7度目の挑戦を試みたカステラ作り。(ことのはじめはこちらです)
今回はちょっと違う。というのも、先日友人が日本からカステラを貰ったと聞いたので食感の程をきいてみたところ、親切に試食用にカステラを送ってくれた。(決して「ねえねえ、一口味見してみたいんだけど」とおねだりしたわけではありません!あくまでも彼女の好意で研究用に送ってくださったのです!)

やっぱり試食というのは一番役に立つ。どんなサイトをみて文字であれこれと微妙な違いが書かれていても、自分で口に入れた舌触りや味や重さというものは解らない。ましてや私自身がカステラを食べたのなんてもうとっくに10年以上は前の事だ。頭の中での記憶というものはやっぱり自分の中で変わってしまっているのだという事を痛感した。こんな感じでいろんな事を実は間違って覚えているんだろうか・・・?とちょっと不安になる。

大きな問題は2つ。キメの細かさが全然違う事と、思っていたのより5倍は甘い!という事だった

生地の滑らかさは気泡と粉の量によるらしい。そしてやっぱり泡立てた卵の気泡を維持するにはお砂糖はある程度必要だと書かれていた。甘いのは嫌いだからと、さっくりと最初から量を半分にしても巧くいかなかったのは当たり前か・・・ 仕方がない、ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで砂糖をレシピ通りの分量にしてみる。そして泡立ても高速ばかりだと大きな気泡になりがちだというので、低速と高速を使いながらじっくり10分泡立てるとかなりフワフワな5ー6倍の量に膨れた。粉の量が少ない方がフワフワになるそうなので、ここも少なめにする。

最期の難関はオーヴンだ。うちの彼が真剣に温度を計ってくれたところ、ガスマークの2から9まで全く温度が変わらない事が判明。それも290~300℃ これじゃあケーキは無理でしょう・・・という温度。今までよくいろんな物オーヴンで焼いてきたなあ〜〜、私って凄い、、、とヘンな自慢をしそうになるのを我慢して、馬鹿オーヴンをあれこれいじってみると、スロークッキングモードだとなんとか220℃くらいで、そこから下、もうこれより1ミリ下げたら消えちゃうかも・・・という位だと170℃くらいまで下がる。これで限界だ。でもこの温度ならどうにか出来そうだ。だって今まで300℃で料理もパンもやってきたんだもの。

慎重に作ったカステラ生地をオーブンの一番下に入れてギリギリの所にダイヤルをキープする。焼く事15分で焼き色がついてきたのでアルミをかぶせてさらに20分。焼き過ぎが怖くてここで出してみる。串をさしても生地がつかないのでOKにしたけれど、なんと!!プルプル揺れるくらいにふっかふか。一晩ラップに包んで今朝開けてみると

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開けたばかりでまだ切りそろえてないけれど、前回のと比べるとフワフワなのがよくわかる。焼き色としては高熱で焼いた前回のほうが見た目がカステラっぽいけれど、水無しじゃ苦しくて食べられなかった。今回のは洋菓子のスポンジみたいだ。実は切りそろえたいんだけど、包丁がスルッと入らないくらいフカフカしてるのよ・・・でもしっとり感と味は私が最初に目指したカステラができた

それにしても甘過ぎる〜〜!!

う〜〜、、、私にはちょっと辛いくらい甘いのよ!!エスプレッソコーヒーと一緒に一切れが限界。(って、そんなにいくつも普通食べないか。)やっぱりもうちょっと焼いてもよかったかな。上の焼き色がもっと濃くなって下ももうちょっとしっかりするまで。粉が少な過ぎたかなあ〜?もうちょっとお砂糖減らして、小麦粉を少し足してやってみたらうまくいきそうな感じだ。オーヴンはなんとかなるだろう。

というわけで、やっぱり甘かったカステラ。こんなに甘いんだったらやっぱりもう作らないかも・・・でももう一度試して満足のいくカステラが出来たら、お土産やプレゼントにしてもいいかな。同僚に「バターもオイルも使わない日本のスポンジケーキ」と説明したら、「一度食べてみたい」と言っていたので、完成したら持っていってあげようか。
でもやっぱり私としてはお菓子よりもパンだね。パン作りをもっといろいろやってみよう