せっかくハロウィン用にと一週間限定のブログデザインにしたのに、なかなか筆が進まず、、、ハーフターム(学期週間休み)の日々は忙しく過ぎて行く

いつもならもう先週あたりから花火の音がし始めてもいい季節なのに、今年はなんだか静かだ。寒いからだろうか?今日だってハロウィン前の金曜日なのだから、もう夜中まであっちこっちでバババ〜〜ン!!というのを覚悟していたのに、なにも起こらない・・・?これこそむしろ気味悪いわ〜〜(spooky)

042583_dab6cb20気味が悪いといえば、昨夜ちょっとアクシデントで夜中の3時半に病院に行くハメになった。夜の病院っていうのはホントに気味悪いね。中に入れば人もいるし明るいけれど、建物の外がいけない、、、特に近所のこの病院は、大きな敷地内に築120年のクロックタワーと呼ばれる建物を中心に、いくつものレンガ建ての病棟が立ち並んでいる。暗闇で見上げるだけでもちょっと薄気味悪い。そう、むか〜しの楳図 かずお氏の恐怖漫画に出て来るようなカンジなのだ。今でこそいないけれど、あの建物内にシスターの格好のなにやらミステリアスな院長でもいたら完璧だ


耳の怪我は大した事はなかったのだけれど、2日間は耳を圧迫包帯して、月曜日にもう一度来るようにと言われた。運が悪いと、よくボクサーや柔道の人が耳の怪我が元でなるような、カリフラワー耳になる恐れがあるとかで・・・
ええ〜〜、、そんなのいや!と思いつつも、耳を押さえた状態で包帯を頭にぐるぐる巻かれた! かっこ悪いのなんのって、これじゃ仕事に行けないじゃない、、、なんとか髪の毛を包帯の間から浮かしてボリュームが出るようにブラシしてみる、、前髪を包帯の上に垂らすと案外包帯が気にならない、そう、白いバンダナよ!!

ロジャー・フェデラーか、岡ひろみか、、ってなカンジにちょっとスポーティーを気取ってみる。職場では、ボスも新しいレセプションT嬢も最初はビックリしたけれど、最後には「そのバンダナのカンジも若く見えていいよ」なんて言ってくれた。ものは考えようだ。包帯だと思うから気分も沈んでよけいに痛いような気がしてくるけれど、バンダナだと思うと、なんだか「さあやるぞ!」とエネルギーが出て来ちゃったりするのだ

なにせイギリスの救急病棟は3ー4時間待ちが普通。それでも昨日は2時間半程で帰れたのだから運が良い。帰宅したのが6時半で9時半から仕事なんだから当然寝ていません!! バンダナでも巻いて気合いを入れない事にはおばさんに徹夜はきついのよ・・・幸いさっきチェックしてみたらカリフラワーになる兆候は無い、、と思う、、? 腫れてるからよくわからないけど、先生の説明やネットで観た写真なんかと比べると大丈夫だと思う。とりあえず月曜日まで様子を見てみるか・・・「もし腫れて耳が大きくなってたり、血腫のぶよぶよしたカンジがあったら月曜を待たずにすぐ来なさい」と言われたので、鏡をみるのがちょっと怖かったのだけど

明日はハロウィン、そして今年は夏時間からグリニッチ時に戻るのも明日の夜だ。いつもより長いハロウィンの夜、何か起こる、、わけないか?。それにしてもひとつも花火の音がしないのが気になるわ、、ひょっとして明日の晩に一気にくるかな?

明日は久しぶりの芝居。エレナ・ロジャー(Elena roger)主演,ジェイミー・ロイド(Jamie Lloyd)演出でStephen Sondheimの「Passion」ソーンダイムのミュージカルとしてはマイナーな作品だけれど、レヴューはどれも凄く良い。エヴィータ、ピアフと素晴らしかった彼女、今度はどんな凄さを見せてくれるのか・・・場所も大劇場じゃなくて倉庫内のDonmar Warehouseだから好い雰囲気が期待できそう!