霧

昨日の朝は最初の霧が出た。 これがでると秋がやってくる。最近そろそろだなっていう匂いがしてたし、ここ数日朝晩と昼間の気温差が大きくなってたからね・・・
今週末はお天気は良くて快晴!

さてと、、また「ようつべの旅」(YouTube)に出てしまった・・・・ ほんとにこの旅は行き先が解らない。そして帰って来るのも難しいようなさすらい旅になってしまう。 あちらこちらとはまさにこの事。最初は一応目的を持って検索するんだけど、メイン動画のページにあるRelated Videosが磁石を狂わせてしまうのよね、、、

昨日は70年代ロックの旅になってしまった。大好きなLed ZeppelinDeep PurpleEmerson Lake&Palmerもリアルタイムには私は若すぎて、ライヴは観られなかった。 それが今やようつべの魔法にかかると貴重なデビューライブとかまで観る事ができる。私のアーティストNO1Daved Bowieのジギーの頃の来日インタビューとかね・・・

今回はZeppelinとELPを旅してしまった。Zepは去年再結成して(もちろん亡くなったドラムのボンゾはいないけど)ツアーもやったから、なんと最近のロバートやジミーのインビュー番組がいくつかあって、そういえば生で話してる彼らを初めて見た。 ジミー・ペイジはちなみに北京オリンピックの閉会式で次のロンドンへのハンドオーバーパフォーマンスでギターを披露したから、あれで「だあれ?このおじさん・・?」って思った人も多いはず。

そしてELP••! やっぱり好きだあ〜〜! 高校の時、聴きまくってた「恐怖の頭脳改革=Brain Salad Surgery」・・・タルカストリロジー、この3人はホントにそれぞれのテクニックのレベルが高い。 キース・エマーソンのキーボードは他に並べる人はいない・・・カールのドラムソロの気持ち良い事!そしてグレッグ・レイクの声。ロックミュージシャンっぽくないテナーな声質がELPのクラシカルな音源に上手く合ってて、独特の響きがあるんだよね。発音がとってもブリティッシュだし。

伝説と言われる彼らのワイト島でのデビューライブは素晴らしい!70年代のバンドってホントにテクニックも音楽性もクオリティー高かったよね。イギリスの代表文化だったんだもの、ロックミュージックは。ミュージシャンっていうのは、独自の音楽を創ってそれぞれの世界を表現するアーティストだったはずだ。今のへたれなポップスはいったい何・・・???

昔、「どんな音楽が好きなの?」と聞かれて「デヴィッド・ボウイー、クイーン、ELP、レッド・ツエッペリン、ディープ・パープルの2期と3期、ショパン、ベートーベン、チャイコフスキー、YMO、矢野顕子、戸川純(ゲルニカも)、、、」と答えると「???!!」って顔をされた。 でも実は私の中では彼らは繋がっているのだ。音楽の糸というのは面白い。

例えば最初のイギリス勢のアーティスト達は、皆どこかでクラシックやバロック音楽に触れているし、そこからクイーンのメンバーがZepのファンだったり、ムーグのシンセサイザーを担いでツアーをしていたのがELPならYMOはもっと80年代に向けて進化させた音で成功したし、そのファミリーのアーティストがあっこちゃんや純ちゃんで・・・というように。 もっと後でも70年代の音に影響を受けてるな、と思うバンドで良い音を出していたのがB'zやEvanescence。

風が吹けば桶屋がもうかる」みたいだけど、そんな風にして自分にとっての好きな物をどんどん見つけてしまうのだ。 とりあえず一区切りという事で今朝の終着駅はエヴゲニー・キーシン。そう、ピアニストのKissinです。つながりは、ELPから彼らのライヴ「展覧会の絵」、そこからムソルグスキーの「展覧会の絵」、そしてキーシンのピアノソロライヴの「キエフの大門」に辿り着いた。

そして、終わろうとしてまたまた見つけてしまった・・・ドラマ「チャンス!(本城裕二)」 これもむか〜しのドラマで途中の2−3話しか観た事がない。ちゃんと通してみられる事はないだろうと思っていたのに、これは貴重! どこかで再放送でもあったのかな? 三上博史さんがすっかり本城裕二に化けていて、本城にしか見えないと思った記憶がある。最期がどうなったのかも気になってたし、マネージャー役はじめ数人しか記憶にないから、また夜にでも今度はこっちの旅に出ますかね・・・・

ようつべ旅人ってきっとすごく多いんじゃないだろうか。で、もっと詳しく知りたくなってさらにネットしちゃったりしてね。これも一緒のバーチャルな世界だよねえ〜。

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