なんで、、、なんで雪なの、、?

だってもう3月だよ、、それも20日だよ! 先週春だって喜んでたのに、、
昨日も今日も雪が降ったり晴れたりの異常気象。風が強くて寒いのなんの・・・!

まあねえ、何年か前に始めて「座骨神経痛だね」ってマッサージの先生に言われた時は、「うっそ〜〜!ってな感じでした。普段はうまくごまかして付合いながらなんとかなってるけど、先週末に突然やってきたこの痛み、、! 最初はぎっくり腰かと思ったけど、何もそれらしいきっかけがあった訳じゃないし、背中の筋肉を痛めたのともちょっと違う。「ここが痛い」とはっきり特定できなくて、ただその辺りが響くように痛いのは神経痛特有? 態勢を変える度に激痛で、足を組み直すのもつらくなった。

週末様子を見たけどいまいち痛みが取れないので、今日オステオパスに行ってきた。オステオパシーは始めて。いつもは指圧マッサージと鍼の組み合わせを2ヶ月に1度くらいやってもらうのだけれど、腰が痛くていつものWest Endのクリニックまで出かけていく気にはなれず、同僚の推薦してくれたオステオパスを訪ねた。 超音波でのマッサージや整体をやってくれてかなり背中は楽になったのだけれど、その後2ー3時間でまた痛みが戻ってきてしまった。折しも外は季節はずれの、、、やっぱり神経か、、、だったら鍼のほうが効いただろうなあ〜と思いつつ、腰をさすりながら吹雪空を見あげる。 悲しいなあ〜〜〜

なんだかねえ〜今年に入ってから身体がどんどん壊れていく・・・
で、昨日届いた「デスノート」のDVDを観て大人しくしている事にする。今回の配達は早かった14日に発売だから、サイトからの発送まで2ー3日、こっちに着くまでさらに8ー10日くらいかと思っていたので、昨日仕事場に届いたのにはびっくり! このサイトは海外在住者専用で、CDやDVDは送料無料で送ってくれる。日本で買うのと同じ定価でしかもこのスピード配達!ナイスなサービスです。

さて、「デスノート」うん、面白かったよ!特に後編の「The Last Name」のほうは、あれこれと駆け引きがちりばめられていて、原作を全く知らなくても映画として充分楽しめました。 まあ娯楽映画だから、心に残る・・・とかいうのとはちょっと違うけど。ただ、一つ愕然とした事が、、、、 楽しみにしていた藤原竜也君の演技だ。なんだろう、観ていて危機感を覚えてしまった。

藤原竜也が演じて」しまっている・・・・ 芝居は確かに上手い。デスノートを操っている月と、自分がキラである事を忘れている間の演技の違いとか、やっぱり上手いんだけど、、ただ、、夜神月が今までどこかで観た事のある藤原竜也の芝居で出来上がってしまっているように思える。 映画やドラマは舞台のようなぶっ通しの集中力とはちがって場面毎に細切れに集中するから、演じる役を自分の中で持続し続けるのは大変なのは解る。でも「新選組!」で沖田総司を生きていた時のような演技はどこにも見当たらない・・・・

いろんな人が褒めているラストの演技、確かにすごい集中力で、藤原竜也の本領を垣間みる事はできるかもしれない。でも月の心が響いてこなかった。う〜〜ん、引き出しが無くなってきちゃったかな〜〜 
もしかしたら、本人はすごく苦しんでるのかもしれない。役者にとって引き出しが見つから無い事程つらい事はない。(最もそれを自覚している人の場合で、それに全く気付いていない役者もゴマンといる)

今は留学中という事で、生活の場を変えて新しい何かをみつけようと一所懸命になっているのかな。でもすごくタイムリーだと思う。新しい引き出しを自分の中に作るには、全く違う環境の身を置くのが一番だから。 今までの「当たり前」が当たり前じゃない世界で見えて来るものは本当に大きい。 芝居の事は二の次でいいから、人として沢山の事を吸収して欲しいな。私も海外に来てしばらく経ってから、「今だったらもっとこんな風に演じたい」という思いと、もっと前にその事に気付きたかったという後悔とが襲ってきた。

必要な事を、必要な時に必要なだけ学ぶというのは、とてもとても大事な事だ。 解ってない人が何年外国に留学してもなんにも変わらないだろうけど、竜也君ならきっと自分にとって必要なものを欲張って吸収してくるんじゃないかな。以前から「外へ出たい」という事は言っていたそうだから、きっとその必要性を本人が一番解っていたのだと思うし、、、 デビューして10年だし、大きな壁=転換期なのかもしれないね。頑張れ〜!(・∀・)
私はやっぱりもうしばらくは観続けたいです。次のシェイクスピアにどう結びつくのか・・・・

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