いったいどうしたんだロンドン

今週はもうずっと25℃級の気温が続いて、どうやらこのまま連休週末に突入する様子。今週がイースター、そして来週はウィリアム王子のロイヤルウェディング、次の月曜日はメイデーという事で、2週連続での金曜〜月曜ロングウィークエンドだ。まあ私の場合、土曜日は普通に仕事なのだけれど・・・!でも日〜火曜日の3連休が2度続くならまあいいや。

それにしても太陽の力というのは凄いものがある。人間の心理に与える影響の大きい事といったら・・・!偉大だ。やっぱり太陽は神だね〜〜

先週のフランケンシュタインに続いて、今週は「End of the Rainbow」を観た。これはミュージカル、、というより、正確にはPlay with musicとなっていて、ハリウッドのスター女優、ジュディー・ガーランドの話。といっても「ピアフ」のように彼女の生涯を追ったものではなく、話は彼女が亡くなる半年程前のロンドン。イギリスでツアー中のジュディーとう〜んと年下の婚約者ミッキー(彼とはその後結婚したものの、3ヶ月後に彼女は亡くなってしまった)、そして彼女の忠実な友人で、専属ピアニストでもあるゲイのアントニーの3人が中心だ

人気を取り戻すべくツアーに出たものの、ジュディーの身体は既にアルコールとドラッグ無しでは機能しなくなってしまっている。激しい感情の浮き沈み、肉体的にも精神的にも既にボロボロになってしまっている彼女を、それでも叱り、励まし、奮い立たせてスターとしてのステージに上げようとするミッキーと、静かに友人として彼女の隣で見守っているアントニー。とにかくジュディー役のTracie Bennettが凄い! なんだろう、、ピアフを演じたエレナ・ロジャーや、「サンセット・ブールヴァード」のノーマ役もそうだけど、演じる女優に「凄さ」があるのだ。

これは発声とか演技力とかといった技巧だけでなく、あっという間に観客を鷲掴みにして、その感情の中に引きずり込んでしまう、魔力のようなものなのだ。こういう「凄さ」をもった女優は日本にはいない。そもそも日本女性には無いものなのかもしれないね。Tracie Bennettは150cmちょっと位の小柄な人だ。それにしても全身から炸裂するパワーが凄い。今年50になるとはとてもとても・・・!回りを騙してでもお酒や薬を手に入れようとする、中毒者としての狂気や、薬が切れた時の孤独感の起伏の激しい演技のリアルさ。追いつめられてもがきながら、それでも歌わなければならないというスターとしての現実。そして一旦観客の前で歌い始めた時のパワー溢れるステージ。「ドスが利いてる」と言えばいいのか・・・?凄いです

当時のチャイルドスター達は、みんな体重制限やハードな仕事をこなす為に、当然のように医師の処方の元、様々な薬を与えられていた。眠らなくても仕事ができるように、食べなくても力が出るように、眠れない時にはいつでも睡眠誘導剤を、、、という風に。そう、そうやって薬やアルコール漬けになって命を縮めたスター達は多い。最近ではマイケル・ジャクソンだってそうだ。心も身体も悲鳴を上げているような芝居、、、痛いよね〜

そんな凄い舞台とは全くうってかわって、久しぶりで日本の連ドラなんぞもチェックしている。
今クールはやっぱり「Boss2」と「Jin-仁 2」ですかね。これはどちらも前回が面白かったから楽しみ。「Boss」はもう2年前だったんだ〜〜早いなあ。あの妙にバラバラなメンバーでの対策室はユニークだったよね。毎回のゲストも良かったし、誠実で穏やかな竹野内豊もいいけれど、ちょっとぶっ壊れた竹野内さんの野立が良い味出してたし。

でも第二弾としてはどうかなあ?・・・「Boss」が面白かったのは、最初はどうにもちぐはぐで闇鍋に放り込まれたかのようだった対策室のメンバー達が、次第にごった煮になって味が出て、やがて一人一人のキャラクターも見えて来て、最終回までに強力なチームになっていく、というその過程にあった。だから、今回はそれが既にできてしまった状態からの出発なので、何を目新しさにするのか?? 第一回のストーリーから、内輪の犯罪(?)なのが気になるなあ〜?前回以上に面白くSHARPになるのか、楽しみだ。

「Jin-仁 2」のほうは、なんといっても前回尻切れとんぼになってしまった最終回を何とかして欲しい。あれははっきり言って終ったとは思えなかったしね。そういう意味では、まだ出されていない核になるネタが残されている分だけ、話が面白く練られる事を期待してます