夏が終わったかと思ったらあっという間の数週間!

まずもう仕事が終わって家に着く頃には暗くなってる。そして来週末に夏時間が終わると一気に日が短くなり、翌週はハロウィーンでガイ・フォークス、11月に10日の休みを取ったら一気に12月で結婚記念日でクリスマス、そして新年、、、!!もうこれで今年も終わったなあ〜〜なんて。

あれもこれもと手を掛けている時っていうのはやっぱり集中力に欠ける。何かにハマっている時ほどじっくり考える思考回路が働くのだ。これは私だけだろうか・・?あれこれとちょこちょこやっているうちに何日も過ぎてしまった感じ。

動画サイトから見つけるままにダウンロードしたクリップから、音だけを抜き出してファイルし直したものをipodに入れてみたり、20年以上振りで読み返した「ベルサイユのばら」で、忘れてしまっていた台詞/吹き出しの無い絵の中に膨大な行間があった事に気付いて驚き、週末は「X Factor」を審査員気分で吟味し(私の意見はほぼ99%サイモンと一致する)、今日のF1レースでJensonがチャンピオンになったので胸をなでおろし、ランチタイムの読書はルイ16世一家の唯一の生き残り、マリー・テレーズの本を・・・

そうそう、スケートもシーズンが始まってる。今年はオリンピクがあるからどの選手も必死のはず。復帰した高橋大輔選手もまずまずの出だしのようだけど、ちょっと今年のフリープログラムはソフトにまとめ過ぎてないかなあ?、、、高橋選手の表現力はドラマチックなほうが映えると思ってたんだけど。ショートがタンゴだから、、かな?

ベルばら」はねえ、、、今さらながら台詞無しのコマにこんなに心情を表す絵があった事にびっくりした。子供の頃には気付かなかった事が読み取れて面白い。やっぱりアニメは別物だね。あれはあれで面白かったけど、根本的な部分でオスカルもアンドレ違う人物だ。それにしても最初に小学生で読んだ時にはオスカルは憧れみたいなものだったけど、今読んであまりにも私に似た人間なので驚く。それとも、これを読んで育ったから私がこういう人間になってしまったという事なのだろうか、、、? 

物事の受け止め方や結論の出し方、、、?「君は考え方が本質的に男なんだね」って今までに何人もの人が私に言ったっけ。それは「男だ」という事では全然ない。女なのだけれど、男の思考回路を持っているらしくて、それでいて完全に男と同じ結論というわけでもなく、、、

アニメ版オスカルはもっと男からも女からも好感を持たれるキャラに変換されていて、だからこそ海外でも何カ国語もに吹き替えられて放映されたわけだけど、この原作のオスカルは男の目からみたら「イタイ」女かもしれないね。オスカルみたいな女は実は男性にはモテないのだ。オスカルは見事なブロンドで美しいという魅力と大貴族というおまけがついてはいるけれど、女としてみると、こういう女は尊敬され、信頼され、認められはしても、男は恋愛には敬遠する。だからこそアンドレっていう男はすごいな〜と思う

多分、アンドレのような男は、、、きっといない。少なくともこの21世紀には。身分の差というものが歴然と立ちはだかって、どんな努力も願望もその壁を破る事はできないという絶対条件無くして、アンドレは成立しないのだ。彼がオスカルに注ぎ続ける無償の愛は、彼が見返りを望まないのではなく、見返りはあり得ないとはじめから決まっているから無償なのだ。彼自身は無償どころか求めて求めて苦しみ続ける

作者は始めからオスカルとアンドレを恋人同士にするとは決めていなかったそうだけど、アンドレのような男に愛されるっていう事が大きいんだよね。こういう男に愛されている女はかくありき、、、っていうのがオスカルの魅力でもあるわけだから

今読むと、この作品も決して完成度が高いわけではないことに気付く。絵のタッチは始めと終わりでまったく違っていて、後半の絵の表情はとても細かくて好きだけど、この後に描かれた「オルフェウスの窓」なんかのほうが大河作品としての完成度は高い。(まあ、長さが倍あるからね)でも何故こんなに愛される作品として今でも残っているのか、、、初めに連載されてから37年も経っているのだ。作者は25歳でこれを描いている・・・!!?

_SL500_AA240_あの当時はほとんど気にもしなかったのに、今回とても興味を持ったのがルイ16世とアントワネットの王女マリー・テレーズ。ハプスブルグ家とブルボン家の両方の血を引くフランスの第一王女としてベルサイユ宮殿で生まれ育ち、11歳までに妹と弟(ルイ・ジョセフ)を亡くし、11歳の年に三部会から革命へと事態が急変、10月にはベルサイユを追われてパリに移され、13歳でバレンヌ逃亡事件(失敗して民衆に取り巻かれながらパリに戻される)、14歳から17歳まではタンプルの塔に幽閉され、この間に父国王は処刑、母、弟、叔母とも離され、17歳の誕生日に釈放されるまで母達の処刑を知らされていなかった・・・たった一人生き残ったこの少女のその後がどんなものだったのか、がとても気になった。
今読んでる本はSusan Nagelという人のものだけれど、実はマリー・テレーズについての本は非常に少ない。ある意味、お母さんのアントワネットより凄まじい人生じゃないかと思うんだけど・・・・

この表紙の肖像画は革命前のベルサイユ時代のもので、のびのびと愛らしくも王女としてのプライドと気品をもった少女の姿だ。大きな目ときゅっと結ばれた口元はアントワネット王妃にそっくり。途中で替え玉と入れ替わったなんて説もあるようで、これからじっくり読みますかね

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