あっという間に帰ってきてしまった





さて、今回は東京でいつもと違うエリアへ足を伸ばしてみた。東京育ちとは言っても、やっぱり山手線のある一角はほとんど足を踏み入れた事がなかったりするのだ。
そこで、今回は谷中へ行ってみました

実はなんで谷中かというと、少し前にNHK Worldでやっていた番組を観てほとんど初めて知った。どこぞの国の駐日大使が谷中を歩く、、という番組で、「おお、、行った事なかったなあ〜〜、行きたい!」と思っていたのだ。
友人と11時半に千駄木で待ち合わせてブラブラと谷中銀座へ
入り口には招き猫。実は谷中散歩は日暮里側から紹介されているものが多いのだが、私たちは千駄木から出発。まず入り口近くのお店で食べ歩き第一弾、メンチカツをば、、、
カリッカリの外側で、中はジューシーなメンチカツ。ソースはなくてもしっかり味がついてる

少し行くと「しっぽや」というドーナツやさん。NHKの番組で見てチェックしておいた。猫のしっぽという事でいろんなクリームの入った棒状のドーナツ。私は新商品だという、「茶々」=紅茶クリーム入りにした。
この棒状の太さが丁度食べ歩きにはぴったり。中のクリームも重くないからぱくぱくいける

谷中銀座は思ったより短い通りだ。初めてなのでキョロキョロ見ながらまず夕焼け段々まで歩いて、もう一度戻ってみる事に。この夕焼け段々と呼ばれる坂の周辺には猫が多い、と聞いていたのだけれど、実はこの日は1匹も見かけなかったのでした。ちなみにお昼時なので、夕焼けも見えません

この後もう一度戻りながら天ぷらや蓮のはさみ揚げ等、食べ歩く。地元で働いているらしい人達は、観光客とは別の列でお弁当を買って行く。食べ物だけでなく、小さな個性のあるお店が沢山並んでいて、2−3往復しないとちゃんと見られないかな、、
とりあえず食べ歩きの締めはやっぱりアイスクリーム。
普通はソフトクリームに付いてくるのはワッファーだけど、 小さな猫を型取ったカスタード入りのミニどら焼きが添えられていた。ここ「招き屋」の猫型のどら焼きは「福にゃん焼き」というそうだ。本来はちゃんとあんこの入ったどら焼きを焼いているのだけれど、何せ私はあんこが嫌いな人間なので、抹茶のソフトクリームを頂いた。結構満腹。千駄木近くへ戻っていかにも昭和な喫茶店でアイスコーヒー。椅子に張られたビロードがいかにも古い感じ

谷中、根津、千駄木を総称して「谷根千」というらしい。ブラブラと根津神社まで歩く。赤い鳥居の列で有名だけれど、一度も来た事が無かった。
もっと裏道とか上野方面まで行くという手もあるみたいだけれど、とりあえずは午後の数時間散歩という言う事で、丁度良かったかな。
いつもは来ない反対側の東京。まだまだ懐かしい匂いのする場所があるんだね。うん、素敵です、文京区
