見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

January 2017

ガス無し3日目、、、、


寒い、、、
いえ、ただ気温が低いというだけではありません。なんと日曜日から一切ガスを使えずに、つまりはセントラルヒーティングもお湯もそしてガスクッカーも使えないという状態

何があったかというと、うちの彼が電気のヒュースボックスを変えようとしていた所、 十分注意はしていたはずなのに、生きたケーブルがネジを抜いた反動で跳ね戻り、真横にあったガスメーターのパイプに触れてしまったのだ、、、スパーク!そして吹き出す炎、、パニック!!

まあ、すぐに元栓を閉めて火を消したので大事には至らなかったものの、一瞬家が炎に包まれる光景が頭をよぎった。火は恐ろしいからねえ〜〜、、スパークしてパイプに穴があいてしまったしまったので、ガス漏れ確定だ。試しに彼がいろんな業務用のテープを巻いたりしてみたけれど、どうしても少量のガスが漏れているのが解る。 

我が家では彼がエンジニアなので、家に関することでは滅多に業者を呼ばない。電気関係はもちろん、ヒーターのエアロックだって、ボイラーの小さな故障もトイレのパイプも、全部彼がやってくれた。でもガスはやっぱりそうはいかない。ちゃんとガス専門の安全保障の資格を持ったエンジニアにやってもらわないといけないのだ

英国でのガスは、外から家のガスメーターに入る所まではNational Gridが責任を持つ。そしてメーターから出た部分から住居内の範囲は居住者の責任という事になっている。今回穴が空いたのはアウトレットパイプ、つまりガスメーターから出てくる部分のパイプなので、修理の責任は私達にある。それでも最初にNational Gridに電話したら1時間ちょっとでエンジニアが来てくれて、とりあえずガスもれの位置を確認して、今まではちょっとグラグラしていたメーターをきちんと固定してくれた。なにせ古〜い家(築120年)だから、最初にパイプが配管されたのが何時なのか想像もつかないし、第一、電気のヒューズボックスのすぐ隣にガスメーターがある方がおかしいのだよ••••

折しもここ数日のロンドンは日中でやっと2-3度、夜には連日マイナス5度になる。なんだってこんな寒い時に!!足には日本で購入した厚手のあったかソックス、何年か前に「代謝を良くする痩せパンツ」のうたい文句で買ってみたHot Shapersというサーマルなパンツ、その上に部屋着のパンツ、上半身はユニクロのヒートテックのタートルネックの上にカシミアのセーター、さらに以前母が送ってくれた日本のどてら(半纏丈)を着込んで完全装備

それが意外な事に、結構我慢できるものである。上記の完全武装でいればそれほど辛いということもない。一番寒いのはトイレ行く時か、、、、ただ、夜の11時を過ぎる頃からグングン気温が零下になって行くので、さすがに12時半頃には寝てしまいたくなる。朝起きて底冷えするのはちょっと辛いけれど、まあ出かけるまでの事だしね。

クッカーとオーヴンが使えないのはちょっと不便だ。でもレンジが使えるのと、卓上の電気コンロが1つある。以前すき焼きをしたくなった時、卓上ガスコンロが高かったので、あれこれ探して買ったやつだ。一つでもこれは役に立つ。火加減がガスと違って最初に熱くなるまでに時間がかかるけど。レンジでできるタイプの出来合いのディナーもスーパーには色々とあるし、まあ数日の事だからなんとかなりそう。

本当は最初に火を消した時は電気の方が心配だった。電気がなかったら本当に生活できないからね。朝も8時前まで真っ暗だし、テレビもマックも使えないし、携帯の充電さえできないわけで、、、、電気ケトルが使えないんじゃお茶も入れられない。とりあえず電気の方は彼が何とかしてくれたので、まあ料理とヒーターは不便だが、ここは着膨れしながら我慢しますわ、、、

それにしても昔はセントラルヒーティングだってなかったわけだし、そうやって考えたら、昔の人はなくてもちゃんと生活していたんだよね。「あるのが当たり前」の世の中に生まれたから不便に感じるだけで。でもやっぱりお風呂に入りたいよ〜〜
髪を洗うのもケトルで何度もお湯沸かして、それを少しずつ水でぬるくして使ってる。ああ、早くバブルたっぷりのお風呂に浸かりたい!!


 

Art - おじさん達の儚き友情


今年初の芝居は笑えるドラマで外れる確率の低いもの、、ということで楽しみにしていたのが、ヤスミナ•レザの「Art」。

ところが思いっきり予定外だったのが、ロンドン地下鉄のストライキ!今回は地下鉄のチケットオフィスのクローズや駅のスタッフ削減に反対しての大ストライキで、なんとロンドン中心部は全ての駅が閉まるという大掛かりなもの。ロンドンでの芝居、ほとんどの開演時間は7時半だ。6時に北ロンドンで仕事を終えて、いつもなら7時前にはウェストエンドに出て、軽くサンドイッチとコーヒーをとる時間もあるのだが、今度ばかりはやばい!!

少しでも早く、、でも早退は不可能ということで、とりあえず5:55の電車(地下鉄ではない)に乗れるように少しだけ早く上がらせてもらう事にした。ところが いつもの終点駅は閉まっているため、電車はキングス•クロスへ。キングスクロスは主要駅なので、もう駅の周りはバス待ちの人々で凄い事になっている、、、

なんとかバスに乗ったはいいけれど、道が全く進まない。本来なら10分ほどの所まで30分かかったところで、思い切ってバスを降りて走る事にした、、、直線で約800m程。Waterloo bridgeにかかるところで丁度劇場に一番近いところまで行くバスが来たので、再び飛び乗る。この時すでに開演12分前、、、バス停からまたも走って劇場に文字通り飛び込んだのが、7:29だったよ

全く、、今の職場に移ってからこの11年、ストとは無関係の生活だったので、久しぶりにえらい目にあったもんだ、、、よく10年以上もウェストエンドで仕事してたよなあ〜〜〜

さて、芝居の話。このArtはレザ女史の20年ほど前の作品。実はロンドンでも長い間上演されていてオリヴィエ賞も取った作品なのだけれど、私は初演の時には見ていなかった。なんでだろう、、?あの頃はあまりコメディー芝居に興味なかったのかな?レザ女子の芝居は「God of carnage」を初めて観て大好きになったので、今回は年の初めに楽しい芝居を、、と思っていた。
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男3人の芝居。3人ともおじさん。そのうちの一人=サージ(原作はフランス語なのでセルジュだと思うけど、英語だとサージ) が白い背景に白い線が描かれているだけの絵を10000ポンドで買ったことから、15年来の友人だった3人に亀裂がはいってしまう。その聞いたこともない画家の白+白の絵を観て、そんなお金を出す価値があるか、芸術として認める価値があるか、そしてその価値観の違いを正直に言い合う事がどう友人関係に影響するのか。言葉で言い合ううちにどんどん深みにハマってしまう可笑しさが見事なセリフで展開する。

仲の良い友人というのは、何が基準なのだろう、、?意見の食い違いから議論になった時に、どこまで相手の意見を聞いて認める事ができるか、そしてその時に感情的になって相手を非難し始めたらどうなってしまうのか、、 サージに絵を見せられたマークは思わず笑ってしまう。「これ、、?これに、、金を払ったわけじゃないよな、、?」と。そしてさらには、「こんなクソに10000ポンドも出したのか?」と今度は嘲笑してしまう。芸術審美眼のセンスを傷つけられたサージは「お前は芸術センスがないし、時々高みから見下ろすような態度をとるよな!」とやり返してしまう。

マークからサージの絵の事を聞かされていたアイヴァン(これも言語だとイヴァンだと思う)はいざその絵を見せられると、マークが取ったような反応もできず、かといって賞賛もできず、ただ「うん、、、うん、、、」とうなづいてしまう。アイヴァンは結婚を控えているのだが、伯父の文房具店の仕事を始めたばかりな事もあり、式の準備にストレスが募っている。アイヴァンにも婚約者のキャサリンにも、其々実母と養母がいて、式の招待状をお互いの2人の母親に出す/出さないで大もめになっているのだ。ところが
絵の事でギクシャクしている所なので、サージとマークもアイヴァンに親身になってあげられない。

意見・価値観の違いを本音で言い合う事が、相手を認めて思いやる気持ちを無くしてしまうなら、友情とは何なのか?子供の仲直りはおじさん達にはできなくなっているのか、、、自分の意見が違う時、どの程度まで言えば良いものなのか、、?

休憩無しの90分。笑いながらも考えるところがあり、3人の俳優達も素晴らしかったよ。ただ、サージ役のRufus Sewell氏の声が掠れていた、、潰れたのか、今大流行りの風邪か、、? でも声は少し掠れていても演技に影響していないところが凄いなあ。普通、声が掠れてると芝居も弱くなるから私はダメなんだけど、今回はサージが風邪をひいているのか、という感じで見る事が出来た。

言語からの翻訳はお馴染みのクリストファー•ハンプトン氏だ。彼の翻訳もリズムがあって良いんだよね。特にアイヴァンが4人の母への招待状のことでもめているストレスを吐き出す時の長台詞は観客から拍手が出た。役者のセリフの技術もだけど、本の巧さ=リズムの良さもあっての拍手だった。

終わったのは9時過ぎ。さすがにこの頃には道も空いていたので、帰りのバスは普通に乗れた。遠回りだけど、家まで1本で帰れる電車駅まで出ると、30分に1本の電車が1分前に出たところだった、、!!何も食べてなかったので、駅構内のWasabiという日本食のTake away屋でおにぎりを2個買って次の電車を待つ。

長い一日だったよ、、、、

新年!

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明けましておめでとうございます。

毎年思うのだけれど、1年が経つのがどんどん早くなっていく、、、

誰かが言っていた説に、「10歳の子供にとって一年はそれまでの人生の10分の1、それに対して30歳にとっての一年は30分の1、だから歳と共に1年という時間が短く感じるようになる」のだとか、、、
これからはもうどんどん加速していくわけだから、これからの10年が今までの10年と同じ感覚ではいられないという事か。 

年末は11日も休みがあったのに、半分はまだインフルエンザを引きずっていて「休養した」という感じしかないなあ〜〜。それでも毎日用事もなく家でグタグタできるなんて普段にはないのだから、これもまた良し。

今年はまたピラティスをちゃんと再開しようか。今までもなんとなく気が向くと(その間隔がどんどん長くなって)ちょっとエクササイズ、、という形ではやっていたけれど、それもなんとなく端折ったプログラムで済ませていた。 年と共に筋肉が急激に衰えていくのが日に日に解る。ちょっと高さの違うブーツを一日履いただけで、足の負担が違うのを実感する。怖いよね〜〜

本読も復活しよう。これはやっぱり携帯がダメにしているよね。休み時間や通勤時間は以前は本を読んでいたのに、最近は携帯でネットしてしまう。ネットは目的はないのにキリがないという難点があるのだ。目的がある時には本当に便利なのだが、無目的でネットを始めるとダメにされてしまう。

とりあえずは健康が一番。久しぶりに39度を超える熱が出て、ちょっと身体をリセットしたつもりでまた頑張ろう!

今年一年がみなさまにとって幸せな年になりますように。 
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