週末の間、ちょっとYoutubeにはまっていた。何せ前のMacではまともに動画が観られなかったので、Youtubeを徘徊したのは本当に久しぶり。出てくる出てくる、、、あれもこれも、、さすらいの旅に出てしまいそう

思い切り懐かしくみつけたのが「科学忍者隊ガッチャマンII」だ
私はリアルタイムのガッチャマン世代。私の成長期にガッチャマンベルサイユのばらは欠かせない。この二つが私の小・中学時代になかったら、私はもしかしたらもう少し違う人間になっていたかもしれないと思うくらいだ。

私にとってガッチャマンはあくまでも最初のシリーズで、それでもIIまでは許せる、そしてガッチャマンファイターに至ってはちょっと???っというのが正直な所だ。でもIIだって丸1年続いたんだね、、、

最初のシリーズは再放送や、こっちに来てから英語吹き替えバージョンやアメリカのリメイクヴァージョン等で何度か見返す機会があったけれど、ガッチャマンIIはあの時代に観てから一度も見直した事がなかった。全体的には記憶に残っていても、忘れていた事も多い。

パンドラ博士は最初のほうからずっといたように思っていたけれど、実は26話からの登場だったんだね〜〜・・・半分以上過ぎてからだったんだ。そして本当にすっかり忘れていて今回びっくりしたのがニューゴッドフェニックス

あんな顔だったか??!あんな派手な色だったか〜〜??
おいおい、翼がへの字に曲がってるよ、、、ビシッと羽をのばせよ〜!!


オリジナルの青いゴッドフェニックスのほうがずっとそれらしい。でも一度ダブルゴッドフェニックスが出てくる回もあったんだね〜〜、これも忘れてた。南部博士の別荘に格納されていたのね。ちなみにガッチャマンファイターでのゴッドフェニックス、、いやこちらの名称はガッチャスパルタンだったか、こっちほうが青いゴッドフェニックスに近い形で、三白眼の大目玉の鳥の顔をしたニュードッゴフェニックスよりはずっと良かったね

2作目でもストーリー的には好評だった前作の持つヒューマンドラマ性をなるべく保とうとしていたのは解る。ベルク・カッツエに代わったゲルサドラには数々のユーモラスな名言があって、しゃべりも芝居がかった言い回しであんな台詞を不自然無く言いこなしていた池田勝さんが素晴らしい。この2作目はなんでも総監督が当時のタツノコプロが制作していたもう一つの番組、コメディータッチの「タイムボカン」と掛け持ちされていたとの事で、ゲルサドラの台詞にはタイムボカンのギャグセンスも入っている

おの〜〜れ、おのれアホウドリ!」や「なんとしてからに!」「なんともかともさってもしっても」って、、、今時の若い子はこんな日本語知ってるのかい??っていう気もする。

竜巻ファイターも変わっていた。組み立て体操スタイルから円陣になっていて、これはちょっと迫力不足だよね〜。まあ、いろいろと一人で突っ込みを入れながら週末の間立て続けに観てしまいましたよ・・・

3作目の頃はさすがにもう自分の事で忙しかったから、全話観たかどうかも覚えてないけれど、やっぱり私の中では2作目までだなあ〜〜。ファイターは全体的に低年齢化してるような印象だし、1作目のなんていうか、インテリジェンスが無くなっちゃってるんだよね。でもどんなもんだったか、ちょっと観てみようかな。

やっぱり最初のシリーズが一番だけど、ガッチャマンIIでもよくできた回もあって、私個人としてはゲルサドラもカッツエと同じ位好きだよ〜。ちょっとおつむが弱いのは3歳児が急激に体だけ大きくなってしまった事を思えば、仕方が無いのかも。(そういえば、どこかではSammyは6歳って言ってたと思ったら3歳になってて、最終的には3歳だったってことに落ち着いていた)

やっぱりガッチャマンはあの当時のアニメの中では高いクオリティーを持っていたと思う。ガッチャマンが私の少女期にあった事はやっぱり今になっても嬉しいね
さすがはYoutube、懐かしいものが沢山見つかる・・・