オリンピックも中盤にさしかかった所で、やっとイギリスは昨日で初金メダル。そうしたら今日はまた一気に3個も増えて、いきなり盛り上がって来たTeam GB。それにしてもイギリスの金メダルって私がフォローしてないイベントばっかりなのよね・・・競艇とか射撃とかサイクリングとか、、、あ、男子体操の銅メダルはびっくりしました。体操のメダルにイギリスが食い込んで来るなんて誰が想像しただろうか?往年のロシアとか東欧諸国はどうしちゃったの?

そして問題になってるのが負け試合。実はおとといのバドミントンの試合はちょっと観ていたのだった。あまり面白くなかったので少ししてチャンネルを変えてしまったのだけれど、この中国と韓国のダブルス、実際酷いもんだったわ。総当たりの予選から決勝トーナメントに進む際、グループ1位で通過するか2位で通るかで次の対戦相手が変わる。少しでも決勝まで楽に進むためにどちらのチームも2位通過が有利と判断したのは解る。でもまずかったのは、両チームとも「負け」を望んでいたという事。これが一方は「勝たなきゃ後がない」という状況だったら、あまりの気迫に押されちゃいました・・・みたいな感じで自然に負ける事ができたのに、お互いに負けたがってたもんだから、もう見え見えであまりにもあからさまな試合になってしまった

後で勝つために途中で負けるというのは今に始まった事じゃない。特に予選総当たりから決勝トーナメントというパターンの場合はいつだって駆け引きがある筈だ。なでしこチームだって、監督自ら「ドローでいいからと指示した」と言っちゃってるくらいだからね。まあなでしこの場合は試合のドローというよりも、会場の移動を避けたいという体調管理から来るものだったようだけど・・・(実際カーディフからグラスゴーなんて、ずっと北だから気温は低いしスコットランドは雨ばっかりだし)男子のほうだって3戦目はドロー以上で1位通過(次の対ブラジルを回避)が決まってたから、最期の10分はボール回してばっかりで観客席からブーイングきてたしね

それにしてもスポーツ精神とモラルを第一に掲げるオリンピックであんなにもあからさまな態度はまずかった。はっきりいって芝居が下手だわよ。もうちょっとうまくやれないの? おそらく選手達自身は「勝ちたい」と思う一心でコーチ陣の指示に従ってるんだろうけど・・・?それができない競技と比べてどうよ?体操は?水泳は?陸上競技のどれも、たった一度の失敗が今までのすべての努力を覆してしまうのに。昨日の体操の田中選手だって最終種目一つで銀メダルから6位に転落だ。北島選手だって最期の50メートルで金メダルからメダル圏外・・・それらの競技と一緒に考えたらあのバドミントンの選手達は失格で当然だ。あの試合の観客達にはチケットの払い戻しがされるらしい。

負けるが勝ち」って本来は意味が違うんだけどね。計算して自分が有利になる為ではなくて、プライドをもってそこは一旦勝ちを譲る(醜い争いを避ける)事で最終的に自分が勝てるって事だから・・・あの選手達のプライドって何なんだ?? いや選手達じゃないのかもしれない。そういう手段を考えさせるゲームの在り方が良く無かったんだね。最初からノックアウト式のトーナメントにするか、予選が終った時点で残ったチームの組み合わせを新たに抽選で決めるとかにすればいいのに

まあ、オリンピックで勝つためといえばかつてはステロイドを筆頭にドーピングが大きな問題になった。子供の頃に観てたオリンピックで、ソ連や東ドイツの選手達なんか、女だか男だかわからないような人達が一杯居て、円盤投げとか槍投げの女子選手なんてステロイドで体までおかしくなって、最終的に男性に性転換した人もいたよね。さすがに今のテクノロジーではドーピングに関してはかなり厳しくなってるから昔ほどじゃないかもしれないけど、それでも多少は筋肉を鍛えるためにあれこれとやってるはずだよ・・・ただ、あからさまじゃなくなっただけさ

開会式でIOC会長が言ってたじゃないか、「大切なのは勝つという事ではなく、いかに競い合うかです
バドミントンなんて観ないから選手達の事も知らないのだけれど、失格になった選手達はメダル候補圏内の人達だったのかな?だとしたら気の毒だと思うけれど、やっぱり「負けよう」という気持ちで戦うのはスポーツ精神に反してるよね。勝っても負けても悔いの無い戦いをしてもらいたいものです。観ているほうだってそういう試合が観たいんだし、だからこそ応援するのだし・・・ね