた2週間と仕事に戻ってからの2週間が、同じ時間とは思えない、、、
いかに日常の中に変換が少ないか、を実感する。毎日違うことをするって素敵だなあ〜〜

昔、役者をやっていた頃も、毎日が違っていたっけ。基本は劇団だけど、毎日違う場所にレッスンに行ったりたまに仕事でスタジオに行ったり、それも時間がまちまちだったから、いわゆる9時ー5時という 感覚は全く無かった。それが当たり前の様に思っていたのに、長い人生の間にいつの間にか代わり映えの無い生活になってしまったんだなあ〜〜。まあ、それもまた「安定する」という事なのかもしれないけれど、、、というわけで、日本から戻ってからの2週間は仕事仕事であっという間に過ぎてしまいましたとさ。

ウィンブルドンが始まると、2チャンネルあるBBCは毎晩両方ともウィンブルドンライヴになってしまう。今年からはルールの変更が少しあった様で、最終セットが12-12になったらタイブレークを採用することになった。まあ、これまでにも4−5時間に及ぶ長時間の試合はいくつもあって、最長は2010年の70-68だ。3日がかりの11時間を超える歴史的マッチとして記録に残っている。これはまあ異常な長さだけれど、他にも25ゲームを超える試合はいくつもあった。

なんだかタイブレーク採用が残念な気もするけど、でも大変なのは選手だけじゃない。ずっと腰をかがめてラインを見ているラインズマンも、いつでも走れる様に構えているボールボーイ・ガール達、そして身動きできない(おそらく)硬い椅子に座りっぱなしの審判、そして観客だって、、、、センターコートに屋根がついて、夜遅くなっても昼間の様な照明が入る様になってからは、試合の終わりが夜中の12時近くなることもあったけれど、そうなるとBBCの放映もいきなり予定が変わる。まあ、最終セットのタイブレークも時の流れということかな。

女子サッカーの世界選手権もやっと決勝までやってきた。昨日行われた3位決定戦はやっぱり酷だよな〜と思った。準決勝で負けるだけでも「あと一歩だったのに」っていう気持ちなのに、そこからさらに3位決定戦で負けるというのはもう一歩後退させられるという事だからね。必要なんだろうか、、、「4強」でいいじゃないのかな、、でも銅メダルっていうのが必要なのかな。イングランドとスウェーデンのゲームは可哀想だったよ。あのハンドボール判定は異議申し立てしたかったけれど、これもゲームだね。

来週末はウィンブルドンの決勝とシルバーストーンでのF1とが重なる。この重なりはほぼ毎年で、スポーツ観戦好きの人達はテレビ・ラジオ・インターネットを両手に状況把握に追われるのだ。でも毎年この日は「夏になったな」と感じる。ウィンブルドンとシルバーストーンはイギリスの夏のスポーツデーだ。それが過ぎると人々は順にホリデーを取り始める。学生達は試験が終わるので、8月に入ると街が静かになる。

今回はなんだか疲労回復に時間がかかった。いつもは日本から戻って1日休みを入れてるのだけれど、ことしは翌日から働いたせいか、なんだかずっと眠れなくて睡眠3−4時間で仕事に行っていた。ようやく戻ってきたかな、、、これも歳をとる、ということなのか!!??

ぼーっとしてると働くだけで毎日過ぎちゃうよね。また色々と面白いことを見つけて行こう。