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 長くイギリスにいると、新年よりもクリスマスのほうが大きな日という感覚になる。日本では祝日ではないけれど、それでもクリスマスは年末の忘年会とも相まってプレゼントやパーティーのシースンだ。こちらはそれよりもむしろ家族との日。

24日はまさに帰省ラッシュ。今年はクリスマスも新年も週中なので、ギリギリまで仕事の人が多く、今日の混雑は例年以上かもしれない。スーパーの行列は延々と待たなくちゃいけないし、ラストダッシュでカードを買う人の列も半端じゃない。みんなぶつかり合いながらワサワサと歩いている。

もちろん皆がみんなクリスマスを祝うわけではない。日本もそうだけれど、宗教的な意味でクリスマスを祝わない人たちにとっては、この喧噪も人ごとのようだ。それでもこの国に住んでいる多くの他宗教の人たちも、祝日としてのクリスマスはいわば習慣だ。

今年は昨日で仕事納めだったので、来る人みんなが「Merry christmas & A Happy New Year!」と挨拶を交わした。イスラム教の人たちでもこの国に住んでいる人たちはほとんど抵抗なく挨拶としてそう言う。それでも自分からは「メリークリスマス」と言わなそうな人たちには「Have a nice Christmas break」とか「Have a happy new year」とホリデーや新年を強調して言えば抵抗なく同じ言葉を返してくれる。

明日になれば町中が静まり返り、電車もバスも動かないゴーストタウンのような街になるのだが、それも外だけの話で、各々の家では年に一度のごちそうとプレゼントを前に飲んだくれるのだ。

家族の元に帰る、というのは誰にとっても特別の思いがあるはずだ。そのためにこの数週間をカードやプレゼント探しに奔走し、楽しみにしているのだから。だからこそ、クリスマス直前の事故や事件には本当に心が痛む。亡くなってしまった人たちの家族や友人達、その痛みを思うと「何故、、、!?」と思わずにいられない。

我が家は彼のお母さんが亡くなる前は毎年兄弟達が集まったものだけれど、お義母さんがいなくなってからはなんとなく集まる場所が無くなってバラバラになってしまった。最近はクリスマスはいつも2人。まあ、彼の仕事はクリスマスや新年でも関係ない事が多いので、最悪クリスマス当日でも仕事だったりするから、私もなんとなく手抜きになってしまった。せいぜいプレゼントを用意して、ちょっとそれらしい食事を作る程度。まあ、楽チンといえば楽チンだ。

こちらでのクリスマスプレゼントは、高価なものよりもユーモラスなものが多く、他の日には絶対に着られないようなクリスマス柄のセーターだのジョークあふれるガラクタ、手軽に使えるような物が多い。そのかわり、一人に2−3個の包みを用意して、クリスマス当日には、いくつもの包みを開けるのが楽しみなのだ。

そういう意味では家族が少ないというのはプレゼントの準備もお手軽。昔は義兄弟やさらにその奥さんや彼女にも、、、、と言う事で結構大変だったっけ。

クリスマスの飾り付けも、凝る人は家の外壁いっぱいに装飾を施して、家ごとピカピカ光っている所も結構ある。それはそれで通りすがりにも楽しめるのだけれど、労力と電気代を考えるとあそこまではちょっと、、、というのが本音だ。でも今までは本当に小さなおもちゃのようなツリーしかなかったので、今年はデスクトップサイズのものを新調した。小さな我が家にはこれで十分のサイズだけど、色合いが可愛いので買ってしまった。

最近はLEDが主流で、放つ色も紫やピンクや、奇麗だけれど昔ながらの伝統的な雰囲気が無くなってしまっているものも多い。やっぱりツリーは小さくても昔っぽいものが可愛いと思うんだけどねえ〜〜

サイダーやスパークリングワイン(シャンパンじゃなくて、プロセッコね)を飲みながらソファーでゴロゴロとクリスマスのテレビを観る、、、明日のディナーはローストポークのオレンジ&クランベリー詰め。やっと静かな時間がやってくる・・・・