なんだか久しぶりに日本のドラマを観てみた
Jin-仁」が面白いという噂をあちこちで耳にしたのでもう終わったのかと思って観てみたら、まだ最終回は明日だって・・・

このタイトルって単にでいいのか、jin-仁と繰り返さなくちゃいけないのかしら・・・と素朴な疑問。でもみんな単純にって呼んでるみたいなので、それでいいのかな。まあ主人公の名前だし。元がマンガでまだ終了していないという事もやっと知った。

これ面白いわ!! タイムスリップして現在と過去が・・・っていう設定は今までにもあったけど、過去に戻ってしまった人間が何をするべきか、しないべきか、が焦点になっている。その選択の要として現在寝たきりの植物人間になってしまった恋人という存在があり、その彼女の運命を左右するのが、医者としての選択なのか、人として/男としての感情での選択なのか、、、観ているほうにもわからないミステリーを残したまま話が進む。このあたりが巧い!

それにしても素敵なキャスティングだわ。まず私は中谷美紀さんが大好きなもので・・・龍馬役の内野聖陽さんが太い太い!! あんなに骨太でデカイ演技をすぐ横でやられている大沢たかおさんの小振りな感じがますます生きるというもの・・・! 今までも内野さんは観ていたけれど、こんなにデカイのは初めて観た、、、大河を観てなかったもので。お見事というか、無骨な中にも微妙な演技をしていて流石です!カメラのフレームからパワーがはみ出しそうな龍馬だね

六平直政さんの優しいおやじさん役というのもちょっと嬉しい。六平さんはいつも悪役か大声の変な奴みたいな役が多くて、こんなにおだやかな六平さんは初めて観た。「野風、、」って呼びかける声がすごく優しくて、こういうのも良いじゃない、、! 相島一之さんの一見悪そうで、でも誇り高く叫ぶ姿も迫力あった。私はいつか、にこやかに笑う爽やかな相島さんも観てみたいと常々思っているのですけれどね〜・・・

中村敦夫さんの火消し親分はさすがに時代劇ベテランの風格充分。綾瀬はるかさんの武家のおひいさんも嫌みがないし、麻生祐未さんのお母さんもとしていて素敵だし、恭太郎さんも佐分利さんも自然で良い感じ。武田鉄矢さんのシーンも穏やかだからこそジーンとくるものがあったし・・・

そしてそんな濃い共演者達の真ん中に、素朴に自然に無防備に立っているのが大沢たかおさんの南方仁だ。正直なところ、大沢たかおさんという役者は私にとっては「面白い役者」ではない。特に好きというわけでもない。でもけっして嫌いじゃないのだ。そしてそう思っているのはきっと私だけでは無いはず。そして「嫌われていない」という事はすごい事なのではないだろうかと思う

彼はまさに南方仁と同じ役割を負っているのではないか、、、決して派手ではなく、特にイケメンでクールというわけでもなく、でももちろん役者としての魅力は備えていて、地味なようでしっかりと忠実に役を演じている。「大きな器ではないけれど、誠実で地道で一生懸命な姿が美しく、それゆえに回りに沢山の人が集まってきて皆で大きなものを作る事ができる」まさに仁のような存在でこのドラマの中心にいる。とても素敵だ

このドラマ、出て来る人達がみんなそれぞれに誇りを持って生きているのが素敵だ。本当に嫌な奴がいない。男達もそうだけど、特に女性陣が魅力的だ。野風と咲の正反対でいてどちらも共感できる女の描き方、咲の母親や遊女達、、、皆が各々魅力的に描かれていて嫌みがない

謎が残る最終回、どんな風に終わるんだろうか、、、消えた龍馬の行方は?仁は現代に戻れるのか?恋人の未来は?野風と未来の関係は?そしてなによりも、謎の胎児の腫瘍は・・・?? 早く最終回が観たい! どうなるんだろう最終回、、、ネットに上がるのは1ー2日後かなあ〜〜続編とか映画化とかっていう噂も出てるらしいけど・・・ここまで引っ張ったんだから納得できる結末であって欲しい。 久しぶりにワクワクする・・・・