さて、日本から持ち帰ったDVDやビデオを観まくっていたので、今週は日本モードだった。 家で一人で日本の番組を観ていると、気が付くと1週間もまともにテレビ(こちらの)を付けていなかったりする、世の中で何が起きているのか、ちょっと取り残されてるカンジ。 あ、ロンドン市長選で今回保守党の人が勝ったのはさすがに知ってますけどね、、、私自身は投票権がないもので・・・・

で、こっちの世界にまた目を戻してみると、、始まってる始まってる! 今年もやってきましたオーディション番組。 数年前から、イギリス全土での公開オーディションを追う番組が人気になって、何人ものスターを生んで来た。 この手のオーディションは2通りあって、一つはBritain's Got Talentのように、全くの一般人による何でも有りのオーディション。 90%以上は「良い加減にしろよ!」って言いたくなるrubbishな代物ですが、番組としては笑えるし、その中で本当にびっくりする才能を持った人が認められるのはワクワクする。何より、イギリス人というのは徹底的に個人主義を尊重する国民なので、あれこれ出て来る個性のバラエティーにはホントびっくりさせられる。皆大真面目なのがもっと凄い。

このBritain's Got Talentからは、去年は内気な携帯電話販売員のPaul Potts氏がオペラを歌って優勝し、年末のRoyal Variety Performanceでは女王陛下の前で立派にその歌声を披露。こちらで触れてマス)優勝こそしなかったものの、最終選考まで残った人達にはあちこちからスカウトのお声がかかったり、演劇養成所の奨学金がオファーされたりとチャンスを掴んだ人達もいる。 ちなみにこのPotts氏、数日前に日本での公演があり、Bunkamuraのオーチャードホールでコンサートを行ったようだ。(こちらを参照) ちょっと垢抜けないカンジの、歯並びの悪い、いかにも内気でセンスのなさそうなポールが、あのオーディションで意地悪審査員達の前でアリアを歌った時の衝撃は忘れられない。

今年も始まってます。 前回のリベンジで再挑戦してきた人もいるし、またまた頭を抱え、お腹を抱えてのオーディションが繰り広げられている。 まだ前半戦だけど、早くも「近い将来のミュージカルスターか」と思わせる逸材もいる。 なんといっても演目に制限がないので、審査するのも大変だ。何でも有りの中から優勝を決めるのは頭が痛い・・・(なんて、私がジャッジな訳じゃないけど)こちらのゴールはRoyal Variety Performanceでの舞台だ。今年は誰が勝ち残るのか?!

もう一つはウェスト・エンドでのミュージカルの主役を選ぶオーディション、I'd Do Anythingだ。 この番組タイトルは今年のオーディション演目、「オリバー」のナンバーから付けられている。番組のクリップを・・・


ちなみに去年の番組タイトルはAny Dream Will Doで、優勝したLee Meadは今現在も Joseph and amazing technicolor dreamcoatに主演している。こちらははっきりと決まった役の為のオーディションなので、ハードルは高い。  実際に大劇場でロングランする主役をはれる役者を選ぶのだから、当然レベルは一流プロクラスだ。 普通の素人では先ずお話にならない。実際去年のLeeだって、端役兼アンダースタディーで出演中の「オペラ座の怪人」を降りてオーディションに参加し、主役を勝ち取ったのだ。今年はオリバー役とナンシー役の両方が選ばれる。(オリバー役は子役なので3人でのトリプルキャスト、これは未成年の労働時間数によるらしい)

ポップアイドルを見出すためのオーディション、The X Factorで2006年に優勝したLeona Lewisは先日なんとアメリカのチャートでもNO1になった。こちらで触れてマス)イギリスの女性歌手がUSで1位になったのは、80年代のキム・ワイルド以来だそう。 さらにはデビューアルバムも初登場で1位になりこれはものすごい快挙と言える。 彼女も東ロンドンのオフィスで会計士の仕事をしていた人だ。ただこのThe X Factorも、実際にプロとしてデビューさせる人材を探すものなので、最終選考に残れるのはほとんどセミプロか、地道に訓練してきた人達だ。 本当に力のある逸材が見出されて成功していくのは素晴しい。本気で人生を賭けて努力してきた人達、その中でも一人しか選ばれない、、、レオナの快挙はテレビで毎週オーディションの様子を見守っていたすべての人達の誇りなのかも・・・?

さ〜て、日本はゴールデンウィーク。で、こちらも連休なのだ! 私は日〜火の3連休。月曜日にはやっとレイフ・ファインズのGod Of Carnageを観に行ける。3月にチケット取ったのに、急遽日本へのホリデーを決めたので改めてチケットを取り直したのだ。レビューは上々のようで楽しみ!

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