いや〜、お宝とは言えないかな、でもうちにもあった! という感じで見つけもの。

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帰ってみたらうちの彼がリビングの絨毯の上にコインをバラまいて、いや、並べている。彼は趣味というわけでもないのだけれど、ホリデーに行った先で残った小銭とか、旅先の骨董屋で見つけたコインなんかをひとつの箱に入れて貯めていた。ちょっと気が向いて整理する気になったらしい。箱一杯にジャラジャラと貯まっていたコイン達といくつかのお札も加えて数えてみたら全部で何と51カ国

ヨーロッパの通貨がユーロになる前はどの国に行っても違う通貨だったから、今こうして見てみるとそれぞれに特徴があって面白かったね。今になってこんなにユーロが悲惨な事になるなら、お国柄を残しておけばよかったのに。中には聞いた事ない国の名前が書いてあるコイン(多分パシフィックあたりの島だと思う)や、ホリデーから戻る際に持ち出しちゃいけないからすべて空港で再両替するようにと言われた国もお札もある。遊園地のガチャガチャで当たったおもちゃじゃないの、、?と言いたくなるようなものも・・・

で、あさってみると結構珍しいものも出て来たのよ。上の写真の寛永通宝は江戸時代を通じて出回っていたお金だから今でも地方の古い家なんかだと結構残ってるようだけれど、まさかうちの彼が持ってるとは・・・どこで手に入れたの〜〜 私は記憶にないから私絡みではないなあ〜?裏に波が入ってるから4文銭かな

あと古い所ではこちらのヴィクトリア時代のハーフペニー。

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ヴィクトリア女王は1837年から1901年まで63年という長きに渡って国家元首だった人だから、この時代のコインも若かりし頃から顔が変わっていく。これは現在のエリザベス女王のコインも同じで、(彼女は今年の夏に在位60年を祝う)新しいデザインになる度にコインの顔が年をとっていくのだ・・・彼が持っていたのは1893年と入ってるから、ヴィクトリア時代のコインとしては後年のもの。

そして何といっても最古はこちら、ジョージ2世時の2ペンスシルバーコイン。これはどうやら1760年のものらしいけれど、60年は彼の最期の年で、この年の10月にジョージ3世が即位している。

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さすがに古いよね

でも古い硬貨っていうのは、価値云々よりも、いったいどんな人の手から手を伝ってきたのだろう、、と考えるとその時間の長さを感じずにはいられない。うちにあったこの硬貨達はどれも明らかに流通していたものだ。手から手へ、ポケットからポケットへ、すり減っていくその過程を想像するとワクワクする。1760年って、、、18世紀真っ盛り。読み終えたばかりのカサノヴァの自伝では、彼は1763~64にロンドンに住んでいるので、まさにその頃のものだ。これで誰が何を買ったのだろう・・・