見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

July 2018


今年も10月頭に日本行きのフライトを取った。、、、のだけれど、日程を決めた後で、「さて、日本では何をやってるかな」と面白そうなものを探すのだが、、今年はなんだかハズレている、、、、

まず芝居。やっぱり日本で何か良い芝居やってるかな〜と真っ先にチェックするのだが、どうも少しの差でどれも当たっていない感じ。 実は今年の日本行きは10月頭にするか、11月頭にするか、、という選択だった。でも5月にホリデーを取ってから、11月までというのは結構長い、、、それに日も短くなってるし、秋たけなわというよりは、なんとなく夏の名残がある10月の方が行きたくなってしまう。ホントは11月の方がフライトは安いんだ、、、、そう、これがネックだったのだけれど、なんでだろう、やっぱりいつものように10月頭に行きたくて、おまけに帰りの席をプレミアムエコにミーにしたので、今までで一番高いフライトになってしまった。

今のところ、舞台も映画もなんだか外れてて、とりあえずテレビで見られそうなのが(いつものように?) スケートのジャパンオープンだ。今年は織田さんが出るんだね。良い顔ぶれが揃っているので楽しみだわ! そういえば、そろそろいろんなアイスショーで新しいプログラムが出始めている頃かな。

デニス•テン選手の突然の死は、本当にびっくりした。こんな事があっていいはずがない! まだ25歳だった。これからもっと素敵なスケートを見せてくれて、それから競技を引退したら、おそらくは祖国でスポーツ普及の為にもっと大きな仕事をしていったのだろう。今年のグランプリシリーズにもエントリーしていたとか。

カザフスタンという国にとっては英雄のような存在だったはずだ。彼が背負っていた国の重さは日本の選手たちの比ではなかったはず。美しくてしなやかなスケートだった。これからもっともっと沢山の可能性を秘めた人生が待っていたはずなのに、、、
ご両親はどんな思いでいることか、、、あんな形で命を奪われてしまうなんて。命を無くす時は誰にでもくる。でも奪われるのは、、、、許せない。Rest In Peaceなんてありえないよ!

そういえば、オウム関係の死刑囚13人が全員処刑されたというニュースを聞いた。すごいよねえ、女性の法務大臣=上川陽子氏。 あなたは偉い!ガッツがある。英語での言い方だと「She's got balls」=玉(普通では男性の)がすわってる、とでもいうところか、、、よくぞ執行命令書にサインしたもんだ。死刑が現存している以上、死刑判決が決定した時点で、彼らの「更生」は認められていない。賛否両論あるのは承知で私の思いを述べるならば、死刑に相当する罪を犯した時点で、反省や更生は手遅れなのだ。日本には死刑があると知った上での所業なのだから。デニスを殺害した犯人たちにカザフスタンがどんな刑を下すのか、、、、国の英雄を奪ったという事は、犯行時には思わなかったのだろうけれど?

そうか〜、暑い暑いと言っているうちに、もうすぐスケートのシーズンになるんだねえ〜〜早い早い。まだ皆さん新プログラムができたばかりで滑り込めていないとは思うけれど、新しいルールでのシーズン開幕に期待するかな。



 


本当にこんな夏は初めてだ、、、なんだか子供の頃の日本の夏休みを思い出す。あの頃の家にはまだエアコンなんてなくて、扇風機の前でグダグダする昼下がり、、、日本ほど湿気は無いのがまだ救いだけれど、やっぱり息苦しい。これでもう4週間、さらに来週(明日から)は33度になるそうだ。これは大変!!

そして、懐かしくも恋しいのが日本のかき氷!
ああ、、かき氷が食べたい、、、か、き、ご、お、り、、、、

最近はロンドンでもソーホーあたりの韓国・中国系のカフェでかき氷が食べられるらしい。でもわざわざ冷房もない地下鉄に閉じ込められて1300円ほどもかけてロンドン市内に出て行って、かき氷にこれまた1000円近く払うなんてやだ

せめてアイスクリームじゃなくてシャーベットでも、、、と思いチェックしてみると、 ハーゲンダッツのミニカップがあることが判明。アイスクリームは4種入りのパックがあるのは知っていたけれど、フルーツ味4種とか、バニラベース4種とかいくつかあるみたい。英語でシャーベットはSorbet(ソルベー)という。発音はフランス風だ。ハーゲンダッツのsorbetはマンゴーとストロベリーのミニカップが2パックずつ入ったものが出ている。

でも置いてあるスーパーは少なそうだなあ〜〜 オンラインオーダーでデリバリーしてくれるOcadoというサイトが安いけれど、私はオンラインデリバリーは頼んだことがないし、好きじゃない。とりあえず家の近辺のメインのスーパーをあたってみよう。日曜日だしね。

ハーゲンダッツという銘柄で、さらに珍しいミニカップのパックとなると、置いてあるスーパーも大手に限られる。 ちなみに日曜日は大手のスーパーは6時間しか営業できないので、どこも4時か5時には閉まってしまう。3時過ぎに出かけてまず4時で閉まるタウンセンターのWaitroseへ。ここにはハーゲンダッツのミニパックがあったけれど、どれもアイスクリームでソルベは無い。仕方がないので、5時まで開いているはずのTescoを目指す。歩いて5−6分だ。ここでもアイスクリームはあったけれどソルベは無し

もう一つ、バスで7−8分の所にも大きなTescoがあって、もしかしたらそこならあるかもしれないと、バスに乗ることにする。でも日曜なのでなかなか来ないわ、、、

やっと乗ったバスは 途中で思いがけず左に曲がった、、、この通りのバスは全部Tescoまではいくはずだと思ったいたのだが、このバスだけは違ったらしい。慌てて降りて、また大通りまで戻り、次のバスを待つ。やっとTescoについたらなんだか静か、、、入り口まで来ると、セキュリティーのおじさんが「もう今日は閉店してます」と言う。「5時までじゃ無いの?」と聞くと「4時までですよ」と入り口の開店時間票を指差すのでみると、確かに、家の近くのTescoは5時までだけど、ここは日曜日は4時までとなってる

仕方がない、最後の望みは今度は家から反対方向にある近くのSainsbury'sのコンビニ版。たとえハーゲンダッツじゃなくても自身のブランドのものがきっとあるだろうからそれで妥協することにした。
バスで今度は家の反対側に向かい、やっとSainsbury'sにつく。中に入ると冷房が聞いていて涼しい!!でも、、、ここでもハーゲンダッツはアイスクリームのみ、そして期待していたSainsbury'sブランドのソルベも500mlのタブでラズベリーだけ。う〜〜ん、、、ラズベリーかあ〜〜、、、微妙、、!!
酸っぱいのより、オレンジとかマンゴーとかがいいんだけど、、、迷った末に、やっぱりここは諦めることにした。

なんてこった!約2時間かけて、バスを4つ乗り、約40分歩いて、結局収穫無しだよ、、、

明日、仕事の帰りに職場近くのスーパーでなんでもいいからソルベを買ってこよう。
本当はソルベよりかき氷なんだけどねえ〜〜! 


今年は本当に暑い!

しかもこの暑さになってもう丸3週間だ。こんな事は今まであったかな〜〜?
ちなみにイギリスでは25度を超えたらもう「ヒートウェイヴ」で、それ以上だとやっぱり息苦しくなる。もともとそんなに暑くなる国では無いので、一般の家にはセントラルヒーティングは完備されていても冷房はない。我が家でも10年ほど前に一度扇風機を買った事があるけれど、その年のうちに彼が蹴っ飛ばして壊れて以来、結局扇風機すらない生活で乗り切っている。まあ、30度近い日っていうのはせいぜい夏のうちの数日だから、、、、、どころが今年はどうしちゃったのよ〜?!

暑い中、夏らしくスポーツ観戦が多くなってる。W杯もいよいよ決勝だし、先週末はシルバーストーン(イギリス)でのF1があったし、ウィンブルドンも真っ最中だ。今日はサッカーとテニスの両方の決勝戦だ。

よくぞ頑張ってくれたイングランドも、準決勝で力つき、昨日の3位決定戦とやらは「これって、必要なのかなあ〜〜?」と思わされた。準決勝で破れるというのは、「あともう一歩」のところにたどり着けなかった無念さと同時に、「あと1つでチャンピオンになれたかも、、」というギリギリの一つ手前、という感覚だ。そこで敗退した時点で、彼らのW杯はもう終わっている。どうしてそこからもう一度3位決定戦をやらなきゃいけないのか、、、? どうやってモチベーションを上げたらいいんだ?選手たちにとっては本当に残酷だ。

それでも「プライドのために」という意見もあるかもしれない、でもそこで負けて4位になったということは、「あと一歩」から「4番目」への後退感がどうしても生まれてしまう。Add insult to injury とはこの事だ。まあ、それでもオリンピックなんかだと、銅メダルでも涙して喜ぶ選手達がほとんどなので、やっぱり3位は必要なのか、、、?でもこちらはプロの選手達だからなあ〜〜

テニスではそれは無いよね。ウィンブルドンの準決勝はどちらもすごくて、とりわけアンダーソンVSイスナーの試合は5セット中4セットがタイブレイクで6時間35分の大死闘!!あのテニスコートを全力で走り回って6時間35分って、、、、よかったわよ、ウィンブルドンに3位決定戦が無くて。もう精も根も尽き果ててるだろうね〜。ナダルとジョコビッチの超ハイレベルなマッチはジョコが制した。もうこれで決勝戦しなくても両者に十分勝者の価値があると思う。

それでもファイナリストとセミファイナリストとでは、やっぱり本人達にとってものすごく大きな違いなんだね。そしてもちろん優勝と準優勝も。残酷なようでいて、だからスポーツは観ていて飽きない。厳しいトレーニングが必ず結果をもたらすとは言えないけれど、無駄では無い、嘘では無いと信じて上を目指す人達は見ているだけで力をくれる。シルバーストーンでのルイス•ハミルトンだって、スタート後に接触して一時は17位という所から大逆転で2位フィニッシュだったしね。

今のイングランドチームはまだ若い。本当は準決勝まで行くなんて皆思っていなかった。特にW杯が始まって勝ち進むうちにどんどん良いチームになっている。どうやら得点王になる気配濃厚のキャプテンのケインでさえ、話し方と顔立ちはおっさんっぽいが、実はまだ24歳だ。PK負けのジンクスから救ってくれたキーパーのピックフォードも24歳、これから何年もの間、イングランドの守り神になっていくのだろう。2年後のユーロ杯ではもっと成長したチームになっていると期待します!

それにしても毎日暑い。なんだか子供の頃の日本の夏を思い出す。実際この数十年の気候の変化で、ここイギリスの夏も昔の日本みたいになりつつあるんだろうか。夕立みたいな雨が降ったり入道雲が出たり、私が来た頃には全くなかった。それも、気温がぐんぐん上がるのは午後の4時くらいからだ。朝はむしろひんやり気味で、お昼頃から「暑くなって来たわね〜」と会話し始め、仕事が終わる頃が一番暑い!
今週は少し気温が下がるようなので、夜息苦しいのがなくなるといいな。

日本は40度近い灼熱地獄だとか、、、2年後の7月の東京オリンピックは本当に大丈夫なのか??マラソンとか、みんな死んじゃうんじゃ無いのか、、??東京じゃなくて北海道にすればよかったのにね。




 


週末からなんだかドキドキする事が続く。
別に新たな恋をしているわけでは無い! でもスケートの高橋大輔選手復帰のニュースに続いて、月曜日にはW杯で日本がまさかの時間切れギリギリの逆転負け、そして昨日は逆にイングランドがこれまたギリギリのPK戦勝ち、、、これって結構連日体からアドレナリンが出てるのが実感できる。

高橋選手の復帰は気持ちとしてとても解る。確かに最期のオリンピック以後、怪我で世界選手権に出られず、休養して戻ろうかと考えた時には男子スケートはどんどん先に行ってしまっていて、自分にはもはや勝ち目は無いと思ってしまったのもうなづける。いかに彼が日の丸を背負って世界と戦うことに必死なっていたか、、、「勝てなければ辞める」という決断が、自分にとってちゃんと決着をつけての事ではなかったという事なのだろう。

解る気がする、、、私にとっても、今自分が芝居をやっていない事に、中途半端を感じているから。ロンドンに来た時には、3ヶ月の滞在予定だった。日本に戻ったら当然芝居は続けいくつもりで、そのための肥やしになるようにロンドンに来たのだから。でも初めての海外で、初めての一人暮らしで、イギリスだけでないヨーロッパ中の人達と友達になって、今まで知らなかった沢山の事に遭遇して、「自分自身」を広げたいと、夢中になってしまった。「今までの自分ではまともな芝居ができる人間じゃなかった」、と実感したくらいだった。それからあっという間に時間が過ぎて、目の前に次々にやってくる人生を謳歌しているうちに、気がついたらもう芝居をやっていない自分がいた。

「なんでお芝居やめたんですか?」と聞かれる事があるけれど、実は返答に困ってしまう。自分では「辞めた」という認識が無いからだ。「もうこれ以上はダメだから役者は諦めて別の人生を進もう」という決断を下す機会が無いままに、いつの間にか時間が経って(経ち過ぎて)しまった、というのが実感だ。

イギリス生活が10年も経った頃、もう結婚もして、オプティシャンの資格もとって仕事して、家も買ってローンを払う生活が軌道に乗った頃になって無性に「ああ、もう一度芝居がやりたい!!」と思った時期があった。なんでやってないの?あんなに情熱かけてたのに、、、、と自分に問いかけて、「そうか、ちゃんと辞めてなかったんだ」と気がついた。その小さな火は実は今でも時々くすぶっているのを感じる。良い芝居を観たとき、良い役者を見つけた時、ふっといきなりアイデアが浮かんだとき、「あ〜、これやりたい!」と思ってしまったりする。

だから、自分自身のスケートを取り戻してけじめをつけたいという大輔さんの気持ちは嘘じゃ無いと思うし、心から応援したい!日の丸を背負って勝つためのスケートじゃなく、彼自身が誇りを持って見せることのできる高橋大輔だけのスケートが見たい。 (でも国内の地域戦は流石にこっちのテレビでは観られないよね、、、??)万が一、全日本で上位に入って、世界選手権は無理でもせめて四大陸あたりにでも出てくれたら、きっとユーロスポーツのニッキーとクリスが気絶するほど喜ぶと思うなあ〜〜

W杯での日本はよくやったと言いたい!!ほんと、予想に反して一時は勝ち越すかと思ったもの。 てっきり延長戦だと思った最後で逆転されたのは本当に残念だったね、だけど、あの逆転の攻撃は本当に素晴らしかった。ゴールキーパーの機転だね。ボールがセンターを過ぎた時には「ああ、これはもうダメだ、ゴールされる」ってわかったから、本当に諦めるしかない状況だった。

日本戦に続いて、昨日のイングランドとコロンビアもリキが入ってしまった。まず、あのイエローカードのオンパレード、なに?!!卑怯というか、小賢しいというか、ラテン系の人たちって結構そういう所あるからねえ〜〜、、、「キレたら負けだぞ〜!」とテレビに向かって思わず叫んでいたよ。そしてこれまたアディッショナルタイムでの同点ゴール!本当に心臓に悪いったら、、、

延長戦が終わってPKになった時点で、「ああ、終わったな」と思ってしまった。何故なら「PK戦になったらイングランドは必ず負ける」というジンクスがあるのだ。ちょっとチェックしてみたら、1996年にスペインにPK戦で勝って以来、昨日までの間に実に7回もW杯やユーロ杯でPK戦敗退をしているのだった。私も覚えている限りいつもPKでは負けているので、昨日も「ああ、またか、、、」と思ったのも無理ないとご理解いただきたい。 

そうしたら、なんとそのジンクスを遂に破ってくれたじゃないですか!!
私はフットボールは国際大会した基本的に見ないので、個々の選手が普段どのチームにいるとかは全く知らない。イングランド代表も前回のW杯からかなり一新されているので、今回はなんだか新しいチームに見える。でもキャプテンのハリー•ケインは良いキャプテンだし、(ハリケーンに聞こえるんだよね)なかなか決まらなかった監督もサウスゲイト氏になって良い方向に行ってるんじゃ無いかな。

小さなことでも毎日の生活の中で「ドキドキする」って結構大事なことかもしれない。忙しくて、疲れていて、暑さでだるくて、、、そんな気分でいると、やっぱり心も鈍感になってしまう。ドキドキしたりワクワクしたりするって、心の活性化に絶対重要だと思うな。実際なんだか体も動きやすくなってる気がするし、「なんだか知らないけどまた頑張ろう」と思えてくるから不思議。

ドキドキしていよう、ワクワクしていよう、嫌なことがあっても1日に1つくらい何か見つかるかもしれない、、、、、
 

 
ホントかー?まじかー?!うそだろー、いや、マジだよー、信じらんねーー!
、、、と、このブログには絶対に使わないぞ、と思っていたお恥ずかしい日本語を思わず並べてしまいました!

いやー、びっくりしたわ!高橋大輔選手復活のニュース。今年になって一番驚いたわ。
ちょうど、そういえばフィギュアの新ルールはもう決まったはずだなー、と思っていたところ。あまりに嬉しくて、とりあえずさけんでみました、、、
頭が整理できたらまた書こう。

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