今の携帯に替えたとき、デジカメ並みのスペックで写真が撮れればと思ってサイバーショットにしたのだけれど、その時に決めていたのが「携帯で音楽を聞こうとは思わないからオーディオスペックは最低限でいいや」という事だった。電車やバスで割れ割れの音でわけ解んない音を撒き散らしてる連中にホントにキレてたし、私自身、もうずう〜っと音を聞きながら歩くという事をしていなかった。 ipodが出た時も「おっ!」とは思ったけど、でも要らないなと思ってずっと無視してきた。

でも、実は私は元祖ウォークマンの世代なので、昔は本当に眠ってる時意外はずっと音楽にひたっていた。 部屋ではいつも必ずその時に選んだ音をかけていたし、外出時はバッグに自分で編集したお気に入りテープを何本も入れて歩いていた。 いつからウォークマンしなくなったんだろ・・・?この携帯はラジオがついてるので前にブライトンに行った時電車の中で試してみたら、すごく良い音なのでびっくりしたのだった。

試しにiTuneから数曲携帯に入れて聞いてみると・・・・おお〜〜!今はこんなに良いクオリティーで聞けるのね!! とびっくり&感激。一発で気が変わって早速プレイリストを作成してしまった。 あくまでもこれはサイバーショット携帯で、追加したメモリーも1GBなのでiPodとまではもちろんいかないけれど、通勤時やお昼休みにはやっぱり音楽あると良いね〜!どうして今までずうっとこの幸せを忘れてたんだろ・・・?若くなくなるってこういう事なのかな?、いけないいけない、、、!

それにしてもやっぱりサウンドクオリティーは昔のウォークマンとは大違い。イヤフォンも自分ではかなりのボリュームと思っても周りに全く漏れないし。やばいよ〜これは・・・ただ困るのは、私は音楽が回りにあると体が動いてしまうのだ・・・・リズム取っちゃうし口が動いちゃうし歌っちゃうのだ。これを公共の場で抑えるのは結構苦しい。バスやカフェでじっとしながらMusicを聞くのはかなり意識してないと難しい。バス亭では他に人がいないと一人で歌ってるし、、、

音楽を聞く時はバックグラウンドとしてよりもちゃんと聞いてしまう。じっと集中して聞いて、ちょっと鳴ったパーカッションのちっちゃな音とかドラムのスネアの響き具合とか、ストリングスのアレンジとかヴォーカルのエコーのかかり具合とか、一つ一つ耳で拾っていくのが楽しい。 こんなところに・・・と思うような、小さいけど気持ち良い音を拾った時はとっても嬉しい。

この家を買う前に借りてた家は二人には贅沢な位広かった。リビング2部屋に3寝室のファミリーサイズの家で、庭がオリンピックサイズのプールくらいあった。知り合いのつてであんな家をたったの7万円くらいで借りてたんだから、もうあんな暮らしは二度とできないだろ〜なー)あの家に住んでた頃はよく音楽浴=Musicbathingをした。

リビングの真ん中に手足を思いっきり大の字に広げて寝転がる。ステレオのヴォリュームは「うるさい」と感じる少し手前、ちょうど音の波がカーペットに届いて背中に伝わり、音が皮膚の表面に降ってくるくらいの音量にして、全身で音楽を浴びる これはホントに気持ち良い!! 普段は気がつかなかったいろんな音が聞こえてきて、体の中から気持ちよくなれる。ポップスだとイマイチだけど、本当に音として聞きたい曲だと最高。 時期的にも一番よくやったのが坂本龍一さんの「1996」だった。あとは70年代のプログレ(死語?)とかね。ELPとかピンクフロイド、キング・クリムゾン・・・!あ〜、、ELPっていえば、どうーしてるんだろ、キース・エマーソン・・・?

そんなこんなでここ数日ずっとウォークマンしてるわけだけど、やっぱりいろんな音を聞いてるとアイデアやインスピレーションが湧いてくる。 何で今までずうっと忘れてたんだろ? そうだよね、本来こうだったはずじゃないか・・・何だかここ数年ぼ〜っと時間を無のまま過ごしちゃったような気がするなあ〜〜いけない、いけない。

今の家はちっちゃいから音楽浴するのはなかなかねえ・・・でもちょっとお隣さんに失礼してボリューム上げてみますかね、狭いけど床に寝転んで・・・・

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