記録的な夏になっている、、、27−8度が連日続いて、時折びっくりするようなゲリラ豪雨(氷雨)が降ったり。みんな寝苦しさを訴えて湿度の高さに参ってる人もいるみたいだけれど、なんの、日本の夏に比べたらまだまだカラッとしていて私にしてみれば、これくらいが一番いい感じ。ただ、夜でも20度ある日はさすがに冷房も扇風機もないと寝苦しいけれど・・・

なんだかこの一ヶ月はダラダラと仕事と家の往復で過ごしてしまった。パン作りもしばらくやってなかったので、久しぶりに焼いてみたら、発行時間が冬場の3分の一であっという間に膨れてしまって大慌てでオーヴンに放り込みセーフ

昨日は新作、キャロットケーキに挑戦。彼が近くのマーケットでとても新鮮な人参を激安の値段で買ってきた。とても二人ではすぐに食べきれる量ではないので、在庫処理もかねて作ってみる事にした。レシピも色々で、あれこれ探してやっぱり材料がシンプルで簡単そうなレシピをちょっとアレンジして挑戦

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イギリスでキャロットケーキといえば、実はもっと色が黒い。どうやら黒砂糖を使うのが正解のようだけれど、これだけの為にあまり使わないお砂糖を買うのも面倒なので、普通のグラニュー糖を使った。さらに本来はケーキの上にチーズクリームやバナナ/ココナッツクリームをアイシングのように塗るのが通常だけれど、これも甘いものがあまり好きじゃない私はパス。レーズンや刻んだクルミを入れるのも無視して、シンプルなキャロットパウンドケーキにしてみた。

キャロットケーキは人参嫌いな子供に人参を食べさせるのに良いというのはよく聞いていたけれど、本当に人参の味がしない。これでもか!っという位(大きいのを2本半)入れたのに食べてみると人参の味もしないし見ただけじゃ解らない。これは本当になんでだろう・・・?? 私なりのアレンジは、ちょうどオレンジがあったのでそれをしぼったジュースを入れて、シナモンと一緒にコリアンダーパウダーを沢山入れてみた。キャロットとコリアンダーのスープというのはポピュラーだから、ケーキにも合うと思ったら大当たり

バターは使わずにベジタブルオイルを使うのが一般的なのでレシピ通りにしてみたらすごくしっとり/ズッシリした美味しいパウンドができた。でももうちょっと油控えめでもよかったかな。私にはちょっとべた付く感じ。次回はオイルと砂糖をちょっと減らしてみようと思う。

暑い夏にはなぜが辛いカレーが食べたくなる。我が家は私も彼も毎日カレーでも文句は無いくらいのカレー好き。いつもは彼がスパイスを混ぜて1から作る。こ れは結構当たり外れがあって、粉っぽくなってしまったり、スパイスをオイルで炒めてルーにするので油っぽくなってしまう事も多い。でも試行錯誤を繰り返して彼 が作った最近のカレーが大成功!

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これはラムのカレー。前日から5時間くらい煮込んだもので、スパイスが絶妙のバランスに仕上がった。我が家では彼がカレーを、私がチャパティー(平たいパン)を担当する。こちらもちょっと工夫して、こねる時間や粉の量を調節してみたら、今回は抜群の出来になった。熱々のフライパンで焼いたら風船のようにプックリと膨らんだのは大成功の証

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これも時によっては固くなっちゃったり膨らまなかったりと当たり外れがあったのだけれど、粉を色々試してみて(強力粉、薄力粉、全粒粉の割合)、結局普通のプレーンな薄力粉にベーキングパウダーを入れるのが一番口当たりも良くて伸びのあるパンになるみたいだ。やっぱり辛いカレーを汗をかきながら食べるのが一番だと実感する。

キャロットケーキの前にはブルーベリーとレモンのパウンドも作ってみたのだが、これはまだ試作中。
ちなみにキャロットケーキの材料は
薄力粉 150g、 砂糖100g、 ベジタブルオイル120cc、卵(大)2個、人参2本半、オレンジのジュース1個分、シナモン小さじ2、コリアンダーパウダー小さじ2、ナツメグ少々。

これを次はお砂糖を80gくらいとオイルも90ccくらいにしてみようかと思う。それで多分いい線いくんじゃないかな

ラムのカレーに続いて彼がまたも自慢げに作ったのがビーフカレー。煮込み時間はラムの時ほどじゃなかったけれどこの色、この艶、またしても絶品のカレーでした

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スコットランドのグラスゴーで開催中のコモンウェルスゲーム(英連邦諸国による競技会)を観ながらカレーやケーキをビールで流し込む毎日、、、これじゃあまた太っちゃうよなあ〜〜