昨日一日の休みで、いろんな事をしたような気がする。

掃除、洗濯はいつもの事。DVDを2本観た。「The end of Affair」と、「ケイゾク」
あと、野田さんの戯曲、「ロープ」を読んだ。
ネットで「家族崩壊」的な2つの殺人事件の経緯を把握する。(歯科医師一家の兄妹殺人と、渋谷&新宿バラバラ死体事件)
気を取り直して、「続・星の金貨」を拓巳先生のシーンだけ飛ばしながら観る。

なんだかなあ〜〜〜・・・・

「ケイゾク」は、なんだったんだろう、、? 途中までは確かに「Who's done it?」的なミステリーだと思ったのに、最後のほうになって、いきなり訳わかんない人達が登場してきて、、、本編のドラマで出て来た人達なのだろうけれど、映画を観ただけの人にはわっかんないよ〜〜!

まあねえ〜・・・メインはドラマにあって、映画版はおまけなんでしょうけど?。でもあれだって公開された時は普通に映画館で上映されたわけで、ドラマを観なかった人もなにがしかのお金(1800円くらい?)を払って観に行ったわけでしょう? それで解らないものをみせて良いのかなあ〜〜!

せっかくこっちでも普通に英語の字幕付きDVDとして発売されてるわけですし、日本の事、ドラマの事を何も知らない人が観る事もあるわけです。やっぱりね、1度観て理解できないものは作らないで欲しい!これは映画も舞台もドラマも同じ事。観客は1回しか観ません。それで伝えられなかったら失敗です!そうじゃない?

もちろん理解できるかどうかが、観るほうのインテリジェンスにかかっている場合も多い訳で、私だって一応、創った側が何を言おうとしてるのかを考えて、受け止めるくらいのインテリジェンスはあるつもりですけどね。
あれはインテリジェンスの域を超えて、「知らない物はわかんないよ」としか言えない。内輪ウケで映画創るのはやめましょうよ、みっともないから・・・・

「The end of Affair」は、私の好きな「The Crying Game」の二ール・ジョーダンの監督作品。 原作はグレアム・グリーンで、とてもシンプルなストーリーなんだけど、組み立て方が上手いなあ〜。撮り方も奇麗で、淡々としているようで飽きない。日本語タイトルが「ことの終わり」だって、、!いかにもって感じでちょっと笑った。

Ralph Fiennesは本当に尊敬している役者です。 彼の事はまたちゃんと書こうと思ってます。映画ではなかなか解らないけれど、彼の特筆すべきはです。客席の端まで届くささやき声から、雪崩が起きるかと思うような、劇場中を揺るがすような声。滑舌、呼吸、まさに訓練で磨かれた技術の結晶です。「プロの俳優とはこういうものか」と唸りたくなりました。

「ケイゾク」でちょっと怒っていたので、二ール・ジョーダンの映画でCheer upしました。

そういえば、さっきウェブニュースで見たけど、市村正親さんがRSCのSir Gregory Doranの演出でシャイロックを演るそうだ。 バッサーニオに藤原竜也君、西岡徳馬さんに寺島しのぶさん、、、さすがオーディションで勝ち残ったメンバーです!

ちなみに鹿賀丈史さんは、John Caired氏の演出を受けるとか。そういえば、このJohn Caired氏は、1月3日のブログでちょっと書いた、私の大好きなFrances Ruffelleの旦那さんだった人です。

さてと、「ロープ」の話はまたの続き・・・・・

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