相変わらず雨が降ったりやんだり降ったりやんだり降ったりやんだりしてる・・・ これでもう何日目〜〜? サングラスをかけて歩いていたと思ったらいきなり大雨が降り出す。で、15分か20分くらいでまたやんで・・・帰り道にバスを乗り換えようとしていると目の前に大きな虹が!!
rainbow

こんな虹は久しぶりで見たなあ〜〜!

なんだかそんなこんなで、イマイチ夏っぽくならない。一時30度級の日が続いた時期があったけど、もうあれで今年は終わりかしらん?? 朝の空気が私の身体時計では9月後半というカンジ。これから8月になるとはとても思えない・・・

イギリスはしょっちゅう雨が降るので、どうしても会話は天気の話しになってしまう。これは世界的に有名な、そして本当の話。特に今年の会話に多いのが「蒸し蒸しするわね〜〜!」という一言だ。
今まではイギリスは気温は上がってもカラっとしていて、日本の夏のようにベタベタと肌にくっつくような湿気はあまりなかった。それが今年の夏は水分の多いモコモコの入道雲がしょっちゅう出て、かなりドラマチックな雷雨がくる。雨と雨との合間には青空にモコモコの雲が広がってる

入道雲

以前はこんな雲はロンドンは出なかったのに、何時の間にこんな空を見るようになったんだろう・・・?

イギリスで「」を表現する英語は沢山ある。けれど、実際に現地の人が使うのは多分日本で先生に教わった単語とは違うんじゃないだろうか。霧雨から土砂降りまで表現はいろいろあるけれど、実際によく使われるのはいくつかだ。

Drizzlingー 粒の小さい軽い雨、霧雨
Shower ー ザ〜!と比較的短期間に集中して降る雨 (夕立のような)
Pouring downー ビチャビチャと降り続く、梅雨時のような雨
Bucketing ー 文字通りバケツをひっくり返したような大雨

以前は雨といえば大抵がDrizzleで、これは傘がなくても歩ける事が多かった。実際イギリスに来てから最初の2年間、私は傘というものを持っていなかったのだ。ここ数日ずっと続いているのがShower。これは降ったり止んだりして、雨自体も結構強く降るので道行く人はあわてて走る事になる。傘が無ければ立ち往生で軒下にたたずむ人が並ぶのがpouring、そしてBucketingになると外には出ませんわ・・・

Cloudburst(集中豪雨/雷雨)なんて言葉も存在はするけど実際にはあまり使わないし、外国人なら皆が知ってるCats and dogsなんて言葉はイギリスに来て以来一度も聞いた事がないし、イギリス人がみんな笑う単語だ。不思議な英語の第一位かもしれない。

イマイチ気温が上がらないせいか、先週から新型インフルエンザがすごい勢いで広がり始めた イギリス政府が始めたビックリの対策はなんと、インターネットや電話で設問に回答する事で症状が新型フルーかどうかをチェックし、該当者はネットで「タミフル」を購入する事ができるというもの。ドクターに問い合わせる電話が殺到して繋がらなくなるのを避け、自分の症状が当てはまるのか不安な人達が手軽にネットや電話でアドバイスを受けられるようにという事らしい。でも電話に対応する人達はあくまでもドクターからもらった説明書を提供するだけで、彼等はメディカルアドバイザーではないというのがちょっとひっかかる

だいいちそんなに簡単に「タミフル」をみんなに振る舞っちゃって良いのか!?という疑問が出て来るのだけれど、政府としては「全国民の半数のタミフルは確保してあるし、これからもっと入手するのでタミフルが不足になる心配はない」と言っている・・・安心っていやあ安心だけど、これって下手にパニックになった人達の暴走買いを招くんじゃないのかなあ〜? バイアグラじゃないんだからさ、、インターネットでって・・・ まあ国によて対処の仕方は様々ですわ・・・


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