見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

October 2017


あっという間に過ぎてしまった日本での日々。戻ってきてからもうすっかり日常に戻ってしまって、本当に2週間は短すぎる。

ハイライトは両親のダイヤモンド婚(60周年)。結婚生活が60年ということは、まず二人揃ってそれまで生きている、という事だけでも実は凄い事なんだよね。考えてみたら、ダイアモンド婚を祝える人達の方が実は少ないんじゃないだろうか、、、金婚式の時同様、今回もホテルオークラで食事会。お料理はもちろん、デザートの「伝統のクレープシュゼット」が技ありで、ワイワイと楽しい食事会になった。
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今回は遠出も山登りもしなかった。でも20年以上ぶりに一緒に集まれた友人たちとの時間にお喋りが弾み、 ブログがきっかけでロンドンでお会いした芝居関係の方と、久しぶりに再開して素敵な中華をいただきながら芝居の話に夢中になり、劇団時代の仲間と一日スパで汗を流しながらのんびりくつろいだり、本当に楽しい日々でした。みんな仕事で忙しい時期だったみたいで、貴重な1時間のランチタイムを付き合ってくれたり、美味しいランチのお店に11時から一番乗りしたり、ほとんど食べることで過ぎていった。

毎日食べ続けでさすがに後半はちょっと「何食べたい?」と聞かれるのが困るくらいで、そんな中、たまたま入った居酒屋のお豆腐料理がとても気に入ってしまった。「月の雫」というチェーン店のようだけど、表参道の店で お豆腐を使ったメニューが美味しかったので、別の女子会でも、新宿の月の雫へ。
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この女子会居酒屋は毎年恒例にっていて、メンバー昔ロンドンで「外国人に日本語を教える、日本語教師養成講座」 で一緒だったメンバーだ。人生を区別はできないけれど、私の友人たちは、学校時代の同級生、劇団時代・芝居関係の友人、そしてロンドンで知り合った友人たち、の3つに大別できる。みんな私の人生の中で、小さなきっかけで長〜い付き合いをしてくれている大事な人たちだ。「あの時、あの場所で知り合わなかったら、一生会わなかったよね」なんて言いながら、ロンドンで、東京で会える時間がとても不思議な気がする。

ちなみにこの「月の雫」で最期に食べた豆腐チーズケーキが、なかなかのものでした。
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お豆腐なので、布で絞られて濡れた状態で出てくる。
と、、、
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これが、クリームチーズのような、豆腐のような、絶妙な食感で、思わず布についた分もこそいで食べてしまった。

日本最終日は、妹に誘われて地元の防災訓練に行ってみた。港区の中でも、今回は隣の地区だったのだけれど、のんびり歩いて高輪の方まで。ちょっと裏道で迷っていると、なんと、現役の井戸に出会った。
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しっかりと水が出る井戸。高輪の周りも今は本当にマンションビルだらけになってしまったけれど、それでも小さなお寺やこんな井戸がまだあるんだね。そういえば大木戸跡はどの辺だったか、、昔、まだ小学生の時、夏休みの自由研究で、港区内の史跡巡りをしたことがある。あちこち写真を撮ってスクラップに説明書きを書いて、、、デジカメなんてなかった時代。

防災訓練では、心臓マッサージやAEDの使い方を実践したり、三角巾のいろんな使い方、救助に役立つロープの結び方等、為になる経験ができた。最期には非常食や簡易トイレのお土産(くじで当たった)ももらって。イギリスは日本のように地震も火山の噴火もないし、台風クラスのストームでさえ滅多に来ないので、緊急事態に対する意識は本当に皆無に等しい。でもテロが増えてきたりしている今日この頃、こういう実用的な防災知識は役に立つはず。

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とはいえ、現実に難しいのは、その場に直面した時に、知っていることを実践できるか、なのだ。「こういう時にはこうしましょう」と、子供の頃から言われてきて、充分知っているのに、いざという時になると、違う行動をしてしまうのが災害時の悲劇なのだ。

生死を分ける事態の時に正しい判断ができる人間でありたい、と思う。 


今回の滞在での観劇は1本。丁度「Hedwig and angry inch」がオリジナルのジョン・カメロン・ミッチェルのヘドウィグで来日公演をしているというので、来る前にチケットを取っておいた。
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ヘドウィグに出会ったのはもう10年以上前になる。映画版を観て、派手でいて素朴で純粋なヘドウィグのいじらしい人生に魅せられてしまった。映画は何度も観た。その後、日本での上演が決まって、しかもヘドウィグが三上博史さんと聞いて、観に行かれないもどかしさに身悶えしたものだ。三上さん版はレコーディングCDが出ていて、これを何度も何度も聴いた。(ちなみに海外での上演作は映像としては残してはいけないという契約があると聞いた) ブロードウェイでは3年前に新たなキャストで再演されて、トニー賞でも話題になったけれど、今回の来日公演でまたオリジナルキャストであり作者でもあるミッチェル氏が演じると聞いて正直驚いた。

東ベルリンに生まれたハンセル少年はある日アメリカ人の将校に見染められる。一緒にアメリカに行こうといわれ、でも彼と共に共産国の東ドイツを出るには、女性であることを示した上で結婚しなくてはならない。彼の母はハンセルに言う。「私の名前とパスポートを使いなさい。女性の体になることは、、、そう、自由を手に入れるためには犠牲にしなければならない事があるものよ」。こうしてヘドウィグという女性になるために手術を受けたものの、失敗して、女性器は形成されず、1インチのモノが残ってしまう。

犠牲を払ってアメリカにきたものの、一年で離婚、しかもその日はベルリンの壁が壊された日。女性としてメイクをし、かつらをつけ、女として自分を売りながらヘドウィグはけなげに生きていく。遠い昔に神によって引き裂かれた自分の片割れ、本当の愛を探し求めながら。
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ようやく見つけたと思った相手、トミーは、彼女がベビーシッターをしていた家の息子だった。クラブで歌う彼女に惹かれたトミーはヘドウィグと組んでバンド活動を始める、徐々に成功し、二人の関係も深くなろうかという時に、トミーはヘドウィグの残された1インチに気付いて去って行ってしまう。しかもヘドウィグが彼に教え込んだショウビジネスの知識や彼女の創った歌まですっかり持ち去って、、、、、

今回の公演はヘドウィグの新しい夫、イツァーク役の中村中さんがヘドウィグの人生を語る、という形をとっている。本来はヘドウィグが歌い、走り回りながら自分の物語を語っていくのだが、やはり言葉の壁とスタミナのバランスを考えたのか。実はちょっと私も心配だったのが、ジョン・カメロン・ミッチェル氏の年齢だった。初演の舞台はもう20年近く前だ。彼は今年で54歳。歌いっぱなし、喋りっぱなしのステージはきついんじゃないか、、、と。

だから、イツァークが彼女の事を語り、要所の歌をミッチェル氏自身のヘドウィグが歌う、というバランスはとても良かった。ジョンの歌唱力に衰えは全くない。そして、中村中さんが素晴らしい!開幕と同時に観客が総立ちで踊りだす、というのもすごいものがあった。この作品が映画化されてから、いわゆるヘドウィグフリークのようなコアなファンが沢山いるという事だ。中にはヘドウィグの扮装で来ている人達もいた。

夫のイツァークは元ドラッグクイーンだけれど、結婚するにあたって、ヘドウィグは「二度とクイーンとしてステージには立たない」という条件を付けさせる。でも最期、彼女を裏切ってしまった事を詫び、彼女の幸せを願う歌を贈るトミーを見て、ヘドウィグは何かに目覚める。自分のかつらと衣装をイツァークにつけさせて、素の自分になって彼を見つめるヘドウィグの、新しい人生を予感させる終わり方だ。

そして、なんとなくこのラストが、ミッチェル氏から中村さんへのバトンタッチのような印象すら持ってしまった。ジョンは年齢的にも、もうヘドウィグをステージで演じる事はこの先ないんじゃないか、そして、このラストはイツァーク兼もう一人のヘドウィグを演じた中村さんへのバトンタッチなんじゃないか、、、と。

ジョンの演じるヘドウィグは可愛い。彼女の生き方はいじらしい。なぜだろう、とても純粋なのだ。だからこんなにも世界中にファンができたのだろう。

シアターオーヴに行ったのは初めてだった。なんでもミュージカルを上演するのが主の劇場だそうだけれど、2000というキャパでありながら、とても観やすい。遠くても、ステージが良く見える作りになっている。
観られてよかった。やっと見られた=ギリギリ間に合ったというのが正直なところかな。



やっぱり日本に来ると食べまくりの日々になってしまう。季節の美味しいものがありすぎて、そして季節じゃなくても美味しいものがありすぎて、本当に2週間じゃ食べきれない。
10年以上も会っていなくて、しかも4−5年前からは音信不通になっていた友人と本当に久しぶりにしかも日本で再会した。実は二人ともロンドンに住んでいるのに、たまたま同じ時期に日本に来ている事がわかって、もうなつかしいやら嬉しいやら、初めて会った30年前に戻ったようにおしゃべりがはずんでしまった。おいしいお蕎麦を囲みながら、、、
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灯台もと暗しで、地元の老舗店で食べるのも本当に久しぶり。新そばの季節、それに季節のきのこの天麩羅もつけて私としてはちょっと贅沢なランチ。

今回は妹のごり押し、いや、強いお薦めで、人間ドックにいってみる事にした。もう15年くらい前、一度だけそれらしい検査に行った事があったけれど、なにせ年と共に体の変化を実感せずにはいられない今日この頃。病院でのドックは初めてなのでちょっとドキドキしながら行ってみる。

本当に日本って、凄い!!もう最初の受付から最期まで、なるべく時間の無駄がないようにスムーズに事が運ぶ。もちろん多少の待ち時間はあるのだけれど、各部署間に連結がすごくスムーズ。なんとこの病院、もう30年以上も前に一度だけ外科で外来に来たことがあったのだけれど、その時の診察番号がまだあったことが判明。イギリスのNHSとは雲泥の差だわ〜〜

ドックの後は病院内のレストランへ。場所はオフィス街でランチタイムは滅茶込みだし、8階のレストランからは眺めが良いのと、ドック受診者は1割引きになるのいうので、本館の8階にあるレストランへ。

いや〜〜、ここが病院の中だという事をすっかり忘れてしまう落ち着いた場所だった。そして目の前に懐かしい東京タワー!
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私の実家からも昔は東京タワーがきれいに見えた、ほぼ全身、この写真に近いくらいに(もう少し距離があるが)上から下までキッチンの窓から見えていたのだけれど、今はもう立ち並ぶビルに完全にふさがれて全くみえなくなってしまった。だからこの構図でみる東京タワーは本当に懐かしい 新しいスカイツリーも良いけれど、私にとってはやっぱり東京タワーが故郷だ。

今回で初の一人ランチは、これまた病院内とは思えないメニュー。前の晩以降何も食べず、水すら飲まずにドックにいったので、健診途中でかなりお腹がすいてきたのだが、バリウムを飲んだら一気にお腹がいっぱいになってしまったので、ここは軽く、ライムギパンのオープンサンドイッチ。でもそうとは見えない出来栄えで、すごく美味しい!
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パンの上にベーコンとサラダが乗っていて、トップには温泉卵。重すぎず、丁度良くてドレッシングも美味しかった。

まだまだ続く連日の友人とのランチ。これが楽しくて毎年来るのだから、多少の体重増加は見て見ぬふりをしてしまおう。

今日は連休初日。なんと、おととい会った友人だけじゃなかった

ロンドンに行ったばかりの頃に知り合って(同じ所に住んでいた)、一緒い遊んだ友達4人と本当に久しぶりで集まった。個別には何度かあってはいても、4人が一緒というのはなんともう20年ぶりくらい。(いや、もうちょっとか??)本当に話はつきない。人生はいろいろある。あの頃は若くてまだ学生で、何にでもワクワクして、毎週末遊んで、困った時は助け合い、ロンドンでの青春を謳歌していた。今集まって本当に尽きない人生話、そしてこれからの老後設計、、、
楽しい。私の人生の本当に楽しかった時代を共有した友達と、こんな風にまた集まっておしゃべりできるという事に本当になんだろう、、、感謝?の気持ち。うん、ありがたいね、人生は。

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お昼に会って一日過ごして、なごりおしくて夜も軽く居酒屋へ。第一、4人のうち3人はロンドンに住んでいるのだ。向こうにいても滅多に会えないし、中の一人とはここ4−5年音信不通になっていた。やっと連絡がついたと思ったら、丁度同じ時期に一時帰国しているという、、、このタイミングで4人が日本で会えたという事がすごいよね。だから人生は面白い。これもまた何か意味があるのかな〜と思う。

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おばさん達がすっかり20代に戻ってしまったようなひと時だった。そういえば皆変わってないよ。もちろん其々の人生、いろいろあっての今なのだけれど、合った瞬間から皆の顔が一気に若返ってしまった。初めての海外で助け合って頑張ったからね。ほんと、よく遊んだし。こんなひと時があるなんて来る前まで思ってもいなかったよ。

ほんと、人生ありがとう


どんなにこの日を待っていたか、、、これを楽しみにこの数カ月ひたすら働いたようなもの
やっぱりまだ暑いわね、東京は

またしてもBAの低サービスにやられてしまったわ 2回の食事はひどかった

最初は「パスタかカレー」というのでカレーにしたら、ご飯がひどくて食べられたもんじゃない 仕方ないから一緒に付いてきたロールパンをちぎってカレーに浸して食べた。デザートのチョコレートムースは初めは手を付けないつもりだったけど、(私はチョコレートが好きではなーーい!)ほんのお小皿程度のカレーと小さなパンじゃ持たないと思ったので、一口食べてみた、、、よせばいいのに、、、 結局一口でギブアップ。

そして最初の食事から着陸寸前の朝食まで8時間、いっさいの軽食やスナックは無し。これは去年の例で覚悟はしていた、でも機体後方のギャラリーにも、お水とジュース以外何も置いてなかったよ、、、

丸8時間経ってようやく出てきた朝食、これも失敗
イングリッシュブラックファストかオムレツ」という。実は有名な本来のイギリス式朝食にはトマトソースに浸ったビーンズがついてくる。そして焼きトマトも。トマトは好きだけど焼いてあるのはちょっと苦手、そして私はこのBaked beansが苦手だ。なので、「オムレツ」を頼んだら、、、、
なんというトリック!! これは「English BreakfastかVegitalian breakfastか」という選択だったのだ。そしてイングリッシュのほうには卵、ベーコン、ソーセージが付き、ベジタリアンのほうに焼きトマトもビーンズも入っているのだ。いつもは英国人のクルーだったのが、今回は私の列は日本人のクルーで,彼女のメニューの説明はあきらかに不明確だったわ。これは後でBAから来ていたアンケートのメールに書いておいた。

羽田からは家までは簡単、30分程で帰れる。両親と話しているうちにだんだんお腹がすいてきて、機内での食事が両方とも半分しか食べられなかった話をしたら、なんと父がお昼にお寿司をとってくれた

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宅配のお寿司なのに、かなりのクオリティー。初日から嬉しいスタート
時差ぼけ対策には、機内で少なくとも2時間、できれば2時間半くらいウトウト寝るのがコツだ。少しずつでも、合わせて2時間ちょっと寝られると、調整しやすい。そして着いた日はどんなに眠くても夜の11時までは頑張る

今回も昼間にネイルとマッサージの予約をしておいた。ネイルの間はおしゃべりしながらだったので何とかなったけれど、足裏と全身のマッサージでは何度も寝落ちししそうになった。でも足がパンパンにむくんでいたので、生姜パックでの足マッサージでスッキリ。ここは3回目なのだけれど、施術してくれるのはみんな中国の人で、とても上手い。

今回のネイルは少し大人しめに秋色で仕上げてもらった。ネイル屋は実家のエリアは激戦区で、10件程もあるけれど、感性が合う所を探すのって意外と難しい。ヘアサロンと同じで、やってくれる人がこちらの容貌を同じような感性で把握してくれると、とても気に入ったものに仕上がるのだけれど、「う〜ん、ちょっと違うな」と思うとなかなか難しいのよね。今回の人は結構ちゃんと把握してくれて、サンプルの色を変える時も微妙な違いを理解してくれた。
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さーて、今回も毎日ランチの約束や遊びの予定が詰まっている。みんなとの約束がジグソーパズルのようになってきて、昼夜と別口の日も増えてきた。両親のダイヤモンド婚のお祝いもあるし、盛りだくさんの2週間が始まる

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