クイズ番組って結構好きだ。見ていて、この問題と答えを全部きちんと覚えたら、すごい博識になるよなあ〜と思いながらいつも観るのだけれど、番組が終わるとそんな知識は忘れてしまうのが悲しい

なんといってもWho wants to be a millionaireはイギリスが生んだ大ヒットクイズ番組だ。世界各国でリメイクされ、日本でも「クイズ・ミリオネア」として番組が制作された。本家のイギリスではすっかりシリーズ化されていて、司会は変わらずChris Tarrant氏が担当し、新バージョンでは賞金レベルが少し変わって全12問になった。旧バージョンでは£1000に達するまでの最初の5問がほとんど冗談みたいな(=バカでも答えられる)ものだった。コンテスタントをリラックスさせて場を盛り上げるのが狙いだったのだろう。新バージョンでは最初から£500で2問目で既に£1000。その後の金額の増え方も前は1問で倍になったのが、もっと細かい段階に分かれた

この番組では答えに詰まった時のライフラインが3つあって、「スタジオの観客に聞く」というのがその一つ。アメリカ、アジア、ヨーロッパ、、、まさに世界各国でリメイクされているこの番組だけれど、このオーディエンスのライフラインの結果が国によっていろいろだという記事を目にした

イギリスでは、オーディエンスが投票したトップアンサーが70%以上だったらまず正解と信じて間違いない。40~50%くらいでバラケてしまうとアブナいけれど、大抵はトップアンサーに同意すれば先へ進める。私としては、それって普通だと思っていたのだけれど、国によってはスタジオの人達が回答者を「勝たせまい」としてわざと間違った答に投票する傾向があるのだそうだ

他人に幸運が訪れて大金持ちになるのを喜んで助けるか、妬んで叩き落とそうとするか、はたまたゲームショウとしてはどっちが面白くなるのか・・・???

成る程ね。「わざと間違いに導く」っていうのは考えなかったなあ〜、、っていうか、私がその場(スタジオ)にいたら、自分も正解できるんだぞって参加してる気分になると思うし、自分の選んだ答えが正解だったらうれしいけどねー。全く違った見解でショウに参加する人達もいるんだね。勝たせないようにするなんて、「そんなの悲しいよ、心が貧しいじゃないか、、!」ともちょっと思うんだけどね。でも混乱させてゲームを面白くする、という意図だとまたちょっと違うけど・・・
でもそれじゃライフラインにならないじゃない? 「オーディエンスに聞く」を最初にライフラインとして作ったイギリス人ってもしかしてお人好しなの?でもアメリカやカナダでもオーディエンスの正解率はとても高いそうだし、、

昨日観ていた「Family Fortune」っていう番組、これは日本では「クイズ100人に聞きました」としてリメイクされた。100人に聞いたアンケート回答のうちのトップアンサーを当てるゲームで、これは別に博識でなくても常識的に考えればかなりの確率で答えられるのが人気だ

その中の質問に「シャワーの中ですること(身体を洗う以外)」というのがあった。トップ4の答えを当てるもので、トッップアンサーはSing=歌う。これはまあきっと世界共通かもね。で、2位の答えがMake Love、3位は歯を磨く、だったかな?で、4位がPee(小用を足す)というもの。これは笑えたよ〜! 答えそのものも笑えるけど、何より皆が正直にそう答えたっていう所が嬉しくて笑える
「セックスもおっこも皆やってるだろ!?」っていうこのストレートな回答結果

イギリス人ってユーモアのセンスを重要視するけど、同時に彼等のNo-nonsenseな部分も私は好きだ。ストレートで飾らない。気取った回りくどさが無いから率直で可笑しいのだ。これが日本でだったら、果たしてトップ4になる回答はなんだろうか?1位は同じだと思うけどね・・・