毎年この時期になると、私達あてじゃないクリスマスカードが数枚舞い込む。
こっちでは、日本のように表札というものがないので、その家になんという名前の人が住んでいるかは他人には解らない 。実際シェアしたり間借りしたりしている場合も多いので、表札というのはあまり意味をなさない。だから○○通りの×番、というドアナンバー宛のものはすべて配達される

私達宛じゃないクリスマスカード、、、私達の前に住んでた人宛ならまだしも、明らかにそれ以前の人宛のものもあるので困ってしまう。私達がこの家を買ったのは11年前だ。その時に住んでた人は12年ここに住んだと言っていたので、もう20年以上も前からここにはいない人にカードを送ってくる人がいるという事だ。

クリスマスカードは日本でいう年賀状と一緒で、中には、もう何年も全く会っていないのに年に一度の挨拶だけは交わす、という人が何人かいるものだ。住所が変わった事を知らずに送り続けるクリスマスカード・・・でね、、困るのよ、、差出人のアドレスが無いと!!

こちらではクリスマスカードや親しい人への私信の手紙には、自分のアドレスを書かない人が多い。ちなみにカードの場合、封もきちんと糊付けしないで先を挟み込んだだけだったりする。封がされていないので中を見ると、(こういう場合以外は絶対に開けませんが)カードの中に親しげに〜〜よりxxx(xはキスマーク)なんて書いてあるだけで、フルネームすら判らない・・! 返しようがないし、ましてやその人がここにはいないという事を伝える術もない、、、

もうずっと会っていない知り合いを、それでも毎年この時期にだけは「元気でいるだろうか?」と思いながらカードを送る・・・ その気持ちを考えると何とかして「ここにはいませんよ」と教えてあげたい!! でもわかんないものはしょうがないのよ・・!! 宛名人不明でポストに入れ直したところで、結局はポストオフィスで捨てることになるわけで、、、返しようがないんだもの。

それにしても、20年以上も相手に届いていないのだから、その相手からだってカードは届いてないんじゃないのかなあ〜? 何年も続けて向こうから返事が来なくても、それでも送り続けるものだろうか?? それとも送った人の所には相手から今でもカードが来てるんだろうか、正しい差し出し人のアドレスが無いままに、、、? 

こういうカードは、最初の頃はすぐには捨てずにしばらく置いておいて、1月の末頃にさり気なく新聞なんかと一緒に捨てていたのだけれど、最近はそれも気分悪いので、「捨てる」という行為をロイヤル・メールに押し付けるために、返せないとわかっているけど「宛名人不明」と書いてポストに入れ直すことにしている。

築100年以上のこの家に、今までどんな人達が住んだのだろう? 少なくともこの宛名の人は今もどこかで元気に暮らしているのだろうか・・・? 変な話、この家で亡くなった人もいるんじゃないのかな。幸いこの家に念を残している人はいないようで、そういう現象は全くないけど。

今は住所の他に電話番号、携帯番号、emailアドレスと、いくつもの連絡先を持っていることが多いけど、一昔前は住所と電話番号が変わっちゃったらお手上げだったのよね・・・
送った人の気持ち、届かない年に一度の挨拶、宛名の人はその人が今もカードを送ってくれてる事を知らずにいる・・・ ホントに何とかしてあげたいけれど、残念だなあ・・・・


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