なんてうたい文句のドラマ「最高の人生の終り方」を観てる
今クールはこれと「聖なる怪物たち」に絞ってるのだけれど、このドラマ、前回の「家政婦のミタ」とは違った意味でなんとなく毎週観てしまうのだ

街の葬儀屋っていうのは確かにドラマになると思う。地域密着型で地元警察御用達の葬儀屋にドラマが無いわけがないのだから。ちょっと下町空気でいい感じなのが観始めたきっかけだ。

山下智久さんはもっと若い時に「ドラゴン桜」や「プロポーズ大作戦」を観たけれど、今回はちょっとギョっとした、、、だって一昔前の木村拓哉さんとそっくりの芝居の仕方をするんですもの・・・・芝居というより、造り方が同じなのだ。なんでこうなっちゃったの??と思いつつ、それでも一所懸命やってるのは解るけれど。「プロポーズ・・」の時のほうが伸び伸びとぶつかってる感じがしたんだけどなあ〜〜 ちょっと気持ち悪いくらいやり方が似ちゃってるのが気になって仕方がない。どうしてカッコ良くなくちゃいけないのかなあ〜〜? 

「家政婦のミタ」の時は、主演のミタは抑えて抑えている中で回りの子役達が大爆発な演技で面白かったけど、今回は回りの兄弟達が皆さん良い意味で巧く無いのが面白い。(いや、やっぱりプロとして演技する以上は下手じじゃ困るんだけど)なんか皆巧くはないんだけど頑張ってるのが伝わってきて、それが不器用な街の葬儀屋にピッタリで、思わず応援したくなってまた観てしまうのだ。ストーリーのプロットは面白いしね。山崎努さんあたりががっちり引っ張ってくれるといいんだけど、なにせ岩田さんの出番は少な過ぎるし皆とも絡まないし・・・・おまけに幽霊だし、、??

都会育ちで学校も地元じゃなくて通ってたから、私にはどうも地元密着感というのもが子供の頃から無かった。ロンドンでもずっとそうだった。でも数年前に今の職場に移ってからはまさに地域密着という感じで、最初は本当に緊張したものだ 道で知った顔に挨拶されるのがもう居心地悪くてたまらなかった。でもだんだん慣れて来ると、地元の人達に溶け込んで仕事する毎日が安心できるようになった。そんな空気が解るようになったからだろうか、このドラマ、なんとなくホッとするのは。

葬儀屋ミステリーでホッとするっていうのも変だけれど、そんな空気のあるドラマだと思う。ヘンにミステリー臭く無くて、謎解きは御愛嬌レベルなのも緩くて良いね。家族の絆が軸になってるし、これから終盤はそこにも焦点がいくのかな。兄弟って無関心だったりおせっかいだったり喧嘩してり、、、っていうあたりが「そうなんだよね」とうなづける。それにしてもあんな女刑事は絶対に居ないと思うけどね。まあこれも一種のマンガチックなドラマかな。和気あいあいな感じのドラマ。最期はやっぱり健兄のお葬式って事になるんだろうか?

もうひとつの「聖なる怪物たち」のほうはストーリー的にも役者達もぶつかり合ってて刺激的だ。演技に定評のある役者達が揃ってるからね。それにしてもどっちも視聴率は良く無いらしい。どうして視聴率で作品の善し悪しが決まるのか今だに理解できない。日本のドラマって人気で作ってきちゃったから駄目になったんだろうな〜。プロの役者でなくても人気のある人が主役やって視聴率が良くて、それが良い作品って事になっちゃうと観る方の目が肥えないでしょ。質の高い作品を創るには、その作品/役に一番適した実力のある人をもってこないとね。誰を選ぶかが、プロデューサーの腕の見せ所というもの。最近BBCが創った50年代のロンドン下町が舞台の助産婦/看護婦達のドラマ(Call the midwife)、素晴らしく見ごたえのある作品で、早くも来年の続編が決まった。こういうドラマがどうして日本に無いんだろう??と思いつつ観てた。今年のBAFTAのテレビ部門では何か穫るかな・・?

なんだかんだいっても昔はドラマ観るのはいつも1ー2ヶ月遅れ、その後はアジア産の格安VCDを購入していたのに、今は放映された翌日にはネットで観られるのですから、ホント楽しい海外生活です。今日の分を週末に観て、大河を火曜日の休みに観て、、というのが定着してしまった。
、、、と思ったら来月から新クールだよ・・・・良い作品みたいよ〜〜