まとめて観た4話以降の「Tomorrow」、やっとドラマらしくなってきたけど、やっぱりちょっと脚本が弱いかなあ〜・・・・ 毎回ゲスト出演者がいて、患者側と医者側の事情ってやつを盛り込んだストーリーにしてるんだけど、バランスが悪いのかな〜、、?7話でやっと両者共盛り上がってきた感じ。

竹野内豊さんの、中心にいてでしゃばらずな演技はやっぱり良い具合に収まるね。こういう静かな演技で存在感を出すのが竹野内さんはすごく巧い。回りにどんなキョーレツなゲスト俳優が来ても、真ん中で静かにドーンと受け止めてる感じ。それでいて、1〜2話の頃の惰性で流されてるカンジだった航平から少しずつちゃんと変化してるし。5話での、本当にミスをしたのは航平じゃなかったっていうオチはどうかと思ったけど、それ以降どんどん目に光が戻ってきてるあたりの静かな演技が巧い。

ゲストの方々や竹野内さん、菅野美穂さんは良いんだけど、その他の人たちとの演技力にちょっと差がありすぎな気もするけどーーー 演技してるってわけでもなく良い味だしてるのが岸部一徳さんか・・・・岸部さんと竹野内さんの2人のシーンが妙にあったかくて良いな〜 

でもどうしても全体がちょっとバラバラな感じがする。あっちもちょっと、こっちもちょっとで、ドラマとしての組み立てが悪いっていうか、核が見えないっていうか、やっぱり本の問題か・・・? 全部で何話なのか知らないけど7話っていえばもう後半だよね、これって、このままばらばらな話が毎回続いて、最期はめでたく市民病院が残りました、あるいはきっぱりと専門病院に生まれ変わる、みたいな結末になるだけなのかな・・・?まさかねー?

双方のいい分も今まで出尽くしたような台詞ばっかりだし、もっと新しい事言ってくれないかな・・・ 言い尽くされた台詞じゃ感動できないよ。 一生懸命泣きながら演技してる役者が気の毒。先が読めちゃってその通りの台詞が聞こえると白けるんですけど・・・・

とりあえずは最期まで追って観てみますけど、2度は観ないドラマかなあ〜

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