ゴードン・ブラウン氏が辞任して、先週の選挙結果で第一党になった保守党のデイヴィット・キャメロン氏が首相に就任した。第三党の自由民主党との連立を目指した保守/労働両党だけど、こちらのほうは完全に労働党の負けで、自民党と保守党との連立に向けての話し合いが延々と続いていた中での就任だった

昨日の敵は今日の友」とは良く言ったもんだ・・・ つい先週まではお互いをケチョンケチョンにこき下ろして、「こんな奴にまかせたらこの国はメチャメチャになるぞ!」みたいな事をお互いに演説ぶってたのに、ここへきて一緒に連立政府を作るっていうんだから・・・かなりの妥協が必要だよねえ〜お互いに。 敵を見直して尊敬して改めて友になるっていうんじゃなくて、これ以外に方法がないのでとにかく無理矢理お友達になりましょうって事だもの

それにしてもLib-Dems(自民党)にとってはまさに棚からぼた餅だ。党首のニック・クレッグ氏が副首相、ほかにも内閣入りが決まった議員が4人で、合わせてせて5人が大臣職に就く事になった。これが2週間前には予測できただろうか・・!!?? 連立政権を立てるにあたって、保守党との話し合いではかなりのプッシュをしただろう事は想像できる

私は棚からぼた餅という言葉が大好きだ!! 私の座右の銘にしている。
座右の銘になるような言葉じゃないよね、、、と思った人が多いかもしれませんが、どうしてどうして、これがとっても奥が深いと思いません?

棚からぼた餅」ってつぶやいてみると、これがとっても語呂が良いのよね。いかにもボタッって音がしてお餅が落ちてくる感じがする。目の前にいきなり幸運が舞い込んで来るという事だけれど、まず、棚から予期せずしてぼた餅が落ちてくるという事が、本当に幸運をもたらすかどうかはすべてその後にかかっているという事

最悪の場合→落ちて来たぼた餅の下敷きになって潰されてしまう。これは不運以外のなんでもない。そして、自分がボケ〜〜っとしていて落ちた餅に全く気が付かなかったら、、?まさに宝の持ち腐れ。

運良く目の前に落ちてきたぼた餅にありついたとして、その使い道が大問題だ。降って沸いたぼた餅をどうするか!?
煮て食うか焼いて食うか? 皆で一度に食べるか、小分けにして冷凍しておくか? はたまた高く売りつけるか?恵まれない者に譲ってあげるか?

棚ぼたをどうするかで、その人となり生き方が決まると言って良い。一番愚かなのは、どうしていいか解らずにオロオロしているうちに、カビが生えて腐ってしまうのを見ている事だ

棚ぼたを最大限の幸運にするには、常日頃からいつ落ちて来ても良いように心構えをして、その使い道をちゃんと考えておかなくてはいけない。 これが私の座右の銘だ

それって捕らぬ狸の皮算用っていうんじゃ・・・?っていう声も聞こえますが、そう、まさにその通り! 楽しいじゃありませんか皮算用! 大いに考えるだけ考えたいね〜!究極のDay Dream!!

宝くじでミリオンという額を当てて不幸になった人達が何人もいる。数年で使い果たしてしまって逆に借金地獄になった人や、人間関係が崩壊して人間不信/鬱病になった人、、、 お金が人を不幸にするのはその使い道を間違えた時。運を手にしてそれが幸運になるか不運になるかは、あなた次第というわけだ

で、私はミリオンくらいのお金はもうしっかり使い道を決めてあります。あとは当たるのを待つばかり・・・落ちてこい〜!ぼた餅〜〜!!

あれ、、?政権の話だったのよ・・・?だから、つまり、万年第3党で、いくら人気が上がって来たと言っても与党にはなれない、という位置にいたLib-Demsが、内閣入りしてどんなお手並みを見せてくれるか、と言いたかったのよ。大舞台という場では、保守党のほうがもまれている。抱き込まれてしまうのか、しのぎを削ったエネルギー溢れる政治が本当にできるのか

新首相&副首相共に43歳。ブレアーさんの時よりさらも数カ月若い。まあ、クレッグ氏には棚ぼた、キャメロン氏には彼等が「目の上のたんこぶ」になるかも・・・!
どこまで仲良くやっていけるのかねえ〜〜昨日の敵が・・・??