見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

July 2020


イギリスの体操界が荒れている。最近になってニュースに取り上げられた「いじめ・しごき」スキャンダルだ。チームGBとして国を代表する選手達からも次々に声が上がっている。 まだ10代の選手達に過酷なトレーニングを強いるのはトップアスリート養成にはもちろん必要な事ではあるけれど、度の過ぎたしごきや体罰といったものは選手達の身体を壊し、精神を壊し、その後の人生を壊す。

日本だって昔はスポーツといえば「スパルタ式」が定番で、それこそ「血と汗と涙のど根性」というものが お決まりのようだった。けれど、それを必要なトレーニングの一環として自分の中で納得させていける範囲を超えてしまうと「虐待」になる。

オリンピックでメダルを獲った チームGBの女子体操選手は、骨折しているにもかかわらず試合に出させられ、激痛に倒れそうになりながら演技しなければならなかったと涙ながらに語る。体操クラブでまだ10歳そこそこの子供を、失敗するたびに縛り付けて食事を与えず放置した、というような話は本当に気分が悪くなる。スポ根じゃない、完全に虐待だ。

体操選手やフィギュアスケートの選手達は、まだ10代前半の身体の変化が始まる時期から、徹底した体重管理を強いられる。 ザギトワ 選手も体重は1日に何度も計り、100g単位で管理していると話したことがある。体罰やしごきは別としても、薬を使って成長を抑制するのは国によっては当然のように行われているはずだ。

初めてISUが作ったSkating Awardsなるもので、ベストコーチにロシアのエテリ•トトベリーゼ氏が選ばれたけれど、私は疑問だ。確かに生産工場のように次々とメダリストを育成してきた実績はある。でもそれが本当にアスリート達を結果を求めるためだけでなく育ててきたのだろうか、、、?わずか18歳で摂食障害で競技活動を引退したリプニツカヤ、オリンピック後に「あなたのキャリアはもう終わり」と言われてアメリカのクラブに移籍した時には身体を健康に戻すことから始めたというメドヴェーデワ、 去年の世界選手権でシニア女子で初めて4回転を成功させてから、次のシーズンは怪我の為全く見なかったツルシンバエワ、みんなエテリコーチの門下生だ。私は次はアンナ•シェルバコワ選手が心配だ。あの身体はどう見ても接触障害みたいで、滑っていてもちっとも綺麗じゃない。疲労骨折だってしていそうだし、、、

最近になってエテリチームから何人もの選手が移籍した。筆頭は4回転ジャンパーのトルソワ選手。4回転を跳ぶだけでは同門のライバル達になかなか勝てず、これからの身体の変化でジャンプが跳べなくなったら、、と考えたら、場所を変えて違う指導を仰ぎたくなるのも納得だ。 ロシアはいまだに「旧ソ連」を引きずっているから、表に出なくてもきっとメダリスト製造のためにはいろんな事が行われていると思う。ドーピングなんてまだ解りやすいかもしれない。

まあ、個人を批判するつもりで書いているのではないので一般論に戻ると、スポーツで何を育てるのか、という事だ。結果を出すトップ選手に、何が必要なのか。体操やフィギュアのように選手生命が短いスポーツは、引退後の人生の方が遥かに長い。その後の長い人生を、スポーツで世界のトップになった身として何を伝えて、残して生きていくのか。数年後に、涙ながらに虐待されていた事実を訴える姿はあまりにも悲しい。「大好きだった体操が大きな心の傷になっている」なんて、メダリストの口から出るなんて、、、、

体操界でのスキャンダルって言えば、アメリカでは性的虐待が問題になった。これもひどい話で、フィギュアでもアイスダンスの選手がゲスな写真を若い女子選手に送りつけたとか、あったよね。 もちろんそんなことはごく一部の話だとは思うけれど、コーチが選手を、、というのは本当に許されるべきでない裏切りだ。本人だけではない、まだ若い選手達の家族はコーチ陣を信頼して子供達を預けていたはず。選手の成績が上がるのを隠蓑にするなんて本当に許せない。

受け手のメンタルにもよる。これはセクハラと同じで、された方が「被害を受けた」と自覚するかどうか、というのが境界線だ。昔の日本やソ連では、「それくらいはよくあること」とされていたので、被害を訴えることはされなかったということだ。でもそれはもう通用しなくなっている。親でさえ子供をしつけるために叩いたら暴力になるという今の世の中に「そこまで、、、??」と疑問に思うこともあるけれど、要は、された側の受け止め方をきちんと理解しているかどうか、なのだ。された側がへっちゃらなら「被害」にはならない。でもそれが心の傷になっているというのは明らかに間違いだ。 

チームGBのコーチがクビになったけれど、これで済む問題なのだろうか、、、まだ大人になっていないのに世界のトップクラスとして活躍している選手達が、本当に幸せなスポーツ人生を送る事ができるように 心から願ってやまない、、、、


仕事復帰して1週間。久しぶりで疲れる。とは言え順調に忙しく、 出だしはまあまあといったところ。何よりも全てをアポイントメントでコントロールしているので、一度に人がドヤドヤ入ってきたり、ただ見て回るだけでビジネスにつながらない、いわゆるtimewasterがいないので無駄がないのが嬉しい。

そうはいっても、マスクとフェイスシールドはなかなか辛いものがあるのだった、、、、マスクだけでも息苦しいのに、メガネの調整や測定にはどうしても1mより近づかなくてはできないので、マスクの上にシールドをかぶると、もうメガネは曇るし、視界は霞むし、聞こえにくいし、おまけに暑い!!いつまでこれが続くのやら、、、、

少しずつ、色々なことがまた始まり出した。先週末は今年最初のF1オーストラリア戦。 無観客レースだったけれど、テレビで見る限りは元々マシンの音しか聞こえないので、違和感なく見ていた。何度もセーフティーカーが出て、リタイヤも多かったし、最期にはルイスが5秒ペナルティーで0.2差で表彰台を逃す、という展開。そしてルクレールと共にイギリスの若手、ランド・ノリスが表彰台に上がった。長くルイス、ヴェッテル、ボッタスでの時代が続いたけれど、ここへきて若手がこれからも伸びてくるのか、、まあ、いってみればシーズン初戦だったわけだから、あんなものかなあ〜〜。一戦目を迎えられただけでも「よし」としますか。

4日からパブやレストラン、そして美容院や博物館・ギャラリーも再オープンした。 テレビでもSNSでもとにかく「距離を開けて、常識を持って。ウィルスは無くなっていない」と散々呼びかけていたけれど、特にパブでは夜になるにつれて、どうしても収集がつかなくなってしまった感じだ。レストランやパブでは来た客すべての連絡先を保管して、感染者が出た場合には連絡ができるようにしておかなくてはならない。それでもほとんどの人たちは一応節度を保って久しぶりの乾杯を楽しんだ様子。

それでも週末が明けてみると、コロナに感染していた人からの連絡で、数件のパブは早速また閉店に追い込まれたそうだ。いつ、どこで誰が感染していたのかが判らないのは本当に始末が悪い。今日の時点で感染が明らかになった人たちはおそらくもう1週間以上前には感染していたのだろうから、店としては週末に来店した全ての人達に連絡しなくてはならないのだから大変だ。 週末に新たに感染した人の症状が出るのがまた1−2週間としたら、本当にこの繰り替えしはいつまで経っても終わりそうにない。

やっと少しずつ再開し始めた日常をまた後戻り閉鎖にならないように、みんなが協力しなくてはね。それでも必ず一部のバカがいるのだけれど。私はまだやっぱりレストランやパブに行く気はない。カフェでゆっくりお茶でもしたいけれど、落ち着かなそうだし、だったら家で安心している方が気楽だ。髪は切ってもらいたいが、これまた電車でシティーのいつもの店に行くのはちょっと気が進まない。第一、今は予約が殺到しているだろうから、少し待ってからにしようかな。

F1は始まったけれど、ウィンブルドンは無いんだよね。F1は来週もう一度同じオーストリアのサーキットで2戦目を行い、ハンガリーで1戦した後、シルバーストーンでも2戦が予定されている。国の間の移動が微妙だからできるところで2戦というのはうなづけるが、8月のバルセロナはどうだろうか、、?カタルーニャでは再びコロナの感染が広がって地域ロックダウンになってしまった。これから2週間は州への出入り禁止だから、8月に大丈夫なんだろうか?

これからは国自体よりも、地域毎のロックダウンがあちらこちらで出てくるかもしれない。実はイギリスでもレスター市はまだロックダウンだ。他と比べて飛び抜けて新たな感染数が多いということで。先週に発表された、今でも感染数が増えている全国区の中には実は私の住んでいる区も入っているのだ。職場も同じエリアなので、万が一ロックダウンに戻ったらまた仕事休みになってしまう。 それだけは勘弁していただきたい。3ヶ月8割のお給料でほんとにギリギリだったんだから!!

7月から新シーズンになったフィギュアスケートもいろんな選手がコーチを変わったニュースも入ってきたけれど、まだ練習拠点に戻れない選手も多い。メドベージェワ選手は3月からずっとひっそりと日本にいて、今はロシアに戻っているとか。カナダへの入国はまだできないようだし、そう言えば羽生君は日本に戻ったのかしら?ずっとカナダにいたのかな?7月はいろんなところで夏合宿がある時期だけれど、今年は難しいね。去年は昌磨君がロシアに行ったりして、珍しい組み合わせに「新コーチはエテリか」とも言われていたっけ。(私は無いと思ってたけれど)紀平梨花ちゃんがオーサーコーチにも師事することになったけれど、カナダに行かれるのはいつのことやら、、、??そう言えば、スケ連指定の強化施設は中京から関空アイスアリーナになったんだっけ。みんな練習や振り付けがちゃんとできているといい。

映画館は開いたけれど劇場は開かない、、、ウェストエンドに芝居の灯が戻ってくるのはいつなのか?難しいよね。ロンドンの劇場はほとんどが古く、座席が小さくて密集している。1mの感覚を開けたら入れる客席数は3割にも満たないかも、、、興業として成り立たないよね。でも早くまた劇場で芝居が観たいよ。とはいえ今はお金もない時なので、とにかくこのまま仕事が順調に忙しいと嬉しい。一人の接客が終わる毎に机や周りを消毒するのは時間かかるし、PPEもつけたり外したりしながらやってるのでまだ慣れない。これがこのまま新しい日常になるのか、、、でも仕方ないね。早く誰かワクチンを〜〜〜!!

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