うっそ〜〜 

鼓膜がやぶれちゃった、、みたい
あんなもんで?って思うけど、結構今思うと痛かった。
実は、まだちゃんと医者に診てもらってないのです。だって、、、

アポの予約の電話をかけても、らちあかないんだもの

イギリスは、昔は「ゆりかごから墓場まで」と言われた保健医療の見本のような国でした。昔はね!
診察はタダ。薬も種類によってはタダ。出産も歯医者も目の検査もすべてタダのお国でした。イギリスで生まれた子供はすべてイギリス国籍がもらえた為、昔はタダで子供を生んで英国籍を取るために、臨月で這うようにイギリスにやってきた外国人もいたのです。

今はちょっと事情が違います。歯や目の検査は有料ですし、イギリスで生まれても、両親のどちらかが英国籍でないと、子供は国籍はもらえません。でも、それでもまだ「タダ」の部分も結構残っていたりします。

医者に会う事自体や、小さな検査、ピルの処方等は今でもタダ。婦人科クリニックをはじめ、各種カウンセリングはかなり親身にしてくれて、そういう所は日本より「話を聴いてくれて、アドバイスをしてくれる」
緊急でない事に関しては、それでも良いのよ。

でも、  タダよりこわいものはない

40度の熱が出て、GPに診てもらおうと思っても、まずアポの電話が繋がらない、、、繋がっても、
2週間先までアポが取れない!

「熱が高い時は、水を沢山飲んで安静にして、3日目になっても下がらなかったら電話してください」 とか言われる。

おいおい、、インフルエンザは水で治すのかよ

と思ってしまう。まあね、若くて、体力がある人はそれでいいんだけどね。でも平熱35度の人が40度の熱出てたら、バスルームに行くのだって這っていかなきゃならないのに。

GPは、家の近くで登録をするので、引っ越したら、また近所のGPに登録し直すのが基本。でも実際ほとんど医者になんか縁がない私達は、以前引っ越した後も前のGPに登録したままになっていた時期が数年あった。
で、ある時うちの彼(夫)がちょっと怪我をして、救急病院で4時間待った末にやっと縫ってもらった。
「1週間経ったら、GPに行って抜糸してもらってくださいね」と言われたのだけれど、、、、

一週間後に彼が前の家の近くのGPにアポの電話をかけても繋がらない。
不信に思って車で行ってみたら、、、クリニックのあった家自体がもぬけの殻だった!  なんと、私達の先生は、その数年の間に引退してしまっていたのです!うちにはそんな連絡、来なかったわよ〜〜!

まあ、彼の抜糸はその後別の所でやってもらったんだけど、なんの為にその分の税金、毎月毎月ガボガボ取られてるんだか・・・・

そんな訳で、鼓膜が破れた事は多分間違いないんだけど、まだ医者にいってません。
本当は、鼓膜なんて破れたらもう一生耳が聞こえないんじゃないか、 と思ってかなりマジでビビったのですが、調べてみると、
結構良くある事なんだそうですね。
しかも、放っておいても大抵の場合は1-2ヶ月で自然に治るそうです。

へエ〜〜〜!そうなんだ〜〜

ちょっと安心した。普通、風邪やちょっとの怪我なら、1週間位で、「あ、治ってきたかな」っていう手応えがあるけど、1-2ヶ月ってちょっと長いなあ、、、でも仕方ないか。

外からの音は結構ちゃんと聞こえるんだけど、自分の声が頭の中で反響して、気持ち悪い。家の中ではあんまり気にならないけど、外にでると、車の音や空気の振動が全部聞こえてるほうの耳に片寄ってきて、「ああ、こっちが聞こえにくくなってるな」って解る。

とりあえず、1ヶ月待ってみますかね。どうせ今医者に電話したって、「自然に元に戻る事が多いですから、2ヶ月経っても戻らなかったらまた電話してください」とか言われるんだろうし、、、それか、「感染し易いですから、髪をあらうのも、絶対に耳に水が入らないようにしてください」とか、ウェブサイトで調べたのと同じ事を言われるだけだろうからなあ〜

医者に行くより、インターネットのメディカルアドバイスのほうが役に立ってたりして。あと、ローカル薬局の薬剤師の人も、豊富な知識持ってて、いろんなアドバイスをしながら市販の薬を勧めてくれる。

まあ、よっぽど緊急の場合は別なんだろうけど、タダよりこわいものはない・・・・自然治癒力を養っておくのが、長生きの道だわ