久しぶりに藤原竜也君の大型ニュース!
そうきたかー! という感じの企画だ。なるほどね、三浦按針って今までになかったね〜、、、市村正親さんの家康に、Owen Tealeの三浦按針(William Adams)ですか、、、藤原君の役は宣教師をめざすキリシタンの若者という事で、これって橋渡し的存在なのかな。東西の要になるんだろうか・・・? 演出はRSCのグレッグ・ドーラン(Gregory Doran)氏。オリジナルものかあ〜、しかもサムライニッポンだよ・・・? 

William  Adamsの事はイギリスでは「知ってる人は知ってる」という存在だ。イギリス史上に足跡を残した人ではないので、普通の人は知らないだろう。でも「こんなイギリス人がいたのです」みたいなヒストリー系の番組には取り上げられる事もあるので、日本文化に親しい人や、歴史の裏話が好きな人は聞いた事があるかも。そういえばこっちで、英語指導助手として日本に住んだ事のある人達が中心になって日英の文化交流をはかる「三浦按針会」っていうのがあって、昔はロンドンで日本風の夏祭りなんかを開催していたのだけれど、今も活動してるのかな・・・?

それにしてもどんな本になるのかが気がかりだ・・・ 全体の台詞が4割方英語という事は、按針役だけでなく他にもイギリス側の役者達がいるようだし、(多分オランダの宣教師とかの役、、?)藤原君だけでなく日本側からも英語の台詞をいう役者が何人か必要なはず。企画としては確かに大きいよね。とってもホリプロらしいというか・・・ホリプロとセルマさんの共同作という事は確かにビッグなプロダクションなのだけれど、「芝居好き」の私としてはどんな本になるかが気がかりだ、、、

按針役のティール氏は後半にはもちろん日本語の台詞もあるだろう。役者として一番大変そうなのは当然この役だ。そして市村さんの家康、これはどうやら英語の台詞はなさそうだし、家康という役をきっちり演じる事に集中できるので、この役は安定しそうだ。そして竜也君の役がどんな位置にくるのか、、、2人の橋渡し的な存在だったらもったいないなあ〜。通訳みたいに日本語と英語の台詞を繰り返すのは役として生きてこないからね。言葉の感性は言語に関係ないから、たとえ発音は良く無くても自分の言葉にしてしゃべっていれば届く。ハムレットの時みたいに台詞を自分の言葉にしてしゃべるような役だと日本語でも英語でも生きてくる・・・自身の役で光る存在になれるといいんだけど、ホントにどんな本になるかですべて決まる・・・ 目線も日本人目線からとアダムス目線からとでは違って来るしね。演出のドーラン氏はどこに焦点をもってくるだろうか?・・・って、まだ出来てもいない舞台の心配を今したってしょうがないか〜!でもつい、期待するからこそあれこれと気になってしまう。

Owen Teale氏はテレビに出てるのを観た事が何度かある。ブロードウェイでトニー賞を取ったのはかなり前だけど、最近はRSCの舞台に出てるのかな。こっちの役者達はプロになる訓練をして叩き上げてるから、そんな人達と同じ舞台に立つのはとても刺激になるだろう。藤原竜也君としては、武者震いが止まらないんじゃないだろうか・・・その怖さもきっと解っているんだろうね。技術と力量、これは同じ舞台に立てば観る方には歴然だからね。本当に幸せな役者だよ竜也君は。イギリスの若手俳優からすれば、あっちこっちで嫉妬されるよ〜、、、留学の間、イジメに合うんじゃないか・・・なんてこれは冗談ですが、ホントそれくらい恵まれてるよね

ロンドンやニューヨークや「世界」のレベルでは、いくら良い役をもらっても観客を納得させる実力を見せないと認めてはもらえない。グレッグ・ドーラン氏は日本の俳優達の力をどのくらいの位置付けで見ているんだろう、、、?普段はRSCの役者達を普通レベルとして見ている人だからねえ〜〜 オリジナル作品は本が命。市村さんも藤原君も役者として良い芝居のできる作品になりますように大きな企画=面白い芝居とは限らないからね・・・良い本ができるよう祈るのみ。

日本から帰ってから芝居を観に行けない・・・ 来月のジュード・ロウの「ハムレット」まで今のところ芝居のチケット無し。こんなの数年ぶりだ〜〜!でも今はちょっと我慢しなくでゃね。正直余裕ないし、まあ、相棒が5ヶ月近く失業してたんだから仕方ない。う〜ん、ここが我慢のしどころ!ホントはあれもこれも観たいんだけど〜〜〜!!
来月になったら少しは楽になるだろう。自分が一番好きな事をちょっと我慢して、代わりに2人の時間にするっていうのも結構良い感じだし。2人一緒の穏やかな時間は、自分が一人元気に走り回る時間に負けないくらい良いものかも、、ね。


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