久しぶりにドラマをぼ〜っと観た。 日本に行く前から、観る時間がないままになっていた「華麗なる一族」。 いろんな方面からの情報で、「かなり笑える大芝居」と聞いていたので、ちょっとどんなものか楽しみだったのだ。華麗なる出演者リストで、TBSが力入れた大作だという事が伺える。

いや〜〜、成る程ね・・・・、

戦後の高度経済成長を続ける激動の日本という背景からくる重圧感、財閥や政治家、公家といった、普通でない一族の家庭環境、一見して何かがずれてる違和感の面白さ。 皆さんの大仰な芝居に圧倒されながら、3日で全話観てしまった。原作は山崎豊子さん。実際に当時起こった事件をモデルに書いた作品ともいわれ、こういった社会派なストーリーは、幅寛い視聴者を飲み込める。

それにしても、、、なんかヘン・・・??この違和感は何だろう。 これだけ豪華な出演者が揃っているのに、不揃いな感じ。出演者という訳じゃないけれど、中でも一番の違和感なのが「じーさんの絵」だ。鉄平(木村さん)に似せる為か、若年寄りみたいな顔になってる。 顔は若くてスリムなのに、そこに皺と白髪を乗っけてる感じ? 私的にはかなり受けて、じーさんの絵が出て来る度に「なんかヘンだー!」と楽しんでる。

昭和40年代に、鉄平さんみたいな髪をした人はいなかったよね〜。ヴィジュアルが違うんですけど! 今までいろんなドラマで「キムタクの・・・」で役をこなしてきた木村さんだけど、やっぱり限界じゃないのかな。役者さんじゃないからね〜。 今回ははっきり言ってミスキャストだったんじゃないかな。木村拓哉さん自身の魅力と役柄がマッチしてないよ・・・
「ロングバケーション」の瀬名とか、「Hero」の久利生とか、彼のキャラが演じる役にうまくハマったドラマもいくつもあるのは確かだけれど、今回は万俵鉄平に見えて来ないいつものキムタクさんが主役で真ん中にいるから、回りの人達の昭和っぽい大芝居が噛み合わないのだ。

でも、北大路さんとの睨合いは力があった 。真面目で率直にぶつかって行く勢いがあって良かったと思う。なんだかんだ言いながら、結局は一気に観てしまったわけで、きっと観た人たちはみんな似た様な思いで、結局毎週観てしまい、視聴率に繋がったという事じゃないのかな。 テレビ番組が今だにやっぱり視聴率で評価されるのであれば、こういう成功の仕方もありでしょう。そうだ、一番作品にマッチしていたのが、服部隆之さんの音楽かな。皆さんの大芝居をあおる事3倍位の威力があったんじゃ・・・

このドラマのように登場人物が多いと、少しの場面でキラっと光る事のできる役者に目がいく。 今回私が注目したのは、お母さん役の原田美枝子さんと、長女役の吹石一恵さんだ。 妾の相子に座を奪われているのを象徴するかのように、母である寧子がアップで撮られたシーンが極端に少ない。 演じているのが原田美枝子さんだと解っていても、顔が大写しになる場面がとても少なく、小柄で大人しい寧子の場面は回りに押されがちに見える。でも随所で寧子という女性をきちんと見せている原田さんの存在感は嬉しかった。

一子役の吹石さんも同様。彼女は実はまだ若い女優さんだ。実年齢は24才。今回は不幸せな結婚で子供もいる役だけれど、それなりの年齢の長女にちゃんとなっていた。彼女を初めて観たのは映画の「Sabu」だったけれど、当時藤原竜也さんと同じ二十歳の吹石さんに確かな将来性を感じた。これからを楽しみにしている役者さんの一人だ。この役ではちょっと影があって、奇麗だったなあ〜

まだまだたまっているビデオ。ハケンの品格」「サラリーマン ネオ」その他バラエティーもの、実家に届いてた「オレステス」(これは舞台を観たから後でもいいかな)インターネットレンタルからは「Sayuri」が届いてる。今日からは彼も仕事開始で、早速遅番だそうな。夜一人だからゆっくり観られるぞ〜〜!

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