行ってきました!ドーゼットへの一人旅!
本当は日々ブログにアップしたかったけれど、一軒だけのインターネットカフェはなんと5時で閉まってしまい、携帯でのアップは入力に時間がかかるし、電波のリセプションが悪くて写真一枚アップするのにもものすごく時間がかかるのでやめてしまった。そこでまとめて数日分をアップ!

今回はパリ行きの代わりに国内を選択。ホテルやB&Bでなく、一人でフラットを借りてしまった。ちょっと高めのB&Bに泊まる値段で、大きなリビングにキングサイズのダブルベット、素敵なキッチンが全部揃ったフラットはビーチ沿いのプロムナードに面していて窓一杯に広がる海!!実際に滞在したフラットはこの写真の右側に並ぶジョージアンスタイルの中の一軒だ
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実は私はこのホリデーを計画するまでWeymouthという街の事を知らなかった イギリスでポピュラーな南海岸といえば、まずコーンウォール地方、そしてトーキー(Torquay)初めイングリッシュリヴィエラと呼ばれるシーサイドリゾートを含むデヴォン地方が有名だけれど、ウェイマスはドーゼット州にある。丁度ジュラシック・コースト(ジュラ紀の形成された地層や多数のアンモナイトや化石で有名)と呼ばれる世界遺産に指定されたエリアのほぼ中央にある小さな街で、いわゆる大型のパッケージホリデータイプのコンクリートのホテルは無く、今でもイギリスらしいちょっとアップマーケットなリゾート地だ。

街は小さいながらもアップマーケットなのもうなづける、というのは、このウェイマスは18世紀末にジョージ3世が14年間毎年夏を過した場所で、その後のヴィクトリア時代にも上流階級の人達で賑わったという。ジョージ3世といえばある時期からちょっとおかしくなってしまったというのが有名で、そのいきさつは舞台の「The madness of George III」、そしてそれが映画化された「英国万歳」で描かれている。ウェイマスの中心にはジョージ3世の像があり、ウェイマスからのバス路線の始発点になっている。

そして自分としてもちょっと迂闊だったのが去年のオリンピックだ。ウェイマスはすぐお隣にあるポートランド島と共にオリンピックのセーリング競技会場になった場所で、今回行ってみて街が綺麗だったのも、おそらくオリンピックに備えてちょっと手を入れたのかもしれない。オリンピックは見ていたけれど、ロンドン市内以外での競技場が何処か、までは把握していなかった・・・ウェイマスとポートランドはセットになっているといっていい。
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小さいながらもいろんな顔を持つWeymouthの街。街の中心は車禁止の2本の通りで、ここにほとんどのお店が並んでいる。ロンドンでも御馴染みの店からインデペンデントなローカルな店まで、散歩がてら見て廻るのは楽しい。一軒だけある小さめのデパートは私の一番好きなDebenhams。そしてショップ街を抜けるとハーバーに出る。このハーバーエリアはとても可愛い。コテージスタイルの小さめの家が色とりどりで、ハーバー沿いにはパブやレストランがずらりと並ぶ。ウェイマス中心地はハーバーを渡る橋の向こうとこちらの2エリアに分かれている。

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ハーバーから街の裏側はマリーナ。ヨットがこれでもか!!というくらいにひしめき合っている。ハーバーからマリーナへ船が通るためにはタウンブリッジを上げないと通過できない。時間になると橋が開いて次々とボートが通る。ロンドンのタワーブリッジとは規模がまるで違うけれど、これもとっても可愛い。マリーナ側からは内陸の景色が広がる。ドーゼットはとてもイギリスらしい田舎街が点在しているエリアで、海側とはまた違ったイギリスの風景が見渡せる。歩いて30分程で一周できてしまう小さな街なのに、白い砂浜のビーチ、漁村っぽいハーバー、ちょっとリッチなマリーナ、そして緑の丘陵景色と、いろんな顔を持つ素敵な街だ

どうして今まで知らなかったんだ・・・!と思う位素敵な発見。それでも夏のシーズン中はかなり混み合うんだろうね。観光地としての写真をみるとビーチは人で溢れて、回りの街やポートランドへのバスサービスももっと多いらしい。そんなシーズンもやっぱり9月まで。丁度街が日常に戻ったような雰囲気の時に来たからとても静か。訪れているのはお年寄りカップルが多いよね。それもリタイヤしてちょっとゆとりのある人達。いわゆる品の悪いリフラフがいない・・・特別にポッシュというわけじゃないけれど、ある程度のレベルの人達だ。だから街に品がある。

地元の人達はもちろん普通に生活しているわけだから、当然バスには学生が乗り、買い物袋を子供のバギーにぶらさげたお母さんが行き来する。外国人は極端にいない、、、黒い人さえも。全くいないわけじゃないけれど5日間で数人しか見かけなかった

4泊5日で沢山歩くつもりで来たので、広いフラットのリビングで地図を広げて検討する。中2日はポートランドを歩こうと思っている。ポートランドは直線で南北6キロ、東西2.4キロの小さな島だけれど、険しい丘陵になっていて、海岸沿いから高台まで歩くルートが無限にある。この島もまた多くの歴史と顔をもっている。すべてを歩くのはきついけど、まあ半日歩くのを2日がかりにするかな