見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

June 2019


あっという間の15日間。いつもの事。帰って来るときは早朝だから、朝起きたらもう考えず、さっさと後ろは振り向かずに空港へ向かう。 でないと後ろ髪をずるずる引きずられるからね。さっさとスーツケースを預けて搭乗してしまうのだ。だからわりとギリギリに空港へ行く。

でも今回はなんとなくちょっと空港でお茶でもしてから飛行機に乗ろうかと思い、すこしだけ早めに出た。早朝だからタクシーをつかまえるのが難しいかと思ったら家でたら目の前に来たのでラッキー。空港でちょっとゆっくり歩いてみる。

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紫陽花の季節です。空港にもきれいに紫陽花がかざってあって、みんな写真を撮っていた。お墓参りに行った時もお寺の紫陽花がきれいで、普段はお寺の中で写真は撮らないのだけれど誰もいなかったし、風情があったので、、、

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まあ、いつもの事だけれど、食べまくってしゃべりまくった日本滞在。それにしても本当に思うよ、日本は良い所だなあ〜〜!。もちろん変な犯罪はあるけれど、基本は他人を信用する社会だよね。ほんとにね、小学生が一人で早朝にバスや電車に乗って学校に行くなんて、イギリスだったら親が逮捕されちゃうからね、、、、

帰りのフライト時間は早目で、いつもなら12時間ちょっとなのに11時間40分位だという。プレミアムエコノミーはやっぱり楽で、足の疲れかたも全然違うし食事もビジネスクラスと同じものが出るので満足。映画を観て、ゲームして、ちょうどお隣に同年代で同じく現地で結婚されてる日本人女性が座っていて、私としては珍しく時々おしゃべりしながら過ごす。今回はご不幸があっての急な来日だったそうで、長くイギリスに住む者同士、いろんな話をする事ができた。こんなひと時のカンパニーもまた嬉しい。

さて、今回からは前回までと全く違うことが!!なんと!!日本人はもう入国審査に延々と並ばなくても良い事になっていた〜〜!!ランディングカード(入国カード)も必要なし、なぜか緊張させる空気を漂わせる入国監査官にも合わなくていい、何よりも、通るのにかかる時間はたったの3秒!!
これは今まで英国およびEUのパスポートを持つ人達が通っているE-gateと呼ばれる機械による入国システムに、新たに日本を含む数カ国が認められる様になった。これは前回日本に帰国・入国した時に通ったものと同じでパスポートの写真ページを器械に当て、スクリーンに向かって顔を向けるだけ。
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私はいつも書き損じた時にすぐ書ける様にこのランディングカードを一枚パスポートを入れるポーチにキープしていた。それがもう必要ないとは!!

まあ、帰ってみればまたいつもの日常。いつもの事。日本での事は振り返らずにまた次を目指して頑張るだけ。楽しかった、それをエネルギーにまた頑張る。いつも時間を割いてあってくれる友人たちに心から感謝しています。もちろん両親、家族にも。今は元気だけれど、だんだん歳をとっていく両親との時間は貴重だ。もう二人とも90だし、、、、本当はもっと一緒にいるべきだったのに、ついつい忙しく出歩いてしまって両親との時間がまた少なかった、、、次に会うときまで元気でいてくれればそれでいい、もちろんそれは保証されてはいないけれど、、、みんなまた会おうね、元気で会おうね。




毎回日本に来るたびに言っているけれど、本当に毎日食べまくっている。

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今回は連日のランチがバラエティーに富んでいて、和風定食、フレンチ、中華、タイ、お好み焼き、

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お寿司、お蕎麦、天婦羅, パエリア、、、となんだか全部を食べ尽くしている感じだ。

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もちろん友人達とのおしゃべりはどんなデザートよりも特上で、あっという間に毎日が飛ぶように過ぎていく。気がついたらあと3日かしか残っていないなんて、、、!!さすがに今日はちょっと予定なしでお腹を休めて、一人でぶらぶらと持って帰りたいものの買い物をしなくては。安い服や靴はあれば欲しいけれど、見ているときりがなくて、日本の涼しげな夏服も実際に向こうに帰るとあまり着ることがなかったりする。(真夏日の気温になる日が少いので)で、結局買わないで帰ってきちゃって、それでもまだネットショップとか見てしまうのだった・・・・・

久しぶりの一人ランチは近所のファミレスへ。でもお昼時はやっぱり結構混んでるね〜。日本のレストランやカフェは結構空間がある。どんなに混んでいても基本的にテーブルをシェアすることは無いし、テーブル間に程よい距離があるので、混んでいても窮屈な感じがしない。それにしても皆さん、バッグやパソコン・携帯を置いたままトイレに行ってしまうのは、どうしてもハラハラしてしまう。でもこの良さを無くして欲しくないな。日本はやっぱりいつでもレストランやカフェで物を置いたままトイレに行かれる国でいて欲しい。

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ちょっとさっぱり目の「鳥と野菜の黒酢煮」。ご飯は半分残してしまった。
さて、穴場の武蔵小山をブラブラしたら今日は家でのんびりして、明日も昼、夜とスケジュールが入っている。でも残り時間も少なくなってきたので、無駄にはできない。会える人には会って、美味しいものを食べて、また来る日まで堪能しなくてはね。あ〜あ、早くリタイアしてこっちに戻ってきたいよ〜〜、、、といつも日本に来ると言っているのだった。


 


前回来日した時にはじめてお会いしたユッコさんにまたネイルをお願いした。 前回は丁度シーズンに入ったフィギュアスケートの話で盛り上がり、ネイルも「白黒月光」をモチーフにしたデザインに仕上げてもらい、イギリスに戻ってからも何人の人から誉められたことか、、、、!

私にとっては超弩級の暑さで気温32℃になった日。でも覚悟していたほど我慢できないというほどでもなく、寝不足の頭でお宅に向かう。シーズンオフという事でまだ来季の各選手達のプログラムもでていないので、今回は普通に夏ネイルにしてもらった。

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私としてはかなり大人し目。でもたまにはいいかな。そして楽しいフィギュアトーク。丁度Fantasy On Iceで羽生選手も来日しての豪華メンバーのアイスショーがあったばかりで、テレビ放映もあり、ネイルの後に録画を見せてもらった、大画面いいなあ〜〜!。ユッコさんは埼玉の世界選手権にも連日通ったそうで、いろんな話で盛り上がる。

丁度帰ってきた日に飛び込んできたビッグニュースが、宇野昌磨選手の移籍だ。なんと!!5才の時から師事してきた山田満知子・樋口美穂子コーチの元を離れた!! これには本当に驚いたよ、、、でも、世界選手権の後、泣き腫らした目とかすれた声で語っていたインタビューで、「このままではいけない、今までと同じことをしていてもダメだ」というような事を自分で言っていたので、これはなにか大きな決断をするかもしれない、とは思った。

夏の間に長期の海外合宿に参加すると聞いたときは、それだけでも人見知りで外国苦手な昌磨くんにしては思いきったな、、、とは思ったけれど、まさか、グランプリ東海を辞めるとまでは思ってなかったよ。本当にあの世界選手権が悔しかったんだね。クラブを「卒業」というのは、もう戻らないという事だ。泣きの涙で決断したのは良くわかる・・・・

それにしても決断の思いきりと早さには驚いた。それでも発表では、国別が終わった頃はまだ来年も同じプログラムでリベンジするつもりでいた、というから、そこから180度変わっての完全離籍、というのはどんないきさつや葛藤があっての事なのか、、、、?本当にまだ移籍先が決まっていないのかは解らないけれど、(発表を控えているだけかもしれないし)それにしても大きな大きな人生の転換期だ。スケーターとしてだけでなく、人生における大きな転換期。実際、人生に於いて大きな転換期というのはそんなに何回もない。就職や結婚を除いて、自分の方向を大きく変える決断をするというのは滅多にない事なのだ。

本気で強くなる決断をした彼の来季が楽しみだ。面白くなってきた〜〜!新プログラムはシェイ・リンとデヴィッド・ウィルソン両氏という事でこれは本当に楽しみだわ。今滑っているガラ用のプログラムはどちらも凄く宇野選手らしさを違うアプローチで魅せているから、これが競技用のプログラムだとどうなるのか、、、、

それにしても、次にでて来たニュースが昌磨くんの夏合宿第一段はエテリ女史の所とは!!これも面白いよ、、、厳密な管理が厳しいと評判のエテリさんの所でどんな飛躍を遂げるのか??宇野昌磨選手ももう21だ。本当なら決断するなら去年でもよかったかな、とは思うけれど、まあ、去年はオリンピックの後でルール改正があったから、手探りだった部分も大きかったから仕方ないのかな。ルール改正に対応して旨くいった陣営と読み間違えた陣営があったという事だ。

まずは夏合宿、そして新プログラム。どのコーチにつくにせよ、彼の「もっと上へ」という熱意と覚悟が実を結ぶシーズンになるといい。来季は羽生君も怪我を克服してプログラムを揃えてくるだろうし、ネイサンとヴィンセントのアメリカコンビも益々レベルアップしてくるはずだ。女子はジュニアから4回転ガール達がシニアに上がってくる。日本選手も3回転半や4回転にどんどん挑戦していかないと、今までのような表彰台レギュラーとはいかなくなるよね。

まあ、オフシーズンの間は楽しみに待ちますかね。ネイルをしてくれたユッコさんも、「アイスショーのシーズンにきてくださいよ〜」と言ってくれたのだけれど、何せあつ〜〜〜い夏はずうっと避けてきた私。でも話を聞いていたら、やっぱり一度生で観たいよ〜〜。


平日に3人で箱根湯本へ日帰り温泉に。いつもいわゆるスーパー銭湯のような処にはよく行くメンバーなのだが、今回はちょっとゆとりの一日を、という事になった。本当は一泊したいところだけれど、みんな仕事もあるし、やっぱり泊まるとなるとお金もかかる。2週間日本にくるのにお金を使い果たしているので、ここは日帰りという事になった。

茅ヶ崎の友人のところからは車で箱根湯本まで約一時間のドライブ。お天気もよくて温泉日よりだ。向かったのは箱根湯本駅から少し山の方へ入ったところにある「湯の里おかだ」ここは宿泊施設と日帰り施設の両方があり、さらに日帰りでも部屋をとることができる。今回は部屋とランチ込みでの日帰りコースを予約しておいた。

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駅周辺のざわつきから少し離れて回りはとても静か。平日のお昼前とあって、お風呂も私たちの他は1ー2人しかいなくて、もう最高!!もちろん休憩場所はあるのだけれど、他の人の事もあるのでしずかにしていなくてはいけないのが常識。でも個室に入るとまどからの眺めもよく、畳の上にゴロゴロしながらおしゃべりに興じることができる。

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のんびり一風呂あびた後にランチ。4つのコースから選べるプランで、私は牛丼のランチを。
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彩りも美しく、とても美味しかった!休憩エリアはマンガ室があったり、マッサージチェアがなんと無料なのが嬉しい。一回300円くらいかな、と思ってみると、お金を入れる場所がない!!スイッチを入れるとすぐに使えてこれがなかなか強めのいい感じのマッサージ。そのあとはデッキチェアでちょっとうたた寝、、、、(15分くらい)

午後のお風呂は日も照ってきて、午前中とはまた違った風情の中、またも露天のお風呂でのんびり。すっかりくつろいで再び部屋へ。ごろごろするうちに5時近くなっておひらきに。部屋は11時から5時までキープできるので、日帰り温泉にはまさに最適。

そして、茅ヶ崎まで戻ったら夜はカラオケ!!
今回のカラオケはなんと、「ミュージカル縛り」まあ、このメンバーは昔の劇団仲間なので、懐かしいミュージカルの数々の歌を歌いまくり。(うちの劇団はミュージカルをよくやっていた)途中で宝塚の舞台の歌からなぜか「ベルサイユのばら」になり、そこから一転してアニメソング縛りに。普段は歌わないような歌を2時間半歌いまくって一日を堪能した。

楽しい時間はあっという間だね。余裕があったら「次は泊まりで行こうね」といつも言い合うのだけれど、う〜ん、リタイアするまでは難しいかなあ〜〜






覚悟してきたのだ、、、なにせ6月に日本にいくのはもうかれこれ30年ぶりくらいだからねえ〜〜。ずっと避けていた「日本の夏」。だって暑いだけじゃなくて、ジトジト・ベタベタするし、体力奪われるし、蚊がいるし、、、
10日ほど前はもう全国30度こえてたから、「まずいなあ〜〜」と覚悟してきたのだけれど、、、
まあいいんじゃない?確かにジトジトするけど、想像していたよりはずっとらくだ。リゾート地に行くホリデー用の服しか30度に着られる服がなかったので、友人たちとのランチ用にユニクロで着回しできる安い服を購入。まあ、仕事にも着られるしね。日本の夏服は安物でも着やすいわあ〜。

さて、いつもなら真っ先に文句と一緒に載せるブリティッシュエアウェイズ(BA)の食事が向上していた。来るときはエコノミーなので、「今度はどんな代物をたべさせられるやら、、、)とかまえていたのだけれど、これが結構美味しいのでした。照り焼きチキンも柔らかかったし、クスクスのサラダが美味しかった。着陸前に出た朝食のオムレツがほうれん草たっぷりで、私の好きな味付け。もしかしたらあちこちから文句がでて改善したのかも、、、?

個人的な思い入れが多すぎるので「観なくていいかな」と思っていた「ボヘミアン・ラプソディー」を機内でやっていたので、観た。あまりにも、観た人観た人みんなが「凄く良いよ」と誉めまくるので、、、、うん、凄く良かった。ありきたりのドキュメンタリーものではなく、ひとつの映画として良い作品に作られていて、これはやっぱりブライアンとロジャーが監修したからこそだね。正確には時間的に前後している部分が何ヵ所かあって、それについてはブライアンも何かのインタビューで言っていたけれど、それで話を分かりやすく、映画として成り立つように構成されていた。

歌も演奏の大部分も役者たちが再現したそうで、このクオリティーもものすごく高い。最後のLIVE AIDの再現シーンは圧巻だった。当時を生で覚えている身としては鳥肌もんでしたよ。フレディーがみたら、苦笑いしながら、それでもきっと拍手を送るだろう。観て良かった。

もうひとつ、自分でKindleに落としておいたのが、「The Ice King」。これは1976年の冬季オリンピックで金メダルをとったフィギュアスケーター、John Curryの映画で、こちらは実際の映像やインタビューを元に構成したドキュメンタリー映画だ。彼もフレディーと同じように、第一期エイズ感染組で亡くなった人だ。彼が金メダルを取った時の黄色と茶色のコスチュームの演技はかすかに記憶の端にある、、、?でもあの当時はフィギュアスケートなんて、世界選手権とオリンピックくらいしかテレビで観る事はなかったので、彼がそれ以降にたどった人生の事は知らなかった。「90年代前半にいかに才能ある人たちが次々とエイズの犠牲になったか」という話題で彼の名をもう一度ちゃんと聞くことになるまでは、、、スポーツであるフィギュアスケートをバレエの様な芸術舞踊のレベルに引き上げて、ヨーロッパ、オリンピックのチャンピオンになった。今映像を観ても本当に美しい。エレガントだ。

同時期(前後5年くらいの間)に亡くなった才能あふれる人たち、、、まずその前に、80年代になって耳に入ってきたエイズという恐ろしい病気は当時は原因も感染経路も解明されておらず、「とにかく感染したら死ぬ」という恐怖映画のようなミステリーにみちた謎の恐ろしい病気だった。特に「ゲイの男性の間で感染が拡大」という事で、ますます謎は深まった。私が最初に驚いたニュースは当時巷のコアなファンに大人気だった「スネークマンショー」で怪しいカウンターテナーを披露していたオペラ歌手にしてニューウェイブのアーティスト、クラウス・ノミの死だった。あれが最初に聞いた「知っている名前の犠牲者」だった。

そして世界中をショックの渦にしたのがロック・ハドソンの死。一気にエイズの認識が広がり、世界中?(すくなくともイギリス・ヨーロッパ・アメリカでは)でAids Awareness がブームになった。数年後にはHIVというウィルスが免疫力を無くさせてしまう事が解明され、感染経路も最初はゲイの人たちといわれていたのが、性別に関係なく感染することがわかり、コンドームの使用が叫ばれ、テレビでもコンドームが堂々と宣伝されるようになった。

でもそれらはすべて、最初の「謎」だった時期の感染者たちには遅すぎた、、、本当に、本当に残念だ。今ならHIVに感染してもエイズを発症せずに10年以上過ごしている人もいるし、治療法もどんどん進んでいる。この開発は本当に早かったと思うよ。でも「彼ら」には遅すぎたんだ、、、、

フレディー・マーキュリー、ルドルフ・ヌレエフ、ジョン・カリー、ジョルジュ・ドン、、ボヘミアン・ラプソディーの映画の中で、当時ラジオでかける曲の長さは3分までなので、6分もあるこの曲をかけてくれる局なんか無いだろうというシーンで、「やってやろうじゃないか」とこの曲を一日に何度もかけたDJ、ケニー・エヴェレットがちょっとだけ登場する。このケニーも実はフレディーから数か月後にエイズでなくなってしまった、、、、みんな40代だったんだよね。もっともっと活躍して、そしてその後をプロデュースなり、指導するなり、後に続くアーティスト達に繋いでいってくれたはずの人たち、、、もう一度改めて合掌、、、、残念だわ、、、、


 

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